FX指標カレンダー【2月第3週】経済指標とトレード戦略

FX指標カレンダー【2月第3週】経済指標とトレード戦略

本記事では、2月第3週に予定されている経済指標や要人発言に注目し、トレーダーが市場動向を正しく読み取るための手助けを提供します。

具体的には、経済指標の発表や重要人物の発言が、為替市場にどのような影響を与えるのか解説していきます。

FX指標:2月第3週の主な経済イベントと市場テーマ

2月第3週は、日本の成長指標、米国の消費・インフレ指標、また主要中銀の金融政策関連イベントが重なる週です。

とくに米国では、小売売上高→CPI→PCEデフレーターと、消費・物価指標が連続して発表され、金融政策見通しの最終確認としての位置づけが強まります。

そのため、各国とも「結果」そのものより、トレンドの持続性と整合性が市場の評価軸となります。

日付 時間 主なイベント内容 前回 予想 結果 注目度
2月16日(月) 08:50 🇯🇵 日本10-12月期 実質GDP(速報値)  -2.3% 1.6% ★★★
2月17日(火) 22:30 🇺🇸 ニューヨーク連銀製造業景気指数 7.7 7.4 ★★★
2月18日(水) 10:00 🇳🇿 ニュージーランド準備銀行 政策金利 2.25% ★★★★
28:00 🇺🇸 FOMC議事要旨 ★★★★
2月19日(木) 22:30 🇺🇸 新規失業保険申請件数 ★★★
2月20日(金) 08:30 🇯🇵 全国消費者物価指数(CPI) 2.1% ★★★
22:30 🇺🇸 PCEデフレーター(前年比) 2.8% ★★★★
24:00 🇺🇸 新築住宅販売件数 73.5万件 ★★★

FX指標:2月16日(月)の主要経済指標

はじめに、週明け月曜日の主要経済指標を確認していきます。

日本10-12月期実質GDP(速報値)

概要:日本経済の成長率を示す代表的な指標で、とりわけ内需・外需のバランスや景気の基調を確認する材料となります。

特に、個人消費や設備投資の動向が注目されます。

市場反応:

  • 予想を上回る成長 → 円買い

  • 低成長・マイナス成長 → 円売り

今回の注目点:金融政策正常化が意識される中、とくに賃金上昇が消費に結びついているかが焦点です。

一時的な外需要因ではなく、内需の持続性が確認できる内容かどうかが評価されます。

FX指標:2月17日(火)の主要経済指標

続いて火曜日は、米国の消費に関する指標が発表されます。

ニューヨーク連銀製造業景気指数

概要:ニューヨーク州の製造業活動を対象とした景況感指数で、とりわけ米製造業の先行指標として注目されます。

とくに、新規受注や雇用、価格動向などの内訳が景気の基調を測る材料となります。

市場反応:

  • 強い結果 → 米金利上昇・ドル買い
  • 弱い結果 → 米金利低下・ドル売り

今回の注目点:製造業が縮小圏から改善に向かっているかが焦点です。

そのうえで、価格指数の動きがインフレ再加速を示唆する内容かどうかも注目されます。

FX指標:2月18日(水)の主要経済指標

続いて水曜日は、金融政策に関するイベントに注目が集まります。

ニュージーランド準備銀行 政策金利

概要:ニュージーランドの金融政策方針を示す重要イベントで、とくに政策金利と声明文の内容が注目されます。

市場反応:

  • タカ派的な姿勢(利上げ・引き締め維持) → NZドル買い

  • ハト派的な姿勢(利下げ示唆) → NZドル売り

今回の注目点:とくにインフレ鈍化と景気減速のバランスをどう評価しているかが焦点です。

そのため、金利水準そのものより、今後の政策スタンスの変化を示唆する文言に市場は反応しやすくなります。

米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

概要:前回FOMCにおける委員間の議論内容をまとめた資料で、とりわけ金融政策スタンスを読み解く手がかりとなります。

市場反応:

  • タカ派的な議論(利下げ慎重) → ドル買い

  • ハト派的な議論(利下げ前向き) → ドル売り

今回の注目点:政策金利そのものより、むしろインフレと雇用に対するリスク認識が注目されます。

特に、利下げ開始時期を巡る委員間の温度差がどの程度あるかが焦点です。

FX指標:2月19日(木)の主要経済指標

そして、木曜日は、米国の雇用関連の指標が発表されます。

新規失業保険申請数

概要:米国の雇用市場の短期的な動きを把握するための指標で、とくに足元の変化を確認する材料となります。

市場反応:

  • 申請件数減少 → 米金利上昇・ドル買い

  • 申請件数増加 → 米金利低下・ドル売り

今回の注目点:雇用統計の直後だけに、雇用の強さが継続しているかを確認する位置づけです。

一時的な増減か、トレンドの変化かが見極めポイントとなります。

FX指標:2月20日(金)の主要経済指標

そして、週末は日米の物価に関する指標の発表が行われます。

全国消費者物価指数(CPI)

概要:インフレ動向を示す代表的な指標で、とりわけ金融政策見通しに直結します。

市場反応:

  • インフレ上振れ → 米金利上昇・ドル買い

  • インフレ鈍化 → 米金利低下・ドル売り

今回の注目点:総合指数に加え、とくにコア指数の動きが重視されます。

その上で、週を通じて雇用・成長指標が出揃う中、金融政策の見通しを最終確認する材料となりやすい点がポイントです。

PCEデフレーター

概要:FRBが重視するインフレ指標で、とりわけ物価の基調的な動きを確認する材料となります。

市場反応:

  • コアPCE上振れ → ドル買い

  • コアPCE下振れ → ドル売り

今回の注目点:CPIと同様に、インフレ鈍化の持続性が焦点です。

また、CPIとの整合性が取れているかどうかが、市場評価を左右します。

新築住宅販売件数

概要:住宅市場の先行性を示す指標で、とりわけ金利動向の影響を受けやすい特徴があります。

市場反応:

  • 販売件数増加 → 景気底堅さ意識

  • 販売件数減少 → 景気減速懸念

今回の注目点:高金利環境下でも住宅需要が維持されているかが焦点です。

そのため個別指標としてよりも、消費・金利環境との整合性が重視されます。

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執筆者 西村大樹

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