変動が激しい今がチャンス!?新生活と共に仮想通貨投資はじめませんか?

2018年も3月に入り、新年度が近づいてきました。4月からは今までとはまったく違う新生活が始まるという人も多いでしょう。新社会人、新大学生、転職等々、その変化ともに仮想通貨のトレードを始めたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

しかし、最近の仮想通貨のハッキング事件などのニュースも耳に入っていて、なんとなくとまどいの気持ちがある人もいるはずです。このようなハッキング事件があった時の反応は本当に人それぞれです。

また、一般人には何が正確なのかということも、なかなかわからないというのが現実問題です。筆者もそのハッキング事件で拘束されている一人です。それでも仮想通貨のトレードは楽しいと思っています。

2017年の12月に比べたら、かなりレートが下落して少し落ち着いた今こそ、ビギナートレーダーには入りやすい相場ではないかと考えます。

ただし、まだまだ価格変動があることの他、不安定な要素もいろいろあるのが仮想通貨の相場だと感じます。そのような中で、仮想通貨のトレードを始めたいと相場ビギナーさんに少しでも役に立つ情報をお届けしたいと思います。

自分が利用したい取引所を数カ所決める

取引所は1カ所ではなく、数カ所に口座を作っておくことをおすすめします。1月の終わりのネム盗難事件によって、その取引所に日本円や通貨を置いてあった人は身動きが取れなくなっているということからも、とても大切なことです。万が一の時には、数カ所取引所に口座を持っていると他で取引・入出金をすることができます。

また、取引所によって取り扱っている仮想通貨が違いますので、自分がトレードをしてみたいと思う仮想通貨がある取引所に口座を作っておきましょう。

取引する通貨を決めてハードウェアウォレットを用意する

トレーダーの本音としては、取引所で安全に自分の仮想通貨や現金を預かってもらえるのは一番便利です。人任せにできるということも、細かいことが苦手な人には良いでしょう。

しかし、残念ながら現場では自分でハードウェアウォレットを用意して、それに自分の大切な仮想通貨の情報を記録しておくということが重要になります。このハードウェアウォレットは決して安いものではありませんし、それを使ったからといって確実に安全が守られるというものでもないようです。

取引所に置いておいた自分の財産をハッキングされたり、他の人に拘束されないためにも、自分でハードウェアウォレットを用意してしっかり管理するしかありません。

ただし何種類かあるウォレットは、全ての仮想通貨やコインを登録できるというものではありません。例えば、単価が小さいということもあり、ネムやリップルは特に日本人には大人気です。けれども、両方を同じウォレットに保存することはできません。

つまりこの両方を取引したいのであれば、2種類のハードウェアウォレットを用意しなくてはならなくなります。これは大きな出費になります。なのでまずは自分が取引したい銘柄を決めてから、その通貨の情報を保存できるハードウォレットを用意した方が良いでしょう。もちろん予算に余裕があり、最初に両方用意したほうが色々な仮想通貨を所有できて、楽しめるかもしれません。

直接公式のショップから購入する

ハードウェアウォレットはいつもの買い物のように Amazon などから買い物したいところですが、安全性を考えると直接公式のショップから買うのがおススメです。

日付入りの、新しい情報が載っているブログ記事などを少し読んでみる

仮想通貨に関することは日々急速に変化しています。1年ぐらい前に書かれているような本では、もうあまりあてにならないかもしれません。またいつ書いたかその日付が書かれていないようなブログでも、その情報はもう古い可能性もあります。

特に、書いた人のプロフィールが書かれていないような記事は信頼するにはかなりリスクがあります。

少しでも自分のトレードに役立つ情報が欲しいとか勉強したいというビギナーの方は、その記事を書いた日付が明記されていて、書いた人のプロフィールもはっきりわかる記事の方が良いでしょう。

自分がトレードをする間際まで入金はしない

良いタイミングになったらすぐに仮想通貨の売買をしたいからということでまとまったお金を取引所に入金してしまいたくなる気持ちも分かります。仮想通貨にしてしまえば、あちこちの取引中に仮想通貨を送金しやすくなるらしいということで、とにかく機会損失をしないように早く入金したくなるかもしれません。

しかし、トレードをする寸前まで入金をしないほうが安全です。
理由は大きく2つあります。

1.ハッキング事件がまたあれば、現金も出金できなくなる

日本円を入金してしまったら自分では管理できないという点が問題です。仮想通貨ならば、自分のハードウェアウォレットに入れて自分で管理をすることができますが、日本円ばかりはどうにもなりません。取引所にお任せするしかないのです。

今回の某取引所のネムハッキング事件のようなことがあれば、その日本円でさえ出金できなくなります。実際に、ほぼ日本円で取引所においていた人はどのくらいいるのかはわかりません。しかし、トレードをしてる人であれば、多少なりとも日本円で持っていたはずです。

すぐに欲しい仮想通貨を売買できるように取引所に一定の日本円を置いておきたいと思うかもしれませんが、仮想通貨トレードの場合はそれはおススメできません。

2. 入金に時間はかからない

慌てて入金しなくても、平日ならば、すぐに電信送金ができます。また、手数料はかかってしまうようですが、取引所によってはカード入金もいつでもできます。更に、夜や週末はペイジーという送金方法が利用できる取引所もあります。

しかし、ハッキングはいつされるかわかりません。運が悪ければ、自分が入金した直後にその取引所がハッキングるかもしれません。ハッキングされたらしばらくは身動きが取れなくなってしまうことを考えたら、入金はトレードをする直前が最適でしょう。

この入金はトレードする直前にするのが良いというのは、ハッキングされた取引所をメインに使っていて、※「強制ガチホ」させられている筆者がつくづく実感していることです。

※強制ガチホ・・・暗号通貨(仮想通貨)保有している取引所が凍結してしまい、どんなに値上がりしても利確が出来ず、大暴落しても損切りさえ出来ない状態のこと。

少しずつ仮想通貨を購入することでリスクを分散する

個々人の考え方にもよりますが、仮想通貨の場合、ビギナーのうちはちびちび仮想通貨を購入するほうが良いと思います。とはいっても、人によって耐えられる限度が違います。また、トレードに割ける時間も違います。要するに条件が人により異なります。

ですから、これが絶対によい方法とはいえません。あなたと筆者は性格も資金も違います。なので考え方は違って当然なのです。

ただ、少しでもリスクを分散して、利益を出していける、あるいは長く仮想通貨で遊んでいけるようにするには、一気に1銘柄をドンと買うよりも、少しずつ購入した方が安心です。自分が購入してからレートが下がった時も、所有している仮想通貨の平均値を下げることができます。

いわゆるナンピン買いということになってしまいますが、 初めから数回に分けて購入するという考え方はそれはそれで評価できると思います。特に、始めたばかりのうちはそれでいいでしょう。

2018年に入ってからは2017年のように簡単に勝てるような仮想通貨相場ではないように感じます。また、仮想通貨トレードに関する様々な環境も変化しています。ですから、慎重にリスク分散をして、まずは生き残るということが大切ではないでしょうか。

執筆者 西村大樹

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