ブロックチェーンゲームとメタバースが合体した今話題のゲームTreeverseの紹介です。
「ブロックチェーンゲームってどんなゲームなの?」
「なんだかお金がかかりそうだしパソコンも持っていないからブロックチェーンゲームはちょっと遊ばないようにしている」
この様な方に向けて本記事ではTreeverseの始め方と稼ぎ方を詳しく解説します。
この記事を読んでいただければ以下のことが分かるようになっています。
- ブロックチェーンゲームって?
- Treeverseの始め方
- Treeverseは稼げるゲームなの?
是非最後までご覧ください。
目次
Treeverse(ツリーバース)とは
ゲーム名 | Treeverse |
トークンシンボル | ROOT |
ゲームジャンル | MMORPG |
対応デバイス | スマートフォン |
対応OS | 不明 |
公式ページ | https://www.treeverse.net/ |
公式Twitter | https://twitter.com/TheTreeverse |
公式YouTube | https://www.youtube.com/channel/UC-txmjw3iAs9-gz8D9i5QUw/featured |
Discord | https://t.co/6tyZbtpunv |
Treeverse(ツリーバース)はスマートフォン向けのブロックチェーンMMORPGです。まだ開発途中でありながら世界中が注目しています。
そもそもブロックチェーンゲームとはブロックチェーン技術を利用して製作されたゲームのことで、その技術的な特徴から、現在たくさんのタイトルがリリースされています。
「ブロックチェーンを使ったゲームはなんでそんなに人気なの?」
と疑問に思う方もいるかもしれません。もちろん理由はたくさんありますが、一番大きな人気の秘密はゲーム内のお金を換金して現金を稼ぐPlay to earn。
ゲーム内のアイテムを販売して収益を得たり、プレイヤーランキングに賞金が付いたりすることで「遊べば遊ぶほどお金になる」と世界中のゲーマーが注目し、一気にブロックチェーンゲームブームが起こりました。
ところが人気のブロックチェーンゲームは、初期投資が必要であったり、パソコンでなくては遊べないなど、始めるためのハードルが高いことが課題となり、プレイ人口はそれほど伸びていないことが実情です。
その点、Treeverseは始めるための初期投資は不要。それでいてNFTの販売などPlay to earnの要素もしっかりと組み込まれているので、このゲームには多くのプレイヤーが集まるだろうと期待されています。
Treeverseの概要
TreeverseはMMORPGということで、基本のゲームフローはフィールドを移動しながら敵を倒していくスタイルになるそうです。
開発元であるEndless Clouds(エンドレスクラウド)はTreeverseを開発するにあたって、美しいゲームビジュアルを目標に製作しており、シンプルなデザインかつ、繊細なディティールにこだわっています。
参考にしているゲームの中には日本を代表する有名ゲーム「ゼルダの伝説」も含まれているようなので、私たちには馴染みのあるデザインとなりそうですね。
開発中のイメージでは広いフィールドでバトルが繰り広げられているのが分かります。
公式ユーチューブではプロモーション動画も公開されていますのでどのようなグラフィックとなっているか気になる方はチェックしてみはいかがでしょう。
参考記事はこちら
https://bitcastle.io/column/post-17548/
ゲームモード
MMORPGの醍醐味はオンライン上にいる大勢の仲間との協力プレイやダンジョンの攻略です。
Treeverseでは、もちろんそれらのゲームモードを開発していますし、ソロモードでも楽しめるようになっています。
ここからはTreeverseの3つのゲームモードについての紹介です。
クエストと冒険
まずは基本のゲームモードです。
Treeverseの世界観はきちんと設定が作られていて、クエストと冒険モードではゲームの世界観にそったクエストシナリオが用意されています。
またクエストはそれぞれに独自のストーリが構成されているものと、特定の条件や設定を満たしたときに出現するストーリーの2つが作られていて、それぞれをクリアすることでTreeverseの世界の謎が解き明かされるようになっています。
クエストはメインシナリオの他にもサイドクエストといった隠し要素も含まれているので、やりこみRPGとしても楽しめるでしょう。
協力バトル
クエストを攻略すると出現する強力なモンスターは、仲間と協力して倒すことができます。
一人では倒せなかったモンスターも、強い仲間と戦えばきっと攻略できますし、何よりゲーム内でのコミュニティも広がります。
動画を見る限りでは1チーム4人で戦っていることが確認できるので、もしかすると仲間は最大で3人まで募集することができるのかもしれません。
建築・鍛造
建築・鍛造はTreeverseのメタバースやNFTに関するモードですね。Treeverseではゲーム内に自分の土地を所有することができて、メタバース空間を構築しています。
このメタバースの中では自分の家を建設したり、NFTアイテムの作成が可能です。
建てた家はすべてのプレイヤーに開放してフリースペースとして使うこともできますし、使用できるプレイヤーを制限してプライべートな空間を作ることもできます。
プライベート空間には招待したユーザーしか入ることができないので、仲間やチームメンバーが集まる場所として利用するのもたのしいかもしれませんね。
また武器はクエストなどでドロップされる珍しい素材を集めて作るのですが、この武器は販売だけではなく他のプレイヤーと交換もできるようになるそうです。
他のプレイヤーとの交流が深めやすいTreeverseはゲームだけではなくソーシャルサービスとして利用する価値もありそうです。
NFTコレクション
Treeverseはゲームの公開に先立って既にNFTコレクションがOpenseaにて発売されています。
発売されているNFTの種類は以下の3種類
- Nftrees
- Plots
- Timeless
どれもゲーム内では重要なNFTとなっていくようなので詳しく見ていきましょう。
