Bybit(バイビット)とは?どこの国や地域の海外仮想通貨取引所かを解説

Bybitはどこの国・地域かを解説

Bybit(バイビット)は、2018年にシンガポールで設立された海外の仮想通貨取引所です。

現在は本社をドバイに移し、世界130カ国以上で6,000万人を超えるユーザーを持つ取引所に成長しました。

「Bybitはどこの国の取引所なの?」「日本人でも利用できるの?」と疑問を持っている方も多いでしょう。

この記事では、Bybitの運営国や安全性、日本人利用者への対応など、気になる情報を徹底解説していきます。

なお、Bybitの評判に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

あわせて読みたい
Bybit(バイビット)の評判は?口コミから分かったメリットや始め方を解説! Bybitは、ユーザー数が6,000万人を超える信頼性の高い海外仮想通貨取引所です。最大約450万円の入金ボーナスや、1,500種類を超える仮想通貨銘柄を扱っていることが特徴と言えます。本記事では、Bybitの評判・口コミを解説するので、参考にしてください。
目次

Bybit(バイビット)とは?

Bybit(バイビット)とは?

Bybit(バイビット)は、2018年に設立された比較的新しい海外の仮想通貨取引所です。

創設者はBen Zhou(ベン・チョウ)氏で、当初はシンガポールに本社を置いていました。

現在では利用者数が6,000万人を超え、アジアを中心に世界130カ国以上で利用されている大手取引所へと成長しています。

2023年4月には本社をシンガポールからドバイへ移転し、ドバイ世界貿易センター内に拠点を構えています。

bitcastle media

取引所名の「Bybit」は、仮想通貨の「Bit」と「By」を組み合わせたもので、日本では「バイビット」と呼ばれることが一般的です。

取り扱い銘柄数は1,500種類以上と豊富で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要コインからアルトコイン(草コイン)まで幅広く取引できます。

運営会社BybitFintech Limited
CEOBen Zhou(ベン・チョウ)
所在地ドバイ世界貿易センター(旧:シンガポール)
設立年2018年
取扱通貨数1,600種類以上
最大レバレッジ100倍
取引手数料(レバレッジ)Maker: -0.025%
Taker: 0.075%
取引手数料(現物)Maker: -0.01%
Taker: -0.01%
入出金手数料無料

Bybitの最大の特徴は、最大100倍のハイレバレッジ取引が可能な点です。

少ない資金でも大きな取引ができるため、効率的に利益を狙うことができます。

また、ゼロカットシステムを採用しているので、万が一損失が出ても証拠金以上の借金を背負うリスクはありません。

追証が発生しないため、安心して取引に集中できるでしょう。

日本語対応もしており、サイトやアプリはもちろん、サポートも24時間日本語で受けられます。

海外取引所でありながら、日本人トレーダーにも使いやすい環境が整っています。

bitcastle media

「世界5大仮想通貨取引所」として知られるBybitですが、実は日本の金融庁には登録されていない点には注意が必要です。

次のセクションでは、そんなBybitの特徴についてさらに詳しく見ていきましょう。

Bybit(バイビット)の特徴を解説

Bybit(バイビット)の特徴を解説!どこの国・地域?

Bybit(バイビット)の特徴をより詳しく理解することで、この取引所がどこの国の運営で、安全性や違法性はどうなのか、また日本人が利用できるのかといった疑問が解消できます。

Bybitはどこの国・地域で運営されている?

Bybit(バイビット)は、Ben Zhou氏が共同創業者として2018年にシンガポールで設立した仮想通貨取引所です。

創業から数年間はシンガポールに本社を置いていましたが、2023年4月にドバイへと本社を移転しました。

現在の拠点はドバイ世界貿易センター内にあります。

ドバイは近年、仮想通貨関連企業に対して積極的な誘致政策を展開しており、規制面でも整備が進んでいます。

そのため多くの仮想通貨企業がドバイに拠点を移しています。

Bybitも厳格な審査を経て、ドバイの金融ライセンスを取得しています。

このライセンスは厳しい基準をクリアした取引所にのみ与えられるもので、信頼性の証と言えるでしょう。

bitcastle media

現在はアジアを中心に130カ国以上で利用されており、特に日本でも多くのトレーダーから支持を集めています。

「世界5大仮想通貨取引所」とも呼ばれるほど、グローバルな存在感を示しています。

Bybitは日本人の利用を禁止しているのか?

