「仮想通貨Nervos Network(CKB)の将来性や特徴を知りたい!」
「仮想通貨Nervos Network(CKB)ってどの取引所で売っているんだろう?」
そんな人に向けて、この記事ではNervos Network(CKB)の特徴、将来性、チャート、購入方法などを解説します。
この記事を読めばNervos Network(CKB)について理解が深まり、購入するかどうか判断できるため、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
仮想通貨Nervos Network(CKB)とは
Nervos Network(CKB)とは、時価総額ランキング第二位の大人気仮想通貨銘柄であるイーサリアムが抱える問題を解決することを目的に開発されており、イーサリアムキラー銘柄のひとつです。
Nervos Network(CKB)誕生のきっかけは、中国のCRYPTAPEという会社のプロジェクトです。CRYPTAPEのCEOであるJan Xie氏が開発チームのトップに位置します。その他にも、ImtokenのCTOをしているDaniel Lv氏など、有力メンバーがNervos Network(CKB)の開発・運営を行っています。
公式サイト | https://www.nervos.org/ |
公式Twitter | https://twitter.com/nervosnetwork |
ちなみに、イーサリアムキラー銘柄は、Nervos Network(CKB)の他にもたくさん存在します。特に有名なイーサリアムキラー銘柄は以下の通りです。
仮想通貨Nervos Network(CKB)の特徴
この項では、Nervos Network(CKB)の特徴は、以下の3つです。
- イーサリアムの課題解決のために作られた
- 二層のネットワークを使っている
- 分散化のためPoWを採用している
それぞれについて、詳しく説明していきます。
特徴① イーサリアムの課題解決のために作られた
Nervos Network(CKB)は、イーサリアムの課題解決のために作られました。具体的には、現状のイーサリアムはスケーラビリティ問題、不確定状態遷移、モノ コントラクトの3つの課題を抱えていると考えています。
Nervos Network(CKB)は、Nervos CKBというDAppsのための新たな構造により設計されました。この設計により、スケーラビリティ問題などの課題を解決することが今後のビジョンです。
スケーラビリティ問題:取引が混雑した際に、手数料の高騰や取引の遅延などが生じてしまう問題のこと。
DApps:「decentralized applications」の略称で、分散型アプリケーションという意味を持つ。ビットコインによって基本概念が形作られた。
【参考記事】イーサリアムについてはこちら
特徴② 二層のネットワークを使っている
Nervos Network(CKB)の開発チームは、多くの仮想通貨と同じように、ひとつのネットワークのみを使っていては、ブロックチェーン間の問題は解決できないと考えています。
そこでNervos Network(CKB)は、相互運用性を実現するために二層のネットワークを採用しています。これにより、異なるブロックチェーン間で生じる課題の解決を可能としています。
特徴③ 分散化のためPoWを採用している
Nervos Network(CKB)は、コンセンサスアルゴリズムにPoW(Proof-of-Work)を採用しています。コンセンサスアルゴリズムとは、仮想通貨を形成するブロックチェーンが新たにブロックを追加する際に、ルールとなる合意形成を行うアルゴリズムのことです。
通常PoS(Proof-of-Stake)というコンセンサスアルゴリズムを採用する銘柄が多いですが、Nervos Network(CKB)ではPoW(Proof-of-Work)を採用することで、分散化を強化しているのです。
仮想通貨Nervos Network(CKB)の現在の推移価格
- 通貨単位:CKB
- 現在(2021年12月):2.36円
- 時価総額ランキング:124位
- リリース:2019年11月
Nervos Network(CKB)は、2021年の4月に4円代に、11月に3円代にまで価格が高騰しています。CMBIやカルダノとの連携をきっかけに、Nervos Network(CKB)が持つ高い技術力が注目されたためです。
2022年1月現在では2円代にまで落ち着いているものの、今後も企業や他の仮想通貨と連携をしたり、新たな取引所へ上場すれば、再び値上がりをする可能性もあるでしょう。
仮想通貨Nervos Network(CKB)の将来性
Nervos Network(CKB)の購入を検討している人にとって、将来性があるかどうかは重要なポイントでしょう。そこで、この項ではNervos Network(CKB)の将来性を左右する3つのポイントをご紹介します。
