「仮想通貨Siacoin(SC)を購入するか迷っているから、将来性や特徴を知りたい!」
「仮想通貨Siacoin(SC)ってどうやって購入すればいいんだろう?」
そんな人に向けて、この記事ではSiacoin(SC)の特徴、将来性、チャート、購入方法などを解説します。
この記事を読めばSiacoin(SC)について理解が深まり、購入するかどうか判断できるため、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
仮想通貨Siacoin(SC)とは
仮想通貨Siacoin(SC)は、David Vorick氏とLuke Champine氏によって2015年に開発されたました。
Siacoin(SC)誕生の目的は、個人のPCのストレージを企業へ貸し出すサービス「Sia」のため。Siaは2013年に、ニューヨークのRensselaer PolytechnicInstituteのコンピューターサイエンスの学生によって設立されたサービスです。
Siaを使えば、利用しているすべての人がファイルの使用を検討しているすべてのユーザーに、未使用のハードドライブスペースを貸し出すことができます。データの管理と保存を企業に任せるのではなく、AmazonやGoogleが提供するようなクラウドストレージソリューションに似ています。
グーグルクラウドやDropboxなどの類似サービスはすでにありますが、ブロックチェーン技術を用いて分散型ストレージサービスとして提供している点が特徴です。
公式サイト | https://sia.tech/ |
公式Twitter | https://twitter.com/siatechhq |
日本語公式Telegramコミュニティ | Telegram: Contact @SiaCoin |
仮想通貨Siacoin(SC)の特徴
購入するか検討する前に、まずは仮想通貨Siacoin(SC)の特徴を知っておきたいですよね。
この項では、Siacoin(SC)の特徴を3つご紹介します。
特徴① PCのストレージを貸し出すと報酬がもらえる
Siaでは、個人がPCの空ストレージを貸し出せます。空ストレージの貸し出しをしたら、報酬としてSiacoin(SC)を受け取れるのです。
本来このようなサービスを利用する際、管理者へお金を払わなければいけませんが、Siacoin(SC)の場合かなり安く済みます。公式サイトによると、従来の10分の1の価格で利用できるとのことです。
余っている容量を貸し出すだけで報酬の仮想通貨が貰えるなんて、とてもお得なサービスですよね。
特徴② 貸し出しは企業に対してのみ
Siacoin(SC)は、個人へのストレージ貸し出しは行っておらず、企業のみを対象としています。ストレージを借りたい個人にとっては残念ですが、貸し出す側からすると、個人に貸すよりも安定して報酬を貰いやすいとも言えます。
個人向けにストレージを貸し出すサービスもある中で、企業にしか貸し出していない点はSiacoin(SC)の特徴のひとつです。
特徴③ セキュリティレベルが高い
従来の中央集権型のサービスでは、セキュリティ面でのリスクがつきまといます。
その点分散型サービスのSiacoin(SC)にはブロックチェーン技術が用いられており、秘密鍵で管理されています。ちなみに秘密鍵とは、自分だけが知っている鍵で、銀行口座でいうところの暗証番号のようなものです。
Siaネットワークを介して保存されたファイルは小さな断片にスライスされるため、各ファイルのごく一部のみが1つのハードドライブに保存されます。ファイルも暗号化されているため、ネットワークユーザーは、データが不正アクセスから守られていると確信できます。
Siacoin(SC)を受け取れるサービスであるSiaのセキュリティレベルが高い点も、メリットとして挙げられます。
【参考記事】ブロックチェーン技術についてはこちら
仮想通貨Siacoin(SC)の現在の推移価格
- 通貨単位:SC
- 現在(2021年12月):1.78円
- 時価総額ランキング:115位
- リリース:2015年8月
Siacoin(SC)は、2018年と2021年に大きな値上がりを見せています。仮想通貨Filecoinという強力なライバルの存在があるものの、今後Siaの機能がより充実したり、個人利用もできるようになれば、再び価格高騰する可能性も十分にあるでしょう。