「海外の取引所だから日本人は使えないのでは?」と思われている方も多いかもしれません。

結論から言うと、Bybitは日本人の利用を禁止していません。

Bybit(バイビット)は、日本国内で金融庁の許可を受けていない海外の取引所ですが、日本人の利用自体を制限するようなルールはありません

実際に多くの日本人ユーザーが問題なく利用しています。

以前、一部でBybitの日本撤退の噂が流れたことがあり、利用を控えるよう促す情報も見られました。

しかしこれはあくまで噂に過ぎず、公式に日本人の利用禁止が発表されたことはありません。

実際には、Bybitのサイトとアプリは日本語に完全対応しており、24時間日本語でのサポートも提供されています。

これは明らかに日本人ユーザーを想定したサービス展開といえるでしょう。

ただし、対応している入金方法については注意が必要です。

日本円での直接入出金には制限があるため、クレジットカードでの入金か、国内取引所を経由した仮想通貨での入出金が主な方法となります。

bitcastle media

また、万一のトラブル発生時には日本の法律による保護を受けられない可能性があるため、自己責任での利用が前提となります。

そのリスクを理解した上で取引することが大切です。

Bybitは安全で違法性はないのか?

「Bybitはやばい」「違法じゃないの?」といった声を聞いたことがある方も多いでしょう。

まずは安全性と違法性の観点から見ていきましょう。

実はBybit(バイビット)は、日本の金融庁から「日本の金融庁に登録していない無登録の暗号資産交換業者」としてリストに掲載されています。

このため、一部で違法性を疑われることがあります。

しかし、金融庁に未登録であることと、利用そのものが違法であることは別問題です。

Bybitの本社が日本国内にないため、日本の法律に完全に準拠していない可能性はあります。

ただし、金融庁による厳密な調査の結果、Bybitの違法性を疑う理由は見つかっていません。

そのため、日本人がBybitを利用すること自体に違法性はないとされています。

安全性に関しては、Bybitはドバイの厳格な金融ライセンスを取得しており、高いセキュリティレベルを維持しています。

bitcastle media

顧客資産は「マルチシグコールドウォレット」という高度なセキュリティ方式で保管され、不正アクセスを防ぐ仕組みが整っています。

また、万が一の価格暴落時にも追証が発生しないゼロカットシステムを採用しているため、借金リスクを心配せずに取引できる点も安心材料と言えるでしょう。

Bybit(バイビット)の評判・口コミ・メリット

Bybit(バイビット)の評判・口コミ・メリット

実際にBybitを利用している人たちはどのような評価をしているのでしょうか。

メリットとデメリットの両面から探ってみましょう。

良い評判・口コミ・メリットを紹介

Bybit(バイビット)が多くのトレーダーから支持される理由には、いくつかの明確なメリットがあります。

まず第一に挙げられるのが、サイトとアプリの完全な日本語対応です。

海外取引所でありながら、日本語での使いやすさは国内取引所に引けを取りません。

24時間体制の日本語サポートも充実しており、取引中にトラブルが発生した場合でも安心して問い合わせできる環境が整っています。

初心者でも迷うことなく操作できる点は、大きな強みと言えるでしょう。

次に注目すべきは、最大100倍のレバレッジ取引が可能な点です。

国内取引所では規制により2倍までしかレバレッジを効かせられませんが、Bybitではその50倍のレバレッジで取引できます。

少ない資金でも大きな取引ができるため、効率的に利益を上げられる可能性があります。

さらにゼロカットシステムの採用により、追証(追加証拠金)が発生する心配もありません。

bitcastle media

三つ目のメリットとして、デリバティブ取引の種類が豊富な点が挙げられます。

先物取引、為替先渡取引、オプション取引、スワップ取引など、様々な取引手法を選択できます。

デリバティブ取引の種類特徴
先物取引将来の一定期日に、あらかじめ決められた価格で売買する取引
為替先渡取引異なる通貨間での将来の交換レートを現時点で固定する取引
オプション取引将来、特定の価格で売買する権利を売買する取引
スワップ取引将来の特定の日に、資産や負債を交換する取引

