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仮想通貨IOTA(アイオータ)の特徴について
IOTAの特徴は、IOTデバイス間の決済に最適な仮想通貨であることです。2016年7月に仮想通貨としてリリースされました。
IOTとは、パソコンや車、電化製品などの身近なモノをインターネットに接続する構想をいいます。
このシステムに仮想通貨を実装しようとするとリアルタイムの支払いで高い手数料が発生することになってしまいます。セキュリティ対策のために整合性を承認する人が必要になるので、その分の手数料が発生します。
IOTAは、データの整合性は取引する者同士で行えるため承認作業がスムーズにできて手数料も無料になります。そして、双方間の通信のみになり効率化できるので承認時間が短縮できます。
しかし、まだ技術は開発中のため発展途上の仮想通貨であることがいえます。
IOTAが車や家電製品などに採用されるようになると、生活はより便利になっていくので多くの投資家からも注目を集めている仮想通貨です。
IOTAの将来性を予測
ここでは、IOTAの仮想通貨の将来性と通貨を取得する方法を紹介していきます。
世界を代表するIT企業もプロジェクトに参加
IOTAはTangleというシステムが評価されていて、Microsoftなど世界を代表するIT企業もプロジェクトに参加しています。
そのような動きもあり、2017年12月には仮想通貨の価格が高騰しました。12月1日は価格が100円以下でしたが、12月6日には550円へ急高騰しました。2018年でも時価総額ランキングはTOP10に入っています。IOTAの市場規模は1兆2,000億円にもなるのです。
このように、IOTAは大手IT企業から認められ、取引手数料が無料になることなどが注目されているため、将来性にも大きな期待が寄せられている仮想通貨になります。
IOTに特化した決済プロトコルが注目視される
IOTAは、IOTに特化した仮想通貨です。
マイクロペイメントに特化したIOTAは決済を簡略化できます。これによりコストを削減でき、手数料を無料にすることができるのです。また、送金の履歴のデータ管理もスムーズに行えます。
このような新しい特徴をもったIOTAが、多くの家電製品や自動車に導入されると生活は便利になっていきます。
IOTAの投資に向いている人
IOTAは、電気機器や自動車などに使用される可能性がある通貨です。仮に国内の大手企業が一社だけでもIOTAを採用すると公表すれば、時価総額は急騰します。
世界の電気会社や自動車会社がIOTAを利用することになれば、ビットコインの時価総額すらも超える可能性を秘めているのです。
現在のIOTAの時価総額は、それほど高くありません。安い時期に購入して、高騰を狙いたい投資家の方にIOTAはおすすめの仮想通貨です。
IOTAを手に入れる方法
IOTAを取り扱っている国内の仮想通貨取引所はありません。しかし、とても注目を集めている仮想通貨であるため、国内でも取り扱われる可能性は十分あります。取引開始するまで待つのも良いでしょう。
IOTAを購入したい場合は、海外の仮想通貨取引所で購入できます。中国の仮想通貨取引所のBINANCE(バイナンス)やHuobi(フォビ)OKEx(オーケーイーエックス)でIOTAを購入できます。また、香港の仮想通貨取引所のBotfinex(ビットフィネックス)でも取引可能です。
IOTAは注目度が高く将来性がある仮想通貨ですが、まだ取り扱える取引所が少ないのが現状です。
IOTAの仮想通貨が国内外で取引が行えるようになれば、価格が急高騰する恐れもある仮想通貨なのです。
最近は富士通と提携を発表したと話題を集めているので、今後の動きに注目してみましょう。
執筆者 西村大樹