「Render Token(RNDR)はどんな仮想通貨?」
「Render Token(RNDR)に将来性はある?」
Render Token(RNDR)<レンダートークン>といえば、分散型クラウドレンダリングサービスのプロジェクトで利用されている仮想通貨(暗号資産)です。
このプロジェクトに使われている技術は、NFTやメタバース分野でも注目を集めているため、チェックしておきたい銘柄の一つと言えるでしょう。
この記事では、Render Token(RNDR)の特徴や将来性について解説します。分散型レンダリングサービスについても説明しているので、投資を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
Render Token(RNDR)とは
通貨名 | Render Token(レンダートークン) |
単位 | RNDR |
プラットフォームの種類 | 分散型レンダリングサービス |
ブロックチェーン | Ethereum(イーサリアム) |
開発・運営元 | Render(レンダー) |
最大供給量 | 536,870,912 RNDR |
現在の価格 | 約287円 |
時価総額 | 約61,045,279,161円 |
市場ランキング | 106位 |
公式サイト | https://rendertoken.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/rendertoken |
公式Telegramコミュニティ | https://t.me/RenderTokenOfficial |
※2022年3月7日時点。
Render Token(RNDR)<レンダートークン>とは、分散型クラウドレンダリングサービスのプロジェクト「RNDR(レンダー)」で利用されている仮想通貨(暗号資産)です。
開発したのは、Render(レンダー)。親会社であるOTOY(オトイ)は、アメリカのソフトウェアデベロッパーです。
もともとレンダリングの技術開発を行なってきたOTOY。Renderは、それにブロックチェーン技術を利用した、分散型クラウドレンダリングの事業でもあります。
Render Token(RNDR)の特徴
Render Token(RNDR)<レンダートークン>は、分散型クラウドレンダリングサービス「RNDR」の仕組みを支える、重要な要素の一つです。
ここでは、Render Token(RNDR)及び「RNDR」の主な特徴を4つご紹介します。
特徴①マシンパワーを借りたり提供したりするサービス
分散型クラウドレンダリングサービス「RNDR」では、レンダリングを行なう際に必要なマシンパワーを借りたり、提供したりすることができます。
そもそもレンダリングとは、コンピュータのプログラムを用いて画像・映像・音声などの編集データを書き出すこと。そして、データを書き出した後に行なわれるのがエンコード(表示したい端末の推奨フォーマットに変換すること)です。
映像制作において、レンダリングは時間がかかる工程の一つ。パソコンにも負担がかかる上に、パソコン自体も高いスペックが求められます。
そういった問題を解決するのが、分散型クラウドレンダリングサービス「RNDR」というわけです。
ちなみに「RNDR」で提供しているマシンパワーとは、GPUの処理能力のこと。GPUとはコンピュータが計算処理をするための半導体チップで、パソコンのグラフィックボードに搭載されています。
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特徴②支払いと報酬に利用される仮想通貨RNDR
Render Token(RNDR)は、分散型クラウドレンダリングサービス「RNDR」で使える通貨です。
そのため、レンダリングをお願いしたい人は、Render Token(RNDR)で支払います。また、レンダリングでマシンパワーを提供した人には、報酬としてRender Token(RNDR)が付与される仕組みです。
この需要と供給により分散型クラウドレンダリングサービスのシステムが成り立っているため、Render Token(RNDR)は重要な役割を担っています。
イーサリアムベース(ERC20)で作られているのも特徴で、保管する際はMy Ether Wallet(マイイーサウォレット)やMetaMask(メタマスク)などのイーサリアム系ウォレットを利用することができます。
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特徴③親会社OTOYの技術力で支えられている
Renderの親会社であるOTOYは、クラウドレンダリングのソフトウェア「Octan Render(オクタンレンダー)」を開発した企業として有名です。
OTOYでは、映画『スタートレック』『スターウォーズ』の監督 ジェフリー・ジェイコブ・エイブラムス(Jeffrey Jacob Abrams)や、MozillaのCEOでBrave Browserの創設者 ブレンダン・アイク(Brendan Eich)などがアドバイザーとして参加。
また、Googleの元CEO エリック・エマーソン・シュミット(Eric Emerson Schmidt)が、ボードメンバー(委員会メンバー)として名を連ねているのもポイントです。
OTOYはマーベルなどの有名な映画のレンダリングを手掛けた経験があり、『スタートレック』100周年には「RNDR」のレンダリング技術が採用されました。
「RNDR」の技術はまさに、映画業界の信頼と実績を積み重ねてきたOTOYによって支えられていると言えるでしょう。
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特徴④有名な仮想通貨プロジェクトがパートナーになっている
分散型クラウドレンダリングサービス「RNDR」では、下記の仮想通貨プロジェクトがパートナーとなっています。
- Decentraland(ディセントラランド)
- Sia(シア)
