これだけは勉強しよう!初心者が覚えるべきFXの基礎単語

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資産運用関連のニュースが増える近頃では、FXを始める方が増えてきています。しかしFXをはじめとした金融取引は専門用語が多く、正直何を言っているのかわからない。という方も少なくないのではないでしょうか。

投資の勉強をするにも専門用語が多くては何が書いてあるのか理解ができませんし、勉強も非効率です。

そこで今回はFXを始めたばかりの人に向けて、これだけは覚えておきたいFXの基礎用語を解説していきます。

最低限今回ご紹介する用語さえ覚えておけば実際の取引でも困ることはないでしょう。是非参考にしてみて下さいね。

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FXの基礎用語

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まずはFXの基礎用語です。まずはここを押さえておかないとFXを取引するのは難しいでしょう。

円高・円安

円高や円安はニュースでよく見る単語ですが、その意味をきちんと理解しているでしょうか?円高とは他の通貨に対して円の価値が高くなった状態。円安とは他の通貨に対して円が安くなった状態を指します。

分かりやすい例で言えば、1ドルが145円から150円になった場合は円の価値が下がったので円安。反対に1ドルが150円から140円になれば円の価値が上がったので円高となります。

これはユーロやポンドに対しても同じです。

BID・ASK

BIDは売り、ASKは買いを意味します。FXの注文ボタンはBID・ASKで表記されているのでこれを間違えて覚えてしまうと発注ミスをしてしまいます。

どっちがどっちか分からなくなったときは“買う価格を尋ねる(Ask)ので買い注文はASK”と覚えておくと良いでしょう。

スプレッド

スプレッドとは、同一レートで売り買いしたときの価格差です。一般的に取引所の儲けがスプレッドになっており、取引手数料がかからないFX業者ではスプレッドが広めに設定されていることがあります。

もちろんです。FX(外国為替)取引における基礎用語をいくつか説明します。

通貨ペア 

FX取引では、1つの通貨を他の通貨と比較して価格を提示しています。この対比する通貨の組み合わせを通貨ペアといいます。

たとえば、EUR/USDはユーロと米ドルの通貨ペアを表します。通貨ペアは基本通貨とクォート通貨の2つの通貨で構成されます。

レバレッジ 

FX取引では、投資家が自己資金の一部(証拠金)を担保として、その何倍もの金額を取引できるレバレッジが利用できます。レバレッジを使うと、利益は拡大しますが、損失も同様に拡大する可能性があることに注意が必要です。

日本国内のFX業者は最大レバレッジを25倍までに制限していますが、海外の取引所では制限がないため、100倍や1000倍といったハイレバレッジで取引が可能です。

ロングポジション・ショートポジション 

ロングポジションは、通貨の価格が上昇することを期待して保持されるポジションです。一般的に買いポジションと呼ばれるものですね。一方、ショートポジションは、通貨の価格が下落することを期待して保持されるポジション。つまり売りのポジションとなります。

買い注文や売り注文がBIDトASKなのに対し、ポジションはロングとショートで表現されるため、少しややこしいですが、頑張って覚えましょう。

もちろんです。以下にさらなるFX取引で使用される基礎用語をいくつか紹介します。

Pips

Pipsは、通貨の価格の最小変動単位を表します。多くの通貨ペアでは、価格は小数点以下の数値で表示され、その最後の桁が1つのPipsに相当します。たとえば、EUR/USDの価格が1.2500から1.2501に上昇した場合、これは1Pipsの変動です。

証拠金

証拠金とは、FX取引においてレバレッジを掛けたポジションを建てるために必要な最低限の資金を指します。

たとえば、1:50のレバレッジを使用する場合、10,000ドルの証拠金であれば、最大で500,000ドル相当の通貨を取引できます。

追証

追証とは、FX取引において、トレーダーが保有するポジションに対する証拠金の残高が証拠金の要件に満たなくなった場合に、ブローカーから追加の証拠金を要求される状況を指します。

証拠金の残高が証拠金の要件を下回ると、ブローカーはトレーダーに対して追加の資金を預けるように要求し、これを追証と呼びます。

追証は、トレーダーがポジションを維持するために必要な追加の資金を供給する機会を提供します。トレーダーが追加の資金を供給しない場合、ブローカーはポジションを自動的に解消して、損失を最小限に抑えるために追証を行います。

ロスカット

ロスカットは、投資家が損失を最小限に抑えるために設定する注文です。特定の価格に達すると、ポジションが自動的に閉じられます。また、レバレッジトレードでは損失が入金した証拠金を下回る前にロスカットが発動し、追証の発生を抑える動きをすることもあります。

スワップポイント

スワップポイントとは、FX取引において、通貨ペアを保有したまま次の営業日にポジションを持ち越す際に発生する、金利の差に基づく支払いまたは受取りを示します。

通貨にはそれぞれの国の中央銀行が設定する金利(政策金利)があります。通常、高金利通貨を保有している場合、トレーダーはスワップポイントを受け取ることができます。一方、低金利通貨を保有している場合、トレーダーはスワップポイントを支払うことがあります。

分かりやすい例を挙げると、現在日本は政策金利が諸外国に比べて圧倒的に安いため、円を交えた通貨ペアをロングポジションで持ち越した場合金利差益が受け取れます。

FXを勉強していると目にする用語

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ここからは、もう少しFXを知ろうとすると必ず目にする単語です。これらの用語は知らなくても取引はできますが、知っておいて損はありません。

テクニカル分析

テクニカル分析は、過去の価格動向や取引量などの市場データを使用して、将来の価格変動を予測する手法です。テクニカル分析では、チャートパターンやテクニカルインジケーターなどのツールが使用されます。

ファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析は、経済指標、政治的イベント、およびその他の要因に基づいて通貨の価値を評価する手法です。ファンダメンタル分析では、雇用統計、成長率、中央銀行の政策などが重要な要因とされます。

ボラティリティ

ボラティリティは、金融市場における価格の変動の度合いを示す指標です。一般的に、ボラティリティが高い市場では価格が急激に変動しやすく、ボラティリティが低い市場では価格の変動が比較的緩やかです。

ボラティリティが高い市場では、価格が急激に変動するため、リスクが高くなりますが、同時に機会も多く存在します。一方、ボラティリティが低い市場では、価格の変動が少ないため、リスクが低くなりますが、利益の機会も限られます。

ロールオーバー

ロールオーバーは、FX取引において、ポジションを翌日に持ち越す際に行われる手続きを指します。通常、FX取引では取引日の終了時にポジションを閉じなければ、自動的に次の取引日までポジションを保有します。ポジションを次の取引日まで持ち越す場合、ロールオーバーが発生し、スワップポイントが発生します。

成行注文

成行注文は現在のレートで注文を発注する注文方法です。注文が取りやすい一方でタイミングによっては狙った価格と注文がずれる可能性があります。

指値注文

指値注文は、取引者が特定の価格で取引を行うように指示する注文のことです。指値注文は、トレーダーが市場価格よりも有利な価格で取引を行いたい場合に使用されます。

指値注文では、トレーダーが取引を行いたい価格(指定価格)を指定します。取引がその価格に達すると、注文は自動的に実行されます。ただし、指値注文が市場価格に達しない場合は、注文は約定されずに待機し続けます。

逆指値注文

逆指値注文は、指定された価格に達したときに、市場注文として自動的に発動する注文のことです。指値注文が新規のオーダーに行うのに対して、逆指値注文は、トレーダーが現在のポジションを保護したり、利益を確定させたりするために使用されます。

OCO

OCO(One Cancels the Other)は、2つの注文を同時に入力する注文タイプの1つで、1つの注文が実行されると、もう1つの注文が自動的にキャンセルされる仕組みです。

OCO注文は、トレーダーが2つの異なる注文を同時に設定し、市場がどちらか1つの注文に達した場合に他方の注文をキャンセルするために使用されます。一般的なOCO注文の例は、「利益確定注文」と「損失制限注文」です。利益確定注文は、取引が利益を出す目標価格を設定し、損失制限注文は、取引が損失を最小限に抑えるための目標価格を設定します。どちらか1つの注文が実行されると、もう1つの注文が自動的にキャンセルされます。

IFD

IFD(If Done)は、取引注文のタイプの一つです。これは、「もし〇〇が実行されたら、次に△△を実行する」という条件で取引を行う際に使用されます。この条件は、一度の注文で2つの異なる注文を同時に指定することができます

具体的には、IFD注文では、まず第一条件として指定した注文(例えば、市場価格が一定の価格に達した場合の指値注文)が実行されたら、その後に第二条件として指定した別の注文(例えば、逆指値注文)が自動的に実行されるようになります。

OCOとの大きな違いは新規の注文は1種類であり、決済ポイントを指定できる点。注文が約定した際には決済までオーダーしておきたいときにはこちらの方法で注文します。

IFO

IFO(If One, Then the Other)は、特定の条件が満たされた場合に、他の注文を自動的に実行するように指示するための注文タイプです。

分かりやすく言えばOCOとIFDを組み合わせた発注方法になります。

IFO注文では、まず最初に条件が満たされる注文が設定され、その後に2番目の条件が設定されます。条件が満たされると、自動的に2番目の注文が実行されます。

例えば、トレーダーが特定の価格に対して指値注文を入力し、その注文が約定したら逆指値注文を自動的に入力するように設定する場合、IFO注文が使用されます。これにより、市場の動きに応じて自動的にポジションを取ることができます。

スキャルピング

スキャルピングは、短期売買を繰り返す取引スタイルであり、わずかな価格変動を利用して小さな利益を狙う取引戦略です。スキャルピングトレーダーは、数秒から数分の間に何度も取引を行い、小さな価格差で利益を確保します。

スイングトレード

スイングトレードは、中期から長期の取引スタイルであり、価格の変動が予想される範囲でポジションを保有する取引戦略です。スイングトレーダーは、数日から数週間または数か月にわたってポジションを保有。主に大きな価格変動を捉えようとし、トレンドの一部を利用して利益を得ます。

デイトレード

デイトレードはスキャルピングとスイングトレードの中間に位置するトレードスタイルです。取引期間は数日から数週間。短い人であればポジションを持ち越さない人もいます。

【まとめ】FX用語はまだまだたくさんある

最低限今回紹介した用語を覚えておけば、取引は問題なくできるでしょう。しかしFX用語はまだまだ存在します。テクニカル分析ではチャートパターンひとつひとつに名前が付いていますし、相場理論にも名称があります。

今回の用語集をきっかけにぜひご自身でもFXの用語を調べて、勉強に役立ててくださいね。

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執筆者 西村大樹

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