エネルギー消費効率化を目指す仮想通貨プロジェクトXELSとは?

現在、世界中で問題になっているのが「環境問題」ですが、とりわけエネルギーに関する問題は日々目にしますね。社会的にも電気自動車や水素自動車の導入、太陽光発電などの新エネルギーの導入など様々な取り組みがされていますが、XELSは仮想通貨を通じて環境問題をクリアしていこうというプロジェクトなのです。

では、XELSはどのように環境問題にアプローチしているのでしょうか?

電気消費の効率化


XELSには、「elesol」という製品をすでに開発しています。これは、余計なエネルギー消費することとなる電流のノイズを除去をすることにより、電磁波を減衰させるプレートです。要するに「elesol」を電化製品に導入するだけでも約10%ほどの電力を軽減させることができるのです。

実はこのプレート日本製なのです。東工大学の研究で作られたものです。

XELSのトークンの種類

XELSプロジェクトにはいくつかのトークンが発行されます。

XELS・SELS・BELSの三つです。メインはXELSですが、ICOではSELS、ICO購入者に対して配布されるBELSです。SELSはXELSと1:1で交換が可能です。ICOは、発行後半年で1:1で交換が可能になります。

なぜXELSは三つのトークンを発行しているのか?

実際公式からはこの理由については特に言及されてはいませんが、XELSの発行準備が整っていないからではないかと考えられます。まずは一端SELSに避難させておき、その後XELSに移行したいのではないかと考えられます。

また、BELSの付与はこちらは簡単に言えば、ICO参加者についての特典です。XELSでは、現在でもセールが開催されており、2018年10月17日~2018年10月31日の間では5%のBELSが付与されます。また購入量に応じて最大10%のBELSトークンが付与されます。

トークンが別れているのはこのようにICO分、特典分がわかりやすくするためと交換時にXELSの流通量が上がるため、高騰したXELSの価格を抑える役割もあるのではないかと考えられます。

仮想通貨にする必要はある?

XELSはそれ自体に何か価値が付随するわけではありません。XELSの発行目的は今のところ純粋に資金集めのために発行されています。

しかし、地球規模のエネルギー削減問題を解決するために炭素排出権と取引を可能にするプラットフォームを構築する予定と電気料金を支払うためのプラットフォームを構築するという予定があります。

炭素排出権とは?

炭素排出権はあまり聞きなれませんが、世界中で取り組まれている二酸化炭素を排出する権利のことです。簡単に言えば、あなたの国又は企業ははこのくらい二酸化炭素を排出していいですよ、という量の獲得です。

炭素排出権に価値と制限を与えることで意図的に排出量を減らそうというものです。

啓蒙活動や研究開発に使われる

その他の資金としての使い道は、XELSの啓蒙活動や新エネルギー技術の開発などに予算が充てられます。世界中でエネルギー問題が焦点の当たる中、これは数ある仮想通貨の中でもかなり意識の高いプロジェクトになるでしょう。

また、国立大学である東工大学が発行している仮想通貨プロジェクトであるため、日本人としても応援したいプロジェクトですね。

XELSは文字通り環境問題に取り組むための特化プロジェクト


このようにXELSは環境問題に対してアプローチをしていくプロジェクトです。
エネルギー枯渇問題を未来に抱えた私たちは、子供や孫のためにも真剣に取り組む必要があります。他のICOと比べてもかなり信頼感のあるプロジェクトであるため、このプロジェクトの投資する価値は十分にあると考えらます。

もちろん、投資なのでリスクもあります。十分にリスクを承知の上でなら検討してみても良いかもしれません。

執筆者 西村大樹

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