どちらが勝てる?FXとパチンコを徹底比較|稼ぎ方のヒントも紹介

「FXとパチンコはどちらが稼げるのだろうか」

漠然とそんなことを考えたことはないでしょうか。

「複雑な勉強が必要な投資よりもパチンコの方が稼げる!」

「パチンコはお店が儲かるようにできているからFXの方が勝てると思うよ」

様々な意見があるFXとパチンコどちらが稼ぎやすいか問題。今回はこちらについてご紹介していきたいと思います。

FXとパチンコ、果たしてどちらが稼ぎやすいのか。その論争に終止符を打つ内容となっています。

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パチンコよりもFXの方が稼げる

いきなり結論です。FXはパチンコよりも稼げます。その理由はいくつかありますが、大きな要因となるものは以下の通り。

  • 勝てるお金に際限がない
  • FXの方が期待値が高い
  • 素人が勝ちやすいのはFX
  • レバレッジを使えば小資金でも大きく勝てる

それぞれ順番に見ていきましょう

勝てるお金に際限がない

FXは相場の動きによって利益が発生するため、獲得できる利益に際限がありません。これがパチンコではどうでしょう。万が一お店の開店から閉店まで大当たりが続いたとしても、1日に勝てる金額は営業時間の範囲内だけです。

さらに、いまのパチンコ台は出玉に制限がかかっているものもあり、理論上は最高でも一日約40万円程度しか稼げません。しかもこれほど稼げるのは非常に稀なケースです。

そう考えると、投資金額次第ではほぼ上限なく稼げるFXは、パチンコ以上の資金効率を誇るといっていいでしょう。

営業時間が存在せず、市場が開いている曜日ならほぼ24時間取引ができるFXは稼ぎたい人にはもってこいの副業ですね。

FXの方が期待値が高い

パチンコよりもFXの方が稼げる理由の2つ目は期待値の差です。パチンコに比べて期待値の高いFXは、運任せに取引を繰り返したとしてもパチンコより稼げる可能性があります。

この期待値とは、ギャンブルにおいて非常に重要な概念で、将来の値動きやギャンブルの勝敗など、ランダムな動きをするものにおいて、その事象が期待できる確率を数学的に表したものと定義します。

期待値が高ければ高いほど、1回あたりに得られるリターンが大きく、期待値が低いほど1回あたりに得られるリターンは小さくなります。

期待値の計算方法は確率変数(獲得できる金額)に対応する確率(パチンコであれば機械の大当たり確率)を掛けて足し合わせて求めます。

大当たり確率1/100、獲得できる金額は1回の大当たりにつき5,000円のパチンコ台を例にすると、

5,000×0.01=50円

となります。これは1回転あたりの期待値が50円という計算になり、これを達成するには5000円で100回転以上回す必要があります。

実際にパチンコをやられたことがある方ならわかると思いますが、5,000円で100回転も回るパチンコなどほぼありません。

つまり期待値は50円以下というわけですね。

これがFXであればどうでしょうか。

確率変数はどこまでも大きくすることができますし、対応する確率は上がるか下がるかの1/2です(厳密にはスプレッドや手数料が存在するがここでは割愛)。

ですので期待値は

期待する獲得金額×1/2

で求められます。

つまり、パチンコよりも期待値が高い取引をするには、今回の例で言えば100円以上の利益が見込める取引をすればよいということになりますね。

双方を比べるとFXの方が期待値が高いのは一目瞭然です。もちろんこれはあくまで理論上であり、本来ならば、失う金額やパチンコの連チャン確率も考慮すべきですが、それでも1勝負あたりの期待値は、FXが高いのは言うまもでもありません。

仮に運任せに挑んだとしても、期待値が高いFXの方が、同じ資金量でも長く挑戦し続けることが可能です。その継続が相場に対する経験値となり、次第に勝てるようになるということを考えれば、FXの期待値は更に高いものと考えられるでしょう。

