Bybit(バイビット)の日本人利用は禁止されている?金融庁との関係性や違法性も解説

Bybit(バイビット)の日本人利用は禁止?

「Bybit(バイビット)を日本人は使えないの?」と心配している方もいるのではないでしょうか。

結論、Bybit(バイビット)は日本人の利用を禁止していません。

金融庁から警告を受けていることから「日本人禁止」と言われることもありますが、問題なく利用できる取引所です。

この記事では、Bybit(バイビット)が日本人に禁止されているかと、実際に利用する際のメリット・デメリットを徹底解説します。

なお、Bybitの評判に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

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Bybit(バイビット)の評判は?口コミから分かったメリットや始め方を解説! Bybitは、ユーザー数が6,000万人を超える信頼性の高い海外仮想通貨取引所です。最大約450万円の入金ボーナスや、1,500種類を超える仮想通貨銘柄を扱っていることが特徴と言えます。本記事では、Bybitの評判・口コミを解説するので、参考にしてください。
目次

Bybit(バイビット)は日本人の利用を禁止しているのか?

Bybit(バイビット)は日本人の利用を禁止しているのか?

「Bybit(バイビット)は日本人の利用を禁止している」という噂を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、Bybit(バイビット)は日本人の利用を禁止していません

Bybitは金融庁に未登録の海外取引所ですが、世界中のトレーダーから人気を集める仮想通貨取引所です。

実際、日本居住者でもBybitで口座開設をして問題なく取引ができます。

ただし、金融庁からの警告や未登録業者という立場から「日本人利用禁止なのでは?」という疑問が生まれやすい状況です。

日本の金融庁は海外の暗号資産交換業者に対して、無登録で日本人向けにサービス提供することを規制しています。

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しかし、これは日本人がBybitを使うことを直接禁止するものではありません。

この微妙な立場がBybitと日本人ユーザーの関係を複雑にしているのです。

Bybitが日本人に利用できる理由
  • 金融庁未登録でも日本人が利用できる法的根拠がある
  • Bybitが利用者に対して直接的な勧誘を行っていない
  • 世界的に見ても大手仮想通貨取引所「BINANCE」と同様の立場

金融庁の規定によれば「登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が『勧誘』及び『勧誘に類する行為』をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます」という例外があります。

つまり、Bybitは日本人に直接的な勧誘を行わなければ、日本人が利用しても法的な問題は生じないのです。

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また、実際に多くの日本人トレーダーがBybitを使用してレバレッジ取引や各種仮想通貨取引を行なっています。

Bybitに口座開設できるか気になっている方も、安心して登録を進めることが可能です。

Bybit(バイビット)が日本人の利用禁止と言われる理由とは?

Bybit(バイビット)が日本人の利用禁止と言われる理由とは?

「Bybit(バイビット)は日本人禁止」という噂が広がる背景には、いくつかの理由があります。

これらの理由を理解することで、Bybitを日本人が利用する際の疑問点も解消されるでしょう。

日本の金融庁による警告を受けている

Bybit(バイビット)が日本人に禁止されているという噂の最大の要因は、金融庁からの警告です。

2018年に金融庁はBybitに対して、「無登録で仮想通貨交換業を行っている」として正式に警告を発しました

日本では資金決済法により、仮想通貨交換業を行うには金融庁への登録が必要とされています。

Bybitは現在も金融庁に登録していないため、形式的には日本での営業を認められていない状態です。

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しかし、金融庁の警告は「Bybitが直接日本人に向けてサービスを宣伝・勧誘すること」を問題視しているのであって、日本人が自らの判断でBybitを利用することを制限するものではありません。

実際、同様の警告を受けている「BINANCE」も多くの日本人に利用されており、Bybitだけが特別扱いされているわけではないのです。

日本撤退の噂や違法性について指摘されたことがある

Bybit(バイビット)は過去に「日本市場から撤退する」という噂が広まったことがあります。

この噂が広がった主な原因は、金融庁からの警告を受けたことと、レバレッジ取引や匿名取引といった日本の規制と合わない機能を提供していたからです。

レバレッジ取引は、日本国内の仮想通貨取引所では最大2倍までに制限されていますが、Bybitでは最大100倍のレバレッジが可能です。

また、マネーロンダリングやテロ資金供与防止の観点から、匿名での取引についても国際的に規制の動きが強まっています。

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しかし、Bybitはこれらの懸念に対応し、現在ではドバイの金融ライセンスを取得し、KYC(本人確認)を強化するなど、コンプライアンス面での取り組みを進めています。

