DIVISION Networkという仮想通貨をご存じですか?この仮想通貨はメタバースのプラットフォームを構築して、一つの大きなコミュニティを展開しています。
DIVISION NetworkはメタバースやNFTといった最新の技術を数多く搭載している仮想通貨なので「メタバースってよく聞くけど何だろう?」「DIVISION Networkって?」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では最新のメタバースを提供するDIVISION Networkの特徴と、その将来性について詳しく解説しているのでぜひ最後まで読んでいってください。
目次
DIVISION Network(DVI)とは
名称 | DIVISION Network |
トークン名称 | DVI |
過去最高値 | 3.16ドル(2021/11/21) |
過去最安値 | データなし |
公式ホームページ | https://dvision.network/ |
公式Twitter | https://twitter.com/dvision_network |
DIVISION Networkはブロックチェーンベースのメタバース(仮想空間)プラットフォームを提供する仮想通貨です。DIVISION NetworkのメタバースはNFTマーケットプレイス、メタスペース、メタシティと3つのプラットフォームで構成されており、メタバース内で使えるトークンはDIVISION NetworkのネイティブトークンであるDVIが用意されています。
ベースとなるブロックチェーンはイーサリアムネットワークとバイナンススマートチェーンで構成されている為、ERC-20規格のトークンの利用やNFTローンチパッドの使用が可能です。
【補足】
メタバースとは:ネットワーク上に構成された仮想空間のことで、コミュニティ、ゲーム、取引といった経済圏を構築するシステムの総称
DVIについて
DIVISION NetworkのネイティブトークンであるDVIはDIVISION Network内のメタバースやNFTの取引に利用できるトークンです。またメインネットワーク内のガバナンスにも利用できるため、ユーティリティとガバナンスの両方の機能を持ち合わせています。
DVIトークンの保有者はDVIをステークしたりメタバースへの参加やゲームをプレイすることで主要なガバナンス投票に参加することが出来ます。さらにメタスペース、NFTマーケットプレイス、メタシティのすべてのプラットフォームでもDVIは利用することができ、ユーティリティトークンとしても機能します。
ユーティリティとは?
ユーティリティトークン:そのトークン自体は金銭的な価値を持ちませんが、「何か」と交換や取引を行うことによってはじめて価値が出るトークンのことです。
例えば食堂の食券もユーティリティトークンと言えます。食券自体は食べることも、コンビニで支払いに使うこともできませんが、食堂で提供されるメニューと交換することで食券はユーティリティトークンとして価値が発生します。
ガバナンストークンとは?
ガバナンストークン:ネットワークの運営方針やプロジェクトの方向性を決める投票に使うためのトークンのことです。
仮想通貨の運営方針はガバナンストークンの保有者の投票によって決められており、ガバナンストークンの販売は開発企業の資金の調達方法の一つにもなっています。
株券と似たようなものだとイメージすると理解しやすいかもしれません。
DIVISION Network(DVI)の特徴
DIVISION NetworkはメタバースとNFTマーケットプレイスを展開する大型コミュニティプラットフォームであることが特徴です。その中でもDIVISION Networkの提供する3つのサービスについて解説します。
特徴①メタスペース
メタスペースはDIVISION Networkのメタバース内での仮想の土地のことを言います。メタスペース内では自分の好みのコンテンツを作成し、現実では実現できないような夢(高層ビルのオーナーやテーマパークの建築など)を仮想空間の土地で実現することが可能です。
このメタスペース内では「ランド」と呼ばれる仮想不動産NFTが存在します。このランドはERC-721もしくはBEP-721規格で作成されたトークンで、NFTの希少性を高めるために供給量に上限を設けています。
ランドは自分のメタスペースをプラットフォームとして様々なコンテンツに利用できます。もし仮にあなたの所有するメタスペースに劇場のようなランドを建築し、エンターテイメントを提供できるプラットフォームを構築したとしましょう。
このプラットフォームへ参加するための料金をユーザーから取ることが出来れば、あなたはメタバース内でビジネスオーナーになることも可能です。
メタスペースでは新たなビジネスチャンスが山のようにあり、DIVISION WORLD内で新しい経済圏を誕生させるかもしれません。
特徴②メタシティ
メタシティはDIVISION WORLDというメタバースのメインロビーと接続されたメタスぺースが集合した都市プラットフォームです。
現在DIVISION NetworkではDIVISION WORLDをライブ公開しており最終的には20のメタシティを導入予定です。
- NFTギャラリー
- EXPOホール(バイナンススマートチェーン一周年記念のもの)
- イカゲームサバイバルゾーン(ドラマで有名になったイカゲームですね)
- FKIハウス(韓国産業連盟)
- 観覧車(DIVISION WORLDを俯瞰できます)
- モノレール(DIVISION WORLDの交通手段です)
現在はこれらのコンテンツが公開されています。 今後もメタシティではメタスペースの開発に応じてシステムを拡張し、様々なメタシティにアクセスできるようになります。
DIVISION WORLDへのアクセス方法
メタシティにアクセスするにはDIVISION.appでアカウントを発行する必要があります。
DIVISION Networkのホームページよりログイン画面をクリックして必要事項を入力します。
アカウントの作成が完了するとDIVISION Networkのホームページでログインをするのですがメタマスクのウォレットを接続する必要があるのでこちらも合わせてアカウント登録を行って下さい。
ログインが完了したらあとはアプリケーションをダウンロードするだけです。
これでDIVISION WORLDへ参加できます。
特徴③NFTマーケットプレイス
