CEEK VRという仮想通貨をご存じでしょうか。この仮想通貨はVR空間にライブ会場を設営したり、コンサートホールを作成したりできる仮想通貨です。CEEK VRについて調べていると「仮想通貨なのにライブ会場?」と疑問に思う方も多かったのではないでしょうか。
本記事ではVR空間にライブメディアプラットフォームを構築するCEEK VRを詳しく解説します。「CEEK VRに投資してみたいけど成長性が気になる!」「VRに興味がある」そんな方々に向けてCEEK VRの魅力を丁寧に紹介しますので是非最後まで読んでいってください。
目次
CEEK VR(CEEK)とは
名称 | CEEK VR |
トークン名称 | CEEK |
過去最高額 | 137円 |
過去最低額 | 0.10円 |
公式ホームページ | https://www.ceek.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/ceekvr |
CEEK VRとはブロックチェーン上にCEEK VRメタバースと呼ばれる仮想空間を構築し、音楽アーティスト、スポーツ選手やその他のデジタルコンテンツクリエイターとメタバースに参加しているファンを結びつける仮想通貨です。
トークンの規格はBEP20でイーサイアムのブロックチェーンと互換性があります。これによりイーサリアムのスマートコントラクトが利用可能になり、CEEKはNFTの販売、交換のためのトークンとして利用されます。
しかしこのCEEK VRの注目すべき点は通貨としての利用価値ではなくVRを利用したメタバース内でアーティストのライブなどを行えるという点です。この技術があればライブ会場に足を運ばなくても間近でアーティストのライブに参加することが出来ますし、デジタルアートのクリエイターが自分の展覧会をメタバース内で開くことも出来ます。
更にはスポーツ観戦までもVRで視聴可能です。日本にいながらNFL(アメリカンフットボールリーグ)のハーフタイムショーやヨーロッパのサッカープレミアリーグを間近で見れるなんてスポーツ好きには夢のような仮想通貨サービスではないでしょうか。
以下では期待の仮想通貨CEEK VRの特徴を紹介します。
CEEK VR(CEEK)の特徴
この項目ではCEEK VRのブロックチェーンやトークンの技術的特徴よりも「どんなサービスを提供しているのか」「どう利用できるのか」といった実用的な特徴について詳しく説明していきます。
CEEK VRの特徴をまとめると以下の通りです。
-
- CEEK VR専用ヘッドセットが販売されている
- 独自のNFTマーケットプレイス
- 既に一部サービスは稼働している
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①CEEK VR専用ヘッドセットが発売されている
CEEK VRの最大の特徴はVRとメタバースの融合にあります。このメタバースで提供されているコンテンツを最大限楽しめるようにVR視聴専用のヘッドセットがCEEK VRの公式から発売されています。
CEEK VRヘッドセットの紹介
CEEK VRヘッドセットはスマートフォンに装着してゴーグルのように使用できるヘッドセットになっています。
実際のCEEK VRヘッドセット
視野角 | 105° |
焦点調整(見回せる範囲) | 0~400° |
HDレンズ径 | 42mm |
ヘッドセット本体サイズ | 99×99×99cm |
ヘッドセットボックスサイズ | 25×7.5×11.5cm |
重量 | 347g |
このヘッドセットは最大6.5インチサイズのディスプレイを持ったスマートフォンまで対応していて、大型ディスプレイのスマートフォンでも問題なく使用できます。VR機能搭載なので映像は3D、360°表示に対応。一人称視点(自分の目線)で投影されるのでVRの世界へ没入したように感じます。
フィッティングに関しては、顔との接触面には厚めのスポンジが取り付けられており、長時間使用時の疲労軽減や、眼鏡をかけたままでも使用できるように十分なスペースも確保されています。
実際に使用してみると1000インチスクリーンを見ているような映像が表現されていて、メタバースでの利用以外にもスマートフォンで撮影した動画やYouTubeチャンネルも大迫力で見ることが可能です。
