仮想通貨メタヒーロー(HERO)とは?特徴や将来性も解説

アルトコインの1つであるメタヒーロー。今話題のメタバースに関連する仮想通貨として、注目を集めています。

とは言え、まだ日本の仮想通貨取引所で扱っているところはないこともあり、メタヒーローに関する情報を集めるのは困難ですよね。そこで、本記事ではメタヒーローの特徴や将来性について解説します。メタヒーローを購入できる仮想通貨取引所も紹介するため、ぜひ参考にしてくださいね。

なお以下の記事では、仮想通貨取引に関する用語を網羅的に解説しています。

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仮想通貨メタヒーロー(HERO)とは?

メタヒーローとは、どのような経緯で誕生した仮想通貨なのでしょうか。

この項では、メタヒーローの概要について解説します。

人間を3Dスキャンしメタバースで登場させるプロジェクト

メタヒーローとは、3Dスキャンした人間や物のデータをNFTトークン化することで、メタバースの中に登場させるために生まれたプロジェクトです。

このプロジェクトが実現すれば、メタバース内で等身大の自分に服を着させたり、ゲームをしたり、ビジネスを展開したり出来るとのこと。東京でも、1~2年後にはこのプロジェクトを通じてメタバースへ行けるようになる予定だと、Twitterの公式アカウントがツイートしています。

SF映画のような世界が実現するかもしれないなんて、ワクワクしますよね。なお、メタバースとNFTの意味は以下の通りです。

メタバース…Meta(超越)+Universe(世界)が組み合わさった造語。オンライン上に作られた、複数人で共有できる仮想空間のこと。

NFT…代替不可トークンのこと。複製ができないため、所有するだけでそれが本物だと証明でき、デジタルデータを資産化できる。

ヨーロッパの有名経営者によって開発された

メタヒーローの開発チームのCEOは、30歳にしてヨーロッパのお金持ちランキング100にランクインしたことのある、凄腕実業家のロバート・グリン氏です。ロバート・グリン氏は、これまでにヨーロッパでCodewiseという会社を成長させた実績を持ちます。

そんなロバート・グリン氏によって「現実とデジタル領域を結ぶ橋にする」ことを目的として、メタヒーローが開発されたのです。

SONYと提携したことが注目されている

メタヒーローとSONYは、間接的に連携していると言えます。なぜなら、メタヒーローと連携している「Wolf Digital World」という企業が2021年9月にSONYとの連携を開始したためです。実際に私たちがメタバースへ行くときには、綿密な3Dスキャンをするために、200台のSONYのカメラで一気に撮影されるのだそう。

世界中に愛されている日本の大手企業SONYと間接的に繋がっているなんて、今後に期待できますよね。

メタヒーロー(HERO)の概要

メタヒーローのリアルタイムチャートや現在の価格、時価総額を紹介します。

メタヒーローのリアルタイムチャート

メタヒーローのリアルタイムチャートは以下の通りです。

 

メタヒーローの基本情報

  • 通貨単位:HERO
  • 現在(2021年11月):13.85円
  • 時価総額ランキング:2794位
  • リリース:2021年7月

メタヒーローはリリースされて間もない通貨なため、時価総額ランキングは2794位と低いのが現状です。

今後上昇する見込みがあるかどうかについては、この後詳しく説明します。

メタヒーロー(HERO)の特徴

メタヒーローは、画期的な技術を用いたプロジェクト実行を目的として作られた通貨であることが分かりました。

続いては、メタヒーローならではの特徴を3つ紹介します。

持っているだけで増えるスマートステーキング機能

メタヒーローには、スマートステーキング機能が実装されています。スマートステーキング機能とは、HEROトークンの取引が行われて手数料が発生する度に、その手数料の1部がHEROトークンの所有者全員に支払われるという仕組みです。

つまり、メタヒーローを所有しているだけで、勝手に少しずつ保有量が増えて行くのです。何もしなくても増えるなんて、お得ですよね。

手数料の一部をバーンすることで希少性を上げている

前述の通り、HEROトークンの取引にかかる手数料の一部は、他のHEROトークン保有者へと支払われます。

一方で、残りの手数料の一部がバーンされる構造にもなっています。バーンとは焼却を意味し、仮想通貨の存在が消えるということです。なぜこのような仕組みになっているのかと言うと、通貨の希少性を高めるためです。

通常、お金と言うのは流通量が多いと価値が下がり、逆に流通量が少ないと価値が上がります。メタヒーローは取引されるたびに手数料の一部がバーンされるため、徐々に価格が上って行くのです。

