【仮想通貨】OpenCampusとは?特徴や将来性を解説

Binanceに上場する新規の仮想通貨が登場する“バイナンスローンチパッド”。その中に登場した一つの仮想通貨が注目を集めています。

その名もOpenCampus。この銘柄は教育コンテンツに関わるプロジェクトを掲げている仮想通貨。ゲームやファイナンスとは異なる特徴を持つということで、一部のユーザーたちの間で注目を集めています。

そこで今回は今注目の仮想通貨OpenCampusについて特徴や将来性、今後の価格動向について詳しく解説します。

「OpenCampusに興味がある」

「OpenCampusに投資してみたいけれど将来性が気になる」

こういった方たちの疑問を解決する内容となっています。是非最後までご覧ください。

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OpenCampusとは

名称 OpenCampus
トークンシンボル EDU
公式ページ https://www.opencampus.xyz/
X(旧Twitter) https://discord.com/invite/opencampus

OpenCampusとは、ブロックチェーンを活用した教育システムを構築する仮想通貨です。

主に教育コンテンツをブロックチェーン上に配信し、学習者はより多くのコンテンツをOpenCampusのプラットフォームから学ぶことができます。

これだけでは少しわかりにくいと思うので、少し具体的なイメージでご紹介していきます。

OpenCampusとはその名の通り開かれた学校である

端的に言えばOpenCampusは、ブロックチェーン上に構成された開かれた学校のようなイメージです。

ネットワークの参加者は誰でもブロックチェーン上に公開されたコンテンツを使って自由に学習ができ、貧富の差や、家庭の環境などに関わらず、皆が公平に学べる場として利用できます。

男女が平等に、ほぼすべての子供たちが学習できる環境が整っているのは世界中でもほんの一握りの国々だけです。

OpenCampusはそういった格差を是正し、誰もが平等に学べる空間を作ることを使命としています。

プラットフォームはWeb3.0をベースに構築

OpenCampusのプラットフォームはWeb3.0をベースに構築。管理・運営ははすべて分散化されています。

先程の学校で例えるならば、学校という建物はあるけれど、その管理や授業は生徒や先生が各々分担して行っているようなイメージですね。

この様な構造から、アップロードされた教育コンテンツのデータが一か所に集まることはなく、コンテンツ制作者一人一人がデータを管理するような仕組みとなっています。

また、学習者の学習データはOpenCampusのブロックチェーンに記録されます。これにより、学習記録を後から改ざんすることができず、そのデータは不正なくコンテンツを履修した証拠として活用できます。

この特徴は学習コンテンツの修了証明書の発行や、学位取得のバッチに応用することが可能で、いずれは実際の学校を卒業したのと同等の資格が与えられるようになるかもしれません。

Web3.0とは

Web3.0とは、Web技術の進化の次の段階を指す用語であり、現在のWeb2.0から進化したネットワークとして位置づけられています。

Web3.0は、分散型テクノロジー、ブロックチェーン、仮想通貨、人工知能(AI)などの新たなテクノロジーの統合に焦点を当てているのが特徴。コンテンツを作成、発信するWeb2.0とは一線を画すほどの進化を遂げています。

特に分散型テクノロジーに関しては、Web3.0の最も重要な特徴とされ、中央集権的なインフラストラクチャーから脱却し、分散型のシステムへの完全移行を目指しています。

こうすることで、情報が一か所に集中することなく、それぞれのコンテンツやデータを参加者みんなで分散管理が可能となり、現在提唱されている中央集権化による課題とリスクを解決すると期待されています。

また、ブロックチェーン技術を利用したWeb3.0は、分散型台帳を提供し、データやアプリケーションの中央管理を排除することも可能。これによりネットワークの、信頼性、セキュリティ、透明性が向上し、ユーザーにデータの完全な所有権とコントロールを提供します。

参考記事はこちら

https://bitcastle.io/column/post-12128/

https://bitcastle.io/column/post-12112/

OpenCampusの特徴

OpenCampusの特徴は次の通り。

  • コンテンツの権利をNFT化
  • TinyTapとの提携
  • スマートドネーション
  • 奨学金
  • Peer-Reviewシステム

それぞれ見ていきましょう

コンテンツの権利をNFT化

OpenCampusでは、コンテンツの権利をNFT化して保有することが可能です。このNFTは“パブリックNFT”として保存され、NFT化したコンテンツマーケットプレイスで取引されています。

当然その収益はコンテンツ制作者に入るため、より良い授業を作成し、NFT化。そのNFTを販売することで、講義と売却益の双方で稼ぐことができます。

またパブリックNFTの保有者は、そのコンテンツが生み出す利益を受け取る権利が存在します。実際に授業はできなくとも、「これはためになる」と思ったコンテンツのNFTを購入しておけば、その授業が人気になったときに大きな収益源ともなるでしょう。

NFTとは

NFT(Non-Fungible Token)とは、ブロックチェーン技術を利用して一意で不可分なデジタルアセットを表すデジタルトークンです。この技術は、芸術、音楽、ビデオゲーム、仮想土地など、デジタルコンテンツや資産の所有権を証明するのに使われます。

NFTは他のトークンと異なり、同じ種類のものでも互換性がなく、それぞれが一意の価値を持ちます。例えば、同じデザインのキャラクターNFTであったとしても、それらはデータ上全く違う作品として取り扱われるといった具合です。

この様に、NFTの最大の魅力は、デジタルアセットの希少性と所有権をブロックチェーン上で確立することで、アーティストやクリエイターに新たな収益源を提供し、所有者にデジタルアセットのコントロールを与えています。

