コインベースCEOが面白い将来ビジョンを発言しました。コインベースは元々アメリカのサンフランシスコを拠点とする大手仮想通貨取引所ですが、最近では日本の進出も果たしています。
最初は知名度がなかったのですが、最近では歴史ある取引所且つ業界初のユニコーン企業としても有名になっています。
未上場で企業評価額が10億ドルを超える企業というだけで、投資家は魅力を感じ、同時に安心感もあります。
具体的にコインベースCEOはニューヨーク証券取引所を目指すと発言しています。
ニューヨーク証券取引所は取引所の中でも1流だと言われているので、間接的にコインベースは1流の仮想通貨になりたいと発言しているとも取れます。
最近仮想通貨の取引所の話題であれば日本でも有名なアルトコインを沢山取り扱っているバイナンスがナスダックの利益に肉薄したと報じられました。
仮想通貨の市場は盛り上がりがなくなっている時でさえ、仮想通貨に興味を持ち始める人は全盛期と大きくは変わらず仮想通貨人口は増え続けています。
コインベースCEOのアームストロング氏は、仮想通貨版のニューヨーク証券取引所を目指すと同時に商業分野で独自トークンの開発を進めながら仮想通貨エコシステムの更なる改善とデジタル通貨の数が増えると予想していると発言しました。
dAppsは既に仮想通貨の中でブロックチェーンに並ぶ1つのツールになっており、仮想通貨のコインを知らない人でもdAppsを知っている人は数多く存在しています。
dAppsは仮想通貨の枠を大きく外れて、ゲームなどにも使用されており有名なものであればイーサエモンなどがあげられます。
分散型アプリは今後数年を考えた時に大きく飛躍する1つのジャンルだと考えられます。
仮想通貨市場は規制が最近多く、今後の規制の流れで大きく仮想通貨市場は変化してきますが、何より重要なのは価値があるICOや通貨が残る事が大切だと考えます。
更にコインベースは「証券と認定されたトークンの取引ができる法律を遵守する場所」とし、証券と認定されていないトークンは徐々に除外していくともとれます。
コインベースはバイナンスと比較すると取り扱っている通貨が少ないのでアームストロング氏は今後増やしていく事を将来ビジョンとしてあげられます。
アームストロング氏は今後一番伸びる仮想通貨関連のシステムにエコシステムとしておりユーザー数も今後何十倍にも跳ね上がると言われています。
コインベースは6月、証券業者のキーストーン・キャピタル、ヴェノヴェテ・マーケットプレースとデジタル・ウェルスを買収している事をみると今後の金融系財に与えるダメージは大きいものだと考えられます。
執筆者 西村大樹