価格は$99、色はブルーとイエローの2色が用意されています。
4Dヘッドホン
CEEK VRヘッドセットを最高の音質で楽しむために専用のヘッドホンも発売されています。
4Dヘッドホン
本体サイズ | 21×20×10cm |
スピーカーサイズ | 4cm |
コネクタ | オーディオケーブル/ブルートゥース |
サラウンドモード | あり |
ブルートゥース | 対応 |
バッテリー稼働時間 | 約12時間 |
この4Dヘッドホンは「現場の臨場感を忠実に再現する」というコンセプトのもと誕生しました。現場の臨場感は、「音の強弱」「方向」「距離」「反響」といった音の情報を正確に再現することで表現しています。
音の情報とは何かというと、例えば私たちは目を瞑っていたとして、音が鳴れば今何が起きているのか直接見なくてもある程度予想が出来ますよね?これが音の持っている情報です。映画館などで再生される音に臨場感があるのはこの音の情報を最大限に活用しているからです。
メタバースの世界に没入できるCEEK VRヘッドセットに、まるでその場にいるかのような臨場感を演出する4Dヘッドホンを組み合わせると、CEEK VRのサービスを最大限に楽しむことが出来る環境が整います。
価格は249.99ドル、色はブラックとゴールドの2色が用意されています。
特徴②独自のNFTマーケットプレイス
CEEK VRは独自のNFTマーケットプレイスを展開しておりCEEK VRに参加したアーティストの限定アイテムや楽曲、作品のデジタルデータの取引ができるようになっています。
NFT取引を行うためにCEEK VRではCEEKと呼ばれるトークンを用意しており、このトークンはNFTの購入に利用できることはもちろん、ストリーミング再生されたアーティストへの報酬としての利用も想定されています。
CEEKはBEP20規格のトークンで開発されていて、バイナンススマートチェーンというバイナンスが展開しているブロックチェーンで稼働しています。このBEP20トークンはイーサリアムのブロックチェーンに対応しているERC20トークンとほぼ同じ性能を持ちながら、簡単に誰でも発行できるトークンの規格です。そのため最近のマイナーコインのトークンはこの規格での開発が主流になってきています。
特徴③すでに一部のサービスは稼働している
現在公式ホームページではCEEK VRの世界を体験できる「CEEK CITY」を公開しており、このネットワークの中ではNFTの購入、コンテンツへの投票などができます。
更に公式ページでは提携アーティストのショートムービーがアップロードされていて、レディーガガ、デミ・ロバート、ジギ―・マーリーをはじめとした、洋楽のトップアーティストたちがCEEK VRに参加しています。
現在はまだヘッドセットを利用した動画ストリーミングサービスしか視聴出来ませんが、いずれこれらがすべてメタバースで再現されると思うと期待が高まります。
メタバースを利用している他の仮想通貨はこちら
CEEK VR(CEEK)の現在の推移価格
CEEKは他の仮想通貨との交換によって購入できる仮想通貨です。流動性が低く投資チャートが作成できなかったため価格の推移グラフのみの紹介です。
大手の仮想通貨取引所に上場した際は是非購入したいくらいの急上昇チャートになっていますね。
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CEEK VR(CEEK)の今後と動向
音楽やスポーツなどの動画メディアコンテンツとメタバースの融合した世界をVRを使って再現するCEEK VR。正式にすべてのサービスが稼働すれば、瞬く間に普及が進む可能性を秘めていますが、今はどの程度開発段が進んでいるのでしょうか。開発の進行具合を、ロードマップから読み取っていきましょう。
【フェーズ1】支払いサービスをCEEKで統合
フェーズ1は支払方法をの統一化です。現在はCEEK以外の支払いも対応していますが、いずれはCEEKに統一するようにプロジェクトが進行しています。
