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仮想通貨取引所Huobi(フォビ)について
2013年9月に創業された中華系の仮想通貨取引所です。Binance(バイナンス)、Huobi(フォビ)OKEx(オーケーイーエックス)は、中国の三大取引所と呼ばれています。
取引の規制により2017年11月から、香港とシンガポールへ拠点を移動させました。拠点の変更と伴い「Huobi pro」と名前も変更されました。
Huobiは豊富な種類の通貨を取り扱っていて、日本の取引所で購入ができない通貨の購入が可能です。サイトは日本語に対応をしていたので日本人でも利用しやすい取引所でした。しかし、2018年6月には日本居住の方に対して取引規制が行われたため、現在は利用できなくなりました。
しかし、将来的には日本でも営業活動する展開が考えられていて注目を集めています。
中華系の取引所は勢力を上げており、2018年10月度現在、世界第3位の取引高ともいわれています。1日に約300億人が利用しており、約5,100億円の金額が動いています。
Huobiの特徴について
Huobiを利用すると、どのような通貨を購入できるのか取引所の特徴と一緒に紹介します。
1日約5,100億円の取扱高を誇る取引所
国内では購入できない通貨を取り扱っている関係から、2017年度から日本人の利用者、新規登録とともに急激に増えました。
残念ながら取引規制も同時に発表され、現在のHuobiを日本の方が利用できなくなりました。Huobiのサイトの日本語版のページは2018年7月には削除されています。
日本に事業展開をしていくという展開が設定されているので、Huobiが日本に進出することも充分にあり得る話です。実際に、2018年6月には、日本事業に参入するために日本仮想通貨事業者協力の会員に登録したという報道がありました。
Huobiか取り扱い通貨数が豊富で人気があり、1日の取扱高は約5,100億円にもなります。
Huobiが日本に上陸することで、購入したかった仮想通貨を手に入れるチャンスが増えるのは間違いありません。
Huobiが取り扱う通貨数は約100種類以上
Huobiでは、さまざまな通貨を取り扱っています。100種類以上の通貨を取り扱っています。
2018年度には、Cardano(カルダノ)・Steem(スチーム)・IOTA(アイオタ)・Decred(ディークレッド)などの注目を集めている仮想通貨の取り扱いも始めることになり、投資家から注目を集めました。
HTは、Huobiでしか購入できない通貨です。Huobiの取引所が拡大するにつれて、通貨の時価も上昇しています。HTの時価総額は、発行当初の約3倍まで上昇しています。
Huobiの利用に向いている人
Huobiは取引手数料が高いことがデメリットになりますが、通貨の取り扱いは約100種類以上にもなります。だから、国内の取引所で見かけない通貨も取り扱えるようになります。
主要通貨よりも認知されていない通貨を購入したいと考えている人に向いています。
上昇の見込みが低いBTCやETHではなく、まだ認知されていない通貨を購入してハイリスクハイリターンな投資をしたい人には、おすすめです。
Huobiの利用規制と今後について
Huobiは、2018年6月27日に日本居住者に対する取引サービスの停止を正式に発表しました。日本語に対応されたページも用意されていましたが、現在は削除されています。現地点ではHuobiで通貨を購入はできません。
体制が整えば日本の法律に従ったサービス展開を検討していると発表しています。投資家の間では「Huobiは、日本国内で事業展開されるのではないか?」とも話題になっています。
Huobiが国内で利用できるようになると、多くの投資家に大きな影響を与えることは間違いありません。しかし、日本の大手IT企業SBIも提携の取り止めを発表し、今後のHuobiの動きは不透明です。将来どうなるかは誰にも読めない状態です。
現在は利用できませんが、今後の動きはチェックしておきましょう。日本国内で取引が可能になると、国内で取り扱えない通貨の時価が高騰する可能性もあるので投資を考えている方は注目の取引所です。