- 取引所に上場するか
- 企業や機関との連携
- 他の仮想通貨銘柄との連携
それぞれについて、詳しく説明していきます。
将来性① 取引所に上場するか
2022年1月現在、Nervos Network(CKB)を取り扱っている取引所はそれほど多くありません。Binance(バイナンス)やCoinTiger(コインタイガー)などの海外の取引所には上場しているのものの、日本国内の仮想通貨取引所ではNervos Network(CKB)を購入できません。
「海外の取引所を使うのは不安…」と感じている人も多いため、今後Nervos Network(CKB)が様々な国の取引所に上場すれば、より多くの人の手に渡ることになるでしょう。Nervos Network(CKB)の所有者が増えれば人気の増加につながり、価格も上昇すると考えられます。
以上のことから「取引所に上場するか」はNervos Network(CKB)の将来性に大きく関わるポイントです。
将来性② 企業や機関との連携
多くの仮想通貨が、大手企業や機関との連携が決まったタイミングで価格が高騰する傾向にあります。そのため、企業や機関との連携はNervos Network(CKB)の将来性を左右するポイントです。
実際に、Nervos Network(CKB)はChina MerchantsBankの子会社であるCMBInternationalという有名企業と連携し、新しいファンドを立ち上げました。
今後もこのような連携が生じれば、Nervos Network(CKB)の値上がりが期待できるでしょう。
将来性③ 他の仮想通貨銘柄との連携
先述した通り、Nervos Network(CKB)は異なるブロックチェーン間の問題を解決できるよう二層のネットワークで設計されています。そのため、他の仮想通貨銘柄との連携がしやすいという特徴があります。
すでにカルダノ・エイダコイン(ADA)と連携済みで、Nervos Network(CKB)とカルダノ・エイダコイン(ADA)は相互に移動することができます。今後もさまざまな仮想通貨銘柄と相互移動が可能になれば、Nervos Network(CKB)の利便性が高まり人気も向上すると考えられます。
【参考記事】カルダノ・エイダコイン(ADA)についてはこちら
仮想通貨Nervos Network(CKB)の購入方法
Nervos Network(CKB)の購入を検討しているものの、どの取引所を使うべきか迷っている人もいるのではないでしょうか。そんな人に向けて、この項ではNervos Network(CKB)の購入方法を紹介するため、ぜひ参考にしてくださいね。
Nervos Network(CKB)は国内の仮想通貨取引所では扱われていない
残念ながら、2022年1月現在、Nervos Network(CKB)は日本国内の仮想通貨取引所では購入できません。Nervos Network(CKB)を取り扱っているのは、海外の取引所のみです。
Nervos Network(CKB)を購入できる海外の仮想通貨取引所
Nervos Network(CKB)を購入できる、海外の主な仮想通貨取引所は以下の通りです。
- Binance(バイナンス)
- CoinTiger(コインタイガー)
- Huobi Global(フォビグローバル)
- KuCoin(クーコイン)
海外の取引所を使ったことがない人には、Binance(バイナンス)がおすすめです。世界最大級の仮想通貨取引所なため、比較的安心して取引できるでしょう。
bitcastle(ビットキャストル)で今後取り扱う可能性も
人気上昇中の取引所bitcastleでも、Nervos Network(CKB)を取り扱い始める可能性があります。利用者の増加を受け、取り扱い銘柄を増やす予定だからです。
bitcastleを利用するメリットは、その他にも以下の3つがあげられます。
- 世界最速のバイナリーオプション取引(5秒間)を体験できる
- 主要銘柄は手数料0円で取引できる
- ほとんどの仮想通貨が安全なコールドウォレットで保管される
【参考記事】bitcastleについてはこちら
【まとめ】仮想通貨Nervos Network(CKB)はイーサリアムの課題を解消している仮想通貨!
Nervos Network(CKB)は、二層のネットワーク構造をしていたり、コンセンサスアルゴリズムにPoW(Proof-of-Work)を採用していたりと、イーサリアムが抱える課題を解消するための施策が盛りだくさんな仮想通貨です。イーサリアムキラーの仮想通貨銘柄はNervos Network(CKB)以外にもたくさんあるため、今後差別化して行けるかが重要なポイントとなるでしょう。
また、Nervos Network(CKB)は企業や他の仮想通貨との連携もすでに行っており、今後もさまざまな連携が期待できます。
ぜひ本記事で紹介した仮想通貨取引所を使って、Nervos Network(CKB)を購入してみて下さいね。
執筆者 西村大樹