FX指標カレンダー【9月第3週】経済指標・発言とトレード戦略

FXで指標や発言などの経済イベントは、トレードにおいて重要な情報源となります。

そこで本記事では、9月第3週に予定されている経済指標や要人発言に注目し、トレーダーが市場動向を正しく読み取るための手助けを提供します。

具体的には、経済指標の発表や重要人物の発言が、為替市場にどのような影響を与えるのか解説していきます。

9月第3週の全体像と戦略視点

9月第3週は、米国の金融政策イベントを中心に、世界各国の重要指標が相次ぐ注目の週となります。

特に木曜未明に予定されるFOMCの結果とパウエルFRB議長の会見は、ドル相場に直接的なインパクトを与える可能性が高く、週全体の値動きを左右する中心材料です。

また、日本や欧州でも物価関連指標や中央銀行イベントがあり、クロス円やユーロ、ポンドにも影響が広がりやすいタイミングです。

そのため、戦略としては、前半は米小売売上高や住宅関連データをチェックしつつ慎重に様子を見て、後半にかけて、FOMCや日銀会合といったビッグイベントに備えてポジション調整を行うのが有効です。

【FX週間カレンダー】主要イベントと経済指標・発言一覧

日付 時間 主なイベント内容 注目度
9月15日(月) 🇯🇵日本市場休場(敬老の日)
21:30 🇺🇸NY連銀製造業景気指数 ★★
9月16日(火) 21:30 🇺🇸小売売上高 ★★★★
21:30 🇨🇦CPI ★★★
22:15 🇺🇸鉱工業生産 ★★★
9月17日(水) 18:00 🇪🇺ユーロ圏CPI改定値 ★★★
21:30 🇺🇸住宅着工件数・建設許可件数 ★★★
22:45 🇨🇦カナダ中銀政策金利 ★★★
9月18日(木) 03:00~ 🇺🇸FOMC政策金利・パウエル議長会見 ★★★★★
08:50 🇯🇵機械受注 ★★
20:00 🇬🇧BOE政策金利 ★★★
21:30 🇺🇸新規失業保険申請件数 ★★★
23:00 🇺🇸景気先行指数 ★★
9月19日(金) 08:30 🇯🇵全国CPI ★★★
正午頃 🇯🇵日銀政策決定会合・植田総裁会見 ★★★★★

【FX指標|9月15日(月)】 日本市場休場(敬老の日)/NY連銀製造業景気指数

週明けは日本市場が休場となり、アジア時間は流動性が低下する可能性があります。

米国ではNY連銀製造業景気指数が発表され、製造業活動の強弱を確認する材料となります。

ただし、この日は全体として注目材料が少ないため、週後半のイベントに向けたポジション調整が中心となり、値動きは限定的になることが予想されます。

【FX指標|9月16日(火)】 小売売上高/鉱工業生産/カナダCPI

16日は米国の消費と生産に関する重要データが同日に発表されます。

小売売上高は個人消費の動向を示す指標で、予想を上回ればドル買いが強まり、逆に弱ければドル売りの材料となりやすいです。

鉱工業生産は製造業やエネルギー分野の活動を反映するため、景気の持続力を測る手がかりになります。

さらにカナダのCPIも発表され、インフレ動向次第でカナダドル相場が大きく反応する可能性があり、全体的に北米通貨が主役となる一日です。

【FX指標|9月17日(水)】 ユーロ圏CPI改定値/米住宅着工件数・建設許可件数/カナダ中銀政策金利

17日はユーロ、ドル、カナダドルに影響を与える指標があります。

特に、ユーロ圏のCPI改定値はインフレの強さを確認するデータであり、ECBの金融政策期待に直結します。

米国では住宅着工件数と建設許可件数が発表され、不動産市場の堅調さを占う材料となります。

加えてカナダ中銀が政策金利を発表し、タカ派・ハト派の姿勢次第でCAD相場が大きく動くリスクがあり、各国の金融政策を意識した値動きが予想される日です。

【FX指標|9月18日(木)】 FOMC政策金利・パウエルFRB議長の会見/日本機械受注/BOE政策金利/米新規失業保険申請件数/景気先行指数

18日は週で最も注目度の高いイベントがそろいます。

まず、未明に発表されるFOMCの政策金利とパウエル議長の会見は、ドル相場の方向性を大きく左右する最大のイベントです。

続いて、日本の機械受注が公表され、設備投資の動向を確認する材料となります。

欧州ではBOE政策金利があり、ポンドの急変動リスクが高まります。

さらに米国では毎週の新規失業保険申請件数に加え、景気先行指数も発表されるため、米経済全体の強弱を測る一日となります。

複数のイベントが重なるため、短期的に大きな値動きが起こりやすい日です。

【FX指標|9月19日(金)】 日本全国CPI/日銀政策金利・植田総裁会見

週末は日本に焦点が当たります。全国CPIは物価動向を示す重要指標であり、日銀の金融政策スタンスに対する市場の見方を大きく左右します。

さらに、日銀政策金利と植田総裁の会見が控えており、追加緩和や政策修正に関する発言があれば円相場は大きく動く可能性があります。

週末要因によるポジション整理とあわせて、為替市場は一段とボラティリティが高まりやすい状況になるでしょう。

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執筆者 西村大樹