仮想通貨の未来を海外投資家やCEOが大胆予想!? 一般投資家の反応は?

ETFのマイナス情報もあり仮想通貨は大暴落をみせています。
ベンチャーキャピタル(VC)が一気に売り出す情報が弱気相場の中で出されました。
弱気相場の中で出された情報という事もあり、一気に仮想通貨の価格は紙くずになると予想されています。

香港の仮想通貨取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは14日が出した仮想通貨の価格はイーサリアムが2桁、リップルやネムなどの主要コインは1円を割ると予想しています。

現在ビットコインは70万まで値を戻していますが、価格推移を見た時にいつ価格が暴落してもおかしくない推移だと海外投資家は発言しています。

イーサリアムは現在350ドルを下回っていて先日は9ヶ月ぶりの安値を更新し一番価格が高かったときから1/10以下になっています。

アーサー・ヘイズCEOはイーサリアムについて更に言及していたので、紹介します。
イーサリアムは性能に長けていたコインだと思っていたが、実際にはビットコインのおまけということも今回の暴落ではっきりしました。

全体的にビットコインで取引しているということも原因としてありますが、仮想通貨=ビットコインとなっているのも大きな問題です。

イーサリアムを草コインと発言した背景には性能だけでなく、1年間の未来を見据えるビジョンが浅はかだったということも原因としてはあげられます。

ベンチャーキャピタル(VC)が一気に売り出す理由の一つとして

マネー・マネジメント・ゲームにおける一番のリスクは、キャリアがあげられます。
一人でマネーを失うより、他のみんなと一緒に失った方が良い。前者をしたら自分のキャリアだけでなくトレーダーとしての存在意義を失うからである。

しかしながらベンチャーキャピタル(VC)が一気に売りに出さなくても投資家は次々に売却に走ることが懸念されている状況なので大きく変わらないことが予想されます。

アーサー・ヘイズCEOは実際にビットコインの価格を30万~50万まで落ちると予想しています。
米国証券取引委員会(SEC)がビットコインETFを可決するか否かが重要になっていますが、一般投資家はETF自体厳しい、海外大手CEOはETFの認可が下りるのは時間の問題と発言がわれています。

ビットコインの価格が落ちるということは、アルトコインも落ちるのでマイニングをしている人も仮想通貨市場から必然的に離れてしまいます。

初期のマイニングのスピードと今のマイニングのスピードは比べ物にならないほど遅いです。そこから価格が落ちるとなるとマイニングを続けるプレイヤーは必然的に減少します。

一般人の仮想通貨に対する興味はどれくらい薄れたのか?

仮想通貨の価格が大きく落ちているので、仮想通貨をしたことがない人は仮想通貨に対する興味は既にないのでは?と考えている人が多いですが、それは大きな間違いです。

仮想通貨取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは14日、ブルームバーグのインタビューで、昨年はコインベースには1日当たり5万にの新規ユーザー登録があったことを発表しました。

ビットコインに対する人々の期待値はそれぞれ大きく違うのも事実ですが、何より実社会への導入は着実に進んでいるといえる事は間違いないと考えます。

日本の投資家が買い占めているリップルなどが良い例です。
リップルは仮想通貨の枠組みから大きく外れて銀行と提携するなど大きな飛躍の一歩をしているといってもいいと思います。

今後の仮想通貨の動きは、仮想通貨に触れていない人が仮想通貨を始めてどれだけ仮想通貨に資金をいれるかが鍵になると考えます。

執筆者 西村大樹