最近リリースされたブロックチェーンの中でも特に話題となっていたタイトル、「Blockchain Football(ブロックチェーンフットボール)」をご存じでしょうか。
このゲームはその名の通り、サッカーを元にしたブロックチェーンゲームで、Play to earnにも対応しているため、多くのユーザーから注目を集めています。
先日、Blockchain Footballのアルファ版が公開された際には、なんとヤフーニュースに取り上げられるほど話題となっていたので、気になっていた方も多いことでしょう。
そこで本記事では今注目のブロックチェーンゲーム、Blockchain Footballの始め方と稼ぎ方について詳しく解説します。
「ニュースをみて、Blickchain Footballに興味を持った」
「Blockchain Footballを始める手順が知りたい」
といった方にはかなり参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
Blockchain Footballとは
ゲームタイトル | Blockchain Football |
トークンシンボル | BFB/GOAL |
ジャンル | サッカーシュミレーションゲーム |
対応デバイス | スマートフォン |
公式ページ | https://gamechanger.game/game/blockchain-football/c9aaaaa5-d46e-44d0-bb8e-fabfc6042087 |
https://mobile.twitter.com/blockchainfb | |
Discord | https://discord.io/blockchainfootball+ |
Blockchain Footballは、日本のゲーム開発会社「サイバード」が開発したブロックチェーンサッカーゲームで、BFBを元にして作られました。
リリースにはGame Changerのプラットフォームを利用していて、現在公式ページよりアルファ版が公開されています。
ブロックチェーンゲームは既に多くのタイトルがリリースされていますが、リアルなサッカーゲームをモチーフにしたブロックチェーンゲームはBlockchain Footballが初めてです。
そのため、サッカーファンや、BFBを遊んでいたプレイヤーからはたくさんの期待の声が上がっているようです。
Blockchain Footballはどんなゲーム
Blockchain Footballはサッカーチーム育成ゲームです。自分がチームの監督となって選手を育成し、他のチームと競いながら頂点を目指します。選手はマーケットプレイスでNFTとなって販売されているので、より強いチームを目指すには優秀な選手の購入が必要となるかもしれません。
ちなみに選手の中には実在する選手もいるそうで、有名な選手のNFTは高額で取引される可能性もありますね。
開発元であるサイバードとは
サイバードとは、Blockchain Footballのベースとなったゲーム「BFB」を開発した日本のゲーム会社です。
この企業は1999年からガラケー向けアプリの配信サービスをしている老舗企業です。いままでリリースしたタイトルの中には人気漫画、名探偵コナンのパズルゲームや福岡ソフトバンクホークス検定などのアプリがあります。
どちらも有名なアプリですので、プレイしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本家であるBFBは、残念ながら2020年7月をもってサービスを終了してしまいましたが、サイバードはヒット作を数多く生み出したゲーム会社です。こういった背景があればBlockchain Footballが注目されるのも納得ですね。
参考記事はこちら
https://bitcastle.io/column/post-16822/
Blockchain Footballの始めかた
Blockchain Footballはスマートフォンでアプリをダウンロードすればすぐに始められます。ですが残念なことに現在アルファ版の新規プレイヤーの登録は既に終了してしまいました。
しかし、落ち込むことはありません。ロードマップによれば2022第4四半期にはプレイヤーの追加とオープンベータ版の公開が予定されていますので、実際にプレイできるまでもう少しです。
今後、ベータ版のリリース開始の最新情報をゲットしたり、新規プレイヤーの追加情報を受け取るにはユーザーアカウントを登録しておくと非常に便利です。登録は公式ページからすぐにできますので興味がある方は登録してみてください。
ユーザーアカウントの登録方法
ユーザーアカウントの登録方法はとても簡単です。トップページからサインアップをクリックしてメールアドレスを入力すれば登録完了となります。
メールアドレスを入力して、Sign Upをクリック。入力したメールアドレスにメールが届いていれば登録完了です
Blockchain Footballの遊び方
Blockchain Footballは自分が監督となって最強のチームを作ることが目的のゲームです。その目標を達成するためには、以下のモードをこなしてチームのレベルアップを目指しましょう。
- チーム編成
- 選手のトレーニング
- チームメンバーの強化
- チームの作戦を決める
- 試合
それぞれのモードについて詳しく解説します。
※以下の遊び方の解説は現在行われているアルファテスト版のゲームガイドを元に解説しています。今後ベータ版の公開によって一部変更などが発生する場合もありますので、実際にプレイする際は最新情報も確認するようにしてください。
チーム編成
まずは強いチームを作るために選手を集めます。選手たちはガチャシステムで手に入るので、最初から強いメンバーを集めるには、たくさんのガチャを引く必要がありそうです。