そのためにまずはモバイルアプリとネットワークの全面的な見直しを行い、Ceekers(CEEK VRのNFT保管サービス)が容易にCEEKにアクセスできるような環境を整えます。また、CEEKを使用する際のインセンティブを他の支払い方法よりも高く設定することでCEEKでの支払いいを促すようにしています。
【フェーズ2】クリエイター向けのサービス
フェーズ2ではクリエイターに向けたサービス展開をします。CEEK VRはダッシュボードCEEK呼ばれるサービスを用意することで、ユーザーとクリエイターを結びつけの強化を図ります。このサービスはクリエイターがNFTやメタバースなどを構築、販売するためのツールセットを用意し、クリエーターのNFT作成のハードルを下げる役割をしています。
またNFTマーケットやCEEKアバターのマーケットも公開され、クリエイターは自分の作品をBEP20もしくはERC20規格のトークンとしてアップロード、販売ができるアプリケーションがリリースされます。
CEEKアバターマーケットについてはアバターをカスタムするためのアイテム(服や帽子、装飾品やアバター本体)をNFT化して販売するアプリケーションとなります。
【フェーズ3】グローバル化
フェーズ3はユーザーの拡大に着手します。CEEK VRの目標は1億台のヘッドセットやアプリといったデバイスをなるべく早く流通させ、最終的には数十億台に拡大させることです。スマートフォンを利用したヘッドセットの開発やヘッドフォンの販売に注力しているのはデバイスの流通促進のためのツールだからという理由があります。
【フェーズ4】サービス開始
ここでサービスの開始です、CEEK VR内のメタバースではVRクラブハウス、ハングアウトスペース、ボイスチャットなどを実装。CEEKトークンを保有するユーザーがリアルタイムに友達や、お気に入りのスターとコミュニケーションをとることが出来ます。またAIによる言語翻訳の開発にも注力し、言語の壁をなくしたグローバルなコミュニティサービス展開を目指します。
【フェーズ5】オープンフレームワーク
最後に、オープンソース開発のために開発者ハブとSDK(開発の設計図みたいなもの)を提供します。
以上が具体的なロードマップになります。現在進行具合はフェーズ2の途中まで達成といったところです。まだまだ先は長いですが、ヘッドセットの開発などフェーズ3以降の開発を進める準備も着々と進んでいます。
リリースの具体的な日程は決まっていませんがそれほど遠くないうちにすべてのサービスがリリースされるでしょう。
メディア系仮想通貨の参考記事はこちら
CEEK VR(CEEK)の購入方法
CEEK VRは国内の仮想通貨取引所では取り扱っておりません。
海外の仮想通貨取引所でも法定通貨での購入はできませんのでパンケーキスワップやBancorといった仮想通貨交換サービスを利用してトークンを入手します。主な交換手順は、まずは交換可能な仮想通貨を法定通貨で購入。その後CEEKと交換する、という流れです。
例えばBancorを例に挙げてみます。
上記はBancorのホーム画面です。
画面下のタブを開いてCEEKを選択するとETHと交換することが出来ます。ETHは国内仮想通貨取引所であるCoincheckなどで購入可能なので初めての方でも安心して購入できます。
ETHさえ購入してしまえばあとはBancorでCEEKと交換するだけです。
【まとめ】CEEK VR(CEEK)はメディアコンテンツの楽しみを変える将来性がある
メタバースでVRを利用したメディアコンテンツを楽しむことのできるについて紹介しました。もう一度CEEK VRの特徴をまとめると
- ライブやスポーツ観戦などうぃメタバースの世界でVRを利用して楽しむことが出来る
- トークンはNFTの取引やコンテンツの投票などに使える
- 既に一部サービス「CEEK CITY」が公開されている
現在までのメディアコンテンツの楽しみ方はあくまで「視聴」でした、しかしCEEK VRの誕生により私たちのメディアコンテンツの楽しみ方は「視聴」から「参加」へと移り変わるでしょう。自宅にいながら世界中のスタジアムでスポーツ観戦、現実よりも近い距離でアーティストとの交流。これらはどれも夢のような時間を与えてくれます。
夢を与えてくれる仮想通貨、CEEK VRのリリースが始まれば私たちの生活は激変するでしょう。
執筆者 西村大樹