米サークルが資金活用で動き出す?買収の動きとは

仮想通貨に興味を持ち始めている企業が多い中、仮想通貨企業のサークル・インターネット・ファイナンスも等々資金調達の為に仮想通貨市場に参入をしました。

具体的にいうと仮想通貨企業のサークル・インターネット・ファイナンスは5日クラウドファンディングプラットフォームのシードインベスト(SeedInvest)を買収したと投資家向けに発表しました。

調査をした所、買収額は非公表となっていますが、最低でも50億円以上の資金が動き出したのではないのか?という予想が海外投資家の中であります。

サークル・インターネット・ファイナンスがクラウドファンディングプラットフォームのシードインベスト(SeedInvest)を早い段階で買収した理由としては、スタートアップ企業向けの資金調達で仮想通貨を活用する事が考えられています。

大きなプロジェクトをする場合、株などよりも仮想通貨関連の方が大きなお金を手にする事が出来る背景があるからだと考えます。

クラウドファンディングプラットフォームのシードインベスト(SeedInvest)は2012年に設立されました。

クラウドファンディングプラットフォームのシードインベスト(SeedInvest)は24万人以上の投資家から資金を集めるだけでなく、220社のスタートアップ企業の資金調達を成功しているのでかなりの実績があります。

買収には米国の金融取引業規制機構(FINRA)の承認が必要不可欠になっているので、性格には現段階では、買収が行なわれていない状態です。

正式な買収は金融取引業規制機構(FINRA)の承認後という事になります。
買収後の動きとしてはサークル・インターネット・ファイナンスが構築した「USDコイン」を活用しスタートアップ企業が資金を集めやすい構造の構築とセキュリティトークンを発行をする流れと考えられています。

更に、サークル・インターネット・ファイナンスは、既にあるシードインベストが手掛ける資金調達にサークル・インターネット・ファイナンスが得意としている仮想通貨事業を加える事で資金を大きく確保する動きが見られるとしています。

サークル・インターネット・ファイナンスは今週「コレクションズ」のイベントを発表しています。

「コレクションズ」とは何?って思う人は多いと思いますが、複数の仮想通貨をまとめて販売するバスケット取引の事です。

まとめ買いをイメージする方がわかりやすいと思います。
更にサークル・インターネット・ファイナンスは2013年に創業、大手投資銀行のゴールドマン・サックスが出資しているとの情報もあるので、投資家は安心して投資を行なう事ができます。

今後の仮想通貨市場の盛り上がりはあるのか

仮想通貨市場は下降気味になって終焉を迎え始めているという意見も多くありますが、実際仮想通貨の売り浴びせが現在終わりを迎えており、基盤が1年前よりも大きく安定しています。

今後の仮想通貨市場の動きとしては機関投資家が参入する事により、仮想通貨の時価総額が更に大きく上昇すると考えられています。

機関投資家は、仮想通貨市場に今の段階でも殆ど参入していないので機関投資家が参入するとなると仮想通貨から撤退した一般投資家も戻ってくる事が予想されています。

今後の仮想通貨は、必要なコインだけが価格を高騰させ、匿名性のあるコインは徐々になくなっていくと考えられます。

ビットコインの性能は仮想通貨の中でも非常に低いですが、世界中の取引所でビットコインは間で使われる通貨として活躍しています。

この事からビットコインの価格が崩壊する事は考えにくいと考えられています。
アルトコインが今後経済に上手く溶け込む事が出来たらそのコインが次のビットコインになるともいえます。

執筆者 西村大樹