素人が勝ちやすいのはFX

パチンコとFX、専業で収入を確保しようと思ったら、勝ちやすいのは圧倒的にFXです。

というのも、パチンコで安定的勝とうと思ったら、運に加えて、店舗の動向、他の客よりもいい台の確保、最新のパチンコ台情報のリサーチなど、相当な努力が必要です。

しかもそこまで勉強しても勝てるかどうかはお店の腹積もり一つで変化してしまいます。

また、運よく勝ち続けられるようになったとしても、お店に目を付けられると、プロとして認知され、入店を拒否されてしまいます。

しかし、世界中の投資家が集まるFXは、勝つための勉強は当然必要ですが、コツさえつかんでしまえば、素人でも勝てるのがFXです。

そもそもFXは参加者全員でお金を取りあうゼロサムゲーム。パチンコはお店側が利益を確保し、残ったお金をユーザーで取り合うマイナスサムゲームです。

プロ同士がプールされたお金よりも少ないお金を取り合っているわけですから、パチンコで素人が勝てないのは当然ですよね。

レバレッジを使えば小資金でも大きく勝てる

FXはパチンコと違い、レバレッジを掛けた勝負が可能です。

レバレッジとは、てこの原理という意味の言葉で、投資や取引において、自己資金に比べてより大きな金額を投入することを指す金融用語です。

レバレッジを利用することで、小資金を担保に大きなお金を動かすことが可能となり、その資金効率はパチンコの比ではありません。

例えば、レバレッジ100倍の口座で1万円を担保にトレードすると100万円分の取引が可能になります。

もしこれがパチンコであれば、当然レバレッジなどはありませんので、1万円分の勝負しかできません。

それでいて1日の収益の理論値が40万円程度しかないので、どちらが大きく勝てるかと言われればFXでしょう。

ちなみに、値動きの激しいポンド/円ペアで100万円分取引した場合、1ポンド170円で計算すると約5,800通貨取引できます。

この通貨ペアの1日の変動幅は、平均約15円ですので、5,800通貨×15円で87,000円ほどの値動きが期待できます。

この値動き中で何度も売り買いを繰り返せば、簡単に数十万円の利益が期待できるでしょう。値動きの幅を見るだけでも、理論値に近いパチンコよりもFXの方が収益率が高いことが分かりますね。

投資金額を少なくして、大きく稼ぎたいのであれば、間違いなくFXに軍配が上がります。

FXとパチンコの違いまとめ

ここまででFXとパチンコ、どちらが勝ちやすいのかを比較するためにそれぞれの特徴をまとめてみました。

  レバレッジ

1日に稼げる

上限

勝負できる

時間

始めやすさ 期待値 投資上限
パチンコ ない 最大でも40万円 営業時間内 かんたん 低い 低い
FX ある ない 24時間 口座開設が必要 高い 高い

上記の表からもわかるように、パチンコはFXに比べて資金面や、期待できる収益に制限があります。パチンコよりもFXの方が稼げるというのにはこういった理由があり、たくさん稼ぎたい方はFXを極めたほうが近道でしょう。

FXで稼ぐためには

パチンコよりもFXの方が勝てるというのが分かったところで、実際に勝つためにはどうしたらいいのでしょうか。

FXで稼ぐためには、まずは投資の勉強をしなくてはいけません。投資の勉強には大きく分けて3種類あり、

  • 経済の基本
  • チャートを読む力(テクニカル分析)
  • 世界の動向を探る力(ファンダメンタルズ分析)

これらをバランスよく学ぶ必要があります。とはいえ、完全にすべてを理解するのは大変ですので、まずは基本的なことを学習し、実際に投資してみることが大切です。

経済の基本の勉強法

FXを始める前に、まずは経済の基本を勉強しなくてはいけません。具体的には円高・円安の仕組みや、金利、投資で使われる専門用語などです。

すべてを学ぶ必要はありませんが、初心者向けの投資関連の書籍を数冊読んで、経済ニュースの内容がおおむね理解できるようになれば、まず問題ないレベルと考えてよいでしょう。

