「Decentralized Social(DESO) はどんな特徴の仮想通貨?」
「Decentralized Social(DESO) に将来性あるの?」
Decentralized Social(DESO) は、分散型ソーシャルアプリケーションを大多数のユーザーに拡張するためにゼロから構築された新しいブロックチェーンのプラットフォームです。
この記事では、仮想通貨Decentralized Social(DESO) が 具体的にどの様な特徴を持つ通貨なのか。また、保有するにあたって将来性があるかを解説していきます。現在のチャートを用いた解説もしていくので、この記事を読めばDecentralized Social(DESO) に対して理解を深めることができます。
どの仮想通貨を保有するかお困りの方。是非とも最後まで読んで頂き、判断材料の一つにして貰えれば幸いです。
目次
Decentralized Social(DESO)とは?
Decentralized Social(DESO) は分散型ソーシャルアプリを拡張するためにカスタム構築された唯一のブロックチェーンです。
今現在、既存のブロックチェーンはソーシャルアプリを拡張することができません。
それは、ソーシャルアプリケーションが常に多くのデータを生成しており、既存のブロックチェーンではそれを保存してインデックス化する準備ができてないからです。
DeSoブロックチェーンではブロックチェーンを動かすすべてのラインが100%オープンソースで運営されているため、すべてのプロファイル、投稿、いいね、コメントなどの情報はDeSoブロックチェーンに直接保存されます。
なので、DeSoでノードを実行することにより、コンテンツに永続的なアクセスが可能です。
ノード(node)とは?
ネットワークに関する文章を読んでいると、「ノード(node)」という用語が使われていることがあります。ノードとは簡単に言うとコンピュータネットワークを構成する機器1つ1つを指します。
具体的にはコンピュータをはじめ、ネットワークの整理をするルータやハブ、ネットワーク上でさまざまなサービスを提供しているサーバー、さらにはネットワークに接続されているプリンタやIP電話機などに関してもノードと呼びます。その他、ネットワークにつながっているのであれば、スマートフォンやタブレットなどの機器も、もちろんノードです。
一方、ノードとノードをつなげているもの(ケーブルなど)のことは、「リンク(link)」もしくは「エッジ(edge)」と呼ぶことがあります。リンクとノード・エッジを組み合わせて、1つのネットワークが出来上がっています。
多数の「ノード(ブロック)」が「リンク(チェーン)」でつながれているネットワークなので「ブロックチェーン」となるわけです。
ブロックチェーンについての参考記事はこちら
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Decentralized Social(DESO)の基本情報
仮想通貨名 | デソー |
トークン名 | Decentralized Social(DESO) |
公開年 | 2021年 |
発行上限 | 10,808,492DESO |
発行枚数 | 8,884,536DESO |
現在の価格 | 4,063.31円 |
時価総額 | 36,256,717,010円 |
市場ランキング | 239位 |
公式ホームページ | https://www.deso.org/ |
https://twitter.com/desoprotocol |
2022年4月29日時点
Decentralized Social(DESO)は2021年に創設者はNader Al-Naji氏です。Nader Al-Naji氏は以前は偽名の「ダイヤモンドハンズ」として知られていた、BitCloutの創設者であります。
Nader Al-Naji氏はBasisのCEOの経験者であり、googleでソフトウェアエンジニアを務めていたこともあります。
Decentralized Social(DESO)の特徴
特徴①オンチェーンプロファイル
Decentralized Social(DESO)ではすべてのユーザーのプロファイルはチェーン上に保存され、ユーザーの秘密キーによってのみ制御されるため、DeSoエコシステム内のすべてのアプリ間でIDを移植できます。
それにより、アプリ間での個人情報共有が可能となり、同時にオンチェーンデータの分析が可能となることで、アプリケーションのサービス向上も期待できます。
オンチェーンデータとは?
オンチェーンデータは、ネットワークに保存されているブロックチェーンとのすべての相互作用を表すデータの量です。
オンチェーンデータには、ネットワーク上で発生するすべてのトランザクションに関する情報が含まれます。
具体的には送受信アドレス・転送されたトークン・取引金額・取引手数料などの取引の詳細や時間・マイニング手数料・報酬・スマートコントラクトコードなどのブロックデータなどが含まれています。また、優れたメカニズムにより、このデータは改ざんできません。
オンチェーンデータを分析する利点は、パブリックブロックチェーンで見つかった情報を使用する調査戦略が可能な点です。 これにより、価格の将来を予測し、投資家の取引戦略をサポートするといったサービスも可能です。
特徴②200以上のアプリケーション実績
Decentralized Social(DESO)のブロックチェーン上に構築されたアプリケーションは、既に200以上誕生しており、多くの実績が存在します。
有名なアプリを挙げるとダイヤモンド(Diamond)というアプリがあります。ダイヤモンドは、Web上のクリエイターのためのコミュニティと談話のソースであり、DeSoブロックチェーンによって完全に強化されています。
ダイヤモンドで作成した投稿はNFTとしてミンティングできるため、投稿した作品に単一の価値をつけることができることから注目を集めました。
NFT化とは?
