Bybit(バイビット)のP2P取引のやり方を解説!手数料やトラブルの対処法も紹介

- Bybit(バイビット)のP2P取引とは何?
- P2P取引のやり方は?
- 手数料はどれくらい?
BybitのP2P取引とは「Peer to Peer」の略で、ユーザー同士が直接仮想通貨を売買できる取引方法です。
Bybitでは2022年からP2P取引プラットフォームが導入され、日本円での仮想通貨取引が可能になりました。
手数料が無料で、300種類以上の決済方法に対応していますが仕組みや使い方を理解していないと上手く活用できません。
そこでこの記事では、BybitのP2P取引の仕組みや使い方・メリットについて詳しく解説します。
なお、Bybitの評判に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

Bybit(バイビット)におけるP2P取引とは?

Bybit(バイビット)のP2P取引は、仮想通貨取引のひとつです。
P2P取引とは「Peer to Peer(ピアツーピア)」の略称で、直接ユーザー同士が仮想通貨を売買する仕組みのことです。
従来の取引所型と異なり、Bybitは取引の場を提供するだけなので、手数料が発生しないのが大きな特徴です。
2022年からBabit(バイビット)のP2P取引プラットフォームでは、日本円での仮想通貨取引が可能になりました。
ApplePayやLinePayといった身近な決済方法で入金できるようになったことで、BTC(ビットコイン) やUSDT(テザー)などを直接購入できます。

P2P取引の最大の魅力は、仮想通貨と法定通貨を適正レートで売買できる点にあります。
ユーザー側には以下のメリットがあります。
- 取引手数料が無料
- 日本円での直接入金が可能
- 300種類以上の決済方法に対応
- ユーザー間の送金が即時完了
ただし、P2P取引を効果的に活用するには、仕組みややり方を理解しておく必要があります。
これからBybit(バイビット)でP2P取引を始めようと考えている方は、この記事で解説する特徴やメリット・デメリットをぜひ参考にしてください。
BybitのP2P取引におけるメリット


Bybit(バイビット)のP2P取引には、通常の取引所取引にはない独自の特徴とメリットがあります。
ここからは、Bybitのp2p取引の主な魅力を5つのポイントに分けて詳しく解説していきます。
日本円での入金が可能
BybitのP2P取引の最大の魅力は、日本円で直接入金できる点です。
通常、海外取引所に入金するには国内取引所を経由する必要があります。
しかし、Bybit(バイビット)では2022年からP2P取引プラットフォームを通じて日本円での直接取引が可能になりました。
ApplePayやLinePayなどの身近な決済サービスを使って日本円で入金でき、直接BTCやUSDTなどの仮想通貨を購入できるようになったのです。



国内取引所を経由する手間が省けるため、取引チャンスを逃さず素早く売買できます。
これは日本の投資家にとって非常に便利な機能といえるでしょう。
取引手数料が無料で利用できる
Bybit(バイビット)のP2P取引では、取引手数料が完全に無料です。
これは個人間の直接取引という特性によるもので、売買以外の費用は一切発生しません。
例外として、異なる銀行口座間への振込手数料が発生する場合もありますが、これはBybut側が徴収するものではありません。



さらに、PayPayやLinePayなどのキャッシュレス決済を利用すれば、こうした手数料も回避できます。
トレーダーにとって手数料削減は利益を最大化するための重要なポイントなので、この無料という点は大きな魅力です。
対応決済サービスが充実している
Bybit(バイビット)のP2P取引では、で300以上の決済方法に対応しています。
日本人にも馴染みのある以下のような決済サービスが利用可能です。
デビットカード | クレジットカード |
---|---|
銀行振込 | ApplePay |
LinePay | PayPay |
対面での現金支払い | コンビニ払い |
これだけ多様な決済方法に対応している点は、日本人ユーザーにとって大きなメリットといえるでしょう。



取引相手によって対応している決済方法は異なるので、希望の支払い方法に対応している相手を選ぶことが大切です。
取引手数料が無料で仮想通貨と日本円の交換が簡単にできるようになったことで、より多くの投資家がBybitを利用するようになっています。
ユーザー間の送金は即時反映される
Bybit(バイビット)のP2P取引では、ユーザー間の送金が即時に完了します。
これは個人間取引の大きなメリットで、ログイン状態であれば数分以内に売買が完了する仕組みになっています。
通常、仮想通貨の購入から送金までには様々な手続きや時間がかかります。
しかし、P2P取引ではユーザー間の送金も即時可能なため、取引チャンスを逃すリスクが大幅に軽減されます。



