ハッカーは日本の仮想通貨取引所を狙う?日本は常に狙われている

仮想通貨取引を行なう上で一番怖いものはハッキングと言われています。

勿論ハッキングが怖いならウォレットに入れておくのも一つの手ではありますが、何より短期でトレードする場合取引所にトークンを必然的においておかなければいけません。

ハッカーも2017年から数が急増している事から仮想通貨の価格高騰に目をつけた事がわかります。

仮想通貨の高騰と同時に日本の若い投資家も増えましたが、それと同時に法律面や人の少なさなどの法整備が全くおいついていない背景がありました。

法整備や取引所が完成していない状態で多くのお金を取り扱っていると必然的にハッキングをされ大量のお金を盗まれてしまいます。

当然金融庁も、日本に存在する仮想通貨取引所に警告を出していましたが、追いついていないのが現状で最近ではコインチェックで500億円以上のお金が盗まれてしまいました。

仮想通貨でハッキング被害がない所の方が珍しく、24時間体制で資産を見守る必要性があります。

現在日本の仮想通貨取引所はハッキング被害が非常に多く被害額も膨れ上がっているので、投資を今からして見ようかな?と考えている人は、この記事を読んで安全な取引所を探してみてください。

ハッキング総額ランキング

1位 コインチェック

コインチェックのNEM流失事件は記憶に新しい人が多いと思います。
Coincheckは2018年1月当時、およそ170万アカウントが存在するとされた国内最大級の仮想通貨取引所でなにより、セキュリティ面が万全と考えられてました。

金融庁の認可申請中のみなし業者でしたが、許可は間違いないだろうと言われており、テレビでもCMが多く流れていました。

日本の多くの投資家がコインチェックスタートと言われるくらいシェアを独占していましたが、スプレット値が高い事もあり、取引初心者や仮想通貨をホールドしておく人に気に入られているイメージがありました。

ハッキングされた被害額は当時約580億円といわれていた事から投資家に返却できないのでは?と思われていましたが、全て返却する事が出来ました。

つまりコインチェックはハッキングされた以上のお金を保有していた事になります。

コインチェックは1NEM(XEM)あたり88.549円の補償を実施した後に、マネックスグループの子会社になりましたが、投資家からするとハッキングされてもしっかりお金を返してくれる取引所という認識になり寧ろ宣伝効果があったのではないのか?と言われています。

しかし、NEMのイメージはコインチェックのせいで暴落したと言われても仕方がないくらいまで価格が落ち今では11円と10円の鬩ぎ合いになっています。

2位 Mt.Gox

Mt.Goxは仮想通貨を初期からしている人であれば知っていると思います。
ゴックス事件ともいわれており仮想通貨が終焉を向かえたと言われていました。

被害総額はコインチェックと比較すると大きく落ちますが約370億円と言われています。
ハッキングをうけるまでは、世界最大の取引量を誇った日本の仮想通貨取引所といわれており、Mt.Goxを設立したジェド・マケーレブ氏はビットコインの普及に大きく貢献した事で有名な人です。

最近ではMt.Goxの一部債権者の申し立てを受けて動き出している情報が出ているので、近々大きく動き出すのではないのか?と言われています。

今から仮想通貨をするならどの取引所?


沢山は紹介できませんでしたが被害総額が大きい2つの取引所をランキング形式で紹介させていただきました。

今から始めるのであればコインチェックにすべきかな?と思います。
ハッキングはされましたが、現在ツイッターをみるとエンジニアを募集したり人を確保しているので今後に期待が出来そうです。

執筆者 西村大樹