また、取り扱い銘柄の豊富さも大きな魅力です。

1,000種類以上の仮想通貨が取引可能で、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーコインだけでなく、他の取引所では扱っていない珍しいアルトコインも多数取り扱っています。

bitcastle media

最後に、豪華なボーナスキャンペーンやクーポンも見逃せません。

口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、様々な特典が用意されており、効率的に資産を増やすチャンスがあります。

悪い評判・口コミ・デメリットを紹介

Bybitにはメリットばかりではなく、いくつかのデメリットも存在します。

これらを理解しておくことで、より賢く取引所を利用できるでしょう。

最も大きなデメリットとして挙げられるのが、日本円での出金に対応していない点です。

Bybitから直接日本円を出金することはできません。

出金する際には、いったんビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨に交換し、それを国内取引所に送金して日本円に換金する必要があります。

この過程で余分な手数料がかかり、手間も増えてしまいます。

次に、日本の金融庁に未登録である点も不安要素として挙げられます。

万が一トラブルが発生した場合、日本の法律に基づいた保護を受けられない可能性があります。

トラブル時の対応は自己責任となるため、リスクを十分理解した上で利用する必要があるでしょう。

金融庁から警告を受けていることも、一部のユーザーにとっては懸念材料となっています。

また、円建ての仮想通貨FXができないことも、日本人トレーダーにとっては不便です。

Bybitで取引できる通貨ペアは、主要な仮想通貨とUSDT(テザー)のペアのみとなっています。

円ベースでの損益管理に慣れている方にとっては、ドルベースでの取引に慣れる必要があり、為替変動も考慮しなければならないという手間が生じます。

bitcastle media

これらのデメリットは確かに存在しますが、メリットと比較検討した上で、自分のトレードスタイルに合った取引所を選ぶことが大切です。

次のセクションでは、実際にBybitを始める方法について詳しく見ていきましょう。

Bybit(バイビット)の始め方・口座開設手順

Bybit(バイビット)の始め方・口座開設手順

Bybit(バイビット)で仮想通貨取引を始めるための口座開設手順を詳しく見ていきましょう。

初心者でも簡単に始められる3ステップで説明します。

Bybitの公式サイトを開く

Bybit公式サイトを開いたら、右上に表示される「登録」ボタンをクリックします。

メニューの位置はデザイン変更で若干変わる可能性もありますが、基本的には画面上部に登録ボタンがあります。

スマートフォンからアクセスする場合は、公式アプリをダウンロードする方法もあります。

bitcastle media

iOS(iPhone)、Android両方に対応したアプリがあり、App StoreやGoogle Play Storeから無料でダウンロードできます。

アプリを起動したら、左上のメニュー(人型のアイコン)から「登録」を選択して次のステップに進みます。

なお、Bybitのスマホからの口座開設に関しては、画像付きで解説している以下の記事を参考にしてください。

あわせて読みたい
Bybit(バイビット)の登録・口座開設方法を紹介!やり方と手順を画像付きで解説 Bybit(バイビット)の登録・口座開設は、わずか5分程度の時間で完了する簡単な手続きです。 「Bybitで仮想通貨取引を始めたいけれど、登録方法・やり方がわからない」と...