それにより、以前よりも安全性と信頼性が向上しており、日本からの撤退や違法性を指摘する声は少なくなってきています。

日本国内にBybitの運営法人が存在しない

Bybit(バイビット)が日本人禁止と言われるもう一つの理由は、日本国内に正式な法人を設立していないことです。

Bybitが日本に法人を設立しない主な理由は、日本の厳格な金融規制に対応すると、Bybitの魅力的なサービスの多くが制限されてしまうからです

例えば、日本の規制に従うと以下のような制限が生じます:

制限
  • レバレッジが最大2倍に制限される
  • 取り扱い通貨が限定される
  • ゼロカットシステムの導入が困難
  • 各種ボーナスキャンペーンにも制限がかかる

実際、BINANCEは「BINANCE JAPAN」という日本法人を設立しましたが、日本の規制により多くのサービスが制限されたため、ユーザーの満足度が下がった例があります。

Bybitはこうした前例を踏まえ、日本に法人を設立するよりも、海外から日本人ユーザーにもサービスを提供する道を選んでいるのです。

危険な仮想通貨取引所として話題になった

Bybit(バイビット)は一時期、「危険な取引所」や「やばい海外取引所」といった噂が広まったことがあります。

このような評判が立った背景には、金融庁未登録であることや、高レバレッジ取引を提供していることが大きく関係しています

実際に「バイビット」で検索すると、「バイビット やばい」というサジェストが表示されることもあります。

しかし、Bybitの口コミや評判をwebサイトやSNSで調査しても、実際のトラブル事例や出金拒否などの深刻な問題は報告されていません。

むしろ、多くのトレーダーからは使いやすさや充実した機能について肯定的な評価が多く寄せられています。

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トラブル発生の少なさや、ドバイのライセンス取得など、Bybitは国際的な信頼を確立するための取り組みを進めており、「危険」という評価は現実とは乖離しつつあります。

これらの理由から「Bybitは日本人禁止」という噂が広まりましたが、実際には日本人トレーダーも問題なく利用できる取引所であることをしっかり理解しておきましょう。

Bybit(バイビット)と金融庁の関係性について解説

Bybit(バイビット)と金融庁の関係性について解説

Bybit(バイビット)と日本の金融庁の関係性について、多くのトレーダーが疑問を持っているでしょう。

この関係性を正しく理解することで、日本人がBybitを利用する際の不安を解消できます。

解説する項目
  • 金融庁からの警告内容とその影響
  • Bybitが金融庁に未登録の理由とは?
  • Bybitの日本市場撤退説が浮上した理由

金融庁からの警告内容

2018年、日本の金融庁はBybitに対して「無登録で仮想通貨交換業を行っている」という警告を発しました

この警告は、Bybitが日本の資金決済法に基づく正式な登録を行わずに、日本の居住者向けにサービスを提供していることを問題視したものです。

金融庁の警告は主に、以下の点を懸念しています:

金融庁の警告
  • 利用者資産の保護が不十分
  • マネーロンダリング対策が不十分
  • 日本の規制に沿ったサービス提供が行われていない

この警告により、Bybitは日本での公式な宣伝活動や勧誘を控えるようになりました。

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しかし、この警告は日本人ユーザーにBybitの利用を禁止するものではありません。

日本の法律では、海外の取引所が「日本人向けに勧誘をしない」限り、日本人が自らの判断で利用することを規制していないのです。

Bybitが金融庁に未登録の理由とは?

Bybit(バイビット)が日本の金融庁に登録を行わない理由はいくつかあります。

最大の理由は、登録することで多くのサービスが制限され、Bybitの強みが発揮できなくなるからです

日本の仮想通貨交換業者に対する規制は世界的に見ても厳しく、以下のような制限があります:

スクロールできます
項目日本国内の制限Bybitの現状
レバレッジ上限最大2倍最大100倍
取扱通貨審査が厳しく限定的1,000種類以上
ゼロカット制度導入が難しい完全導入
キャンペーン制限が多い豊富なボーナス
取引手数料比較的高め低コスト

これらの制限に対応するためには、Bybitは現在提供している魅力的なサービスの多くを縮小しなければなりません。

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そのため、Bybitは金融庁への登録よりも、海外から日本人ユーザーにも利用できるサービス提供を選択しているのです。

