仮想通貨Theta Fuel(TFUEL)とは?動画配信サイトを利用した将来性を解説

「Theta Fuel(TFUEL)ってどんな特徴の仮想通貨?」
「Theta Fuel(TFUEL)を保有したいけど将来性はある?」

Theta Fuel(TFUEL)<シータフューエル>といえば、動画配信サイト「THETA.tv」で利用される仮想通貨(暗号資産)です。

シータ(THETA)関連を調べようとすると「Theta Fuel」や「Theta Token」、「Theta Network」といった単語が出てくるので、なかには混乱してしまった人もいるのではないでしょうか。

この記事では、Theta Fuel(TFUEL)の特徴や将来性について解説します。ホールドしたくなるようなアルトコイン(オルトコイン)や草コインを探している人は、ぜひ読んでみてください。

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Theta Fuel(TFUEL)とは

Theta Fuel(TFUEL)<シータフューエル>は、Thetaブロックチェーン上で発行されるネイティブトークン(仮想通貨)の一つです。

また、Thetaブロックチェーン上ではもう一つ、Theta Token(THETA)<シータトークン>というガバナンストークンも発行されます。

Theta Fuel(TFUEL)とTheta Token(THETA)は同じThetaブロックチェーン上で発行されるトークンですが、異なる特性を持つのがポイント。それぞれが別の仮想通貨として扱われるため、間違えないようにしましょう。

●ネイティブトークンとは?
そのブロックチェーン独自のトークンのこと。ブロックチェーンの堅牢性を保つ役割がある。

●ガバナンストークンとは?
所有している人が運営の方針決定に関与できるトークンのこと。ネットワーク運用や開発についてなどの方針を、ホルダーによる投票で決定する。

通貨名 シータフューエル
シンボル TFUEL
取引開始日 2019年3月
発行上限
現在の価格 約22円
時価総額 約118,124,442,831円
市場ランキング 88位

※2021年12月18日時点。

Theta Token(THETA)については、こちらで説明しています。

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Theta Fuel(TFUEL)の特徴

Theta Fuel(TFUEL)<シータフューエル>は仮想通貨そのものよりも、動画配信サイト「THETA.tv」での扱いや、Theta Token(THETA)<シータトークン>との役割の違いが重要です。

ここでは、Theta Fuel及び「THETA.tv」やTheta Tokenの主な特徴を3つご紹介します。

特徴① 動画配信サイト「THETA.tv」で投げ銭ができる

「THETA.tv」は、eスポーツやゲーム動画を配信したり視聴したりすることができる、動画配信サービスです。具体的に説明すると、シータネットワーク(Theta Network)上に構築された、eスポーツやゲームの配信プラットフォームです。

シータネットワークは、高品質な動画ストリーミングに特化したブロックチェーンネットワーク。分散型動画配信の仕組みを採用することによって、データ容量の大きい動画を低コストに提供できるのが特徴です。

また「THETA.tv」では、配信者への投げ銭やサイト内のショップで商品購入する際などに仮想通貨Theta Fuel(TFUEL)を使うことができます。

≪「THETA.tv」の公式サイトはこちら≫

特徴② Theta Fuel(TFUEL)とTheta Token(THETA)の違い

Theta Token(THETA)は、シータネットワークの仕組みを管理をするトークンです。最大供給量は1,000,000,000THETAで、それ以上増えることはありません。

シータはコンセンサスアルゴリズムにプルーフ・オブ・ステークを採用しているため、ステーキングが可能となっています。Theta Fuel(TFUEL)は、そのステーキング報酬です。

Theta Fuel(TFUEL)には最大供給量がなく、流通量は毎年増加している点が大きな特徴と言えます。

ちなみに、ステーキングの資格を得るためには少なくとも1,000THETAをガーディアンノードにステークする、もしくは自分のガーディアンノードを運営する必要があります。

ステーキングについては、こちらで解説しています。

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特徴③ トークン(通貨)を分けることでセキュリティーを向上