必要情報を入力して口座開設する

登録ページが表示されたら、必要な情報を入力していきます。

入力項目は主に以下の通りです。

入力項目
  • メールアドレス(または携帯電話番号)
  • パスワード
  • 紹介コード(任意)

パスワードは、8〜30文字で、アルファベットの大文字・小文字・数字をそれぞれ1文字以上含める必要があります。

セキュリティのため、複雑なパスワードを設定しましょう。

紹介コードは任意項目ですが、入力しておくとボーナスがもらえるケースがあります。

当サイト推奨の紹介コード「115677」を入力すると、最大30,000USDTのボーナスを受け取れる可能性があります。

必要事項を入力したら、利用規約とプライバシーポリシーに同意のチェックを入れて「登録」ボタンをクリックします。

すると登録したメールアドレスに認証コードが送られてきます。

メールを確認し、送られてきた認証コードを入力フォームに入力して認証を完了させましょう。

bitcastle media

これで基本的な口座開設は完了です。

しかし、実際に取引を始めるには、次のステップである本人確認(KYC認証)が必要になります。

本人確認(KYC認証)を済ませる

Bybit(バイビット)での取引を本格的に始めるには、本人確認(KYC認証)の手続きが必要です。

KYCとはKnow Your Customerの略で、金融機関がマネーロンダリングやテロ資金供与を防止するための重要な手続きです。

KYC認証の手順は以下の通りです。

KYC認証の手順
  1. 国籍を選択する
  2. 使用する本人確認書類の発行国を選択する
  3. 本人確認書類の表と裏の画像をアップロードする
  4. 顔認証を行う
  5. 認証完了

本人確認書類としては、パスポートや運転免許証、マイナンバーカードなどの公的身分証明書が使用できます。書類は有効期限内のものを用意してください。

顔認証はカメラを通じて行われるため、スマホやWebカメラのあるPCからの手続きが便利です。スマホアプリからの認証手続きがスムーズに行えます。

KYC認証の審査には通常1〜2営業日ほどかかります。審査結果はメールで通知されるので、承認されるまで少し待ちましょう。

bitcastle media

本人確認が完了すると、Bybitの全サービスが利用可能になります。

入出金や取引などの機能を制限なく使えるようになるので、必ず早めに済ませておきましょう。

Bybit(バイビット)の使い方・利用方法

Bybit(バイビット)の使い方・利用方法

口座開設が完了したら、次はBybit(バイビット)の実際の使い方について見ていきましょう。

ここでは入金方法、出金方法、仮想通貨の購入・取引方法について詳しく解説します。

入金方法

Bybit(バイビット)では、主に4つの入金方法が用意されています。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

最も手軽な入金方法はワンクリック購入(クレジットカード決済)です。

日本円を使って直接仮想通貨を購入できるため、初心者にもおすすめの方法となっています。

入金方法
  • ワンクリック購入(クレジットカード)
  • P2P取引
  • 法定通貨での入金
  • 仮想通貨(暗号資産)での入金

ワンクリック購入の手順は非常にシンプルです。

以下の3ステップで完了します。

ワンクリック購入の手順
  1. 日本円を選択して購入金額を入力する
  2. 購入したい仮想通貨を選択する
  3. 支払い方法でクレジットカードを選択する

対応しているクレジットカードは「Visa」と「MasterCard」のみなので注意が必要です。

また、カード会社によっては海外の仮想通貨取引所への決済を制限している場合もあります。

2つ目の入金方法がP2P取引です。

これはBybit経由ではなく個人間で直接取引する方法で、日本円でもそのまま取引できます。

LINE Payなど様々な決済方法が利用可能ですが、初心者には少し難しい面もあります。

3つ目の法定通貨での入金は、ドルやユーロなどの通貨で直接入金する方法です。

ただし日本円には対応していないため、いったん外貨に両替する必要があり、二重に手数料がかかる点がデメリットです。

4つ目の仮想通貨での入金は、他の取引所やウォレットから直接Bybitへ送金する方法です。

bitcastle media

この場合、まず国内取引所などで仮想通貨を購入しておく必要があります。

仮想通貨での入金手順は以下の通りです。

仮想通貨での入金手順
  1. 国内取引所で仮想通貨を購入しておく
  2. Bybitで入金したい通貨を選択する
  3. チェーンタイプを選択する
  4. Bybitの入金アドレスをコピーするかQRコードをスキャンする
  5. 国内取引所から入金アドレス宛に送金する

仮想通貨の送金には手数料がかかりますが、その額は銘柄によって異なります。

また送金時にはアドレスを間違えないよう細心の注意が必要です。

なお、Bybitの入金に関しては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

あわせて読みたい
Bybit(バイビット)のおすすめ入金方法を解説!反映されない場合の対処法も紹介 Bybit(バイビット)への入金方法を知りたいけど、どうやって始めたらいいのか迷っていませんか? 実は、Bybitには3種類の入金方法があり、それぞれにメリット・デメリッ...

