「Anchor Protocol(ANC)って仮想通貨なの?」
「Anchor Protocol(ANC)を利用したいけど将来性はありそう?」
Anchor Protocol(ANC)<アンカープロトコル>といえば、ステーブルコインに特化したレンディングプラットフォーム。そして、そこで利用される仮想通貨(暗号資産)のことです。
仮想通貨Terra(LUNA)に関連しているDeFiサービスということもあり、注目している人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Anchor Protocol(ANC)の特徴や将来性について解説します。レンディングやTerra(LUNA)についても説明しているので、投資を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
Anchor Protocol(ANC)とは
通貨名 | Anchor Protocol |
単位 | ANC |
プラットフォームの種類 | レンディングプラットフォーム |
ブロックチェーン | Terra |
開発 | Terra form Labs |
最大供給量 | 1,000,000,000 ANC |
現在の価格 | 約352円 |
時価総額 | 約96,861,118,217円 |
市場ランキング | 107位 |
公式サイト | https://app.anchorprotocol.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/anchor_protocol |
公式Telegramコミュニティ | https://t.me/anchor_official |
※2022年4月4日時点。
Anchor Protocol(ANC)<アンカープロトコル>とは、Terraブロックチェーン上に構築されたレンディングプラットフォームのことです。また、ANCはそのプラットフォームで利用される仮想通貨(暗号資産)を指します。
レンディングとは、貸し借りのこと。分かりやすく言えば、「Anchor Protocol」は仮想通貨の貸し借りを扱う、銀行のようなサービスを行なっているというわけです。
これは、仮想通貨を利用した金融サービス「DeFi(分散型金融)」の一つ。有名なDeFiにはDEX(分散型取引所)がありますが、レンディングとはサービス内容が異なります。
DEXの場合、仮想通貨のスワップ(交換)機能や、ユーザーが保有する仮想通貨を運用する機能の提供が主なサービスです。それに対してレンディングは「資産を貸したい・借りたい」という双方の需要にフォーカスしているのがポイント。
なかでもAnchor Protocol(ANC)はステーブルコインに特化しているため、需要が高いDeFiサービスと言えるでしょう。
「Decentralized Finance」の略称。ブロックチェーン技術を利用した金融サービスのこと。仲介者や管理者が不要のうえ、最小限のコストで運営が可能な仕組みとなっている。
取引価格が変動しないように設計された仮想通貨のこと。ステーブル=ホチキスのことで、固定を意味している。主に法定通貨担保型、無担保型(アルゴリズム型)、仮想通貨担保型の3種類がある。
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Anchor Protocol(ANC)の特徴
Anchor Protocol(ANC)<アンカープロトコル>は、韓国の企業「Terra form Labs」によって2020年に開発され、2021年3月よりサービスの提供が開始されています。
ローリスクハイリターンで資産運用できる点が話題となり、当時から人気のあるDeFiアプリケーションの一つです。
ここでは、Anchor Protocol(ANC)の主な特徴を3つご紹介します。
特徴①Terra(LUNA)と連動したアプリケーション
Terraブロックチェーン上に構築されたAnchor Protocol(ANC)は、Terra(LUNA)と連動した設計になっているのが大きな特徴です。
Terra(LUNA)は、ブロックチェーン上に様々な法定通貨を再現することを目的とした仮想通貨プロジェクト。いわゆる、ステーブルコインの作成に特化したブロックチェーンです。
更にTerra(LUNA)はLUNAをはじめ、Terra USD(UST)やTerra EU(EUT)といったステーブルコインを発行していて、決算システムのグローバル化を目指しています。
Anchor Protocol(ANC)は、これらのステーブルコインを中心に取り扱っているレンディングプラットフォーム。Terra関連のプロジェクトには欠かせない存在であるため、一致の需要が見込める点も強みと言えるでしょう。
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特徴②ステーブルコインで低リスク&高利回りな資産運用
ステーブルコインを貸し出すことが可能なAnchor Protocol(ANC)では、低リスク&高い金利で資産運用できるのが大きな魅力です。
ステーブルコインは価格変動が少ないため、DeFiサービスにおいて低リスクとされています。しかし、反対に利回りが少ないという欠点も抱えているのが一般的です。
そこでAnchor Protocol(ANC)では、借り手に担保と利息の支払いをしてもらうことによって、高い利回りを実現しています。
また、プロジェクトの方針で年利20%を目指しているのもポイント。仕組み上、20%以上の年利も可能ですが、あえて20%に固定することで安定した利益を保証している点も高く評価されています。
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特徴③担保を預けることにより低金利で借り入れが可能
