【迷ったらこれ】FXに適したパソコンとは?種類やスペックを解説

迷ったらこれFXに適したパソコンとはのイメージ画像

FXを始めるときに用意しておきたいパソコン。もちろんスマホでも取引はできますが、自動売買や細かな分析、複数の画面を同時に開いて取引をする場合には、やはりパソコンは欠かせません。

しかし、いざパソコンを買おうと思っても、実際どのパソコンを買えばいいのか悩んでしまいますよね。

「CPU?」

「メモリって?」

初めてパソコンを買う方にとっては分からない事だらけではないでしょうか。そこで今回はFXに適したパソコンの選び方を解説します。

基本的なパソコンのスペックの見方や選びかたなどを詳しく解説していくので、パソコン選びに困っている方は是非参考にしてみて下さいね。

参考記事はこちら

「デイトレードで使えるテクニカル分析が知りたい!」この記事を読んでいる方の多くはそう思っているのではないでしょうか。 テクニカル分析は種類...
FXで大金を稼いで自由になりたい。そう思っている方は少なくないでしょう。ところがそんな簡単に稼げないのがFX。 為替相場の先行きを予想する...

パソコンのスペックの見方

パソコンのスペックの見方のイメージ画像

まずはパソコン選びを始める前にパソコンのスペックについてある程度理解しておきましょう。

これがわからないとパソコン選びの基準が定まらなくなってしまいますので、まずは最低限の用語は押さえておきましょう。

  • OS
  • CPU
  • メモリ
  • ストレージ

それでは解説していきます。

OS

OSとは、パソコンのオペレーティングシステム(OS)の略称で、コンピュータの基本的なソフトウェアです。主なOSにはWindows、macOS、Linuxなどがありますが、一般的なパソコンであればWindowsかmacOSが基本になります。

スマホで言うところのAndroidとiOSがOSの違いにあたりますね。

基本的にOSに関してはどのパソコンを選んでも問題ありません。とはいえ、念のため取引しようと思っている業者が複数のOSに対応したプラットフォームを提供しているのかどうかは確認しておいた方がいいでしょう。

ただし、自動売買ソフトや、特殊な分析インジケータを利用する場合、対応OSが限られることもあるので、特殊な取引方法をする予定がある方は注意が必要です。

CPU

CPUはパソコンの頭脳にあたる、重要なコンポーネントです。おもにコンピュータの計算や処理を担当する重要なデバイスで、コアと呼ばれる個々の処理ユニットでコンピューターを動作させます。

最近のCPUではこれらのコアが同時に複数のタスクを処理することができるマルチコア構造が一般的です。

現在発売されているパソコンの多くはIntel社製かADM社製のいずれかを搭載しており、こちらもOS同様、どちらの製品を選んでも問題はありません。

CPUは命令を解釈し、データを処理する役割を果たすため、処理速度を表すCPUのクロック周波数や、一度に処理できる命令の数を表すコア数など詳細にスペックが記載されてますが、FXをするパソコンを選ぶだけならそこまで気にする必要はないでしょう。

重要なのは、後述する取引ソフトごとに求められているCPUの要件を満たしていれば問題ありません。

最近ではCPUの他に画像演算処理を得意とする“GPU”を搭載したものが増えてきており、スペック表にはGPUのスペックが記載されているものもあります。

しかし、グラフィックス性能を重要視しないFXにおいては、こちらもさほど気にすることはない指標です。GPU搭載モデルのパソコンは高額なものが多く、FXに使う為だけであればGPUなしのパソコンの方が安価でおすすめです。

現行で発売されているCPUの主力シリーズは次の通り。

Point

  • Intel Core i 9シリーズ
  • Intel Core i 7シリーズ
  • Intel Core i 5シリーズ
  • Intel Core i 3シリーズ
  • Intel Pentiumシリーズ
  • AMD Ryzen9シリーズ
  • AMD Ryzen7シリーズ
  • AMD Ryzen5シリーズ
  • AMD Ryzen3シリーズ

