日本人投資家に一番愛されているのはリップルと噂されているほど、リップルは日本人に人気があります。
その理由としては、何より経済とのマッチングが想像しやすい所です。
リップルは銀行などの送金に目をつけ早い段階で取り入れるだけでなくインターネット上での決算大手サイトなどとも提携を繰り返してきました。
そのリップルですが、リップル社内から情報が漏れてしまい情報が投資家まで届いているのでこの記事にまとめていきます。
リップルはブロックチェーンスタートアップ企業という事は提携や送金技術を見ればわかりますが、本格的にブロックチェーンに力を入れ始め商用アプリケーションが早ければ来月に開始するとの事です。
勿論、商用アプリケーションのテスト段階などは全てクリアしており、後はタイミングを見ている段階になります。
アジア太平洋と中東地域の責任者であるSagar Sarbhai氏も商用アプリケーションの話に言及しており、商用アプリケーションがスタートするという事はxRapidにも大きな進展があるとしています。
勿論ブロックチェーンなので、構造が似ていますが、役割は大きく変わります。
しかし、xRapidの前に商用アプリケーションが成功したとなると投資家の資金も集めやすくなる事が予想されます。
因みにxRapidとは。仮想通貨のリップルコインを使って銀行間の資金の送金を早めるプロダクトになっています。
例えばアフリカの人が日本に出稼ぎにきて、アフリカに送金をしようとすると手数料や時間が多く掛かってしまいます。
しかしxRapidを使えばアフリカに資金を送るのも4秒といわれており、手数料も殆どかかりません。
更に具体的な話をすると銀行がアメリカの法定通貨ドルからインドの法定通貨ルピーに交換するとします。
その場合、今までは取引する際にアメリカの法定通貨ドルとインドの法定通貨ルピーを用意する必要性がありました。
しかし、xRapidを使用すればUSドルからXRPトークンに両替して価値を移動させ、XRPからインドのルピーに両替することが可能になるという事です。
イメージは間に法定通貨の分身であるトークンを作るような形です。証券発行と似ている部分があります。
xRapidの最大のメリットは必要最低限の通過に変更する事が出来、使わない分まで通過を変える必要性がなく、無駄な資金がかかる心配はありません。
リップルは以前にも発表したとき来月中という表現をしたり、来月あたりという濁した発言をよくします。
リップルは今までの流れから完璧なものが完成した時に披露する傾向があるので、多少問題が起こっても対応できるようにしているとも読み取れます。
リップルが本気を出すのは今からであるとCEOが発言
リップルといえば既に大手サイトや世界中の銀行と提携しているイメージがあります。
- Santander
- American Express
- MoneyGramやWestern Union
その中でもAmerican Expressの時はリップルの価格が30%跳ね上がった事から企業の重要性やネームバリューがわかると思います。
しかし、上記で提携とされているのは正確にはパートナシップといわれておりxRapidの試運転のために締結しているという事が正しいです。
つまり、リップルは幾つもテストは成功させていますが、実際にはリップル社のプロダクトの実装に向けてテストをしている銀行は1つもないという事を意味します。
Sagar Sarbhai氏はこの事柄にも、言及しておりリップルは数年後必ず経済に溶け込む事が出来る。
ただ中途半端なスタートを切るのは投資家に対して悪いイメージを植えつけてしまうので慎重にしているとも発言しています。
実際にSagar Sarbhai氏によると120以上の銀行と金融機関がxCurrentというプロダクトに関してリップル社とパートナーシップを締結しており、世界中の決算にリップル社が絡むのは時間の問題とされています。
xCurrentは銀行と銀行の架け橋で使用される決算システムで分散型管理されたプラットフォームを使用する事によってリアルタイム入金を24時間可能にしているなどメリットが多くあります。
リップル社 CEOを務めるBrad Garlinghouse氏が発言?今後の未来とは
xRapidについて記事内で少しふれたので、如何にxRapidが優れているものか理解できたと思います。
勿論xRapidを作ったBrad Garlinghouse氏は更なる可能性をxRapidが秘めていると考えています。
2019年には今の提携先の数倍に跳ね上がり多くの金融機関がxRapidを採用する事になると予想しています。
xRapidを作ったから言っているのでは?と思う人もいると思いますが、実際は数年前までブロックチェーン技術は知られる事もなかったが、今は投資家でブロックチェーン技術を知らないものはいない、今後は一般社会にブロックチェーンが広まるのは時間の問題だとも発言している。
執筆者 西村大樹