管理を役割を持つTheta Token(THETA)と、ユーザー間の売買・取引に利用されるTheta Fuel(TFUEL)。シータネットワークは、2種類のトークン(仮想通貨)を使い分けることで、それぞれが必要とする流動性の違いに合わせています

もし管理と取引の2つの役割を同じトークンで担った場合、プラットフォームのセキュリティーに問題が生じる危険性があるでしょう。つまり、トークンを分けてそれぞれの流動性の確保することは、同時にセキュリティーの向上を意味すると言えます。

Theta Fuel(TFUEL)の現在の推移価格

 

直近でTheta Fuel(TFUEL)のチャートが上昇したタイミングは、下記の4つです。

  • 2020年5月 シータネットワークの開発を行うTheta LabsがGoogle Cloudと提携
  • 2021年3月 「THETA.tv for LINE Blockchain」リリース
  • 2021年4月 Theta Labsが提供するNFTマーケットプレイス「ThetaDrop」で有名インフルエンサー「Bitboy」がThetaNFTを販売することを発表
  • 2021年6月 Theta Web Walletにワンクリックステーキング機能を実装

このことから、「THETA.tv」及びシータネットワークの利用者が増えることにより、Theta Fuel(TFUEL)の需要も高まると考えられます。また、2020年9月に発表されたLINEのグループ会社との提携に注目している人も多そうです。

2021年12月以降は下降気味ですが、今後新たな機能が追加されればまた上昇する可能性は充分にあり得るでしょう。そのため、今の価格のうちに購入しておくのも良いかもしれません。

Theta Fuel(TFUEL)の今後と動向

「eスポーツ」や「ゲーム」の動画配信に関しては世界中で人気のあるジャンルのため、「THETA.tv」はまだまだ伸びしろがあると思われます。ただし、似たようなプラットフォームがたくさん存在する中で、どのように差別化を図っていくかが今後の課題となりそうです。

また、シータネットワークでは分散型にすることでネットワーク上のリソースを共有して、ユーザーが高画質動画を視聴できる仕組みになっています。そのため、より魅力的な動画を生み出してくれるコンテンツ制作者がいるかどうかも「THETA.tv」が選ばれる指針の一つと言えるでしょう。

更に挙げるなら、日本人向けにリリースされたLINEブロックチェーンのdApps「THETA.tv for LINE Blockchain」の動向も気になるところです。今のところGoogle Play Storeでのみダウンロードが可能なので、Apple Storeでの取り扱いが開始されれば、その将来性により確実な希望が持てるかもしれません。

≪THETA.tv for LINE Blockchainのダウンロードはこちらから≫

Theta Fuel(TFUEL)の購入方法

Theta Fuel(TFUEL)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。そのため、海外の仮想通貨取引所で購入する必要があります。

ただし、取引所によっては日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。

Theta Fuel(TFUEL)を購入できる取引所 一例

  • Binance(バイナンス)
  • Mandala Exchange(マンダラエクスチェンジ)
  • HitBTC(ヒットビーティ―シー)
  • Gate.io(ゲート)
  • Hotbit(ホットビット)
  • Bkex(ビーケーイーエックス)
  • Coinex(コインイーエックス)

海外の仮想通貨取引所でTheta Fuel(TFUEL)を購入する手順は下記の通りです。

  • STEP.01口座開設
    日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
  • STEP.02取引ペア
    国内取引所でTheta Fuel(TFUEL)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
    ※取引ペアとして一般的なのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)です。
  • STEP.03海外送金
    国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、Theta Fuel(TFUEL)を購入。

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【まとめ】仮想通貨Theta Fuel(TFUEL)はアルトコインのなかでは将来性がある

Theta Fuel(TFUEL)<シータフューエル>は、動画配信サイト「THETA.tv」で使われる仮想通貨(暗号資産)です。Theta Token(THETA)<シータトークン>と同じくシータネットワーク(Theta Network)上で発行されますが、異なる役割を持っています。

市場ランキングでは90位以内に入っているため、アルトコイン(オルトコイン)の中では優秀な銘柄。今後価値が上がりそうな草コインに投資をしたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

執筆者 西村大樹