近年ではNFTの持つ強い著作権保護の効力が人気となり、デジタルコレクションやデジタルアート市場が急速に成長するきっかけとなりました。

TinyTapとの提携

OpenCampushは児童向けアプリ、TinyTapと提携しています。TinyTapは、セサミストリートやオックスフォード大学出版局など、名だたる教育ブランドと提携しており、そのダウンロード数は100万件以上。

算数やアルファベットの読み書きなど、幼児教育から小学校低学年程度までの学習をサポートし、世界中の子供たちが愛用しています。

その人気は日本で言うところの“しまじろう”クラスです。

それだけ大手の教育アプリと提携できているOpenCampusの学習コンテンツは、多くのユーザーの目に触れる機会があり、その人気はあっという間に爆発するでしょう。

今はまだTinyTapとしか提携していませんが、今後も徐々に他企業とパートナーシップを結ぶ計画を立てており、今後の展開に期待するばかりです。

スマートドネーション

スマートドネーションは、ブロックチェーンを利用した寄付活動のことを言います。寄付者は自分が投じた寄付金がどのように使われたか追跡することが可能で、透明性の高い募金活動が行えます。

寄付金といえば使用用途が不明で、実際に自分の寄付金がただしく使われているのか判断する余地はありませんでした。

しかし、スマートドネーションの活用により、寄付金の活用先が明確化。寄付者も、寄付を募る側も気持ちよく活動を行える基盤が整っています。

奨学金制度

OpenCampusは奨学金制度を導入しています。この制度のおかげで、利用者は経済的な負担を理由に学習をあきらめる必要はなくなり、誰でも高い次元の教育を受けることが可能です。

奨学金の主な財源は先ほど紹介したスマートドネーションなど。企業や慈善団体が行った寄付によってOpenCampusの奨学金制度は機能しています。

Peer-Reviewシステム

Peer-Reviewシステムとは、担当者がコンテンツのレビューを行うシステムです。

OpenCampusのレビュー担当者は、公開されているコンテンツを評価し、良い評価が下された製作者は報酬としてEDUを受け取れます。

良いコンテンツを作るだけで報酬が発生するこのシステムは、良質な学習コンテンツを作る素晴らしい仕組みであり、このシステムが機能しているOpenCampusの学習コンテンツはどれも有料級の内容となっていることは間違いないでしょう。

EDUの価格動向

2023年9月のEDUの価格動向は以下の通り。

ローンチ以降下落を続けているEDUは、0.4ドル付近まで下落。ピークからみると、70%以上値下がりしています。

直近の値動きも乏しく、出来高も減少してきているため、新規公開の過熱感は薄れてきており、本当の意味での値動きはこれからではないでしょうか。

今後の価格展望

さて、下落を続けているEDUですが、今後の価格展望はどうでしょうか。結論から言えば“まだ下落してもおかしくない”状態です。

2023年8月以降、安値の更新が見られないため、一見すると下落は一旦落ち着いたかのようにも見えます。

ところが注目したいのは、上値も切り上がっていない点。非常に小さなレンジで収束している今の値動きでは、高値もブレイクせず下値も切り上げた状態でどっちつかずの相場です。

これでは今後の価格展望を予想することはできず、強いて言えば、上昇の力よりも下落のスピードが大きいため、0.4ドル付近のサポートを割ってしまえば、価格は下落する一方でしょう。

しかし、OpenCampusのプロジェクトの中身は非常に面白い内容となっており、実用面からEDUが急騰する可能性も否定はできません。

いずれにしても下落余地が大きなEDUは今慌てて投資する銘柄ではないかもしれません。

OpenCampusの将来性

WEB3.0の技術を根幹に作成されたOpenCampusのプロジェクトは、将来性に大きな期待を持てます

現在、日本国内においても教育とブロックチェーンの関りは非常に注目されています。

例えば、日本の文部科学省はブロックチェーンを始めとしたデジタル分野に関心のある有識者を集めたデジタライゼーション・イニシアチブチーム“スキームD”を発足させ、国を挙げて分散型社会への教育を進めています。

こういった背景は日本だけではなく、世界中で起こっており、その教育の中心をになうOpenCampusは今後も利用者が増大していくばかりでしょう。

現在はまだ児童向けコンテンツとの提携しかありませんが、今後は高等教育を提供するプラットフォームとも提携予定とされており、学習内容の充実度は増し続けていく一方です。

今後数年間でどこまでプラットフォームが進化していくのか非常に楽しみです。

【まとめ】平等に学習の場を与える仮想通貨OpenCampus

WEB3.0をベースにプラットフォームが構築されたOpenCampus。ブロックチェーン技術を高揚して様々な学習コンテンツを提供するこのプロジェクトは、教育系仮想通貨の中でもトップクラスの人気を誇ります。

みんなが平等に学習できる場所提供するをモットーに奨学金制度まで導入するプロジェクトはそうそうありません。

現在は児童向けアプリを開発するTinyTapト提携。今後も提携先記号は津得ていく予定だそうです。

今はまだプロジェクトが注目されたばかりのOpenCampus。今後どれだけ人気の仮想通貨になっていくのか今から楽しみです。

OpenCampusを買うならbitcastle

bitcastleは仮想通貨取引プラットフォームです。OpenCampusは残念ながら日本の仮想通貨では取り扱っておらず、購入はBinanceを利用しなければなりません。

そしてバイナンスで仮想通貨を購入するためには、事前に購入に使用する仮想通貨を用意する必要があるのですが、ここで利用をおすすめするのがbitcastle。

アカウント開設はメールアドレスと本人確認のみ。購入はなんとクレジットカードに対応しています。

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執筆者 西村大樹