価値を上げるために!仮想通貨を支払い手段として少しずつ使い始めませんか?

仮想通貨の素晴らしい技術を一般の人たちが実際に体感できるのは、支払手段として利用する時ではないでしょうか。もちろんトレードも一般の人が始められることではありますが、多くの人が楽しく利用するという意味では、支払手段としての利用が一番でしょう。トレードはしない人は一生しない…-ということもあり得ますから。

そして、少しずつではありますが、支払手段として仮想通貨が使われ始めているようです。 日本でも、比較的若い世代が利用するような飲食店などは、仮想通貨での支払いを受け入れているところも増えてきています。Twitter でそのような話題をよく見かけます。

残念なことに、盗難事件で有名になってしまったネムも、支払手段として取り扱うところが増えてきているようです。仮想通貨の使い勝手のよさに気がついて、さらにどんどん使われるようになって、自然とその仮想通貨の価値が上がっていくというのは、とても理想的な形でしょう。

実際に、日本人だけでなく、世界中の人が仮想通貨を支払手段として使ってみたいと思っているせいなのか、使い始めようとしている動きがあるように感じます。最近ニュース記事を読んでそう感じましたので、その内容をご紹介します。

まずはわが国、日本での仮想通貨の支払いの受け入れが始まったものの中で、目についたものをご紹介します。

最近日本で仮想通貨ネムで決済が可能になった、あるいはなりつつあるところ

現在、ビットコインはお支払いが可能な所は既に結構ありますし、簡単に検索できます。

しかし、ここではハッキングがあって、少々ネガティブなイメージを抱かれてしまったかもしれないネムで決済ができるを軽くご紹介しておきます。

ネムを利用してネムの価値を上げることが、ネムで残念な思いをした人にとって最も報われる方法ではないでしょうか。また、本来、そのように使われると、仮想通貨がもっと魅力的なものになる可能性が高い気がしますがいかがでしょうか?

ちなみに、筆者もネムを持っていましたが、なんと、盗まれませんでした。150円以上で購入していますが、現在30円台。他にも強制的にホールドすることになってしまっているアルトコインと同様に、ただただ価値が下がっていくのを見ているだけなので、少々ポジトークなのをお許しくださいませ。

全国ボート免許更新センター(NEM(XEM)での支払いを2018年4月1日から導入)、ミシェラン星付きレストラン、うな重、住宅ガス機器、音響、貸し切りパーティー、中古車、アロマエステ、ネイル、絵画、イラスト、屋台ラーメン、イカ焼き、ホルモン焼き、和菓子、カクテル、ウイスキー、雑誌、アクセサリー、石油など
(XEMbook@仮想通貨NEMのTwitter公式アカウントより転載)

見たところ、個人での集会や、美容関連でネム決済を受け付けている所が多いようです。Twitterでは「水道工事もやります!」などという書き込みもみました。個人商店のほうが、仮想通貨での決済受け入れを導入しやすいのでしょう。

そして、ネムで決済できるところは今後も増えそうですので、楽しみです!筆者も密かに写真でクリエイター活動をしております。ネムで投げ銭をしていただけるようにしましょうかね?

韓国の旅行サイトで12種類の仮想通貨を受け入れ始める

韓国最大の仮想通貨交換業者である「Bithumb」がアナウンスによりますと、韓国では5万軒以上にもわたるホテルや関連施設を含む旅行サイトが、仮想通貨決済を始めるようになるということです。

支払ってもらう側としては、一つでも多くの支払いシステムが導入したほうが有利であることは明らかです。逆に考えますと、他のホテルで仮想通貨での支払いを受け入れてるのに自分のところだけ受け入れてないと、お客の獲得のチャンスを自ら逃してしまうようなものでしょう。

この動きは、Bithumbという仮想通貨交換業者と各企業のパートナーシップが根底となっているようです。具体的な使用方法としては、Bithumbのアカウントで所有している仮想通貨のアプリを通してお支払いをするという形になるようです。

つまり、Bithumbのアカウントに仮想通貨を所有していなければならないので、すぐに大勢の人が利用し始めることにはならないかもしれません。

しかし仮想通貨というものが存在する限り、通貨として利用できる場が多いほうがよいはずです。通貨として多くの人が使うことが、最も世の中に浸透してゆく方法でしょうし、安全性も高めていけると感じます。

そして、旅行関連企業などは海外からのお客様も対象になるわけですから、仮想通貨決済の開始は、売上をアップするための最善策になるのではないでしょうか。特に、小規模の旅行関連企業には、早期の仮想通貨決済の受け入れが生き残りを分けるくらい重要なことになるかもしれませんね。

ちなみに、今回支払いが可能になる仮想通貨は「ビットコイン」「ビットコインキャッシュ」「リップル」「イーサリアム」「イーサリアムクラシック」「EOS」「qtum」「モネロ」「ライトコイン」「ジーキャッシュ」「ビットコインゴールド」「ダッシュ」の12種類です。

台湾の航空会社でも仮想通貨での航空券の支払いを受け入れる

アジアは全世界でも最も仮想通貨を受け入れている地域だと言われるようです。確かに、日本人も仮想通貨大好きな国民と言いきっても過言ではないでしょう。そんな中、台湾の航空会社での航空券や、関連する物の仮想通貨決済を開始する予定だとか。

その航空会社は「Far Eastan Air Transport」ブランドの後継者の「FAT Taiwan Inc.」だということです。その社長は仮想通貨が広く使われることによって、航空業界の将来を切り開いていけると考えているようです。そして、航空業界のパイオニアを目指しているようです。夢がありますね。

やはり、旅行関連の業種では、仮想通貨での支払いを受け入れようとするところが多いですね。 そして、このFar Eastern Airは中国、日本、カンボジア、フィリピンそして韓国に飛行機を飛ばしています。

中国語で書かれたアナウンスメントによると、仮想通貨を利用することによって、乗客はより便利で、かつ割引された予約などを楽しむことができるようになるだろうとのことです。

確かに、仮想通貨で自由に航空券を購入できれば、旅先でも思い付きで行動半径が広げることもあるかもしれませんね。筆者は基本的に旅行関連業種で仮想通貨での支払いができるシーンが増えるのは大歓迎です。

さて、まだ仮想通貨でお支払いをしたことのないあなたや筆者は、今後、いつどこで仮想通貨での支払いを初体験するようになるでしょうか?

【参照】South Korean Travel Site with Over 50,000 Hotels to Accept 12 Cryptocurrencies – Bitcoin News
【参照】Taiwanese Airline to Accept Cryptocurrency Payments for Flight Tickets – Bitcoin News

執筆者 西村大樹