【FX】バイアスが生む思い込み、人はなぜ自分だけを特別だと思うのか

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「みんなはここで損切をしているけれど、自分の判断では大丈夫」そう思って負けた経験はありませんか?

「この相場、危ないって言われているけど自分はうまく逃げられる」

「他の人が失敗しているだけで、自分は同じミスをしない」

FXをしていると、なぜかこうした感覚に陥る瞬間があります。
しかし結果を振り返ると、
“みんなが負けた理由と、まったく同じ理由で自分も負けている”

そんな経験をしたことがある人は少なくないはずです。

この「自分だけは例外だ」という思い込みは、スキル不足ではなく人間に備わった心理的バイアスによるものです。

今回は、FX初心者が陥りやすい2つのバイアス、楽観バイアスと自信過剰バイアスを中心に、FXで負けにつながるの理由を解説します。

自分だけは例外だと思い込むメカニズム

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楽観バイアスがリスクを過小評価させる

楽観バイアスとは、
「悪いことは他人に起こりやすく、自分には起こりにくい」
と無意識に考えてしまう心理傾向です。

例えば、次のような考え方をしてしまう人は既に楽観バイアスがかかった状態といえるでしょう。

  • このリスク管理法ならロスカットされるはずはない
  • 急変動に巻き込まれる可能性はほとんどないだろう
  • 自分は事前市場をリサーチし、危険に気づいてすぐに対処できる

こうした思考が、本来想定すべきリスクを軽視させ、
ポジションサイズ過多・損切り遅れ・無計画なエントリーにつながります。

自信過剰バイアスが「実力以上の判断」を生む

あなたがもし、「大きく勝った後に必ず負けが多くなる」こんな悩みを抱えているのであれば、それは自信過剰バイアスにかかっているかもしれません。

自信過剰バイアスとは、たまたま大きく勝った経験があるなど、偶然による結果を課題評価し、自分の能力を実際以上に高く評価してしまっている状況です。

例えば、

  • 自分は相場観がある
  • 感覚で取引しても勝てるようになってきた
  • 今までの経験上、多少の逆行なら耐えられる

こうした思考が強まると、
ルールよりも“自分の感覚”を優先するようになり、
相場の不確実性を軽視するようになります。

結果として、再現性のないトレードや、根拠の薄いポジションが増え、負けが積み重なっていきます。

例外意識がルール違反を正当化する

非常に厄介なのが、楽観バイアスと自信過剰バイアスが重なってしまった状態です。

こういった場合、例外的な取引ルール違反を設けて、無理に損失を取り戻そうとしたり、大きなロットでの取引を繰り返したりしてしまいます。

その判断が功を奏しているうちは柔軟な判断がトレードにいい結果をもたらしているように見えますが、その行動に一貫性が無ければ、ルールを破るための言い訳にすぎません。

この“例外の積み重ね”こそが、負けトレードを連鎖させる入口となります。

楽観・自信過剰バイアスが生む負のスパイラル

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ここからは具体的に楽観、自信過剰バイアスが生み出す負のスパイラルを見ていきましょう。

1. 小さな成功が過信を育てる

たまたま相場環境に恵まれて勝てたトレードでも、人はそれを「自分の実力」と解釈しがちです。

特に、FX初心者がこういった経験を繰り返すと、リスク管理が甘くなったり、すぐにロットを上げたりしてしまいます。

ただ、それだけであれば大きな問題ではありません。

問題はその結果負けトレードが増えてしまったときの行動です。

“たまたま負けてしまっただけだろう”と、実力を過信し、十分にトレードの検証をしなければ同じ成功を再現できない場面で一気に損失が増える可能性があります。

2.負けても「まだ大丈夫」と考えてしまう

仮に損失が増えてしまったとしても、一度バイアスがかかってしまうと

  • 想定内
  • 一時的な損失
  • すぐに取り返せる

と楽観的に解釈し、行動を改めません。

これにより、損切りが遅れ、ポジションを持ち直そうとするあまり無理なナンピンに走るという行動が連鎖し、損失が一段と膨らんでいきます。

3. 気づいたときには“なぜ負けたのかわからない状態”

そして最終的には、自分は正しい判断をしているつもりなのに、結果だけが悪化していく状態となります。

この段階では、負けの原因を外部要因に求め、自分のバイアスに気づけなくなります。

これが、
楽観 × 自信過剰が生む負のスパイラルの完成形です。

自分だけは例外という思い込みから抜け出すための行動と教訓

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「自分も例外なく間違える」と前提を置く

プロでも負ける。
自分も必ず間違える。
この前提に立つことで、初めてリスク管理が機能します。

この気持ちを忘れてしまうと、自身の考えにバイアスがかかっていても気が付くことができません。

 感覚よりもルールを優先する

自信があるときほど危険です。
ルールを破りたくなったら、それはバイアスが働いているサインです。

勝ちトレードほど検証する

勝った理由が、偶然によるものなのか、予想通りの結果になったのか。

それぞれの勝ちトレードを検証しないと、
“勘違いの自信”だけが残ります。

ロットは「自信」ではなく「理論」で決める

取引のロットを上げる理由が
「いけそう」「調子がいい」
になったら、負のスパイラルの入り口です。

ロットを上げるときは負けた時のリスクを合理的に判断し、感覚で資金管理を行わないようにしましょう。

【まとめ】自分は特別と感じたら、それはバイアスがかかっているサイン

相場で最も危険なのは、
「自分は他の人とは違う」という思い込みです。

相場は例外を認めず、
誰に対しても同じように厳しく、公平です。

だからこそ、
自分を過信せず、楽観せず、
ルールと確率に従える人だけが生き残るのです。

次のトレードでは、

「自分だけは特別と思ってはいけない」

この一言を、ぜひ胸に刻んで相場に向き合ってみてください。

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執筆者 西村大樹