DIVISION NetworkのNFTは多様なユースケースを想定した設計になっています。ユーザーは異なるブロックチェーンでNFTマーケットプレイスを利用できるよう、マルチチェーン機能を搭載し、NFT販売の収益性を向上します。
DIVISION NetworkのNFTマーケットプレイスでは
- アバター
- ランド
- ETH
これら購入することができ、アバターの他に服や小物といったアイテムも販売されています。
特にアバターに関しては特徴的な設計になっていて、トークンの構成はERC-1155もしくはERC-721規格で作成されています。
NFTについてもっと詳しい参考記事はこちら
ERC-1155規格
ERC-1155とはイーサリアムのブロックチェーンで動作するトークンの規格で、一つのコントラクト(取引ルール)で複数のトークンを扱える特徴があります。
その他のイーサイアムのトークン規格であるERC-20やERC-721トークンは一つのコントラクトに一つのトークンしか扱うことが出来なかったので、通貨としての役割を持つトークン(ERC-20)と、NFTのような唯一無二の特性を持ったトークン(ERC-721)をユースケースに合わせて使い分ける必要がありました。
しかしERC-1155は複数の特性を持ったトークンを一つのコントラクトで取り扱えるので、トークンを使い分けるような複雑な処理が必要なくなりました。そのためERC-1155は汎用性に優れたトークンとしてNFTゲームやメタバースなどで多く採用されています。
DIVISION NetworkのアバターはNFTとして販売することと、アイテムとして保有することの両方ができなくてはいけない為、二つのユースケースをフレキシブルに対応させることができるようにERC-1155規格でアバタートークンが開発されました。
DIVISION Network(DVI)の現在の推移価格
現在価格(2022/1/28) | 0.588ドル |
直近高値 | 3.5ドル(2021/11/21) |
直近安値 | 0.02ドル(2021/7/21) |
レジスタンスライン予測 | 不明 |
サポートライン予測 | 0.02ドル付近 |
2021年11月の3.5ドルを付けた後に下落を続けているDVIですが、現在はとても安い水準で推移しています。出来高も非常に少なく、値動きが閑散としていることから現状では投資先としては不向きでしょう。
しかし下落余地がほとんどないことから、買いポジションを入れて放置していても上値が狙えることに加えてステーキングによる報酬も狙えるので、もし取引をするのであれば買いエントリーがおすすめです。
具体的な投資戦略
値動きが乏しく戦略を練るには非常に不向きなチャートパターンを形成しているDVI。しかし長期目線であればある程度注目したいポイントが見えてきます。
前提条件としてDIVISION Networkの今後の成長性を考えると、DVIは前回高値である3.5ドルまでは上昇余地があることが分かります。現在の価格は0.5ドルなので下落余地が0.5ドルしかないのに対して上昇余地は3ドルが見込めます。
700%の成長性が期待できるのであれば、かなり大きめのポジションを取ったとしてもリスクに対するリターンが非常に大きく、中長期で見れば勝負しやすい仮想通貨と言えるのではないでしょうか。
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DVIのように今後の価格推移の方向性が明確なら価格の上昇か下落かを予測するオプション取引である「バイナリーオプション」がおすすめです。「bitcastle」は仮想通貨でバイナリーオプションが取引できる仮想通貨取引所です。
残念ながら「bitcastle」ではDVIの取り扱いはありませんが今後取り扱いが始まる可能性は十分にあります。DVI以外のトークンでも強いトレンドが発生しているトークンの取引はバイナリーオプションが有効ですので登録だけでもしてみてはいかがでしょうか?
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DIVISION Network(DVI)の今後と動向
DIVISION Networkは今後もアップデートを重ね、メタシティがさらに拡大していきます。
- DIVISION Network PRセンター
- 野球場(プロ野球のライブストリーミングサービス)
- サーキット(自分の乗り物のNFTでレースが出来ます)
- デパート
- コンサートホール
- 学校(ブロックチェーンの教育機関)
- VIPビレッジ
- スタジオ(NFTを生産する場所)
- 不動産売買市場(ランドの購入や取引ができる場所)
- ワープタワー(異なるメタシティへ転送される施設)
この様にメタシティでは将来的に多くのコンテンツがリリースされる予定になっています。実際にすべてのメタシティが完成するときにはDIVISION Network内のメタバースでは仮想空間ながら現実世界と同じような経済圏が誕生するかもしれません。
仮想通貨によってはメタバースを利用したゲームも公開されており、メタバースについてもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事も参考になります。
メタバースゲームに関する記事はこちら
DIVISION Network(DVI)の購入方法
DIVISION Networkは現在国内の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。
購入は以下の仮想通貨取引所になります。
DIVISION Networkを購入できる仮想通貨取引所
- BITHUMB
- COINNEX
- BITTREX
この中ではBITHUMBが比較的サイトが見やすいので購入の際はお勧めの取引所です。
【まとめ】DIVISION Network(DVI)はメタバースインフラを構築する
DIVISION Networkについての解説でした。DIVISION Networkは既に一部のサービスがリリースされていて、ホームページに行くとメタシティやメタスペースを実際に見ることが出来ます。
実際にユーチューブで動画を見ると仮想空間への没入感がすごく、現実世界と連動するようにも感じました。まだまだ開発途中の機能やシステムも多くすべてのインフラが整っているわけではありませんが、将来この仮想空間が当たり前のように機能すると思うと期待が膨らみます。
メタバースに興味を持っていただけたら、一度DIVISION WORLDの世界にログインしてみてはいかがでしょう?今まで味わったことのない体験ができるかもしれません。
執筆者 西村大樹