Anchor Protocol(ANC)では、比較的低金利で借り入れをすることができます。
なぜなら、仮想通貨を借り入れる際に預けた担保に対して金利が付くため。この担保に付いた金利によって、借り手にも利息が支払われます。
つまり、この利息を借入金利と相殺することにより、実質低金利で借り入れができるというわけです。
一般的な借り入れの場合、借り入れた仮想通貨に対して利息を支払うのみなので、そう考えるとAnchor Protocol(ANC)はかなりお得な仕組みになっていると言えます。
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Anchor Protocol(ANC)の現在の推移価格
Anchor Protocol(ANC)は、2022年1月に海外の大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)に上場したばかり。3月にかけて価格が上昇していることから、投資家たちの期待値は高そうです。
4月時点でかなり下がってしまっている状況ではありますが、ポテンシャルは充分なので何かきっかけさえあれば、以前の価格まで上がる可能性も充分にあり得るでしょう。
また、仮想通貨Terra(LUNA)の価格が右肩上がりとなっているため、Anchor Protocol(ANC)もそれに連動して、今後上がっていくことも考えられます。
Anchor Protocol(ANC)の今後と動向
Anchor Protocol(ANC)は、Terra(LUNA)が発行しているステーブルコインをサポートする形になっているので、Terra(LUNA)の普及が今後の将来性を左右しそうです。
また、仮想通貨ANCはAnchor Protocol(ANC)のガバナンストークンであることから、保有者は今後の方針や将来に関わる決定へ投票することができます。
そのため、今後Anchor Protocolのレンディングサービスがどのように変わっていくかは、保有者の手に委ねられているといっても過言ではありません。まだまだ発展途上の段階でもあることから、今の価格のうちに購入して運営に参加するのも一つの方法です。
Anchor Protocol(ANC)の購入方法
Anchor Protocol(ANC)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。そのため、海外の仮想通貨取引所やDEX(分散型取引所)などで購入する必要があります。
ただし、取引所によっては日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
- Binance(バイナンス)
- MEXC(エムイーエックスシー)
- Gate.io(ゲート)
- KuCoin(クーコイン)
- Huobi Global(フォビ)
- OKX(オーケーエックス)
海外の仮想通貨取引所でAnchor Protocol(ANC)を購入する手順は下記の通りです。
- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
- STEP.02取引ペア
- 国内取引所でAnchor Protocol(ANC)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
※取引ペアとして一般的なのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)です。
- STEP.03海外送金
- 国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、Anchor Protocol(ANC)を購入。
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まずは日本の取引所Coincheckを登録してみよう
日本の仮想通貨取引所に登録するのなら、Coincheck(コインチェック)を検討してみてはいかがでしょうか。
Coincheckでは、17種類もの仮想通貨を取り扱っていて、日本の取引所の中でもトップクラス。海外の取引所で取引ペアとなっている基軸通貨を購入するためにも、選択肢の多いCoincheckを選択するのが最善と言えるでしょう。
【関連記事】Coincheckの口座開設方法についてはこちら。
日本語対応の「bitcastle」で海外取引所に慣れよう
海外の仮想通貨取引所を利用することに不安を感じている人は、「bitcastle(ビットキャッスル)」に登録してみてはいかがでしょうか。bitcastleは日本語に対応しているので、最初はこちらで海外の取引所の雰囲気に慣れておくのもオススメです。
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- 超高速バイナリーオプション取引に対応
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【関連記事】bitcastleについての詳しい解説はこちら。
【まとめ】仮想通貨Anchor Protocol(ANC)の将来性はTerra次第
Anchor Protocol(ANC)<アンカープロトコル>は、ステーブルコインに特化したレンディングプラットフォームと、そこで利用される仮想通貨(暗号資産)のことです。
低リスク&高利回りで運用することができるだけでなく、低金利で借り入れができるので、人気のあるDeFiアプリケーションとなっています。
Terra(LUNA)が発行するステーブルコインを中心に取り扱っているため、需要はTerraの普及次第ですが、将来性は充分にあるのではないでしょうか。