Nftrees(エヌエフツリー)
Nftrees(エヌエフツリー)は木の形をしたNFTで、キャラクターにバフ(ステータスに影響を与えること)を掛けるアイテムをドロップします。
木の特性や性質によってドロップアイテムの効果が変動するので、今後ゲーム攻略に役立つNftreesは価値が上昇するかもしれません。
また、ドロップされたアイテムは売買もできるようになるそうなので、NftreesはPlay to earnの稼ぎ方の一つになりそうですね。
2022年8月時点のNftreesの販売データは以下の通り。
販売アイテム数 | 421 |
所持者 | 261 |
最低価格 | 14.99ETH |
最高価格 | 100ETH |
この記事の執筆時点ではまだ半分くらいのNFTがオーナー不在だということが分かります。ですがコレクションの中には高額なNFTも多く、安価なNftreesはもう残り僅かといった印象です。
Plot(プロット)
Plot(プロット)はTreeverseのメタバースに配置する自分のスペースです。Plotの外観や内装は自分で好きなようにカスタムでき、自分のホームへとテレポートします。
またPlotはレンタル機能も実装されていて、オーナーは家賃を設定して他の冒険者に貸し出すこともできます。
ゲーム攻略においてPlotはそれほど大きな影響を与えるNFTではなさそうですが、今後メタバースでの活動が増えるにつれて重要度が増していくNFTと言えますね。
2022年8月のPlotの販売データは以下の通り。
販売アイテム数 | 10400 |
所持者 | 3500 |
最低価格 | 1.08ETH |
最高価格 | 25ETH |
こちらのNFTはNftreesと比べると販売数も所有者もケタ違いに多いです。
販売価格も最も安いもので約1ETH(日本円で約24万円)と高額なNFTが多いメタバースの土地NFTの中では、安価な部類でしょう。
Plotはすぐに人気が高騰して高額になるNFTではなさそうですが、将来の価格上昇と家賃収入を期待した投資目的に強いNFTかもしれません。
Timeles(タイムレス)
Timelesはプレーヤーのスキンのような役割をし、見た目を変更するNFTです。
Treeverseでは動かすアバターの見た目をこのNFTでカスタムし、自分のお気に入りのキャラクターでゲームを遊びます。
TimelesのキャラクターはNFTごとに表情まで設定されていて、同じTimelesでも表情が異なるNFTは価格が異なるものがリリースされています。コレクション性も抜群のNFTですね。
更にTimelesの特徴として全てのキャラクターがCC0となっている点も挙げられます。
CC0とは製作者がその作品に対しての著作権を全て放棄するというものです。
そのため、Timelesのキャラクターはライセンスフリーで二次創作に利用したり、他のゲームやメタバースにまで利用できるほど拡張性が高くなります。Treeverseのプレーヤーが増え始めるころには人気のNFTとなっているかもしれませんね。
2022年8月のTimelesの販売データは以下の通り。
販売アイテム数 | 9400 |
所持者 | 3000 |
最低価格 | 0.46ETH |
最高価格 | 666ETH |
販売しているアイテム数やオーナーの人数はPlotとそれほど変わりませんが、価格面ではTimelesが一番購入しやすい価格帯で販売されています。
今のところオリジナルのTimelesしか販売されていませんが二次創作が可能ということであれば、デフォルメされたキャラクターや、有名なイラストレーターさんの作品などが展開されていくかもしれません。
拡張性の高いNFTなだけに投資に対する見返りは小さいですが、希少性をウリにした作品の販売では大きな収益を獲得するチャンスとなるでしょう。
NFTの参考記事はこちら
https://bitcastle.io/column/post-11089/
Treeverseの始め方
Treeverseは残念ながらまだアルファ版の公開もされていないので、ゲームを実際にプレイすることはできません。
スケジュール上は2022年末にはアルファ版公開となっていますが、詳細は発表されていないので事実上は未定と見ていいでしょう。
ですが今後ゲーム開発の方針はある程度決定しているようなので、ここからはTreeverse始める前に必要となりそうな事前情報をご紹介します。
基本プレイは無料
Treeverseは既にたくさんのNFTが販売されていますが、ゲームの基本プレイ自体は無料です。
このことは公式ページでも明言されていて、「Treeverseの正式版は無料でプレイできるFree to Playゲーム」と紹介されています。
ゲームガイドは今後公開予定
現在Treeverseのゲームガイドは公開されていません。ですがこちらも今後のアップデートで公開予定となっているので、恐らくアルファ版の公開前にはゲームガイドもリリースされるでしょう。
Treeverseの稼ぎ方
Treeverseはゲーム情報の概要しか公開されていないので、稼ぎ方についても不明です。
しかしNFTの種類が豊富にあるので、NFT取引による収益化はできるとみて間違いないでしょう。
このほかゲーム内のクエスト報酬などに関してはまだ未公開となっているのでそちらについては追加情報に期待です。
【まとめ】Treeverseは期待の最新ブロックチェーンゲーム
では最後にTreeverseの重要な点についてまとめていきましょう。
- Treeverseはまだ未公開ゲーム、公開日は2022年末を予定
- 基本プレイは無料
- 公式のNFTは販売中
- ゲームガイドは今後公開予定
- ゲームモードは3種類
まだまだ未公開情報の多いTreeverseですが、無料で始められたり、メタバースが展開されているなど特徴的な要素が多い本作は多くのユーザーが注目しているでしょう。
その証拠にNFTの売れ行きはゲームリリース前ながらかなり好調なようで、Nftreesに関しては既に半分に買い手がついています。
絶対稼げるゲームであるかどうかは正直分かりませんが、無料で面白いゲームであるならプレイしてみる価値は十分あるのではないでしょうか。気になる方は是非チェックしてみてください。
執筆者 西村大樹