Nippon Idle Tokenとは?特徴や将来性について解説

日本発の仮想通貨Nippon Idle Token。仮想通貨を通じてアイドルを応援できるこの銘柄は投資家のみならず、アイドルマニアの人々にまでその名が知れわたり、気になっている方も多いことでしょう。

そのような方に向けて、本記事ではNippon Idle Tokenについて特徴や将来性、トークンの価格動向について詳しく解説します。

「Nippon Idle Tokenに投資してみようかな」

「アイドル好きなんだけれどもこのトークンを持っているとなにか いいことがあるのだろうか」

こういった疑問を解決する内容となっています。Nippon Idle Tokenに興味がある方もこれから気になるかもしれない方も是非ご覧ください。

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Nippon Idle Tokenとは

名称 Nippon Idle Token
トークンシンボル NIDT
公式ページ https://www.nidt.network/
X(旧Twitter) https://twitter.com/nipponIdoltoken
Discord https://discord.com/invite/NipponIdolToken

Nippon Idle Tokenとは株式会社オーバースが発行する日本発の仮想通貨です。このトークンを用いるとメタバースを通じて活動しているアイドルの応援や支援を行うことができ、いわゆる“推し活”に使える仮想通貨です。

2022年5月には国内の仮想通貨取引所であるDMM Bitcoin、株式会社Coinbookの2社、発行元の株式会社オーバース、の合計3社がIEOに向けた基本合意書を締結。

2023年初めにDMM BitcoinよりIEOが開始されました。

IEOとは?

今回、Nippon Idle Tokenが行ったIEOとはプロジェクトが投資家たちから資金を調達する方法の一つです。

IEOは、正式名称を“Initial Exchange Offering”(イニシャル エクスチェンジ オファリング)といい、暗号通貨(仮想通貨)のプロジェクトが取引所を介してトークンを発行し、投資家に販売します。

販売で得た利益はプロジェクトの運営資金に回し、販売したトークンがガバナンストークンであった場合、プロジェクトの運営方針はIEOで販売したトークンのステークホルダーたちに決定権があります。

IEOは、ICO(Initial Coin Offering)やSTO(Security Token Offering)と同様に、プロジェクトの資金調達方法の一種ですが、IEOは特に取引所との協力が重要になっているのが特徴です。

そもそもICOでは、プロジェクトチームが自分たちでトークンセールを実施する必要がありますが、IEOでは通常、暗号通貨取引所がプロジェクトを選定し、自身のプラットフォームでトークンセールを実施します。

これにより、取引所のユーザーは安全かつ信頼性の高いプロジェクトに投資できる一方、プロジェクトチームは取引所の利便性とユーザーベースを利用して効果的に資金調達できるという利点があります。

しかしICOとは異なり、IEOを開始するプロジェクトは上場先の取引所の審査が厳しく、そう簡単には認められません。

そのためIEOを行うプロジェクトは数が少なく、あえて資金調達にIEOを選択するプロジェクトはとても信頼性の高い銘柄といえるでしょう。

IEOはプロジェクトチームにとって、取引所のユーザーベースにアクセスできるため、より広範な投資家にアピールする機会となります。

その一方で、上場には取引所の選定基準を満たす必要があるため、プロジェクトの信頼性や成熟度が求められます。IEOは投資家にとっても、取引所の監視や審査により、リスクを減少させるメリットがあるためIEOに成功した銘柄は比較的安心の銘柄といえるでしょう。

Nippon Idle Tokenの特徴

Nippon Idle Tokenはつぎのような特徴を持ちます。

  • イーサリアムネットワークを利用している
  • アイドルを応援できる
  • IEOを実施している

それぞれ詳しく見ていきましょう。

イーサリアムネットワークを利用している

Nippon Idle Tokenは、イーサリアムを利用したユーティリティトークンです。イーサリアムネットワークを利用することで、NFTやメタバースの構築を容易にし、Nippon Idle Tokenのメイン機能である、アイドルの応援や支援にメタバースが活用できるようになります。

メタバースってどのようなもの?

メタバースとは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、オンラインゲーム、ソーシャルメディア、3Dインターネットなどの技術を活用して構築される、現実世界とデジタル世界が融合した広大な仮想空間を指す用語です。

これは、ユーザーがデジタルな存在として参加し、相互作用することができる仮想の世界を表します。

メタバースのなかでは、人々が現実世界とは異なるルールや環境でコミュニケーションし、創造的な活動を行ったり、経済活動を展開したりする場として捉えられています。

例えば、仮想空間内でのビジネス取引や経済活動、教育、エンターテイメント、社交活動などが含まれます。

これまでのインターネットは、主に情報の共有やコンテンツの閲覧に焦点を当ててきましたが、メタバースはより対話的で没入型の体験を提供することを目指しています。

この概念は、VR技術の進化やコンピュータグラフィックスの向上、インターネットの高速化などの要因によって実現性が高まってきており、多くの企業や開発者がメタバースの構築や利用に取り組んでいます。

NFTとは

NFT(Non-Fungible Token)とは、日本語で「代替不可能トークン」とも呼ばれるデジタルアセットの形式です。

通常の仮想通貨(暗号通貨)とは異なり、NFTは独自の属性や価値を持つ個別のデジタルアイテムを表します。

これにより、特定のデジタルアート、コレクターアイテム、バーチャルランドなど、個々のデジタルアセットがコピーの存在しない唯一のトークンとして取り扱われることが可能です。

NFTは、デジタルアセットの所有権と真正性を確保する革新的な方法として注目されており、アーティストやコレクター、投資家、技術企業など、さまざまな分野で関心を集めています。