出金方法

Bybit(バイビット)からの出金方法は入金と異なり、仮想通貨での出金のみとなっています。

日本円に直接換金することはできません。

出金するには必ず国内取引所の口座も開設しておく必要がある点に注意しましょう。

bitcastle media

Bybitから出金した仮想通貨を国内取引所に送り、そこで日本円に換金するという流れになります。

Bybitからの出金手順は以下の3ステップです。

Bybitからの出金手順
  1. 「資産」の項目から「現物」を選択する
  2. 所持通貨の中から出金したい仮想通貨を選択する
  3. 出金に必要な情報(送金先アドレス、チェーンタイプ、数量)を入力して「提出」を選択する

出金時には手数料が発生します。

この手数料は仮想通貨の種類によって異なるため、「トランザクション手数料」の表示を確認してから出金するようにしましょう。

出金時の安全性を高めるため、2段階認証の設定も強くおすすめします。

これにより不正アクセスによる資産流出のリスクを大幅に減らせます。

bitcastle media

出金完了までは仮想通貨のブロックチェーンの混雑状況によって時間がかかる場合があります。

通常は10分から数時間程度で完了しますが、混雑時にはさらに時間がかかることもあるので余裕を持って手続きしましょう。

なお、Bybitの出金に関しては、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

あわせて読みたい
Bybit(バイビット)の出金方法を画像付きで解説!できない原因や対処法も紹介 Bybitは日本円で出金できる? PayPayでは引き出せる? 出金できない原因と対処法が知りたい 上記のお悩みを解決できる記事を用意しました。 Bybitでは、資金を出す前に...

仮想通貨購入と取引方法

Bybit(バイビット)で仮想通貨を購入・取引する方法を解説します。

基本的な購入方法と現物取引の2種類について見ていきましょう。

まず基本的な購入方法は以下の5ステップで行います:

基本的な購入方法
  1. Bybitにログインする
  2. メニューの「暗号資産の購入」から「今すぐ購入」を選択する
  3. 支払い通貨と購入するUSDTの数量を入力する
  4. 決済方法で支払う
  5. 本人確認をして購入を完了させる

これはワンクリック購入と呼ばれる方法で、最も簡単に仮想通貨を購入できます。

スマホアプリからでも同様の手順で簡単に購入可能なため、初心者におすすめです。

一方、現物取引は価格変動を見ながらより細かく注文する方法です。

以下の4ステップで行います:

現物取引の注文方法
  1. 取引したい通貨ペア(例:BTC/USDT)を選択する
  2. 「買い」か「売り」を選択する
  3. 注文方法(成行注文、指値注文など)を選択する
  4. 注文価格と数量を入力して注文を確定する

