仮想通貨のAkita Inu(AKITA)とは?特徴や将来性を解説

「Akita Inu(AKITA)ってどんな仮想通貨なの?」

「Akita Inu(AKITA)の将来性が知りたい」

世界中には仮想通貨(仮想通貨)が2000種類以上存在します。そのなかでも、複数取引所への上場を機に、1週間で3000%の価格高騰を起こしたことでも話題性が高いAkita Inu(AKITA)が注目されています。

Akita Inu(AKITA)について詳しく知りたいけどよくわからないという方のために、ここではAkita Inu(AKITA)の特徴や将来性、購入方法などを詳しく解説していきます。

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Akita Inu(AKITA)の特徴

Akita Inu(AKITA)は、その名前からわかるように秋田犬をモチーフとしています。ドージコイン(DOGE)、SHIBA INU(SHIB)といったコインとともに犬系コインとも呼ばれています。そして、比較的メジャーな草コインの一つとして認知されています。ここではAkita Inu(AKITA)の特徴を詳しく解説していきます。

イーサリアム(ETH)をベースとした分散型トークン

Akita Inu(AKITA)は、独自のブロックチェーンを持たず、イーサリアム(ETH)をベースにした分散型トークンとして発行されています。

トークンの半分はイーサリアム(ETH)の創始者であるVitalik Buterinへ送られて、残りの50%が分散型取引所(DEX)などで取引されています。

この分散比率は、SHIBA INU(SHIB)と同じです。

ドージコイン(DOGE)のミームコイン

Akita Inu(AKITA)はドージコイン(DOGE)から発想を得たミームコインです。ミームコインとはインターネット上でネタとして作られたコインのことを指し、ドージコイン(DOGE)もその一つです。

Akita Inu(AKITA)はドージコイン(DOGE)のシェアを奪おうと計画されて作られたものなので、「ドージキラー」とも呼ばれています。

この仕組みは、SHIBA INU(SHIB)と同様になっています。

秋田犬をモチーフにしたロゴが可愛いこと、今後テスラのCEOであるイーロン・マスク氏がツイッターでつぶやくかもしれないとの期待から購入している人が数多くいます。

もとはネタコインとしてのスタートでしたが、徐々にコミュニティが広がり、分散化を要とした本格的な仮想通貨へと成長しています。

コミュニティを持っている

Akita Inu(AKITA)のコミュニティは、非営利団体を形成するAKITAネットワーク財団によって運営されています。

そして、Akita Inu(AKITA)の主な目的は、分散型の匿名ソーシャルメディアプラットフォームでの使用です。

現在、Akita Inu(AKITA)のコミュニティに参加しているコイン所有者が45,000人を超えています。これは、小規模なアルトコインのコミュニティとしては、かなり規模の大きなものと言えます。

また、Akita Inu(AKITA)の当初の開発目的も分散型コミュニティの実験という目的でした。

そのため、コミュニティ主導でプロジェクトを進めていくのが特徴です。いくつかの仮想通貨に見られるような創設者もチームトークンが存在しないというのも注目の特徴といえるでしょう。

コミュニティに参加するメンバーのスキルをAkita Inu(AKITA)開発で最大限に活かし開発を進めています。

犬系コインの価格に連動する

Akita Inu(AKITA)はドージコイン(DOGE)やSHIBA INU(SHIB)を始めとする犬系コインに価格が連動する傾向にあります。

そのため、今後他の犬系コインの価格が上昇した場合はAkita Inu(AKITA)も連動して価格が上昇することが予想されます。

犬系コインはコミュニティからの支持が厚く、今後もコミュニティに支えられて価格が上昇していくでしょう。

Akita Inu(AKITA)のメリット

 

Akita Inu(AKITA)は、イーサリアム(ETH)をベースにした分散型トークンであることや、コミュニティの存在が大きいことが特徴として挙げられています。ここでは、そんなAkita Inu(AKITA)にどのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。

強力な分散型コミュニティを持っている

Akita Inu(AKITA)は、総供給量の50%がイーサリアム(ETH)の共同創業者Vitalik Buterin氏に寄付され、もう50%は分散型取引所Uniswapにロックされています。

つまり、Akita Inu(AKITA)の開発チームや創業者はトークンを保有しておらず、本当の意味での「分散型の仮想通貨」であると言えるでしょう。

ネタとしてのコインはAkita Inu(AKITA)に限らずコミュニティの成長がそのコインの成長につながってきました。

2ちゃんねる(5ちゃんねる)発祥のモナコイン(MONA)は、掲示板を中心としたコミュニティがコインの成長に大きく貢献してきました。このようなファンを持つ仮想通貨の強みは、長期的な支持が得やすいことです。

たとえばドージコイン(DOGE)は、2013年に誕生後に1次ブームを迎えるものの2015年、2016年の長い低迷期間がありました。また、仮想通貨バブル崩壊後の2019年、2020年にも長い低迷がありました。

しかし、コミュニティの発展に伴って2021年になると、時価総額TOP5に入る急成長を見せたのです。

Akita Inu(AKITA)も同じく、ネタコイン特有の強力なコミュニティ力は武器だといえます。

Akita Inu(AKITA)には数万人以上のコミュニティがあるため、犬系コインのブームが過ぎた後も長期的な支持を集める可能性があるでしょう。

公平性を重視している

信頼性の高さもAkita Inu(AKITA)のメリットです。

Akita Inu(AKITA)の発行したすべてのコインのうち50%をロックし、利用できるキーを破棄しています。

総供給量の50%がイーサリアム(ETH)の共同創業者Vitalik Buterin氏に寄付され、もう50%は分散型取引所Uniswapにロックされている状況です。

