サムスンがブロックチェーン活用で大きく差をつける?

韓国の有名企業のサムスンがブロックチェーン技術を使って他社と差をつけようと考えているという情報が入ってきました。

サムスンは日本の大手企業を抜き去り今では世界トップといっても過言ではありません。

そんなサムスンが早い段階でブロックチェーンの技術を企業戦略に組み込んだという事はサムスンが頭一つ抜けているとも考えられます。

サムスンがこの段階で目を付けた理由としてはいくつかの考えがあると思います。
そもそもサムスンにはサムスン電子の子会社が既にあるのでブロックチェーンのプラットフォームを開発したのでは?という考え方もあります。

具体的にいうと韓国のエレクトロニクス大手、サムスン電子のIT子会社であるサムスンSDSは、Nexledgerをベースにしたブロックチェーンのプラットフォームを開発するだけでなくロジスティクス・サービスに活用する事を前提に輸出税関を強化しようと考えている動きがあります。

Nexledgerはビジネス向けの統合型ソリューションを提供するブロックチェーン・プラットフォームの事をさしているので、ネットワークで取引している金融データの取引履歴などの部分をコスト削減をしていく事が予想されています。

サムスンSDSは6月にも仮想通貨の次に流行るといわれているAI技術にも既に目を付けて開発を進めています。

サムスンは先を見据えたビジネスをしていると投資家の中では話題になっており、株価も徐々に上昇している事を考えると期待の現われではないのか?という意見が多くなっています。

更に8月には銀行向けのブロックチェーン認証ツール「BankSign」が立ち上がりスタートしました。

これにより既存の認証システムが毎年の更新や登録、認証が必要だったのにも関わらず、ブロックチェーン認証ツール「BankSign」を導入後は3年間有効の証明書が発行できるようになったりと大きな変化がありました。

 
執筆者 西村大樹

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