現物取引ではいくつかの注文方法があります。

成行注文は現在の市場価格ですぐに取引を成立させる方法で、指値注文は自分で設定した価格で注文を出し、その価格に達したときに取引が成立する方法です。

Bybitではレバレッジを使った取引も可能ですが、初心者の方は現物取引から始めることをおすすめします。

レバレッジ取引は少ない資金で大きな取引ができる半面、リスクも大きくなります。

取引を始める前に、チャート分析やニュースチェックなどのリサーチも欠かせません。

Bybitのサイト上でもチャートツールが提供されていますので、活用するとよいでしょう。

bitcastle media

以上がBybit(バイビット)の基本的な使い方です。

次のセクションでは、Bybitを利用する際の注意点について詳しく解説します。

Bybit(バイビット)を利用する際の注意点

Bybit(バイビット)を利用する際の注意点

Bybit(バイビット)を利用する際には、いくつかの重要な注意点があります。

これらを理解して対策を立てておくことで、より安全に取引を行うことができるでしょう。

日本の金融庁からは警告を受けている

Bybit(バイビット)は日本の金融庁に正式登録されておらず、「日本の金融庁に登録していない無登録の暗号資産交換業者」としてリストに掲載されています。

これは金融庁が日本国内でサービス提供する暗号資産取引所に対して登録を義務付けているルールに関連するものです。

Bybitは海外の企業であり、日本の金融庁への登録がないまま日本向けにサービスを提供しているという点で警告を受けています。

ただし重要なのは、この警告は利用者に対するものではなく、事業者に対するものだということです。

日本人がBybitを利用すること自体には直接的な違法性はありません。

bitcastle media

しかし、金融庁に登録されていない取引所を利用するということは、万が一トラブルが発生した場合に日本の法律による保護を受けられない可能性があるということを意味します。