同様の立場にある取引所として「BINANCE」がありますが、一時期「BINANCE JAPAN」として日本法人を設立したものの、規制対応によりサービスの質が低下し、多くのユーザーを失った例もあります。

Bybitの日本市場撤退説が浮上した理由

過去にBybit(バイビット)が「日本市場から撤退する」という噂が広まったことがあります。

この噂が広まった主な理由は、金融庁の警告を受けてBybitが日本向けの活動を自粛する動きを見せたためです

2018年の金融庁からの警告以降、Bybitは公式には日本市場を積極的にターゲットにせず、日本語での宣伝活動も控えめになりました。

この動きが「日本から撤退した」という誤解を生んだのです。

しかし実際には、Bybitは日本人ユーザーのアカウントを凍結したり、サービスの提供を停止したりはしていません。

現在もBybitの公式サイトは日本語に対応しており、日本人ユーザー向けのサポートも提供されています。

Bybitの担当者によると、現時点で日本市場からの撤退計画はなく、むしろ日本人ユーザーは重要な顧客層として認識されているとのことです。

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金融庁との関係については微妙なバランスを保っていますが、日本人ユーザーが自己責任でBybitを利用することに障害はありません。

ただし、将来的に日本の規制が厳しくなった場合は状況が変わる可能性もあるため、常に最新情報をチェックすることをおすすめします。

利用禁止と言われながらもBybit(バイビット)は日本人に人気の取引所

「日本人禁止」と噂されるBybit(バイビット)ですが、実際には多くの日本人トレーダーに利用されています。

金融庁に未登録であっても、多くの日本人トレーダーがBybitを選ぶ理由は、国内取引所にはない魅力的な特徴が豊富にあるからです

Bybitは2018年にサービスを開始して以来、グローバルな仮想通貨取引所として急速に成長しました。

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元々はシンガポールに本拠を置いていましたが、現在はドバイを中心に世界中にオフィスを展開しています。

Bybitが日本人トレーダーの間で人気を集める最大の理由は、「日本の規制がないからこそ実現できる自由度の高いサービス」にあります。

魅力的な要素
  • 最大100倍という高レバレッジ取引が可能
  • 国内取引所では取り扱いのない1,000種類以上の仮想通貨が取引可能
  • 豊富なボーナスキャンペーンを実施
  • 追証なし(ゼロカットシステム)で安心して取引できる
  • 日本語対応しており、24時間サポートも充実

「日本人禁止」という噂とは裏腹に、Bybitは日本語サポートも充実させており、実質的には日本人ユーザーを重要な顧客層として位置づけています。

Webサイトやアプリは完全に日本語化され、カスタマーサポートも日本語で対応しているため、英語が苦手な方でも安心して利用できます。

また、セキュリティ面でも高い評価を受けており、過去に大きなハッキング被害や資金流出などのトラブルは報告されていません。

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多くの日本人トレーダーはこれらのメリットを考慮した上で、「金融庁未登録」というリスクを受け入れてBybitを利用しているのが現状です。

次の章では、Bybit(バイビット)が日本人に人気の理由とメリットについて、より詳しく見ていきましょう。

Bybit(バイビット)が日本人に人気の理由と利用するメリット

Bybit(バイビット)が日本人に人気の理由と利用するメリット

Bybit(バイビット)が日本人トレーダーの間で支持を集める理由は、日本の仮想通貨取引所にはない魅力的な特徴が数多くあるからです。

ここでは、日本人がBybitを利用するメリットについて詳しく解説します。

仮想通貨の取り扱い銘柄が圧倒的に多い

Bybit(バイビット)の最大の魅力の一つは、取り扱い通貨の豊富さです。

Bybitでは1,000種類以上の仮想通貨を取引することができ、日本国内の取引所と比較して圧倒的に多くの銘柄にアクセスできます

日本の取引所では金融庁の審査が厳しいため、新しい通貨の上場には時間がかかりますが、Bybitではいち早く新興コインや話題の銘柄を取引できます。

例えば、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などのメジャーな通貨はもちろん、人気の高いアルトコインや、将来性のある新興コインまで幅広く取り扱っています。

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さらに、仮想通貨の現物取引だけでなく、先物取引やオプション取引など多様な取引形態にも対応しているため、トレーディング戦略の幅が広がります。

また、ローンチパッドやローンチプールなど、新興コインへ早期に投資できる機会も提供しており、高いリターンを狙うトレーダーには魅力的な環境となっています。

最大100倍のレバレッジ取引が可能

Bybit(バイビット)では、最大100倍のレバレッジ取引が可能です。

日本国内の取引所ではレバレッジが最大2倍に制限されていますが、Bybitでは少額の証拠金で大きな取引ができるため、利益を拡大するチャンスが広がります

例えば、1万円の証拠金で100倍のレバレッジを使えば、100万円分の取引が可能になります。

相場の小さな値動きでも大きな利益を狙えるため、スキャルピングやデイトレードなどの短期トレードに適しています。

また、Bybitではゼロカットシステムを採用しているため、万が一大きな損失が発生しても、入金した証拠金以上の損失を被ることはありません。

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これにより、ハイリスク・ハイリターンの取引を安心して行うことができるのです。

さらに、Bybitはスキャルピングを制限していないため、短時間での頻繁な取引も可能です。

入金キャンペーン・口座開設ボーナスが豪華

Bybit(バイビット)では、新規ユーザー向けや既存ユーザー向けに豊富なボーナスキャンペーンを実施しています。

新規口座開設と一定額の入金で、最大3万ドル相当のボーナスが受け取れるキャンペーンも定期的に行われています

これらのボーナスは取引の証拠金として利用できるため、実質的にリスクを抑えながら取引を始められる大きなメリットがあります。

また、取引量に応じて手数料の割引や、友達紹介プログラムによる特典なども用意されています。

Bybitのボーナスキャンペーンは日本の取引所と比べて還元率が高く、初心者から上級者まで幅広いトレーダーにメリットがあります。

例えば現在、当サイト限定で口座開設すると最大458万円のボーナスが受け取れるキャンペーンも実施中です。

お得に仮想通貨取引を始めたい方は、こうしたキャンペーンを積極的に活用するとよいでしょう。

日本語対応と日本人へのサポートが充実している

Bybit(バイビット)は、海外の取引所ながら日本語対応が非常に充実しています。

Webサイトやアプリのインターフェースは完全に日本語化されており、操作マニュアルやヘルプセンターも日本語で提供されています

さらに、カスタマーサポートも24時間365日体制で日本語対応しており、チャットやメールで問い合わせることができます。

日本人スタッフによるサポートも充実しているため、言語の壁を感じることなく安心して取引ができるでしょう。

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また、日本語のコミュニティやSNSグループも存在し、他のユーザーと情報交換ができる環境も整っています。

これらの日本語サポート体制は、英語が苦手な日本人トレーダーにとって大きな強みとなっています。

使いやすい取引画面とスマホアプリを提供している

Bybit(バイビット)の取引画面は、初心者から上級者まで使いやすいデザインになっています。

シンプルで直感的な操作性と、カスタマイズ可能な高度なチャート機能を兼ね備えているため、あらゆるレベルのトレーダーに対応できます

テクニカル分析ツールも豊富に用意されており、移動平均線やRSIなどの指標を簡単に表示できます。

また、モバイルアプリも充実しており、iOS版とAndroid版の両方が提供されています。

スマホアプリでは、リアルタイムの価格チャートの確認や注文の発注・取消し、資産状況の確認などほぼすべての機能を使うことができます。

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外出先でも簡単に取引状況を確認したり、タイミングを逃さず取引したりできるため、機動力を重視するトレーダーに適しています。

さらに、デモトレード機能も用意されているため、実際の資金をリスクにさらすことなく取引の練習ができる点も初心者に優しい特徴です。

クレジットカードでの入金に対応している

Bybit(バイビット)は、クレジットカードを使った入金に対応しています。

VISAやMasterCardなどの主要なクレジットカードを使って、手軽に仮想通貨を購入することができます

この機能は、銀行送金や仮想通貨送金に慣れていない初心者にとって大きなメリットとなります。

クレジットカード入金では、即時に取引資金が反映されるため、相場の動きに合わせてすぐに取引を開始できます。

また、仮想通貨で直接入金する方法や、P2P取引による入金など、様々な入金方法に対応しているのも魅力です。

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入金手数料も比較的低く設定されており、コストを抑えながら効率よく資金を運用できます。

ただし、クレジットカードでの入金はカード会社によって制限される場合もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

