「セルシウス(Celsius/CEL)ってどんな仮想通貨?買い方は?」「セルシウス(Celsius/CEL)の特徴について知りたい」
日本でも某有名人が約6億円を儲けたとして話題となった仮想通貨のセルシウス(Celsius/CEL)に興味を持つ人も多いのではないでしょうか。しかし現在日本の仮想通貨取引所に上場していないためどのように買えば良いのか、安心して保有できる仮想通貨であるのかなどと不安にもなりますよね。
今回はセルシウス(Celsius/CEL)についての基本情報や特徴についてくわしくご紹介します。また気になる将来性や買い方についても徹底解説!
目次
セルシウス(Celsius/CEL)のリアルタイムチャート
セルシウス(Celsius/CEL)について
まず初めにセルシウス(Celsius/CEL)の基本的な概要についてお伝えします。
①セルシウスの誕生は2018年
セルシウス(Celsius/CEL)は2018年にセルシウスネットワークが作った仮想通貨です。
仮想通貨トークンをCELと表記します。
セルシウスネットワークの創業者であるアレックス・マシンスキー氏はアメリカの有名な起業家の一人です。これまでに時価総額約1000億円規模のインターネットテクノロジー企業を数社創設しています。
このような実績と経歴のある創業者を持つ仮想通貨企業はあまり例がなく、著名なリップルの創業者と比較されるレベルの高さを誇っています。
②セルシウスの基本概要
セルシウス(Celsius/CEL)はセルシウスネットワークというプラットフォーム内で発行されている仮想通貨を指します。主に分散型レンディングサービスで暗号資産を増やすことができる仮想通貨の一つです。
ブロックチェーンを利用した分散型レンディングサービスの中でも特に人気がある仮想通貨で、「手数料無料」「公正な利息」「ブロックチェーン技術による迅速な取引」を強みに人々がより使いやすい金融サービスを提供し続けています。
一般的な金融業界が抱える手数料などの問題点に着目し、それらを改善したサービスの開発に注力していることでも注目を浴びています。例えば銀行口座を持たないユーザーも利用できる金融サービスも開発しています。
創業者のアレックス・マシンスキー氏は「セルシウス(セルシウスネットワーク)によって数十億の人々が時代遅れな従来の銀行から離れ、銀行口座を持たないことを選ぶ日を私たちは心待ちにしている」と述べています。
ユーザーはセルシウスネットワークに仮想通貨を預けることで利息報酬を得たり、金利を払って仮想通貨や現金を借りることが可能です。そして預けた仮想通貨の貸付を行って利息報酬を得ることもできるため、従来の銀行を利用するよりも幅広い運用ができます。
セルシウスネットワークでは収益の最大80%をユーザーに還元すると公言しています。
セルシウス(Celsius/CEL)の特徴
セルシウスには以下の四つの大きな特徴があります。
- セキュリティの高さ
- 充実したレンディングサービス
- セルペイ(CelPay)と呼ばれる独自の決済サービス
- 創業者の知名度の高さ
それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
①セキュリティにおいて信頼度が高い
セルシウス(Celsius/CEL)はアメリカの企業BitGo(ビットゴー)と提携しています。BitGo(ビットゴー)はセキュリティ面で非常に優秀です。
BitGo(ビットゴー)は多くのクライアントを抱えていますが、セルシウス(Celsius/CEL)をはじめとしてこれまでにハッキングの被害を受けたことは一度もありません。
特に仮想通貨でレンディングサービスを利用する際にハッキングされるリスクが伴うため、強固なセキリュティシステムを持つことはユーザーにとって重要です。
②分散型レンディングサービスで暗号資産を増やせる
分散型レンディングサービスとは仮想通貨を預けたり、貸し付けを行ったりすることで利息報酬が得られるシステムです。また借り入れも行えます。プラットフォームを通して取引を行うので、個人間の貸し借りと違い安全な取引ができるのが特徴です。
中でもセルシウス(Celsius/CEL)は利息報酬が高いという点で人気があります。保有している仮想通貨をプラットフォーム内のセルシウスウォレットに預けることで、仮想通貨の種類により約3.3%〜21.49%の利息報酬が受け取れます。