種類はたくさんありますが、Core i 7シリーズ、もしくはAMD Ryzen7シリーズ以降であればどのプラットフォームでも問題なく対応できるでしょう。

メモリ

パソコンのメモリは主記憶装置といって、コンピュータがプログラムやデータを一時的に格納し、高速にアクセスできるようにする重要なコンポーネントです。

どれだけハイスペックなCPUを積んでいたとしても、一時的な記憶容量が少ないとパソコンは思った通りに動作してくれません。メモリ容量もパソコン選びでは重要なポイントです。

スペック表を見るとメモリは“RAM(ランダムアクセスメモリ)”や“メインメモリ”と表記され、〇〇GB(ギガバイト)と記載されています。

今主流であるWindows11では動作推奨環境が4GB以上となっていますので、メモリサイズに悩んだらこの数字を基準に考えておけば問題ないでしょう。

ちなみにメモリは容量が多すぎて動作に支障が出ることはありませんので、予算に余裕があるのであれば大容量メモリを搭載したパソコンを選択するのも一つです。

ストレージ

ストレージはパソコンに内蔵された記憶容量です。HDDやSSDといった名前で呼ばれ、保存できる容量の大きさを示します。

もちろん容量の大きなPCほどたくさんのアプリケーションやデータを保存できるのですが、もしFXにしかパソコンを使わないのであれば、容量はそれほど気にしなくていいでしょう。

ストレージは後から容易に追加できますし、Googleやアップルなどのクラウドストレージサービスを利用すればパソコンの中にデータを保存しておく必要もありません。

あると便利な記憶容量程度の認識でいいでしょう。

ただし、あまりにも少なすぎるストレージ容量はアプリケーションが正常に動作しない場合があるので注意が必要です。

どのくらいの容量が必要なのかは取引プラットフォームによって変わりますが、おおむね250GB程度あれば最低限の動作は問題ないはずです。

ノートパソコンとデスクトップはどちらがいいの?

ノートパソコンとデスクトップどちらがいいの?のイメージ画像

スペックについて一通り分かったら次は「ノートパソコンとデスクトップはどちらがいいの?」という疑問について解決していきましょう。

結論から言うと、正直これは好みの問題です。それぞれ一長一短ありますし、最低限のスペックを確保していればどちらも問題なく動作します。

それでもどちらがいいか決めかねてしまう方は、これから紹介する基準で検討してみて下さいね。

ノートパソコンは置く場所に困らないので便利

ノートパソコンの大きなメリットは置き場に困らない事。ちょっとしたスペースがあればすぐに取引を始められますし、収納もコンパクトです。出先で取引したいと思ったら持ち運びもできますし、何かと便利に活用できます。

もしデメリットを挙げるとするなら、拡張性の低さと価格が高いことがネックです。

ノートパソコンはそれ一台で完成されているため、メモリ増設などの改造が難しく、ハイスペックになるほど値段も高騰します。

“FXだけしかパソコンを使わない”、“パソコンを置くスペースを確保できない”こういう方にはノートパソコンがおすすめです。

ノートパソコンのメリット
  • コンパクト 
  •  置き場所に困らない
  •  持ち運びも可能
ノートパソコンのデメリット
  •  ハイスペック機は価格が高い
  •  拡張性が低い

デスクトップパソコンはハイスペックなパソコンで取引したい方にお勧め

一方、箱型の本体とディスプレイが別体になっている据え置き型のデスクトップパソコンは、置き場所を決めなくてはならないものの、拡張性が高くハイスペック機でも価格を抑えられるメリットがあります。

投資にありがちな複数の画面を接続する“マルチディスプレイ”やメモリ増設やCPU載せ替えといった改造もノートパソコンに比べると容易で、カスタマイズ性の高いこともデスクトップパソコンの特徴です。

しかし、デスクトップパソコンはその名の通り、据え置き型のパソコンです。持ち運びはできない上に、配置にも場所を取るのが難点。パソコンを置く場所が限られていたり、持ち運んで使うことを考えている人にはおすすめできません。

デスクトップパソコンのメリット
  •  拡張性が高い
  •  ハイスペックでもノートパソコンより安価
  •  カスタマイズが容易
デスクトップパソコンのデメリット
  •  置く場所を準備する必要がある
  •  持ち運びができない

