2019年仮想通貨の5大予想!機関投資家の関心はリップルへ

投資情報メディアであるInvesting Havenは2019年の仮想通貨やブロックチェーン投資について5つの重大予想を公開しました。

2017年の仮想通貨市場加熱から一転して2018年は勢いを失っている市場が2019年にはどのようになっていくのか興味深い予想が連なっています。

今回はInvesting Havenが公開した2019年の仮想通貨に関する5大予想を紹介したいと思います。

2019年の仮想通貨業界は超強気な姿勢か

Investing Havenが公開した2019年の仮想通貨業界の5大予想を踏まえるとInvesting Havenは今後、仮想通貨業界は超強気な姿勢でいるとのことです。

ファンダメンタル分析を行うと業界を騒がせている浄化をうまく乗り切れた仮想通貨は生き残り、多くの仮想通貨はふるいにかけられるだろうとのことです。

2019年の仮想通貨業界の5大予想

ここからはInvesting Havenが公開した2019年の仮想通貨業界の5大予想を取り上げたいと思います。

機関投資家の資金が流入

これまで個人の投資が目立っていた仮想通貨市場ですが2019年はいよいよ機関投資家の資金が流入してくるのではないかと予想がなされています。

最近の事例でいうと、世界でも有数の投資会社のフィデリティの参入、ハーバード大学などの大学基金による多額の資金流入があげられます。

仮想通貨取引所BakktのCOOであるAdam White氏は仮想通貨への投資を待ちかねていた機関投資家資金の掛け合い状態だとの発言もあります。

機関投資家が多額の資金をつぎ込めば市場が賑わい、2017年のような加熱ぶりに戻る可能性は大いにあるでしょう。

ビットコインの価格上昇

ビットコインは仮想通貨市場において指標となる銘柄ではありますが、大躍進は厳しいとの見立てです。しかし、現実的な価格の上昇はしていくだろうとの見解です。

Investing Havenはビットコインの先物による妨害を指摘しています。ビットコインは多くの買い手が集まる場所に多くの売りたが集まり、結果的に多くの売り手のもとに多くの買い手が集まる状態となっています。(二面性市場)

その様子を踏まえると1BTC=25000ドル(約280万円)までの上昇はあっても、その水準に止まるだろうと予想しています。

リップルが勢いを増す

リップルが今後、仮想通貨業界でも存在感を増すだろうとの考えは目にしたことがあるでしょう。最近の出来事でいうとリップル社とトランプ政権との対話が明らかとなり好転材料が後を絶ちません。

Investing Havenによれば5つの予想の中でリップルの躍進については一番確信を得ているとのことです。

リップルの躍進は機関投資家の思惑としてローリスクハイリターンを狙っていると予想されるためです。機関投資家の多額の資金がリップルに流れると価格は数年で2倍になると予測しています。

価値ある仮想通貨が2019年に躍進

2018年は多くの仮想通貨が価格を下げました。投資家にとってみれば残念なことですが、良い点をあげれば市場が浄化されたとInvesting Havenは掲載しています。

価値や意味のないプロジェクトが淘汰されたことで、2019年は本当に価値のある仮想通貨だけが生き残るだろうとしています。

価値をもつ仮想通貨が2019年に躍進をはじめ、2022年までに勢いを保つだろうとしています。ただ、仮想通貨市場の2極化もあるだろうとしています。

ブロックチェーンの実装化が進む

ブロックチェーン技術については国内外問わず、実証実験や導入に向けた動きを見聞きしますが、思ったほど実装化が進んでいない印象をお持ちではないでしょうか。

しかしながら、世界最大級のサービスファーム、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)によると顧客の巨大企業の多くがブロックチェーンに巨額の投資をしているとのことです。今後も増加の傾向になるだろうとしています。

企業のブロックチェーンに対する予算額も増加傾向で、ブロックチェーンに投資する資金が打ち切られることはないだろうとのことです。

執筆者 西村大樹