NFTとは「Non Fungible Token」の頭文字をとったもので、日本語では非代替性トークンと呼ばれています。
非代替性トークンとは、ブロックチェーン上で発行された、唯一無二のデータのことです。
デジタル機器が普及した現代においてはデータのほとんどがデジタル化されています。容量や保管に便利な反面、大量のコピーや2次利用が容易なことがデジタルデータの特徴です。
そこで、デジタルデータをNFT化することで、改ざんされづらく、オリジナルとコピーの明確な区別が可能となります。
NFTに関する参考記事はこちら
特徴③クリエイターの収益化
上記2つの特徴にもつながるのですが、Decentralized Social(DESO)はクリエイターが収益化をするための様々な方法を次々開発しています。
ブロックチェーンの特性をいかして様々なアプリを開発するとともに、オープンなプラットフォームであるため、これまでに見たことのない新製品を発明する何千人もの開発者が次々に新機能を作成し、作成されたすべての新機能を即座に利用できるようになるのです。
Decentralized Social(DESO)の推移価格
Decentralized Social(DESO)は2021年3月から注目を集めだしました。
これは上記した投資会社Future VenturesとGeneral Catalystの主導よる、1,135万ドル(約12億4000万円)の資金調達によるものです。
「Signal」の影響により公開当初80ドル代までの急上昇が見られましたが、そこからの揺れ戻しにより価格が低迷しています。
現在の価格動向
2022年4月29日時点のDecentralized Social(DESO)の価格は30.77ドル、直近一週間の高値が36.67ドルで安値が30.00ドルでした。これは、2022年3月29日から続く下降トレンドのさなかにいます。
とはいえ、この下降トレンドはウクライナ戦争による経済影響によるものだと思われます。
こうなってくると、チャートによる分析はできません。
トレンドとは?
為替相場は基本、上昇、下降、横ばいの3つの方向性しかなく、政治や経済の情勢など様々な要因の影響を受けながら、3つの方向性を波打ちながらに繰り返している。この方向性のことを「トレンド」と呼び、波の高値同士、安値同士に補助線を引くことで為替の動きを予想する。この補助線が「トレンドライン」である。
購入のタイミング
現在はウクライナとロシアによる非常事態といえます。
この経済状況ではチャートによるテクニカル分析ができません。
戦時状況を確認しつつ、下降トレンドの下げ止まりを待っているのが良いでしょう。経済状況は決して良くありませんが、逆に考えれば最安値での資産購入が可能となります。安易な判断を行わず、時事情報を集めて判断しましょう。
・テクニカル分析
チャートを用いた分析方法、主にデイトレードなどの短い期間での分析に利用される。・ファンダメンタル分析
経済指標などを用いた分析方法、主に金利による資産運用を目的とする、長期保有での分析の際に利用される。
とはいえ、多くの仮想通貨が大幅な価格の下落をする中、Decentralized Social(DESO)の価格は比較的落ち着いているといえます。
Decentralized Social(DESO)の市場に興味があるのであれば、下落が止まるタイミングでの購入は良いかもしれません。
Decentralized Social(DESO)の購入方法
Decentralized Social(DESO)は残念ながら現時点で国内取引所での取り扱いがありません。
MOBトークンを購入するためには、以下のステップを踏んで海外取引所で購入する必要があります。
- STEP.01登録
- 国内仮想通貨取引所で口座開設
- STEP.02口座開設
- 取引所の指示画面に従い、口座開設
- STEP.03購入
- 仮想通貨を購入
- STEP.04交換
- 海外の取引所に登録後、購入した仮想通貨と交換
STEP.01では、使いやすい国内取引所で登録しましょう。
海外取引所で発生する利益(報酬)は仮想通貨で支払われるので、国内取引所で仮想通貨から日本円に換金する作業が必要です。
日本国内でおすすめの仮想通貨取引所は「Coincheck(コインチェック)」です。
- 17種類もの仮想通貨が上場(国内トップクラス)
- 取引手数料が無料
- 500円から始められる
【参考】Coincheckの口座開設方法の解説はコチラ
- Coinbase Exchange
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- CoinEx
【まとめ】Decentralized Social(DESO)の将来性はアプリの需要に注目
Decentralized Social(DESO)はブロックチェーン上に200以上のアプリケーションが構築されています。
故にDecentralized Social(DESO)の知名度は、アプリの認知度にある程度比例します。
このまま、新しいアプリの開発が進みダイヤモンド(Diamond)のような有名となるアプリが出てくると、Decentralized Social(DESO)の注目度も上がることでしょう。
今後、仮想通貨DESOの購入を考えるのであれば、Decentralized Socialブロックチェーン上で作られるアプリケーションの内容をチェックしていくのが良いでしょう。