また預け入れをした仮想通貨で貸し付けを行った場合は最大30%の利息報酬を得ることができます。利息報酬は希望する仮想通貨で受け取ることも可能ですが、セルシウス(Celsius/CEL)を選択する方がより高い利息報酬となるためおすすめです。
保有する仮想通貨を用いて現金や仮想通貨を借りることもできます。従来の銀行で必要とされる信用調査工程はなく、500ドル以上をセルシウスネットワークに預けていれば借り入れができるため使いやすいシステムです。利息も最大で約5%〜6%であり、短期間で返済するほど利息率は低くなります。
③セルペイによる決済サービスが使える
セルシウス(Celsius/CEL)はセルシウスネットワークが提供しているセルペイ(CelPay)と呼ばれる決済サービスを使って、送金や決済を簡単に行うことができます。現在日本では使用できませんが、今後セルシウスが日本国内の仮想通貨取引所へ上場した場合使用できるようになる可能性が高いでしょう。
セルペイは決済金額に関わらず手数料が無料のため、店舗での少額決済や知人同士の送金にも気軽に使用できます。そのため人気が高くユーザーは年々増加しています。
分散型レンディングサービスにとどまらずこのような機能も備えているので、特に銀行口座を持たない人々の決済はより便利になっています。
将来的に一般的な銀行の代わりにセルシウスネットワークを選択するユーザーも多くなるかもしれません。
④創業者の知名度が高い
セルシウス(Celsius/CEL)創業者であるアレックス・マシンスキー氏の知名度の高さも特徴です。
特にインターネット開発分野に長けており1990年代よりVOIPを始めさまざまな技術開発に力を注いできました。現在では7つのベンチャー企業と35の特許技術を保有しています。彼のような著名人は仮想通貨業界の創業者ではリップルの創業者を除き例がないのです。
その知名度の高さからセルシウスが全世界に及ぼす影響力は大きいと予想されます。
セルシウス(Celsius/CEL)の買い方と注意点
セルシウス(Celsius/CEL)は日本国内の仮想通貨取引所で取り扱いが行われていないため、海外の取引所を利用して購入する必要があります。
そのためにまず日本国内の仮想通貨取引所でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨を購入し、海外取引所に作った口座に送金します。その工程を経てセルシウス(Celsius/CEL)を購入することができるのです。
それぞれの工程と海外取引所を利用する時の注意点について見ていきましょう。
①国内取引所で仮想通貨を購入する
上記で述べたように、セルシウス(Celsius/CEL)は日本国内の仮想通貨取引所で購入できません。まずは日本国内の仮想通貨取引所で口座を開設し、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨を購入するところからスタートします。
以下はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨を購入するのにおすすめの国内取引所です。
- bitFlyer
- Coincheck
- GMOコイン
- DMM Bitcoin
- bitbank
取引所はどれも同じと考えず販売形態や取り扱いのある通貨、手数料などを比較したうえで自分に合った取引所で登録しましょう。
②海外取引所口座へ仮想通貨を送金・購入
日本国内の取引所で仮想通貨を購入したら、次はセルシウス(Celsius/CEL)を扱っている海外取引所に口座を作り送金を行います。そしてセルシウス(Celsius/CEL)を購入しましょう。
以下はセルシウス(Celsius/CEL)が購入できる海外取引所一覧です。
- Uniswap
- FTX
- Gate.io
- OKEx
- Bittrex
- 1 inch Exchange
- HitBTC
- Indodax
- Bancor Network
- BitMart
上記の海外取引所でセルシウス(Celsius/CEL)の取引量が多く注文しやすいのは「Uniswap」「FTX」「Gate.io」「OkEx」の4つの取引所です。
