スパイ活動に仮想通貨が使われた事が発覚?その全貌とは

仮想通貨といえば取引所のハッキング被害の印象がありますが、その仮想通貨はスパイ活動にも使用されている事がアメリカ政府によって暴かれました。

アメリカ政府は3日にロシア政府諜報部員らが世界アンチドーピング機関や国際サッカー連盟(FIFA)にハッキングした事実が判明しロシア人の7人のスパイを起訴しました。

単純にハッキングしたとなると、いつもの話と何が違うのかわかりませんが、調べていくとロシアのスパイたちは仮想通貨を使った工作をしていたとの事です。

ロシアのスパイはロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)の局員で、内容は偽情報工作を行ったと言われています。

実際には仮想通貨のハッキング攻撃に関する事で偽情報工作をしていたという事で法整備が浅い今を狙ったのではないのか?という動きがあります。

ロシアのスパイはロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)の局員という事もあり、色々な知識だけでなくIT技術に長けているとの事です。

更に逮捕された罪状としては、コンピューターのハッキングとマネーロンダリングが主な理由で、複数容疑での逮捕になりました。

ロシアのスパイはロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)の局員で「ファンシー・ベア」という名のハッカー集団に所属している情報も出ているので危険と言われています。

合計すると数年で釈放される事が難しいとされており、ロシア政府が動かない場合10年以上牢屋に入る必要性があります。

具体的な内容は詳しく発表されていませんが、アカウント作成を行い数百の異なる電子メール・アカウントを作成していたのでは?といわれています。

そのアカウントはビットコイン取引情報であるトラッキングに使われており、業者へのビットコインでの支払いに優先的に使用されていたという事です。

更にロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)の局員はビットコインのマイニングによって活動資金を得ていた事が発覚している事から、他人のパソコンにウイルスを送り強制的にマイニングをしたのではないのか?との疑惑も出ています。

ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)の局員は以前にもアンチドーピング関連のハッキング活動に関与しているのでは?という情報もあり、「ファンシー・ベア」が共謀して世界の250人のアスリートと世界各国のアンチドーピング機関からデータを盗んだ事が指摘されています。

世界中のアスリート情報をハッキングした背景には、オリンピックではないのかと言われています。

ロシアはオリンピックでドーピング疑惑をかけられオリンピック出場を国辞退で停止されています。

ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)はオリンピックに出場出来ない報復の為にハッキングしたのでないのか?と言われています。

仮想通貨の今後の動向とは

仮想通貨は資金洗浄がしやすい事から、スパイなど闇の人間が動き出しています。
国単位で動いているとなると、北朝鮮があげられます。

北朝鮮は仮想通貨ビジネスに早い段階で目をつけ、ハッキング集団を育成しているとの事です。

スパイは今まで語学を重要視していましたが、これから自分の国にいる状態で相手の国を攻撃する事が出来るITスパイを育成していく方針というのがわかります。

仮想通貨は現在徐々に価格が崩れ下降トレンドになっていますが、最近では下降トレンドから平行に市場が安定し始めています。

これからは上昇トレンドになる事が予想されていますが、仮想通貨市場は少しの悪いニュースで不安定になるので油断が出来ません。

しかし、ホールドしている組みが下を押さえているのでビットコイン70万円は崩れにくいとも言われています。

今後の仮想通貨ビジネスの動向や市場バランスに目が離せません。

執筆者 西村大樹

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