FXに適したパソコンの選び方

FXに適したパソコンの選び方のイメージ画像

さて、ある程度パソコン選びの基本が確認出できたら、いよいよパソコンの選び方です。

基本的には一定のスペックを満たすパソコンであればどのような機種でも問題ありません。ただし、取引業者や扱うプラットフォームによって必要なスペックは変化します。

まずは自分が取引する予定のプラットフォームを確認するところから始めましょう。

求められるスペックの一例

では求められるパソコンのスペックの見方の一例をご紹介していきます。

例えば、仮想通貨取引やFXを取引できる取引所“bitcastle”の場合、取引プラットフォームはMT5を利用します。

MT5を利用する環境の推奨スペックは次の通り。

CPU インテル Core i3、AMD Ryzen3以上
メモリ 2GB以上
ストレージ 250GB以上
OS Windows、MacOS

とりあえず最低限これだけのスペックがあれば取引可能です。また、MT5の前モデルであるMT4であっても求められる要件同じです。

MT4やMT5は海外のFX口座や、自動売買、コピートレードで多く利用されているプラットフォームなので、最低限MTシリーズが動くレベルのスペックがあればひとまず取引は始められるでしょう。

しかし、これはあくまで最低限のスペック。ストレスなく取引を続けるならもう少し上のスペックが欲しいところです。

参考記事はこちら

コピートレード。それは誰かの取引手法をマネることで簡単に利益を伸ばす投資手法の一つです。本当にそれだけで儲かっている人はいるのか、正直疑問で...

https://bitcastle.io/column/post-20161/

bitcastleとは

bitcastleは仮想通貨、FXが取引できる取引業者です。クレジットカード入金によるビットコイン取引や、最大1,000倍のハイレバレッジトレードが楽しめ、直感的に操作しやすいトレード画面は初心者でもすぐに取引できるようになるでしょう。

今ならFX口座の新規口座開設キャンペーン中。通常5,000円の入金ボーナスが、今なら15,000円と3倍ボーナス中なので、始めるなら今がチャンスです。

しかもこの口座開設ボーナスは、なんと入金なしでも受け取れます。試しにFXに挑戦してみたい方やお得にFXを始めたい方に大変おすすめです。

口座開設はスマホですぐに完了します。是非利用してみて下さい。

ストレスなく取引をしたいなら程度性能の高いパソコンを選ぼう

MT5をストレスなく利用するなら、やはり最低限のスペックよりも、もう少し高性能なパソコンが欲しいところです。

具体的には

CPU インテル Core i5、AMD Ryzen5以上
メモリ 8GB以上
ストレージ 500GB以上
OS Windows、MacOS

程度のスペックが望ましいです。

これだけのスペックがあればスキャルピングなどの短期取引を繰り返してもストレスなく動作しますし、複数のインジケーターを組み合わせた負荷のかかるテクニカル分析も難なくこなせます。

一瞬のチャンスを狙って取引をするデイトレーダーや、頻繁にテクニカル分析を繰り返すトレーダーにとって、軽快な取引動作は最重要項目です。

これからガンガンFXで取引していこうと思っている方なら、このレベルのパソコンの基準に選ぶ事をおすすめします。

自動売買をするならハイスペックパソコンがおすすめ

手動取引ではなく、システムを利用した自動売買や、コピートレードを行う予定の方は、パソコンの負荷が大きくなるのでハイスペックパソコンがおすすめです。

最低限必要なスペックとしては

CPU インテル Core i7、AMD Ryzen7以上
メモリ 16GB以上
ストレージ 1TB以上
OS Windows、MacOS

上記のようなレベルのパソコンが望ましいでしょう。

このレベルのパソコンになると本体価格もかなり高価です。できるだけコストを抑えるならデスクトップパソコンを選ぶといいでしょう。

【まとめ】FX用のパソコンを選ぶときはスペックを基準に選ぼう

FXをするためだけのパソコンを選ぶなら、OSやメーカーは一切関係ありません。重要なのはCPU、ストレージ、メモリのスペックが足りているかどうかです。

自身が取引する予定のプラットフォームの仕様から必要最低限のスペックをチェック。サクサク動かしたいなら、それよりも全体的にワンランク上のグレードを選んでおけばまず間違いないでしょう。

あなたにピッタリのパソコンを見つけてみて下さいね。

執筆者 西村大樹

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする