仮想通貨取引をしている人であれば知らない人がいないほど有名な取引所仮大手のビットレックス(Bittrex)がビットコインゴールド(BTG)の上場を廃止しました。
ビットレックス(Bittrex)は5月にもハッキング被害を受けておりビットコインゴールド(BTG)は1日、その被害補填費用の半分の支払いを拒否した事によりビットレックス(Bittrex)は上場を承認しなかったと言われています。
上場廃止はビットレックス(Bittrex)としても大打撃を隠し切れません。
ビットレックス(Bittrex)は一流の取引所なのでビットレックス(Bittrex)に上場するという事はコインとして認められるだけでなく、将来性があるコインとお墨付きがついたといっても過言ではないからです。
そのビットレックス(Bittrex)上場が白紙になってしまったのはビットコインゴールド(BTG)を保有している投資家からしたら残念という他ありません。
実際に価格も前日比から徐々にダウンしてきており、大口が資金を引き上げた瞬間が一番危険だと考えられます。
ビットコインゴールド(BTG)側のコメントではビットレックス(Bittrex)我々に被害の補填費用として2798万円の支払いを要求してきたとの発言をしました。
ビットコインゴールド(BTG)としては、自らのコインの不具合でビットレックス(Bittrex)に迷惑をかけたのであれば勿論支払いはすべきであるが、ビットレックス(Bittrex)のシステムセキュリティの甘さが損失に繋がっているこの状況で我々が補填する事は出来ないと発言しました。
勿論補填に私的なビットコインゴールド(BTG)を提供するとなると、ビットコインゴールド(BTG)を保有している投資家から大きな批判を浴びそうなのでこの判断は正しいともいえます。
投資家の一部からはビットコインゴールド(BTG)経営陣の支払い拒否を絶賛しており信頼できる経営陣という声も数多くSNS上であがってきています。
ハッキング被害は5月12日と5月22日に攻撃を受けました。最大51パーセントの攻撃と二十支払いのダメージを取引所は受けてしまいました。
後々調べた調査によるとハッキング被害のやり口はナイスハッシュを通じてサーバーを借り攻撃をしかけたとの事です。
そこからビットコインゴールドのハッシュレートの半分以上を手に入れてビットコインゴールドを完全に支配しました。
支配されたビットコインゴールドは簡単に操作できるのでそのまま大量のビットコインゴールドを取引所に預け入れ、匿名性が高いコインに一度に変換しました。
更に足がつかないようにビットレックス(Bittrex)から別の取引所に通貨を移動させハッカーは20億円以上盗んだといわれています。
ビットレックス(Bittrex)は自分のミスでビットコインゴールドの運営に支払いを求めているので、ビットコインゴールドの投資家からは非難が集まっています。
今後のビットレックス(Bittrex)の動きに注目したい。
執筆者 西村大樹