コインの主導者であるメンバーが持つ、チーム トークンもありません。誰もが公開市場で購入する必要があるなど、とにかく公平性を重視しているのが特徴です。

Akita Inu(AKITA)のデメリット

Akita Inu(AKITA)は、協力な分散型コミュニティを持っていたり、公平性を重視しているなどのメリットがありました。一方でAkita Inu(AKITA)にもデメリットが存在します。ここでは、Akita Inu(AKITA)のデメリットを解説していきます。

ミームコインの限界

ビットコイン(BTC)などのメジャーなコインは、社会に対する大きな課題解決を目的としているものが少なくありません。

一方Akita Inu(AKITA)は、コミュニティの実験という目的であることや、そもそもネタとして作られたミームコインだということです。

そのため、主流になることなく、そのままネタで終わってしまう恐れもあります。

これらの懸念点から、保有する場合は、ある程度のリスクを覚悟しておくことが必要です。

運営者がいない

Akita Inu(AKITA)は強力な分散型のコミュニティが武器でしたが、その分運営を握る者が存在しません。それは、民主的な反面、方針が一定しないことや、まとめる者がいないなどのリスクも存在します。

現状は問題なく運営が行われていますが、今後意見が割れた際にどのような方向でまとめていくかは懸念点であると言えます。

Akita Inu(AKITA)の将来性

Akita Inu(AKITA)の将来性は、大量保有しているユーザーや組織の動き、プロジェクトの進行がカギとなります。

以前、大量保有している組織が売却を開始する噂が立ったために暴落が起こったことが問題になりました。

一方、大量保有しているユーザーが保有しているAkita Inu(AKITA)を寄付するという奇妙な行動に出ることなど、将来性を脅かす問題を多数抱えています。そのため、これがマイナスに動いた場合、様々な問題を引き起こす恐れがあります。

現在、Akita Inu(AKITA)には3つのプロジェクトが進行中です。

Akita Inu(AKITA)を他の犬系コインと交換できるようになるものやAkita Inu(AKITA)をイーサリアム(ETH)からAvalancheに送受信できるようになるものなどです。

加えて、Polarfox分散型取引所の開発なども進んでいます。

これらを進めることで、Akita Inu(AKITA)の取引が広く普及していくでしょう。

Akita Inu(AKITA)の購入方法

Akita Inu(AKITA)は国内取引所では取り扱いがありません。そのため、以下の海外取引所を使う必要があります。

  • gate.io
  • hotbit
  • Uniswap

海外取引所でAkita Inu(AKITA)を購入するという場合には、まず国内取引所で仮想通貨を購入して、その仮想通貨を海外取引所へ送金して購入するという手順になります。

  1. 国内取引所でビットコイン(BTC)を購入する
  2. 海外の仮想通貨取引所へビットコイン(BTC)を送金する
  3. ビットコイン(BTC)でSHIBを購入する

国内の仮想通貨取引所は以下がおすすめです。

Coincheck(コインチェック)

  • 国内ダウンロード数No.1の使いやすいアプリ
  • 国内最多の全16種類の仮想通貨を取り扱っている
  • 東証一部上場企業が親会社で信頼性が高い

東証一部上場企業であるマネックスグループが親会社のため、信頼性が非常に高く、初心者の人でも安心して取引することができます。また、アプリの国内ダウンロード数No.1という点も重要なポイントです。直感的に操作できるため、初心者でも特別な操作をせずに使うことができます。他の取引所と比較しても、スマホアプリはダントツの使いやすさです。

さらにCoincheckなら、取引にかかる手数料も無料です。

「手数料の安さ」「使いやすさ」「信頼性」を総合的に判断すると、Coincheckは取引を行うのに最適な取引所といえます。

DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

  • 国内で唯一のレバレッジ取引が可能
  • 全12種類の仮想通貨を取り扱っている
  • 365日サポート対応がある
  • 最短当日中に取引を始められる

さまざまな通貨がレバレッジ取引に対応しています。少ない資金で効率よく仮想通貨を取引をしたい人にオススメです。また、最短で当日中に取引を始められるのもメリットと言えます。

ただし、DMM Bitcoinのレバレッジ取引は1日ごとに手数料が発生するため、長期保有する場合は手数料が積み重なるなどの注意点もあるため、事前に理解して取引をしましょう。

【まとめ】Akita Inu(AKITA)は今後急上昇する可能性を秘めている

Akita Inu(AKITA)について解説してきました。

Akita Inu(AKITA)は、ドージコイン(DOGE)やSHIBA INU(SHIB)の動きに価格が連動する傾向にあります。

また、イーロン・マスク氏のような著名人の発言によって、価格が急上昇する可能性を秘めています。実際にイーロン・マスク氏のツイートを受け、犬系コインであるSHIBA INU(SHIB)の価格は急上昇しました。

犬系コインは、その特徴ともいえるコミュニティの結束力が強いため、今後コミュニティの動き次第でも価格が変化してきそうです。

必ずしも将来性がある仮想通貨であると断言するのは難しいですが、著名人の発言やコミュニティ次第で価格は急上昇していく可能性を秘めている仮想通貨です。

もしも購入を検討する際は、イーロン・マスク氏のツイッターをフォローしたり、情報収集を欠かさず、いち早くトレンドをつかめる状態にして乗り遅れないようにしておきましょう。

執筆者 西村大樹