全ての取引で5%の手数料が生じるデフレトークン

メタヒーローは、デフレトークンを採用している仮想通貨銘柄です。

デフレトークンとは、取引が行われるたびに5%の手数料が発生するというものです。そして前述の通り、この手数料の中の一部がHEROトークン保有者全員に分配され、また別の一部がバーンされる仕組みとなっているのです。

「5%の手数料が取られる」と聞くと高いと感じますが、取引が活発になるほどHERO保有者にとって嬉しいことが増えますよね。

メタヒーロー(HERO)の将来性

メタヒーローの保有者数は、2021年11月20日に、150,000人に到達しました。とは言え時価総額ランキングは2794位と、まだまだマイナーな銘柄だと言えるでしょう。

そんな仮想通貨メタヒーローは、今後価格上昇の可能性があるのでしょうか?この項では、メタヒーローの将来性を左右するポイントを2つ紹介します。

メタバースの普及

オンライン上に複数のユーザーが同時に空間を共有できる「メタバース」。メタヒーローはメタバース上で推進されるプロジェクトのために生まれた仮想通貨です。そのため、メタバースの普及がどれだけ進むかメタヒーローの将来性を左右するポイントです。

実は、既に日本でもアメーバピグやPlayStation Homeなどのサービスが、メタバース上で展開されています。メタバースには、ワクワクするような非日常的な体験ができる、場所を問わず世界中の人と繋がれるなどのメリットがあるため、今後さらに普及すると考えられます。

メタバースが普及して、メタヒーローの価格が上昇するのが楽しみですね。

NFT市場の発展

前述の通り、NFTとは複製不可能なトークンのことです。ブロックチェーン技術を利用し、唯一無二のデジタルデータの作成を可能とした画期的な技術として注目を集めています。

そんなNFT市場は現在盛り上がりを見せ始めており、ゲームやファッションショーなどで高額の取引が行われています。

例えば、有名ファッションブランド「ドルチェ&ガッパーナ」がドレスなどを初めてNFT化して販売した際には、なんと日本円で6億円相当の金額で落札されました。その他にも、Beeple氏という画家が作成したNFTデジタルアートが75億円相当の金額で落札された事例もあります。

これだけ高額な取引がされているのであれば、今後さらに発展することも期待できそうですね。

なお、NFTについては以下の記事でも詳しく説明しているため、ぜひ参考にしてください。

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メタヒーロー(HERO)の購入方法

メタヒーローは、現状日本国内の仮想通貨取引所では取り扱われていません。そのため、メタヒーローを購入するには海外の仮想通貨取引所を利用することとなります。

ここでは、メタヒーローを購入できる主な取引所と、今後取り扱う可能性のある取引所を紹介します。

メタヒーロー(HERO)が購入できる主要な取引所

メタヒーローを購入できる、主要な取引所は以下の通りです。

  • Pancake Swap V2(DEX:分散型取引所)
  • BitMart(海外仮想通貨取引所 )
  • CoinW(海外仮想通貨取引所)
  • LBank(海外仮想通貨取引所)
  • BKEX(海外仮想通貨取引所)
  • CoinTaiger(海外仮想通貨取引所)

現状ではメタヒーローを扱っている取引所は少ないですが、メタヒーローの人気上昇やメタバース・NFTの普及に伴い、今後増えるといいですよね。

bitcastleでも今後取り扱う可能性も

仮想通貨取引所bitcastleでも、今後メタヒーローを取り扱う可能性があります。bitcastleは現時点では取り扱っている仮想通貨の種類が少ないものの、今後有名なものからマイナーなものまで、幅広い仮想通貨銘柄を扱う予定があるためです。

ちなみにbitcastleには、以下のようなメリットがあります。

  • 主要な仮想通貨銘柄は手数料0円で取引できる
  • 世界最速の5秒間のバイナリーオプション取引ができる
  • 大半の仮想通貨をコールドウォレットで保管しているため安全性が高い

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以下の記事でもbitcastleについて詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてくださいね。

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【まとめ】今後も仮想通貨メタヒーロー(HERO)から目が離せない!

本記事では、仮想通貨メタヒーローの特徴や将来性などを解説しました。

現時点ではマイナーな仮想通貨銘柄ではあるものの、実績のある有名実業家がCEOを務めている点やSONYと連携している点など、今後の発展に期待できそうな要素が盛りだくさんです。

そのため、今のうちにメタヒーローを保有しておけば、将来大きく儲けられる可能性を秘めていると言えるでしょう。今後も仮想通貨メタヒーローの動向から目が離せませんね。

執筆者 西村大樹