相場が急変する仮想通貨市場において、この素早さは非常に重要な要素です。
取引のタイミングを逃したくない方にとって、この即時性は大きな魅力といえるでしょう。
広告を出稿することができる
Bybit(バイビット)のP2P取引プラットフォームでは、広告主として報酬を得ることも可能です。
以下の条件を満たすことで、広告主として収益を得るチャンスがあります。
- 競争力のあるUSDTの販売価格を提示すること
- P2P取引プラットフォームに2つ以上の広告を掲載すること
- 1週間あたりの販売取引額が5,000USDT以上であること
- 7日間で完了した注文量が、法定通貨市場全体の15%以上であること
これらの条件を満たすと、2週間ごとに報酬を受け取れる仕組みになっています。
ステーキングとは異なり、流動性提供と同時に売買取引も継続して行う必要がある点には注意しましょう。
BybitP2P取引におけるデメリット


Bybit(バイビット)のP2P取引には多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
実際に取引を始める前に、以下の3つの注意点をしっかり理解しておきましょう。
対応している仮想通貨の種類が少ない
Bybit(バイビット)のP2P取引における1つ目のデメリットは、対応している仮想通貨の種類が限られていることです。
Bybit(バイビット)のP2P取引で利用できる仮想通貨は、以下の4種類のみとなっています。
- BTC (ビットコイン)
- ETH (イーサリアム)
- USDC (USDコイン)
- USDT (テザー)
取引所内には多くの仮想通貨が取り扱われていますが、P2P取引ではこの4種類のみが対応しています。
そのため、上記以外の通貨で日本円との交換を希望する場合は、いったんこれらの通貨を購入してから、取引所内で両替する必要があります。
両替には手数料はかかりませんが、一手間増えることでタイミングを逃してしまう可能性もあるでしょう。



ただし、主要な仮想通貨は対応しているので、多くのユーザーにとっては十分な選択肢かもしれません。
適正レートで売買できないリスクがある
Bybit(バイビット)のP2P取引は個人間の直接取引となるため、時間帯によっては取引相手が少ないことがあります。
その結果、市場の適正レートから乖離した価格での取引を余儀なくされる可能性があるのです。
例えば、深夜や早朝など取引が少ない時間帯に急いで売買したい場合、割高なレートでの購入や割安なレートでの売却を強いられることがあります。



提示されている価格が市場レートと大きく異なると感じたら、別の取引相手を探すか、時間をおいて再度確認することをおすすめします。
価格差を感じる場合は、無理に取引せず別の機会を待つという選択肢も考慮しましょう。
トラブルが起こる可能性がある
P2P取引の3つ目のデメリットは、トラブルに巻き込まれるリスクが存在することです。
Bybit(バイビット)は取引の場を提供するだけなので、基本的には個人間のやり取りで解決する必要があります。
例えば、相手が送金したと主張しているのに実際には反映されていない、または通信エラーで取引が中断してしまったなどのケースが考えられます。
また、決済方法によっては、送金完了までに時間がかかり、取引がスムーズに進まないこともあるでしょう。



ただし、万が一トラブルが発生した場合は、Bybitのサポートセンターに相談することで仲介してもらえます。
初めてP2P取引を行う際は、少額から始めてシステムに慣れていくことをおすすめします。
BybitでP2P取引を始めるための事前準備


Bybit(バイビット)でP2P取引を始めるには、いくつかの事前準備が必要です。
ここでは、P2P取引を行うための3つの重要なステップを順番に解説していきます。
Bybitの公式サイトから口座開設を行う
まず最初のステップは、Bybit(バイビット)で口座を開設することです。
Bybitの公式サイトにアクセスし、「今すぐ登録」ボタンからアカウント作成を始めましょう。
メールアドレスとパスワードを入力して基本的な登録を完了させたら、確認メールが届くので認証を行います。



まだBybitに登録していない方は、当サイト限定のキャンペーンを利用することでお得に取引を始められます。
期間限定で、最大450万円相当のボーナスが受け取れるキャンペーンを実施中ですので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
Bybitの口座開設に関しては、画像付きで解説している以下の記事を参考にしてください。


Google認証と本人確認を実施する
口座開設後、セキュリティ強化のためにGoogle認証と本人確認の設定を行いましょう。
マイページにログインしたら、「アカウント&セキュリティ」から2段階認証の設定を行います。
スマートフォンにGoogle認証アプリをインストールし、表示されるQRコードを読み取って連携設定を完了させてください。
また、P2P取引を利用するためには本人確認(KYC)が必須となります。