③海外取引所を利用する際の注意点
海外の仮想通貨取引所は、国内取引所と比べ扱っている仮想通貨の種類が豊富という特徴があります。国内では10種類〜16種類の仮想通貨が取り扱われているのに対し、海外取引所では最低数十種類〜100種類以上の仮想通貨が取り扱われています。
セルシウス(Celsius/CEL)のように日本でまだ有名でない仮想通貨が購入できたり、上場したばかりの仮想通貨を低額のうちに購入できるといったメリットがあると言えるでしょう。
しかしさまざまな仮想通貨が上場しやすい海外取引所は、日本国内の取引所よりも上場の基準が低いため注意も必要です。流通する仮想通貨の中には詐欺コインと呼ばれる資金を騙し取るためだけに作られた危険なものも存在します。そのため海外取引所で仮想通貨を買う際には事前の情報収集が重要です。
またハッキングによる被害も考慮しておく必要があります。国内外を問わず、仮想通貨取引所は多額の仮想通貨が流通するためハッキングの被害に遭いやすい特徴があります。
万が一海外取引所でこのような事態となり資産が失われたとしても、日本の法律は適応されずユーザーが失った資産は補償されない可能性が高いのです。
現在は各海外取引所もハッキングに備えてセキュリティや補償制度を強化するようになりました。デメリットにも留意した上で慎重に取引所を選択することが大切だと言えます。
セルシウス(Celsius/CEL)は将来有望
セルシウス(Celsius/CEL)は今後有望な仮想通貨と考えられます。
その理由を3点ご紹介致します。
①ユーザーの増加しやすいシステム
セルシウス(Celsius/CEL)は将来性の高い仮想通貨と言っても過言ではないでしょう。それは現在分散型レンディングサービスの総資産額は約22億円を突破し、2018年のユーザー数が約1万人だったのに対し、現在は約21万人以上と年々増加している傾向にあるためです。
セルシウス(Celsius/CEL)の保有量により貸し付けをした仮想通貨の利息報酬が上がる仕組みがユーザーをより増加させるのです。また利息報酬をCELトークンで受け取ることで最大約30%の利息報酬が得られます。また預けているだけでも銀行よりも多い利息報酬を得られる点もユーザーが増える理由の一つです。
②ビットフロントとの提携開始
セルシウスネットワークはLINEが海外で展開している仮想通貨取引所ビットフロント(BITFRONT)と2020年9月より提携を始めています。この提携によりビットフロントのユーザーは
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- テザー(USDT)
を預け入れることができ、年間で最大約12%の利息報酬を受け取ることが可能となりました。ユーザーは利息報酬を預け入れた仮想通貨やLINE独自の仮想通貨であるリンク(LINK)で受け取ることができ、最低預入金額が設定されていないためより多くのユーザーが利用しやすいサービスとなっています。
③セルシウス高騰のタイミングは2つ
セルシウス(Celsius/CEL)は長期に渡り緩やかに価格上昇をすると予想されていますが、短期間で数倍に値上がりする可能性もあるようです。急騰のきっかけとなるタイミングは2点あります。
- 大手取引所への上場
- セルシウスによる新しいサービスの発表
セルシウス(Celsius/CEL)は現在Binanceなど最大手の取引所での取り扱いがないため、今後上場し世界中で取引されるようになれば急騰する可能性があります。また分散型レンディングサービス以外にも新しいサービスをスタートさせた場合も同様と言えます。
【まとめ】セルシウスは高騰の可能性がある仮想通貨
セルシウス(Celsius/CEL)やセルシウスネットワークについてご理解頂けましたでしょうか。
セルシウスは日本国内の仮想通貨取引所に上場しておらず、日本での知名度はまだ低いですが将来が期待できる仮想通貨であるといえます。世界最大手の取引所や国内の取引所への上場も今後十分にあり得るでしょう。
現在1セルシウス(Celsius/CEL)は日本円にして約600円前後と購入しやすい金額となっています。興味がある人は将来の値上がりに備えてまずは約3万円程度購入しておくのがおすすめです。
セルシウスの今後のムーブメントに世界が注目しています。
執筆者 西村大樹