仮想通貨マイニング大国アイスランドが方針転換?仮想通貨に対する情熱はピークをすぎている?

仮想通貨は2017年に爆発的に資金が集まり始めメディア露出が増えてきました。
しかし、2018年になってからは仮想通貨の価格が大きく落ち始めて仮想通貨の価値がなくなってきています。

そんな中で電気代が安く今まで仮想通貨のマイニングで有名なアイスランドでしたが、「純粋なブロックチェーンのビジネス」にシフトしていっています。

勿論マイニングというのは計算なので、時間が経つにつれて計算量が増えて難しくなります。
その結果マイニングで稼ぐという事が難しくなってきています。

マイニングで稼ぐのが難しいと電気代の方が高くなって赤字になったり、時間的に考えると無駄でしかない場合が出てくるので仮想通貨のマイニングブームが徐々になくなってきているともいえます。

アイスランドに拠点を持つボレアリスデータセンターの責任者によると、仮想通貨の事業もマイニングからは撤退している所が多く、殆どの企業がブロックチェーンビジネスにシフトしている事からあながち間違っているとは思えません。

ビットコインのマイニングは数ヶ月稼げている人の方がすくなく、グラフィックボードの最低水準も高くなっている事から熱狂的な人が減っている事は事実です。

今までの仮想通貨は、今まではマイニングを軸に成長してきましたが、そのマイニングで成長した資金等を今後は経済とのマッチングにシフトしていくと考えられています。

今後ブロックチェーン関連業にどれだけ関わってくるのかが注目すべきところだと思います。

更に計算難易度があがった複雑な計算式を解くことで新しいビットコインを取得するマイニングは電気量だけでなく、計算量が大きいとグラフックボードに大きな負担がかかってくるので今後も仮想通貨に対する風向きがきつい事が予想されます。

アイスランドは、気温が低いので仮想通貨マイニングに適しており、世界中のマイニングをしたい人が集まっています。

世界の5大マイニング企業がアイスランドを選択している事からアイスランドが如何に適している国かわかります。

執筆者 西村大樹

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする