【MT5版】FXの注文方法をやさしく徹底解説!|成行・指値・逆指値の使い分けとは?

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「FXに興味があるけど、注文方法がいまいち分からない…」「成行とか指値ってどう違うの?」と思ったことはありませんか?

この記事では、FX初心者の方でも迷わず注文が出せるように、基本の注文方法からちょっと応用的なテクニックまで、丁寧にわかりやすく解説していきます。

特に最初のうちは、「どうやって買うの?」「どうやって売るの?」「どの注文を使えばいいの?」と不安になりがち。
でも大丈夫です!この記事を読めば、きっと自信を持ってFXに挑戦できるようになりますよ。

目次

そもそもFXの「注文」ってなに?

 

FXにおける「注文」とは、通貨を売買するためのリクエスト、つまり「この価格でこの通貨を買いたい(または売りたい)」という意思表示のことです。

注文方法にはいくつか種類があり、相場の状況や自分の戦略に応じてうまく使い分けることが大切です。

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基本の注文方法3つをマスターしよう!

成行注文|とにかく今すぐ取引したい!

成行注文とは、「今すぐに売りたい!」「今すぐに買いたい!」というときに使う注文方法です。

現在の市場価格で即座に売買を成立させるので、相場の動きが激しいときや、瞬時に判断したいときにとても便利なんですね。

こんなときにおすすめ

  • ニュースで大きな動きがあって、すぐに反応したいとき
  • デイトレードなど、スピード感が重視される取引をしたいとき

チャート画面右上の①部分をタップすると注文画面が出現します。真ん中で注文数を決定し、売りなら左を、買いなら右の数字をタップします。

注意点

市場の流動性やタイミングによっては、思っていた価格と少しズレた価格で約定してしまうこともあります(これを「スリッページ」と言います)。

例:現在のドル円が145.30円。すぐに買いたい!→ 成行買い注文 → 約145.30円で約定

指値注文|自分の狙った価格で賢く売買!

指値注文は、「この価格まで下がったら買いたい」「この価格まで上がったら売りたい」というように、自分が希望する価格を指定して出す注文です。

自分が思い描いたタイミングで自動的に売買が行われるため、相場をずっと見張っている必要がないのも大きなメリットです。

こんなときにおすすめ

  • 特定の価格まで落ちたら買いたいと思っているとき
  • 利益確定のタイミングをあらかじめ設定しておきたいとき

指値注文は①のアイコンをタップ。

注文画面が表示されるので、①の注文内容を確認し、➁で指値を決めます。最後に一番下の発注をタップすれば指値注文完了です。

⚠️注意点

指定した価格に到達しなければ、いつまで経っても取引が成立しないこともあります(これを「未約定」と言います)。

例:ドル円が145.00円。「もし144.50円まで下がったら買いたい」→ 144.50円で指値注文 → 到達すれば買い成立!

逆指値注文(ストップ注文)|損切りやトレンドフォローに欠かせない!

逆指値注文は、指値注文とは逆で、ある価格に到達したら「買い」または「売り」の注文を出す方法です。 主に「損切り(ロスカット)」や「ブレイクアウト(高値更新・安値更新)」を狙うときに使われます。

こんなときにおすすめ

  • 損失を最小限に抑えたい(自動で損切り)
  • 価格が一定ラインを突破したらその流れに乗りたいとき

メニュー画面下部のチャートを選択。

保有しているポジションをタップし、ポジション変更を行う。

この画面で利確ポイントと損切ポイントが設定できる。こちらも変更をタップしないと注文が実行されない。

注意点

予期せぬニュースなどで価格が急変すると、想定よりも不利な価格で約定することもあるため、使い方には工夫が必要です。

例1:145.00円で買ったドル円。もし144.50円を下回ったら損切り → 144.50円に逆指値売り注文
例2:145.00円のとき「145.50円を超えたら上昇トレンドかも」→ 145.50円に逆指値買い注文

応用編|注文を組み合わせて賢く自動売買!

3-1. IFD注文

「If Done(もし成立したらやる)」という意味の注文方法。
最初の注文が約定したら、自動的に次の注文(利益確定や損切り)を出す仕組みです。

1つの注文に対して1つの決済注文が出せます。決済注文では指値もしくは逆指値のどちらか一方の注文を出します。

例:145.00円まで下がったら買いたい。そして146.00円で売りたい。

この場合、指値注文画面から➁で145円に指値注文を入力。➃には利確ポイントの146円を入力します。

OCO注文

「One Cancels the Other」の略で、利確と損切りの注文を同時に出すことができます。
一方が約定すれば、もう一方は自動でキャンセルされるので、ポジション管理にとても便利です。

例:145.00円で買ったら、146.00円で利確、144.50円で損切り。

OCOは既に保持しているポジションに対して行います。ストップ注文と同じ要領でポジション画面を開いてポジション変更を選択。①には損切ラインの114.5円を入力、➁には利確ラインである146円を入力します。

IFO注文

IFDとOCOを組み合わせた注文方法。新規の指値注文と、その後の利確・損切り注文まですべて一括で設定できます。

例:145円で買い注文、144で損切146円で利確したい場合。

IFDと同じ注文画面で、➁には買い指値の145円を入力。➂には損切ラインの144円。➃には利確ラインの146円を入力します。

FX注文方法のまとめ|状況別のおすすめ注文はコレ!

シチュエーション おすすめの注文方法
とにかく今すぐ取引したい! 成行注文
この価格で売買したいとしっかり決めている 指値注文
損切りやブレイクアウトを自動で設定したい 逆指値注文
ワンセットで自動売買したい(利確・損切り) IFD・OCO・IFO注文

最後に|注文方法を理解すれば、FXはもっと楽しくなる!

FXの注文方法はたくさんあるように感じるかもしれませんが、基本は「成行」「指値」「逆指値」の3つです。

これらをしっかり使いこなせるようになると、自分の判断で冷静に取引できるようになり、FXの面白さもグッと増してきます。

「まだよく分からないな…」という方は、まずは少額のデモ取引から始めて、実際に操作を試してみるのもおすすめですよ!

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執筆者 西村大樹

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