経済学はそれだけで大学の学問になるほど高度な分野です。あまり深く理解しようとせず、“こんなもんなんだ”とおおまかな概要を知っておくことが大切です。

チャートを読む力(テクニカル分析)の勉強法

テクニカル分析とは、過去の値動きから将来の値動きを予測する分析方法です。この分析は統計学や確率から導き出された結果をチャートに描いて、その結果からその後の値動きを予測します。

テクニカル分析の手法は様々で、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなどがあり、それぞれに一長一短の特徴があります。

こちらもすべての手法を学ぶことは非常に困難ですので、よく利用されるメジャーな手法をいくつか勉強し、その後更に理解を深めていくといった順序で学んでいくとよいでしょう。

抑えておきたいテクニカル分析の手法には以下のようなものがあります。

移動平均線

移動平均線(Moving Average)とは、統計的な計算手法の一つです。時間の経過とともに変動する、値動きの平均を可視化するために使用されるテクニカル分析の指標です。

移動平均線は、一定期間のデータポイント(例えば、日次データの場合は過去10日間の終値など)の平均値を計算し、それをグラフ上にプロットして表示します。これにより、長期的なトレンドや価格の変動を把握することができます。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)は、テクニカル分析のツールの一つであり、価格の変動範囲や相対的な過買い・過売りの状態を示すために使用されます。

一般的には、ボリンジャーバンドの外枠である“平均値±標準偏差”で導き出したエリア内で値動きが収まる確率は95%ほどといわれており、これを超えるような値動きでは逆張りのサインになるとして知られています。

ボリンジャーバンドは、3つの線で構成されています。中央の線は移動平均線、その上下に上下に2つのバンドがあり、それぞれは中央の線から一定の標準偏差の倍数離れた位置に配置されます。

ボリンジャーバンドは、価格の変動が通常の範囲内に収まっているか、過度に上昇または下落しているかを示す指標として利用されるほか、バンドが収縮している時は、価格が急激な変動を起こす可能性が高まるサインとしても利用されます。

ボリンジャーバンド多淫帯で損場を判断することはありませんが、その地点における相場の過熱感を見るにはボリンジャーバンドは最適な分析方法です。

MACD

MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、テクニカル分析の一つであり、価格のトレンドの強さや転換点を判断するための指標です。

MACDは、2つの指数平滑移動平均線(EMA)とその差を表すヒストグラムから構成され、通常は、12日間のEMAから26日間のEMAを引いたものがMACDの値となります。

この差が正であれば、上昇トレンドが強いことを示し、差が負であれば下降トレンドが強いことを示します。

チャートに加えてもう一つウインドウが展開されるこの分析方法は、高い方にやや慣れが必要なテクニカル分析です。

世界の動向を探る力(ファンダメンタルズ分析)

ファンダメンタルズ分析とは、各国の財政発表や地政学リスク、景気動向などの総合的な情報から今後の価格動向を探る分析方法です。

分析には経済指標と呼ばれる、その国の経済情勢をまとめたレポートを活用し、公開された結果に基づいて分析を進めます。

しかし、この分析方法は短期の値動きにはさほど影響を及ぼすことはなく、長期的な目線でトレードを行うときに高価を発揮します。

だからといって、短期の投資家がまったく気にしていないかといえばそんなことはありません。

最低でも、各国の重要な経済指標にはどのようなものがあるのかは把握しておくべきでしょう。

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【まとめ】確実に勝つならFXを始めよう

パチンコとFXを比べた時に、大きく勝てるのは間違いなくFXです。それぞれをくらべてみると資金効率、利益の大きさ、実戦できる時間の多さなど稼ぐためのポテンシャルはパチンコ以上なのは言うまでもありません。

とはいえFXも簡単に勝てるほど甘い世界ではないので注意は必要です。本気で勝ちたいのであれば、まずは勉強し、それから実戦経験を積んで、日々努力していくことが大切ですね。

執筆者 西村大樹

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