Siacoin(SC)動向をいち早くチェックするためにも、Siaの公式サイトや公式Twitterを定期的に確認することをおすすめします。
仮想通貨Siacoin(SC)の将来性
Siacoin(SC)に興味があっても、将来性の有無がわからない状態で購入するのは気が引けますよね。不安に感じる人も多いことでしょう。
そこでこの項では、Siacoin(SC)の将来性を左右する3つのポイントをご紹介します。
将来性① 個人利用ができるようになるか
現状、Siacoin(SC)が提供するSiaというクラウドサービスを使ってストレージを借りられるのは、企業のみです。ストレージの貸し出しは個人でもできますが、借りることはできないのです。
もし今後、個人でもストレージを借りられるようになれば、サービスの利用者は大幅に増加するでしょう。そしてその結果、Siacoin(SC)の人気も高まり、価格が高騰すると考えられます。
以上のことから「個人利用が出来るようになるか」は、Siacoin(SC)の将来性に大きく関わるポイントです。
将来性② 取引所に上場するか
2つ目のポイントは「取引所に上場するか」です。
2022年1月現在、Siacoin(SC)を購入できる仮想通貨取引所は、まだそれほど多くありません。特に、日本国内にはSiacoin(SC)を取り扱っている取引所がないのが現状です。
大きい取引所に上場したアルトコインは、人気が集まり価格が高騰する傾向にあるため、今後大手取引所に上場するかはSiacoin(SC)の将来性を左右する観点です。
将来性③ 競合通貨との差別化
実はSiacoin(SC)には、仮想通貨Filecoinや仮想通貨STORJなどの類似した通貨が存在します。2021年12月時点でSiacoin(SC)の時価総額ランキングが115位なのに対し、Filecoinは36位、STORJは126位です。
今後STORJに抜かれることなく、かつFilecoinよりも人気を集められれば、Siacoin(SC)の価格は高騰するでしょう。そのためには、取引速度、安全性、Siaの機能の充実など、競合通貨と差別化ができるかが重要なポイントです。
【参考記事】仮想通貨Filecoinについてはこちら
仮想通貨Siacoin(SC)の購入方法
Siacoin(SC)を保有したいと考えている人に向けて、Siacoin(SC)の購入方法を紹介します。Siacoin(SC)を扱っている取引所も紹介するため、ぜひ参考にしてくださいね。
Siacoin(SC)は国内の仮想通貨取引所では扱われていない
残念ながら、2022年1月現在、Siacoin(SC)は日本の仮想通貨取引所には上場していません。そのため、Siacoin(SC)を購入するには海外の仮想通貨取引所を使う必要があります。
Siacoin(SC)を購入できる海外の仮想通貨取引所
Siacoin(SC)を取り扱っている海外の仮想通貨取引所は、以下の通りです。
- Binance(バイナンス)
- OKEx(オーケーイーエックス)
- CoinTiger(コインタイガー)
- FTX(エフティ―エックス)
bitcastleで今後取り扱う可能性も
利用者急増中の仮想通貨取引所bitcastleでも、今後Siacoin(SC)を取り扱い始める可能性があります。利用者の増加を受けて、取り扱い銘柄を増やす予定だからです。
他にも、bitcastleには以下のような魅力的なポイントがあります。
- 世界最速(5秒間)のバイナリーオプション取引を楽しめる
- ほとんどの仮想通貨が安全なコールドウォレットで保管される
- 主要銘柄は手数料0円で取引できる
【参考記事】bitcastleについてはこちら
【まとめ】仮想通貨Siacoin(SC)はストレージを企業に貸し出すと貰える!
この記事では、仮想通貨Siacoin(SC)の将来性、特徴、チャート、購入方法などをご紹介しました。
Siacoin(SC)は、Siaというサービス上で空ストレージを企業に貸し出すことで、報酬として得られる仮想通貨銘柄です。使わないものを貸し出すだけで受け取れるので、ストレージが余っている人はぜひSiaを使ってSiacoin(SC)を入手してみてはいかがでしょうか。
また、まとまったSiacoin(SC)を一気に手に入れたいという人は、ぜひ本記事でご紹介した取引所を使って購入してみて下さい。
今後も、仮想通貨Siacoin(SC)の動向から目が離せませんね。
執筆者 西村大樹