仮想通貨取引所で悪いニュースが出てきました。
今回問題になっているのは、インドの大手仮想通貨取引所Bitbnsです。
インドの大手仮想通貨取引所Bitbnsは新興取引所で「coin exchange」と規模としては同じくらいの大きさです。
現在Bitbnsは30種類以上の銘柄を取り扱っています。
その中には日本人にも有名なビットコインやリップルも取引する事が出来ます。
しかし、今回インドの大手仮想通貨取引所Bitbnsに悪い噂が立ちました。
インドの大手仮想通貨取引所Bitbnsは仮想通貨ビットコイン(BTC)とリップル(XRP)の取引量を内密に500%以上操作しているという情報が投資家に出回りました。
何故取引量を偽ったのか?
仮想通貨は徐々に人気が低迷して、仮想通貨取引所の取引量も必然的に落ちていっています。
人が減ればそれだけ、取引所の収益も落ち収益が落ちると人がいない取引所からは投資家が撤退していきます。
インドの大手仮想通貨取引所Bitbnsは取引量が少なくなった事実を隠蔽しようとし、調べによると、ビットコインの取引量を実際の500%、リップルに至っては668%増で記録していた事から改ざんというレベルではないと指摘されています。
他社は取引量が徐々に落ちているのに対しインドの大手仮想通貨取引所Bitbnsはが大きく増加している事を当局が見つけ、調査に入りましたが、その時はシステムバグという話で終わりになりました。
しかし、その後もインドの大手仮想通貨取引所Bitbnsは取引高を大きく伸ばしているので再度確認した所システムバグでなく、取引量を操作している情報が濃厚になりました。
インドの大手仮想通貨取引所Bitbns以外にもインド取引所Zebpayも取引サービスが停止?
インドの大手仮想通貨取引所Bitbnsの前にもインドの仮想通貨取引所Zebpayは、9月28日に取引サービスの停止を発表しました。
インドの中央銀行にあたるインド準備銀行(RBI)が、今年始めから行っている仮想通貨取引に関する禁止策が影響していると考えられています。
1月にも警告していた事を無視して経営していた事が原因なのかな?と投資家の中では噂になっています。
Zebpayで取引していた投資家の資金は返済されるので、Zebpayで投資をしていたユーザーがどの取引所に流れるのかが注目されています。
インド当局は仮想通貨は禁止しないのに取引所関係に金融サービスを提供することは禁止という曖昧な判決を出した事は、今後インドの仮想通貨市場に大きなダメージを与えそうです。
インドで仮想通貨事業をしている企業も撤退していく事が考えられ、雇用解除は雇用されていた人達にも大きなダメージを与えてしまいます。
インドの仮想通貨事情と今後の動向を予想
インドは仮想通貨業界に早い段階から目をつけていた事もあげられていたので、今回のインドの対応は残念です。
更にインドはマイニング機器の輸入禁止措置をしているので、ASICチップの大手メーカーBitmainは、インド政府からの輸入禁止措置を受けた事によりインドでのマイニング機器の販売を拒否されている事から今後大きくインドが衰退していく事が予想されています。
更に、Bitmainは12月1日のツイッターで、インドの顧客に対して、サービスを終了する決定を発表している事からインドで仮想通貨事業をしていく事はコスト的には厳しいと思います。
最近のインドは中国が築き上げた仮想通貨の歴史をそのまま辿っているという状態です。
今後インドの仮想通貨取引所が出たとしても規制で全て駄目になる可能性があるので注意が必要です。