セキュリティ対策万全で安全に利用できる

Bybit(バイビット)は、ユーザーの資産を守るために高水準のセキュリティ対策を実施しています。

マルチシグ技術や二段階認証の導入、コールドウォレットでの資産管理など、多層的なセキュリティシステムを構築しています

特に重要なのは、ユーザー資産の大部分をコールドウォレット(オフライン)で保管している点です。

これにより、ハッキングなどの外部攻撃からユーザーの資産を守る体制が整っています。

また、ユーザー側でも二段階認証(2FA)を設定することで、アカウントのセキュリティをさらに高めることができます。

Bybitは設立以来、大規模なハッキング被害や不正アクセスによる資金流出事件は報告されていません。

さらに、ドバイの金融ライセンスを取得するなど、法令順守の面でも積極的に取り組んでいます。

このような包括的なセキュリティ対策により、ユーザーは安心して取引を行うことができるのです。

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以上のように、Bybit(バイビット)は多くの魅力的な機能とメリットを備えており、「日本人禁止」という噂とは裏腹に、多くの日本人トレーダーに選ばれています。

ただし、メリットがある一方でデメリットもあるため、次の章では日本人がBybitを利用する際の注意点について解説します。

日本人がBybit(バイビット)を利用する際の注意点とデメリット

日本人がBybit(バイビット)を利用する際の注意点とデメリット

Bybit(バイビット)は多くのメリットがある一方で、日本人が利用する際にはいくつかのデメリットや注意点も存在します。

実際に利用を検討する前に、これらの点をしっかり理解しておきましょう。

日本円での入出金には対応していない

Bybit(バイビット)の最大のデメリットの一つは、日本円での直接的な入出金に対応していないことです。

入出金は仮想通貨を介して行う必要があるため、日本円から仮想通貨への交換や、仮想通貨から日本円への換金の手間が発生します

具体的には、以下のような流れになります:

日本円での入出金流れ
  1. 国内の取引所で日本円を使って仮想通貨(ビットコインやイーサリアムなど)を購入
  2. 購入した仮想通貨をBybitのウォレットアドレスに送金
  3. Bybitで取引を行う
  4. 出金する際は、Bybitから国内取引所へ仮想通貨を送金
  5. 国内取引所で仮想通貨を日本円に換金

この過程では、送金手数料や為替レートの変動によるコストが発生することがあります。

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また、仮想通貨の送金には時間がかかる場合もあるため、急いで資金が必要な場面では不便を感じることもあるでしょう。

クレジットカードでの入金は可能ですが、日本のカード会社によっては海外の仮想通貨取引所への支払いを制限している場合もあります。

将来的に日本人の利用が制限される可能性もある

現在、Bybit(バイビット)は日本人の利用を禁止していませんが、将来的に規制が厳しくなる可能性は否定できません。

金融庁の方針転換や国際的な規制強化により、日本人ユーザーへのサービス提供が制限される可能性があります

実際に、バイナンス(BINANCE)やFTXなど他の大手海外取引所も、各国の規制に応じてサービス制限を実施した例があります。

もし将来的にBybitが日本人の利用を禁止するような事態になった場合、以下のようなリスクが考えられます:

発生可能のリスク
  • アカウントの凍結や利用制限
  • 短期間での資産移動の必要性
  • 進行中の取引の強制決済

このリスクを軽減するためには、Bybitに預けている資産を必要以上に多くしないことや、定期的に国内取引所に資金を移すなどの対策が考えられます。

また、常に最新の規制動向に注意を払い、状況の変化に迅速に対応できるようにしておきましょう。

取引手数料が比較的高めに設定されている

Bybit(バイビット)の取引手数料は、他の海外取引所と比較するとやや高めに設定されています。

現物取引の基本手数料は0.1%、先物取引ではテイカー手数料が0.055%、メイカー手数料が0.02%となっています

以下は主要な海外取引所との手数料比較です:

取引所現物取引先物取引(テイカー/メイカー)
Bybit0.1%0.055% / 0.02%
Binance0.1%0.04% / 0.02%
FTX0.07%0.03% / 0.00%
Bitget0.1%0.05% / 0.01%

頻繁に取引する場合や大量の取引を行う場合、この手数料差は無視できない金額になることがあります。

ただし、Bybitにはレベル制度があり、取引量が増えるにつれてVIPレベルが上がり、手数料が割引されるシステムが用意されています。

また、定期的に手数料割引キャンペーンも実施されているため、これらを活用することで手数料負担を軽減できる場合もあります。

取引スタイルやボリュームに応じて、手数料がどの程度影響するかを事前に計算しておくことをおすすめします。

以上が日本人がBybit(バイビット)を利用する際の主なデメリットと注意点です。

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これらのデメリットを理解した上で、自分のトレードスタイルや目的に合っているかを判断し、リスクを最小限に抑えながら利用することが大切です。

