マーシャル諸島が独自の仮想通貨を白紙に?仮想通貨から撤退との見方も?

仮想通貨を徐々に導入している国を目にする事が多くなりましたが、逆に撤退する国も数多くあります。

そんな中マーシャル諸島は以前仮想通貨に前向きな考えを示していましたが、今回撤退するのではないのか?という情報が出てきました。

マーシャル諸島は太平洋上に浮かぶ島国で、日本の小さいバージョンとイメージするといいと思います。つまりマーシャル諸島が仮想通貨を取り入れるとなった時は、マーシャル諸島は仮想通貨の島国という愛称で有名になりました。

そんなマーシャル諸島ですが今回仮想通貨計画を白紙にするという情報が入りました。その理由が国際通貨基金が圧力をかけたことによって計画がなくなりそうとの事です。

国際通貨基金(IMF)は仮想通貨をしている人であれば何回も耳にする言葉ですが、国際通貨基金(IMF)は仮想通貨の未来を維持し成長したいことは行動から読み取る事が出来ますが、規制を最近しすぎでは?という意見が投資家からも出ています。

実際には国際通貨基金(IMF)はマーシャル諸島の法定通貨を仮想通貨にする計画を白紙に戻すべく静かに圧力をかけているのか?と思った人がいると思いますので具体的に説明していきます。

マーシャル諸島は島国という事もあって人口は5万人しかいないので、現在色々な他国との貿易が欠かせない状況になっています。

更にマーシャル諸島はメインの法定通貨をドルとしている事からアメリカの経済に大きく影響されている事も国民からの批判が集まっています。

そんな中批判をなくす為に計画したのが「ソヴェリン」です。
ソヴェリン計画は仮想通貨を利用して、ドルの脱却をする事によりアメリカの経済から独立する事を背景に計画された事が考えられます。

国際通貨基金(IMF)はどんな内容で辞めさせようとしているのか?

マーシャル諸島の大統領ヒルダ・ハイネ氏は、金融情報のオンラインハブとなるサイト『Finance Magnates』に対して幾つかの発言をしています。

仮想通貨の導入がマーシャル諸島の国民を大きく救うだけでなく、自由に歩みだす一つのステップに成り得ると考えています。

しかしながら、ソヴェリン計画が完全に進んだとしてもドルを全て廃止する事はないと考えられているので、幾つかの法定通貨の導入又は、別の安定したドルとの関係性がない通貨を取り入れるなどの対策が期待されています。

国際通貨基金(IMF)はマーシャル諸島が自立をしていく段階でストップをかけた大きな理由としては「リスク」が大きすぎるとしています。

仮想通貨の大手ニュースサイトのCoinDeskは、このIMFの報告をレポートにまとめて世界中の投資家に届けています。

国際通貨基金(IMF)は、仮想通貨に対して助言はする事が出来ますが、仮想通貨のソヴェリン計画自体を完全に白紙にする事は出来ないとしています。

しかし、国際通貨基金(IMF)が動いたという事が大きな影響力があり、仮想通貨の投資家は徐々に悪いイメージを植えつけられる事は間違いありません。

国際通貨基金(IMF)が指摘する内容としては自由連合協定の補助金の打ち切りの不透明さを指摘しており、仮想通貨の不透明性とマッチした時に悪化するのでは?という事が懸念されています。

つまり、国際通貨基金(IMF)はマクロ経済と経済的な安定性を慎重に考慮しなければならないとしています。

マーシャル諸島は白紙にするのか?今後の動きに注目が集まっている?

マーシャル諸島は法定通貨がドルに依存している事で仮想通貨を導入する事で注目が集まっているだけあって、白紙にはしてほしくありませんが、海外の投資家の意見によると白紙が濃厚とされています。

国際通貨基金(IMF)の意見には賛否ありますが、実際にマーシャル諸島が出しているソヴェリン計画が無理がある部分もあるのが事実です。

更に国際通貨基金(IMF)は圧力をかけるだけ?と考えられていますが、金融経済に大きな力を持っている事は事実ですので注意が必要です。

仮想通貨は徐々に知名度は上がっていますが、技術面で金融経済に溶け込む事は考えにくく、最近ではリップルと銀行の提携の情報もありますが、全てテスト段階で実用には至っていません。

国際通貨基金(IMF)の専務理事クリスティーヌ・ラガルドは中央銀行にブロックチェーンを取り入れる様に言及しています。

ブロックチェーン技術は国際通貨基金(IMF)もみとめており、ブロックチェーンの技術は今の段階でも運送や医療系に使用されている事から今後も大きな期待が持てるといっても過言ではありません。

白紙になった場合は仮想通貨市場はどの様に動くことが考えられる?

仮に国際通貨基金(IMF)の圧力を紳士に受け止めマーシャル諸島が「ソヴェリン」を白紙にした場合仮想通貨市場に大きな影響があるのか?といわれればそれは全くないと断言する事が出来ます。

しかしながらマーシャル諸島が「ソヴェリン」を白紙せず5万人の人が仮想通貨市場に参入した場合大きく時価総額が上がるだけでなく基盤が安定するので、白紙にならない場合は大きなプラス相場になると考えられています。

テクニカル的な話をするとマーシャル諸島が「ソヴェリン」が計画を進め許可した時に仮想通貨の価格が落ちて安定している場合は買いだと考えている投資家が多い様です。

今後直近で気になるのは、マーシャル諸島が国際通貨基金(IMF)の発言をどう反応するかが鍵を握っています。

執筆者 西村大樹

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