仮想通貨を使ってスポーツベッティングを楽しめる新しい銘柄、STEM。スポーツベッティングが主流ではない日本においてはあまり馴染みがない仮想通貨ですが、世界中では今この銘柄が大注目なのです。
STEMは主にサッカーに対する賭けを行い、予想が当たればトークンが成長。価値が上がったり、利回りが良くなったりします。
そんなユニークなSTEMは、なんとスマホアプリが公開中。どこでも気軽にプレイができるため、気になっている方も少なくないでしょう。
そこで今回はSTEMについて特徴や将来性を解説します。
「STEMで遊んでみたい」
「STEMに興味がある」
そんな方の参考記事になっています。是非ご覧ください。
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目次
STEMとは
名称 | STEM |
トークンシンボル | STEMX |
公式ページ | https://stemx.pro/ |
“X” | https://twitter.com/stemxpro |
Telegram | https://t.me/stemcom |
VK | https://vk.com/stemrucom |
https://www.facebook.com/groups/stemrucom | |
Bitcoin Forum | https://bitcointalk.org/index.php?topic=5353507.0 |
Medium | https://stemx.medium.com/ |
STEMとは、仮想通貨を使ったスポーツベッティングプラットフォームです。ユーザーはSTEMが公開しているサッカーチームの情報を元に勝敗を予想。結果に応じてトークンの価値や利回りが変動します。
スポーツベッティングとは?
スポーツベッティングとは、スポーツの試合やイベントにおいて、特定の結果や出来事に賭けるギャンブル形式です。日本で言えばサッカーTOTOなどが有名ですね。
スポーツベッティング参加者は、対象のスポーツの試合結果や、特定のイベントの発生を予測し、賭け金を掛けます。
勝者予想が的中すれば賞金を獲得できますが、外れると賭け金を失います。オッズはスポーツの内容や勝敗の状況、イベントの発生率によって決定。一般的にはなかなか起こらない事態が発生するほどオッズは高くなっていきます。
スポーツベッティングは多様なスポーツやイベントに対して行われますが、STEMではサッカーの試合結果のみが対象です。
STEMの特徴
一見するとただのギャンブルを提供するプラットフォームに見えるSTEM。しかし、STEMはただのスポーツベッティングプラットフォームにはない特徴を持っています。
STEMの特徴は以下の3つ。
- トークンの価値は賭けた試合内容によって変化する
- スマホからプレイできる
- イールドファーミングに対応している
詳しくみていきましょう。
トークンの価値は賭けた試合内容によって変化する
STEMでは、賭けたチームの勝敗によってトークンの価値が変化します。一般的に賭けが成功した場合に賞金が支払われるスポーツベッティングとは異なり、トークンの価格変動によって利益を生み出していくシステムはSTEMならではの特徴といえるでしょう。
例えば、特定の強いチームを見つけたとしましょう。ユーザーはそのチームに対してトークンを購入すると、チームが勝つたびにトークンの価値が上昇。利益が発生します。
反対に弱いチームを見つけた時には、そのチームに対してトークンを売りに出します。チームが負けている間はトークンの価値が下がり続けるので、買い戻したタイミングで利益が発生します。
つまりSTEMのベッティング方式は、FXや先物取引のように将来の価格動向を予測して賭けるシステムとなっており、その値動きは賭けたチームの勝敗に連動するというわけです。
世界情勢や、トークンの流動性によって価格が変化しない分、サッカーに詳しい人であれば下手な投資家よりも精度のいい予測ができるかもしれません。
予想に使うための情報はSTEMのプラットフォーム内ですべて公開されています。
公開されているデータの中には、各チームの勝敗や、主力選手のコンディションはもちろん、次ゲームの動向まで詳しく記載。
まるでスポーツ専門紙でも見ているかのような情報量を公開してくれています。
スマホからプレイできる
STEMはスマホアプリが公開されています。対応プラットフォームはandroidのみですが、既に1000件以上ダウンロードされています。
スポーツベッティングやサッカーTOTOのようにスマホで気軽にプレイできるため、パソコンを持っていない人でも簡単にプレイすることができるでしょう。
イールドファーミングに対応している
STEMはベッティングだけではなくイールドファーミングにも対応しています。
対応しているトークンは次の2種類。
- STEMX
- BUSD
STEMのネイティブトークンであるSTEMXと、バイナンスのステーブルコインであるBUSDがイールドファーミングに参加できます。
STEMXの利回りは12.55%~21.27%。BUSDの利回りは9.69%~15.19%です。いずれのトークンも高金利で貸し出すことができ、BUSDに至ってはステーブルコインのため、ドル建て貯金をするよりも効率的に利息を得ることができるでしょう。
用語補足:イールドファーミング
イールドファーミングとは、ユーザーが仮想通貨を特定のプラットフォームに預け、その対価として一定の利回り(イールド)を獲得する仕組みです。
ユーザーは自身の仮想通貨を特定のプールやステークに供給し、これにより新たなトークンや報酬を得ることが可能です。
また、ステーキングとは異なり、預けた仮想通貨を一定期間動かすことができなくなる“ロック期間”が存在しないという特徴もあります。
これにより、イールドファーミング中に預けていたトークンが大きく値崩れを起こしたとしても速やかな損切が可能です。