身分証明書のアップロードや顔認証などの手続きを行い、本人確認レベル1を完了させましょう。
これにより、アカウントのセキュリティが高まるだけでなく、取引可能な限度額も増加します。
受取先情報の登録・追加を完了する
最後のステップとして、P2P取引で使用する決済方法の登録・追加を行います。
ホーム画面上部から「暗号資産を購入」→「P2P取引」を選択します。
次に「P2Pユーザーセンター」をクリックし、支払い方法の項目から「今すぐ追加」を選択して決済情報を登録しましょう。
銀行口座・クレジットカード・PayPay・LinePayなど、利用したい決済方法を選んで必要情報を入力します。
複数の決済方法を登録しておくと、より多くの取引相手とマッチングしやすくなるのでおすすめです。
特に日本人ユーザーの場合は、LinePayやPayPayなどの手数料がかからない決済方法を登録しておくと便利でしょう。



以上の3ステップを完了すれば、Bybit(バイビット)でのP2P取引を始める準備は整いました。
次は、実際にBybtt(バイビット)のP2P取引で仮想通貨を購入する方法を解説していきます。
BybitのP2P取引での仮想通貨購入方法


事前準備が完了したら、いよいよBybit(バイビット)のP2P取引で仮想通貨を購入してみましょう。
ここではパソコンとスマホアプリの両方での操作方法を画像付きで分かりやすく説明します。
パソコンでの購入手順
Bybit(バイビット)にログインしたら、画面上部のメニューから「暗号資産を購入」をクリックし、ドロップダウンメニューから「P2P取引」を選択します。
P2P取引ページに移動したら、「購入」タブを選択し、取引したい仮想通貨(BTC、ETH、USDTなど)を指定します。
画面に表示される広告一覧から、条件に合った取引相手を探しましょう。
各広告には価格や取引可能金額や支払い方法・30日以内の取引完了率などの情報が表示されます。
希望する広告を見つけたら「購入」ボタンをクリックしてください。購入画面で取引金額を入力し、「購入」をクリックしたら注文が作成されます。
相手の支払い情報を確認し、指定された支払い方法で送金を行いましょう



送金が完了したら「送金済み、コインをリリース」をクリックして取引完了を通知しましょう。
相手が送金確認を行うと、購入した仮想通貨がBybit(バイビット)の口座に自動的に反映されます。
スマホアプリでの購入手順
Bybit(バイビット)のスマホアプリを起動し、画面下部の「取引」タブをタップします。
画面上部の「暗号資産を購入」→「P2P取引」の順にタップしましょう。
P2P取引画面で「購入」タブを選択し、取引したい仮想通貨を指定します。
広告一覧から条件に合う取引相手を選び、「購入」ボタンをタップしてください。取引金額を入力後、「購入」をタップすると注文が作成されます。
取引画面では相手の支払い情報が表示されるので、指定された方法で送金を行いましょう。
送金完了後、「送金済み、コインをリリース」ボタンをタップしてください。
相手が送金確認を行うと、購入した仮想通貨がアプリ内の資産に反映されます。
取引には制限時間があるので表示されているタイマーの時間内に、送金と確認の手続きを完了させる必要があります。



初めての方は少額取引から始めて、システムに慣れていくことをおすすめします。
次は、反対にBybitのP2P取引で仮想通貨を売却する方法について解説していきます。
BybitのP2P取引での仮想通貨売却方法


Bybit(バイビット)のP2P取引では、仮想通貨を購入するだけでなく売却することも可能です。
ここでは、パソコンとスマホアプリを使った仮想通貨の売却方法を解説していきます。
パソコンでの売却手順
Bybit(バイビット)にログインし、画面上部メニューの「暗号資産を購入」から「P2P取引」を選択します。
P2P取引ページで「販売」タブをクリックし、売却したい仮想通貨を選択します。
画面に表示される広告一覧から、条件に合った取引相手を探しましょう。
取引相手が決まったら「販売」ボタンをクリックします。
売却数量と受け取り金額を確認し、「販売」をクリックすると注文が作成されます。



買い手からの支払いを確認したら、「受け取り確認・リリース」ボタンをクリックして取引を完了させましょう。
仮想通貨が買い手に送金され、口座に法定通貨が入金されます。
スマホアプリでの売却手順
Bybit(バイビット)のスマホアプリを起動し、「暗号資産を購入」→「P2P取引」の順にタップします。
「販売」タブを選択し、売却したい仮想通貨を指定します。
広告一覧から希望の取引相手を選び、「販売」ボタンをタップしましょう。
売却数量を入力し、「販売」をタップすると注文が作成されます。
買い手の支払い情報が表示されるので、支払いを待ちましょう。買い手から支払われたら、通知が届きます。