アイドルを応援できる

Nippon Idle Tokenが最もウリにしている機能はアイドルを応援できるという点。近年アイドルの活動の場は広がり、そのメディアはテレビやライブはもちろん、SNS、YouTubeにまで及んでいます。

そして今注目されているのがデジタルの世界に進出しているメタバースアイドル。仮想空間の中で逢えるアイドルは、現実世界よりも距離感が近く、リアルよりも身近に存在を感じられること言うことで、今アイドル業界では大きな注目を集めています。

そんなメタバースで活躍するアイドルを応援できるのがNippon Idle Token。

Nippon Idle Tokenのエコシステムを利用しているアイドルは、メタバース内でのコンサートやイベントのチケットの支払いにNippon Idle Tokenが利用できるようになったり、アイドル活動の運営方針の決定にガバナンストークンとしてNippon Idle Tokenが利用できるようになります。

他にもアイドルの限定NFTやアバター、デジタルグッズの購入にもNippon Idle Tokenが利用できるなど、Nippon Idle Tokenのエコシステムが普及することで、メタバースで活動しているアイドルを応援するための経済圏が確立されていくでしょう。

現時点ではまだそこまで大きなプロジェクトは始動していませんが、プロジェクトの運営にあの超有名プロデューサー“秋元康”氏が関わっていることから期待値は非常に高いと言えます。

IEOを実施している

Nippon Idle TokenはIEOを実施しているプロジェクトということで、プロジェクトそのものの信頼度が非常に高いことも特徴です。

前述の通り、IEOは仮想通貨プロジェクトが資金を集めるために仮想通貨取引所を介して行うトークンセールです。

仮想通貨取引所を介しているため、上場の審査が厳しく、実体のないプロジェクトや将来性の期待が薄いプロジェクトはIEOができないため、IEOを行えるプロジェクトはそれだけで優良なプロジェクトであると判断できます。

特に大手の仮想通貨取引所では、自社のプラットフォームで取り扱う銘柄を慎重に精査しているため、今回のNippon Idle TokenのようにDMM BitcoinでIEOが行えるプロジェクトはかなり安全な銘柄と考えられるでしょう。

NIDTの価格動向

NIDTの2023年8月の価格は約5.3~5.4円小幅なレンジで推移しています。売り出し直後が1円前後で推移していたことろ考えると、価格は緩やかに上昇しています。

とはいえ現時点では日本国内でしか取り扱いをしていないNIDTの価格が今後急上昇するかといえば、そうはならないでしょう。

日本国内はまだまだ仮想通貨のマーケットが小さく、トークン価値の向上は世界規模で取り扱えるようになるまでは小幅な値動きを続けるものと予想できます。

海外進出も目論んでいる

上記のような理由もあり、当然NIDTも海外進出は狙っています。そもそもアイドルプロジェクトの活性は若者がカギ。少子高齢化が進む日本ではマーケットの縮小が懸念されます。

そこでNippon Idle Tokenではメタバースというグローバルな環境でアイドルを活躍させることで、そのターゲットを世界に広げる計画を立てています。

こうすることでNippon Idle TokenのユーティリティトークンであるNIDTを海外ユーザーにも認知してもらい、世界市場へ一気に売り出していくのではないのでしょうか。

日本国内でNippon Idle Token需要が高まればおのずと海外進出が進んでいくと思われますので、長期投資で購入するのであれば今がチャンスかもしれません。

仮想通貨を購入するならbitcastle

Nippon Idle Tokenは、残念ながら大手通貨取引所、bitcastleへの上場はまだしていません。bitcastleは仮想通貨のバイナリーオプションや、多くの銘柄の仮想通貨が上場していることから、取り扱いを期待するユーザーも多いことでしょう。

現時点ではDMM bitcoin以外での上場予定はないそうなので、他の仮想通貨取引所からは購入する方法はありません。

しかし世界を目論むNippon Idle Tokenの拡大力を考えれば、恐らく今後上場してくる可能性は十分にあるはずです。

何より仮想通貨取引をする上ではbitcastleのプラットフォームは利便性抜群。まだbitcastleのアカウントをお持ちでない方は今後NIDTが上場したタイミングですぐに購入できるようにアカウントの準備だけでもしてみてはいかがでしょうか。

 

Nippon Idle Token将来性

Nippon Idle Tokenの将来性は非常に明るいと考えられます。理由はいくつかありますが、やはり大きな点としてはアイドル産業に関わるプロジェクトという点。

2020年度の日本のアイドル市場規模は約1,500億円とも言われており、日本の人口の約3割が推し活に参加しているというデータがあります。

これだけの関連ユーザーが潜んでいるNippon Idle Tokenの着眼点はさすがというしかありません。

ちなみに、日本での仮想通貨取引人口はおよそ4%といわれています。そこへアイドルの推し活に力を入れている3割の人たちが仮想通貨市場へ流入する可能性があると考えればNippon Idle Tokenは一大プロジェクトへと成長するかもしれませんね。

今はまだ成長途中のNippon Idle Token、今後の成長に期待です。

【まとめ】Nippon Idle Tokenはアイドル応援仮想通貨

まとめです。Nippon Idle Tokenは、メタバースで活躍するアイドルを応援、支援するための仮想通貨です。

活動するアイドルのデジタルグッズやNFTの購入にもNippon Idle Tokenは利用でき、今後メタバースアイドルの経済圏を担うプロジェクトへ成長する可能性があります。

今はまだ日本国内でしか取り扱いはありませんが、今後は世界規模へプロジェクトを成長させていく予定です。

執筆者 西村大樹

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