ガチャはレアリティの高い選手が出るシルバーガチャと、レアリティの低い選手が出るブロンズガチャの2種類があります。シルバーガチャは一回の抽選が高額ですので、本当に強い選手が必要となったときに引くといいでしょう。
選手のトレーニング
チームができたら選手を育成します。トレーニングモードは選手を鍛えてスキルを向上し、チームを強化するモードです。
トレーニングはフリーキックチャレンジなどのミニゲームをプレイします。このとき、ミニゲームのスコアによって獲得する経験値が異なります。経験値が一定に達すると、選手のレベルが上がり、速度やスタミナといったパラメータが成長します。
経験値は試合でも獲得できるので、成長させたい選手は積極的に試合に起用し、たくさんの経験値を与えることで早く鍛えることができそうです。
チームメンバーの強化
選手はNFTとなっています。ですので、強力な選手をマーケットプレイスで購入し、メンバーの強化を目指すことも可能です。
現時点では、まだマーケットプレイスが開設されていないので、取引相場などは分かりません。
ですがゲームが人気になればそれだけ人気選手のNFTは高額になるでしょうし、今後現実に存在する選手のNFTなどが登場した場合にはそれこそ見当もつかない価格になるかもしれませんね。
マーケットプレイスの解説は2022年第3四半期を予定しているそうなので、選手NFTの取引はもう間もなく始まることでしょう。
ちなみに選手のNFTはスカラーシップ機能も搭載されるそうです。
「強力な選手が欲しいけれど高額で買うことはできない!」というかたは、他のプレイヤーから選手をレンタルして強いチームを作るのもアリですね。
チームの作戦を決める
試合となれば現実のサッカーの試合と同じようにプレイヤーもチームの作戦を決めます。決め方は試合前のラインナップ編集でおこない、フォーメーションとスターティンメンバーを選んでチームの方針を決定します。
攻撃的なチームにしたければフォワードを増やしてみたり、守備的なチームにしたければディフェンスを増やしたりと、フォーメーション選びにはかなり自由度が効く印象です。
また、得意なポジションは選手によって異なります。どの選手もなるべく適切なポジションに選手を配置した方が高いパフォーマンスを発揮するので、フォーメーションと同時にポジション決めも作戦を成功させるための重要な要素です。
試合
試合はコンピューターと対戦するPvEモードと対人戦のPvPモードがあります。このほかにもトーナメントイベントなどが開催される予定で、こちらのモードは今後正式版のリリース以降盛り上がっていくことでしょう。
Blockchain Footballのトークン
Blockchain Footballは2種類のトークンで構成されています。
- BFBトークン
- GOALトークン
それぞれの特徴をご紹介します。
BFBトークン
BFBトークンはBlockchain Footballのガバナンストークンです。最大供給量は10億。試合の勝利報酬やガバナンス投票の参加によって獲得できます。
ユースケースは多岐に渡り、ゲーム内のほとんどの取引に使えます。
- ガチャシステムの利用
- マーケットプレイスでの支払い
- 選手のアップグレード
- ゲーム内イベントやトーナメントのエントリー費
- ステーキング
- ガバナンス投票
選手獲得の費用となるBFBトークンは強いチーム作りには必要不可欠なトークンと言えます。
GOALトークン
GOALトークンはBlockchain Football内で使用するトークンです。供給量は無制限ですが、価格維持のために定期的なトークンの流通制限(バーン)が行われます。
獲得方法は試合に勝つだけです。PvP、PvEモードに関わらず全ての試合の勝利報酬としてGOALトークンが用意されています。たくさんの試合に出場し、試合に勝利して大量のGOALトークンをゲットしましょう。
GOALトークンは取引所を介して現金化できるので、Play to earnではこのトークンを稼ぐことが重要です。しかし、このトークンは約6か月間ゲームから移動することはできず、 Blockchain Footballの内部でのみトークンが流通するようになります。
6か月経過後はトークンをゲーム外へ持ち出せるようですが、取引市場の上場の有無や、取引価格などが公開されていないので、どの程度収益化できるかは不明です。
Blockchain Footballの稼ぎ方
Blockchain Footballの稼ぎ方は今のところNFTの取引がメインになります。ですのでPlay to earnをするには以下のような流れになります。
- たくさん試合に出場し、より多くのGOALトークンを稼ぐ
- 選手NFTを購入
- 購入した選手を育成
- マーケットプレイスで取引
より強い選手は高額で販売できるでしょうし、スカラーシップ機能を使えば継続的にトークンの収益が発生します。
トークンの価格が分からないので、どの程度の収益となるかは未知数です。しかしNFTの収益は、NFTの取引高によって収益性が変化するので、ゲームが人気になるほど、NFTの取引が稼ぎやすくなるのではないでしょうか。
トークンの取引市場の上場に期待です。
【まとめ】Blockchain Footballは大人気サッカーゲームとなるかもしれない
世界中で300万件以上もダウンロードされた人気スマホゲームBFBシリーズのブロックチェーンゲーム版であるBlockchain Footballはベータ版をリリース前に既に大注目のゲームとなっています。
人気の理由は、もちろん無料で始められて、Play to earnに対応している、ということもあるとは思いますが、やはり初のサッカーブロックチェーンゲームというインパクトも注目される要因の一つとなっているでしょう。
まもなくベータ版のリリースが始まり、更に参加人数が増えるBlockchain Footballは2023年最もヒットしたブロックチェーンゲームとなるかもしれません。
今後の動向に要注目です。
執筆者 西村大樹