適切なリスクヘッジを行えるイールドファーミングは、プラットフォームの生態系を促進し、投資家には利益を提供する一方で、特有のリスクも伴います。
例えば、預けていた先のプラットフォームの破綻や、ハッキングのリスクなどによって資産を失う可能性は否定できません。
リターンが魅力的なイールドファーミングは、プラットフォームやトークンの信頼性や安全性を確認し、慎重に取引することが重要です。
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用語解説:ステーブルコイン
ステーブルコインとは、通貨や商品といった他の資産にペッグ(固定)された価値を持つ仮想通貨の一種です。
このペッグにより、ステーブルコインの価値は比較的安定しており、通常1ドルや1ユーロなどといった法定通貨と同等の価値を維持します。
ステーブルコインの主な用途は、仮想通貨市場において価格の変動が大きい通貨(例: ビットコインやイーサリアム)からリスクを軽減することです。
また、ステーブルコインはデジタルアセットの保管や送金において、法定通貨に近い使い勝手を提供するため、支払いに利用されるケースも多く見られます。
代表的なステーブルコインにはUSDT(Tether)、USDC(USD Coin)、DAI(Dai)などがあり、それぞれ異なるメカニズムによってペッグが維持されています。
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STEMXの価格動向
STEMXの価格動向は次の通り。
時折大きな上ヒゲを見せるものの、比較的価格はレンジ相場で推移。2023年の1年間では0.003ドル~0.015ドルの範囲でしか値動きはありませんでした。
今後の価格動向
STEMXの今後の価格動向は、恐らくこのまま一定のレンジで推移していくでしょう。というのも、そもそもSTEMXの取引価格は市場価格もさることながら、STEM内での取引価格が大きく影響を及ぼします。
大きくベットした勝負に勝つ人が増えれば値動きは大きくなりますし、あまりベットがされなかったり、大勝ちする人がいなければ値動きは小幅になるでしょう。
プロサッカーチームの勝敗が一様に偏るのは非常に稀な状態です。とすれば値動きも一方向に偏るケースは少なく、価格変動は今後も緩やかな状態が続くと思われます。
STEMの遊び方
STEMは公式ページからアカウントを作成し、取引用の仮想通貨を用意すればすぐに始められます。
アカウントの作成
まずはアカウントを作成します。
公式ページ上部の“Sign UP”をクリックし、ニックネーム、メールアドレス、パスワードを設定します。
一番下の項目にある“Confirm password”には同じパスワードをもう一度入力します。
すべての入力が完了したら、登録したアドレス宛に登録完了のメールとログイン先のURLが送付されているのでこちらをクリック。
ログインができれば登録は完了です。
取引を始める
メイン画面では様々な取引が可能です。
STEMの主力メニューである予想トレードは“Market”タブを開くと開始。どこのチームに対して賭けるのかを決定します。
他にもトップ画面ではイールドファーミング、サッカーニュース、試合日程など、STEMの基本メニューが並んでおり、予想に使える材料が多数公開されています。
トークンの購入方法
STEMを遊ぶためにはSTEMXを購入しなくてはいけません。STEMXはSTEMのプラットフォーム上でBUSDと交換が可能です。
なので、BinanceからBUSDをスワップ、BUSDをSTEMでSTEMXに交換という流れで購入するといいでしょう。
BUSDをスムーズに購入するならbitcastleを利用しよう
BUSDを取引できるBinanceは、残念ながら日本円が利用できません。他の仮想通貨を使ってBinance上でスワップを利用します。
スワップとは、BTCやETHを使って仮想通貨同士を交換する購入方法で、Binanceを始めとした海外の取引所の利用方法はスワップが基本です。
しかし、スワップは交換元となる仮想通貨を用意しなくてはならないため、事前に仮想通貨を購入する取引所を準備する必要があります。
このときおすすめな取引所がbitcastle。
bitcastleはメールアドレスと本人確認書類をメールで送信すればすぐに口座開設が完了。クレジットカードを利用して直接仮想通貨を購入できるため大変便利です。
bitcastleは海外取引所ですが、運営元は日本人が経営している企業です。そのため日本人ユーザーに使いやすい仕様になっているのもうれしいですね。
口座開設はスマホですぐに完了します。Binanceを利用するときはぜひ試してみて下さい。
STEMの将来性
STEMの将来性は決して低くはないでしょう。
ブックメーカーやスポーツベッティングなど、スポーツの勝敗に賭けるギャンブルの市場規模は300兆円以上とも言われており、仮想通貨でスポーツベッティングを行うSTEMも今後利用者は増え続けることが予想されます。
ギャンブルが主となる銘柄なため、爆発的な人気を誇る可能性は少ないものの、根強いファンを獲得しやすい側面もあるSTEM。しばらくその勢いは衰えないと見ています。
【まとめ】STEMは仮想通貨を使ったスポーツベッティングプラットフォーム
STEMはサッカーの勝敗に応じてトークンの価値が変化するスポーツベッティングプラットフォームを提供する銘柄です。
ルールは簡単。賭けたチームが勝利すればトークン価格が上昇し、負ければ価格は下落します。
ユーザーは買いと売りの両方でポジションを持てるため、賭けたチームの勝敗を当てさえすれば利益が出る点が非常にユニークです。
アプリ版もリリースされているSTEMはどこでもプレイできる手軽さを兼ね備えており、今後も利用者は増加するでしょう。
仮想通貨を使ったギャンブルをしてみたい方におすすめの銘柄です。
執筆者 西村大樹