- Basic Attention Token(ベーシックアテンショントークン)
- Algorand(アルゴランド)
ウェブブラウザ「Basic Attention Token」や、ストレージサービスとして開発された「Sia」など、どれも有名なプロジェクトばかりです。そのため、今後のサービス拡大などにも期待が持てると考えられます。
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Render Token(RNDR)の現在の推移価格
Render Token(RNDR)の価格は上がったり下がったりを繰り返しているものの、急騰する気配はないように感じられます。
2021年11月には886円まで上がったことで一時話題になりましたが、今後その値段まで戻るのはなかなか難しいかもしれません。
ただし、大きなきっかけさえあれば、そのくらいの値段まで高騰する可能性を秘めているとも言えます。そのため、資産に余裕があれば、いくらか保有しておくのも一つの方法です。
価格が上がり過ぎると下がる?意外な盲点
Render Token(RNDR)は、レンダリングをお願いしたい時に支払い通貨として利用されるため、価値が上がり過ぎると支払い料金の高騰につながると考える人も多いようです。
この場合は高いうちに売ってしまおうという人が増える可能性が高いので、もしRender Token(RNDR)の価値が上がった際は急な下落に注意したほうが良いでしょう。
保有者にとっては資産価値が上がるので嬉しいことではありますが、「RNDR」利用者にとっては感じ方が異なるのが難しいところ。まだまだ前例が充分でないため一概には言えませんが、チャートの動きには気を付けた方が良いかもしれません。
Render Token(RNDR)の今後と動向
「RNDR」はNFT事業進出のため、NFT分野で有名な世界的デジタルアーティストである「beeple(ビープル)」をボードメンバーに起用しています。
beepleは、クラウドレンダリングのソフトウェア「Octan Render」を利用した3Dアート作品をオークションで出品して話題となったこともある人物です。
VR技術を利用した3D仮想空間のメタバースが話題になっている近年では、デジタルコンテンツを作り出すツールとして注目されつつある「RNDR」。
低コストで世界中のデバイスの処理能力を利用できる点をアーティスト自ら発信する場が増えれば、Render Token(RNDR)の価値も高まっていくのではないでしょうか。
Render Token(RNDR)の購入方法
Render Token(RNDR)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。そのため、海外の仮想通貨取引所やDEX(分散型取引所)などで購入する必要があります。
ただし、取引所によっては日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
- Binance(バイナンス)
- Gate.io(ゲート)
- Bybit(バイビット)
- KuCoin(クーコイン)
- Huobi Global(フォビ)
- FTX(エフティーエックス)
- Mandala Exchange(マンダラエクスチェンジ)
- MEXC(エムイーエックスシー)
- Uniswap(ユニスワップ)
海外の仮想通貨取引所でRender Token(RNDR)を購入する手順は下記の通りです。
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- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
-
- STEP.02取引ペア
- 国内取引所でRender Token(RNDR)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
※取引ペアとして一般的なのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)です。
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- STEP.03海外送金
- 国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、Render Token(RNDR)を購入。
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日本語対応の「bitcastle」で海外取引所に慣れよう
海外の仮想通貨取引所を利用することに不安を感じている人は、まず「bitcastle(ビットキャッスル)」に登録してみてはいかがでしょうか。bitcastleは日本語に対応しているので、最初はこちらで海外の取引所の雰囲気に慣れておくのもオススメです。
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- 大半の通貨をコールドウォレットで保管
- 超高速バイナリーオプション取引に対応
bitcastleではまだRender Token(RNDR)を取り扱っていませんが、今後上場する可能性もゼロではありません。ぜひ今のうちに登録しておいてみてはいかがでしょうか?
無料でデモトレードも体験できるので、気になる方はぜひ試してみてください。
【まとめ】仮想通貨Render Token(RNDR)は大きな将来性が期待できる
Render Token(RNDR)<レンダートークン>は、分散型クラウドレンダリングサービス「RNDR(レンダー)」で利用されている仮想通貨(暗号資産)です。
「RNDR」ではレンダリングを行なう際に必要なマシンパワーを借りたり、提供したりできるのが特徴。Render Tokenは、その支払いや報酬として利用されます。
3Dのアートや映像など、NFTやメタバース分野での活発な利用が想定されているため、今後の動向に目が離せません。
執筆者 西村大樹