次の章では、Bybit(バイビット)に関するよくある質問について回答していきます。

よくある質問

ここではBybit(バイビット)に関して多く寄せられる疑問点について、簡潔に解説します。

Bybitの招待・紹介コードについて教えてください。

Bybitは最新の紹介コード「115677」を利用することで、最大3万ドル相当のボーナスを受け取ることができます。

この紹介コードを使って新規登録すると、入金ボーナスや取引ボーナスなどの特典が適用されます。

Bybitはどの国で利用禁止ですか?

Bybitは米国・英国・中国本土・シンガポール・カナダをはじめ、北朝鮮・キューバ・イラン・クリミア・ドネツク・ルハンシクなど一部の国や地域でのサービス提供を禁止しています。

日本は禁止リストに含まれていません。

Bybitでは口座開設時に本人確認(KYC認証)が必要ですか?

Bybitでは口座開設時に本人確認(KYC認証)は必須ではありませんが、出金限度額の引き上げや特定の機能を利用するためには必要です。

現在は取引を行うためにも最低限のKYC認証が推奨されています。

Bybitのサービスで過去にトラブルはありましたか?

2021年にシンガポールの規制当局から警告を受けた経緯はありますが、ユーザー資産に影響する問題は発生していません。

Bybitで仮想通貨の買い方を教えてください。

Bybitで仮想通貨を購入するには、まず口座開設と入金を行います。

入金方法は仮想通貨送金やクレジットカードなどから選べます。

入金完了後、取引ページから購入したい仮想通貨を選び、「買う」を選択して注文を確定させます。

Bybitは日本円に対応していますか?

Bybitは現在、日本円での直接的な入出金には対応していません。

入出金は仮想通貨やUSDT(テザー)などのステーブルコインを介して行う必要があります。

日本円を使用する場合は、別の取引所で仮想通貨に換金してからBybitに送金する必要があります。

Bybitからの出金方法について教えてください。

Bybitからの出金は、保有している仮想通貨を別のウォレットや取引所に送金する形で行います。

出金する際は、送金先のアドレスを正確に入力し、ネットワーク(チェーン)を正しく選択することが重要です。

日本円に換金したい場合は、国内取引所に送金してから換金処理を行います。

Bybitで得た利益の税金と確定申告はどうすればいいですか?

Bybitで得た利益は日本の税法上「雑所得」として扱われ、年間の利益が20万円を超える場合は確定申告が必要です。

取引履歴や損益計算書を記録しておき、毎年の確定申告期間に適切に申告しましょう。

申告漏れは追徴課税の対象となる可能性があるため注意が必要です。

金融庁からの警告によるBybitの危険性はありますか?

金融庁からの警告は主に「無登録で営業している」という点に対するものであり、Bybit自体のセキュリティ面での危険性を指摘しているわけではありません。

ただし、金融庁未登録の取引所を利用する場合、日本の投資者保護制度の対象外となる点は理解しておく必要があります。

Bybitと日本の法律の関係性について教えてください。

Bybitは日本の金融庁に登録していない海外取引所であり、日本の資金決済法や金融商品取引法の規制対象外で運営されています。

日本人が自己責任でBybitを利用すること自体は法律違反ではありませんが、Bybit側が日本人向けに直接勧誘を行うことは規制の対象となります。

まとめ

この記事では、Bybit(バイビット)が日本人の利用を禁止しているのかという疑問に答えてきました。

結論として、Bybitは日本人の利用を禁止していません。

金融庁に未登録の海外取引所ですが、日本人でも問題なく利用できます。

Bybitが「日本人禁止」と言われる理由は、金融庁からの警告や日本法人がないこと、過去の日本撤退の噂などがありましたが、実際には多くの日本人トレーダーに利用されている人気の取引所です。

Bybitの主なメリットは、1,600種類以上の仮想通貨取扱い・最大100倍のレバレッジ取引・豊富なボーナスキャンペーン・充実した日本語サポートなどがあります。

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Bybitは海外の仮想通貨取引所の中でも、日本人トレーダーにも使いやすい環境が整っており、国内取引所にはない魅力的な特徴があります。

お得なボーナスキャンペーンも利用しながら、仮想通貨取引の幅を広げてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

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