対策としては、投資額を無理のない範囲に抑える、2段階認証を設定するなどのセキュリティ対策を徹底する、定期的に利益を国内取引所に移すなどの方法が考えられます。

日本円の入金はクレジットカードのみ対応

Bybit(バイビット)での日本円入金に関する最大の注意点は、クレジットカード以外の入金方法に対応していないことです。

国内の取引所では一般的な銀行振込やコンビニ入金などの選択肢はありません。

そのため、クレジットカードを持っていない方は、直接日本円で入金することができません。

また、対応しているクレジットカードもVISAとMasterCardのみとなっています。

JCBやAmerican Expressなど他のカードブランドは使用できないため注意が必要です。

さらに、カード会社によっては仮想通貨取引所への決済をブロックしている場合もあるため、事前に少額で試してみることをおすすめします。

bitcastle media

クレジットカードで入金できない場合の代替手段としては、P2P取引または他の取引所で仮想通貨を購入してからBybitに送金する方法があります。

ただしP2P取引は初心者には少し複雑な面もあるので、慣れるまでは少額取引から始めるとよいでしょう。

ハイレバレッジ取引のリスク管理を徹底する

Bybit(バイビット)の大きな特徴の一つは、最大100倍のレバレッジ取引です。

レバレッジ取引とは、自己資金以上の取引を行うことができる仕組みで、利益を大きく増やせる反面、損失も同様に拡大するリスクがあるため注意が必要です。

例えば100倍のレバレッジでは、わずか1%の価格変動で証拠金が全て失われてしまいます。

仮想通貨市場は非常に値動きが激しいため、高レバレッジでの取引は大きなリスクを伴います。

Bybitではゼロカットシステムを採用しているため、証拠金以上の損失を被ることはありませんが、証拠金が全て失われるリスクは十分にあります。

初心者の方は、レバレッジなしの現物取引から始めて、取引に慣れてきたら少しずつレバレッジを上げていくことをおすすめします。

bitcastle media

どんなに経験を積んでも、100倍のような極端に高いレバレッジは避けるのが賢明です。

また、リスク管理のためにストップロス(損切り)注文を活用すると、予想外の大きな損失を防ぐことができます。

資産や証拠金のリスク管理を徹底する

Bybit(バイビット)に限らず、仮想通貨取引全般に言えることですが、資産や証拠金のリスク管理は極めて重要です。

まず基本的なルールとして、投資は余剰資金で行い、生活に必要な資金は決して投資に回さないようにしましょう。

特に仮想通貨は値動きが大きく、短期間で大幅な価格変動が起こり得ます。

次に、資産を分散して管理することも重要です。

全ての資産をBybitだけに置いておくのではなく、一部は国内取引所や自分で管理できるウォレットに分散させておくと安心です。

また、取引におけるリスク管理も大切です。

一つの取引に全資金を投入するのではなく、資金の一部だけを使って複数の取引に分散させることで、一度の失敗で全てを失うリスクを軽減できます。

さらに、セキュリティ面でのリスク管理も忘れてはいけません。

2段階認証の設定、強固なパスワードの使用、定期的なパスワード変更などの基本的なセキュリティ対策を徹底しましょう。

フィッシング詐欺などのサイバー攻撃にも注意が必要です。

Bybitからのメールと称して個人情報やログイン情報を聞き出そうとする詐欺メールには絶対に応じないでください。

最後に、利益が出た場合は定期的に一部を確定させて出金することをおすすめします。

含み益はあくまで紙上の利益であり、市場が急変すれば一瞬で消えてしまう可能性があります。

bitcastle media

これらの注意点を念頭に置きながらBybitを利用することで、より安全に取引を行うことができるでしょう。

次のセクションでは、よくある質問に対する回答をまとめています。

よくある質問

Bybit(バイビット)に関するよくある質問とその回答をまとめました。

不明点が解消するよう、簡潔に解説します。

Bybit(バイビット)はどこの国・地域の取引所ですか?

Bybit(バイビット)は2018年にシンガポールで設立された仮想通貨取引所です。

2023年4月に本社をドバイに移転し、現在はドバイ世界貿易センター内に拠点を置いています。

厳格なドバイの金融ライセンスを取得済みです。

日本人の口座開設は禁止されていますか?

いいえ、日本人の利用は禁止されていません。

Bybitは日本の金融庁に未登録ですが、日本人ユーザーも問題なく口座開設できます。

サイトやアプリも日本語に完全対応し、24時間日本語サポートも提供しています。

Bybitは日本の金融庁に登録されていますか?

いいえ、Bybitは日本の金融庁に登録されていない海外の取引所です。

金融庁から「無登録の暗号資産交換業者」としてリストに掲載されていますが、利用自体に違法性はありません。

ただし、トラブル発生時に日本の法律による保護を受けられない可能性があります。

Bybitで日本円の入金は可能ですか?

クレジットカード(VISAとMasterCardのみ)を使えば日本円での入金は可能です。

ただし、銀行振込やコンビニ入金には対応していません。

また、直接日本円で出金することはできず、仮想通貨に換金して国内取引所経由で日本円に戻す必要があります。

暗号資産取引所としての安全性はどうですか?

Bybitはドバイの厳格な金融ライセンスを取得しており、セキュリティ面も「マルチシグコールドウォレット」など高度な保管方法を採用しています。

ゼロカットシステムもあるため追証は発生しません。

ただし、海外取引所であるため自己責任での利用が前提です。

KYC認証の手続き方法を教えてください。

KYC認証は①国籍選択→②本人確認書類の発行国選択→③書類の表裏画像アップロード→④顔認証→⑤認証完了の5ステップです。

有効なパスポートや運転免許証などが必要で、スマートフォンからだと顔認証も簡単に行えます。

審査には1〜2営業日かかります。

まとめ

Bybit(バイビット)はシンガポールで設立され、現在はドバイに本社を置く世界的な仮想通貨取引所です。

4,000万人以上のユーザーを持ち、日本でも人気が高まっています。

最大の特徴は、最大100倍のレバレッジ取引が可能な点と、1,500種類以上の豊富な取扱通貨です。

また、日本語対応のサイトとアプリ、24時間サポートなど、日本人ユーザーにも使いやすい環境が整っています。

ただし、日本の金融庁に未登録である点や、日本円の出金に直接対応していない点には注意が必要です。

高レバレッジ取引のリスクも理解した上で利用すべきでしょう。

口座開設は簡単で、必要情報の入力と本人確認(KYC認証)のステップを踏めば、すぐに取引を始められます。

入金はクレジットカードやP2P取引、仮想通貨での送金など複数の方法が用意されています。

bitcastle media

総合的に見て、Bybit(バイビット)は豊富な取引オプションと使いやすさを兼ね備えた取引所と言えます。

リスク管理をしっかり行い、自己責任の範囲で利用すれば、仮想通貨取引の幅を広げる強力なツールとなるでしょう。

この記事を書いた人

bitcastleメディアは、bitcastleの運営会社である「bitcastle LLC」が運営する仮想通貨取引所の情報を提供するメディアです。
当サイトは初心者から上級者まで、多くの人に役立つ信頼性の高い情報を提供しています。
また、最新の仮想通貨の情報や実践的な取引戦略・幅広いトピックを分かりやすく解説しています。

目次