その後、「受け取り確認・リリース」ボタンをタップして取引を完了させましょう。
重要なポイントがいくつかあります。
- 取引にはタイムリミットがある
- 買い手の支払いを確認する前に仮想通貨をリリースしない
- トラブルが発生した場合は「チャット」機能を使って買い手と連絡を取る
- 解決しない場合は「サポートに連絡」ボタンからBybitのサポートに相談する
P2P取引では、売り手と買い手の間で直接取引が行われるため、お互いの信頼関係が重要です。
特に初めて売却する際は、取引履歴が豊富で評価の高い相手を選ぶことをおすすめします。
BybitのP2P取引のコツとポイント


Bybit(バイビット)のP2P取引をより効果的に活用するためのコツやポイントを紹介します。
初めてP2P取引を利用する方も、これらのポイントを押さえることで安全かつ効率的に取引できるようになるでしょう。
少額から取引を開始する
P2P取引に限らず、新しい取引方法を試す際は慎重さが大切です。
最初は少額から取引を始めて、システムや流れに慣れていくことをおすすめします。
例えば、1,000円程度の少額取引から始めて、問題なく完了することを確認してから徐々に金額を増やしていきましょう。
少額取引を繰り返すことで、P2P取引の操作手順やタイミングを体得できます。



また、自分自身の取引履歴を増やすことで、将来的により信頼性の高い取引相手として認識されるようになります。
無理に大きなリターンを狙うのではなく、堅実に取引経験を積み重ねていくアプローチが長期的には成功への近道です。
LINEPayを活用して手数料と時間を節約する
P2P取引では決済方法の選択が重要なポイントになります。
300種類以上ある決済方法の中でも、日本人ユーザーにとってLINE Payは特におすすめです。
LINE Payを利用することで、銀行振込手数料がかからないため完全に手数料無料で取引が可能になります。
また、アプリ上からワンタップで送金できるので、操作も簡単で時間も節約できるメリットがあります。
PayPayなど他の電子マネーも同様に便利ですが、LINE Payは特に日本人ユーザー間での取引で人気が高いです。



ただし、LINE Payで送金する場合は取引相手をLINE上で友達登録する必要がある点には注意しましょう。
プライバシーを重視する方は、銀行振込など他の決済方法を選択することも検討してみてください。
取引件数や完了率の高い相手を選択する
P2P取引では取引相手の選択が非常に重要です。
広告一覧画面に表示される情報の中で、以下のポイントに特に注目しましょう。
- 取引完了率:90%以上の高い完了率を持つ相手を選ぶ
- 取引件数:多くの取引経験を持つ相手はより信頼できる
- 最終ログイン時間:直近でログインしているユーザーを選ぶ
- 対応決済方法:自分が利用したい決済方法に対応しているか確認
最終ログイン履歴が古い相手や、取引完了率が低い相手との取引はトラブルのリスクが高まります。



特に初めてP2P取引を行う場合は、できるだけ実績のある信頼性の高い相手を選ぶことが大切です。
また、取引の前に相手のプロフィールをチェックして、評価やコメントも確認しておくと安心です。
よくある質問
Bybit(バイビット)のP2P取引に関して、ユーザーからよくある質問とその回答をまとめました。
まとめ
Bybit(バイビット)のP2P取引は、手数料無料で日本円での直接取引が可能な便利なサービスです。
- 日本円での入金が可能
- 取引手数料が完全無料
- 300種類以上の決済方法に対応
- ユーザー間の送金が即時完了
- 広告主として報酬を得るチャンスあり
一方で、適正レートでの売買が難しいケースやトラブルのリスク、対応仮想通貨が少ないといったデメリットもあります。
P2P取引を始める際は、Bybitでの口座開設、2段階認証設定、本人確認、決済方法の登録といった準備が必要です。
実際に取引する際は、LINE PayやPayPayなどの手数料無料の決済方法を活用し、取引実績が豊富で評価の高い相手を選ぶことがポイントです。



初めてP2P取引を行う方は、最初は少額から始めてシステムに慣れていくことをおすすめします。
Bybit(バイビット)のP2P取引を活用することで、より効率的に仮想通貨取引を行うことができるでしょう。