FX指標カレンダー【1月第3週】経済指標とトレード戦略

FX指標カレンダー【1月第3週】経済指標とトレード戦略

本記事では、1月第3週に予定されている経済指標や要人発言に注目し、トレーダーが市場動向を正しく読み取るための手助けを提供します。

具体的には、経済指標の発表や重要人物の発言が、為替市場にどのような影響を与えるのか解説していきます。

FX指標:1月第3週の主な経済イベントと市場テーマ

1月第3週は、米国を中心にインフレ・消費関連指標が相次ぎ、金利動向と為替市場の方向性を探る週となります。

そのため、年初相場の流動性が徐々に戻る中、指標結果がそのまま相場のトレンド形成につながりやすい点が特徴です。

そして、米国の物価・消費動向を軸に、ドル相場の反応を確認していく一週間となります。

日付 時間 主なイベント内容 前回 予想 結果 注目度
1月12日(月) 🇯🇵休場(成人の日)
1月13日(火)
22:30 🇺🇸消費者物価指数(CPI) 2.7% ★★★★
24:00 🇺🇸新築住宅販売件数 71.4万件 ★★★
1月14日(水) 22:30 🇺🇸卸売物価指数(PPI) 0.3% ★★★
22:30 🇺🇸小売売上高 0.0% 0.4% ★★★
1月15日(木) 16:00 🇬🇧11月月次GDP -0.1% ★★★
1月16日(金) 23:15 🇺🇸鉱工業生産 0.2% ★★★

FX指標:1月12日(月)の主要経済指標

はじめに、週明け月曜日の主要経済指標を確認していきます。

日本市場休場(成人の日)

概要:日本は祝日(成人の日)のため、東京株式・債券市場は休場となります。

市場反応

  • 東京時間は流動性が低下しやすく、値動きは限定的

  • 海外要因次第で、突発的な値動きが出る可能性も

今回の注目点:日本勢不在の中で海外市場主導の値動きになりやすく、特にロンドン・NY時間の動きがそのまま相場に反映されやすい一日です。

FX指標:1月13日(火)の主要経済指標

続いて火曜日は、今週の重要指標の一つ「米CPI」が発表されます。

消費者物価指数(CPI)

概要:インフレ動向を示す代表的な指標で、FRBの金融政策判断に直結、とりわけ総合指数に加え、エネルギー・食品を除いたコア指数の動きが重視されます。

市場反応

  • インフレ鈍化・予想下振れ → 利下げ観測強まりドル売り

  • インフレ高止まり・予想上振れ → 金利高を意識したドル買い

今回の注目点:年初相場で参加者が戻りつつある中、CPIの結果がドルの方向感を明確にしやすい局面で、特にサービス価格やコア指数の伸びが市場の焦点となります。

米国新築住宅販売

概要:米国の住宅需要の強弱を示す指標で、とくに金利動向に対する住宅市場の耐久力を測る材料となります。住宅投資や関連消費の先行指標としても注目されます。

市場反応:

  • 住宅販売増加 → 住宅需要の底堅さを意識したドル買い
  • 住宅販売減少 → 金利高の影響を意識した景気減速懸念からドル売り

今回の注目点:インフレ・金利高局面が続く中で、そのため住宅市場がどこまで耐えているかが焦点となり、翌年の米景気見通しを考える材料として注目されます。

FX指標:1月14日(水)の主要経済指標

続いて水曜日は、米国物価・住宅関連の経済指標が発表されます。

卸売物価指数(PPI)

概要:企業間取引段階の物価動向を示す指標で、そのためCPIに先行するインフレ指標として位置づけられます。

市場反応

  • 物価圧力の低下 → インフレ沈静化を意識したドル売り

  • 物価圧力の強さ → 金利高を意識したドル買い

今回の注目点:前日のCPIとの整合性が注目され、このためCPIとPPIがともに弱ければ、利下げ観測が一段と強まりやすくなります。

米国小売売上高

概要:米国の個人消費動向を示す重要指標で、とくにGDPの約7割を占める消費の強弱を直接反映します。

市場反応

  • 消費堅調 → 米景気の底堅さを意識したドル買い

  • 消費減速 → 利下げ観測強まりドル売り

今回の注目点:インフレ指標後だけに、とりわけ物価と消費の関係性が市場の評価軸となります。

FX指標:1月15日(木)の主要経済指標

そして、木曜日は、英国のGDPや米国の重要指標の一つ「小売売上高」が発表されます。

11月月次イギリスGDP

概要:英国経済の実態を示す包括的な指標で、中でも速報値からの修正内容も含めて注目されます。

市場反応

  • 成長鈍化・下振れ → 英景気懸念からポンド売り

  • 底堅い結果 → 景気後退懸念後退でポンド買い

今回の注目点:修正内容次第では、英国経済に対する評価が変わり、ポンド相場に影響を与えやすい指標です。

FX指標:1月16日(金)の主要経済指標

そして、週末は米国の鉱工業生産が発表されます。

米国鉱工業生産

概要:米国の製造業を中心とした鉱工業全体の稼働状況を示す指標で、とりわけ景気の足元の強さを測る材料となります。

市場反応:

  • 生産増加 → 景気の底堅さを意識したドル買い

  • 生産減少 → 景気減速懸念からドル売り

今回の注目点:製造業単体ではなく、同週の消費・住宅指標と組み合わせて、米景気全体の評価が意識されやすい点がポイントです。

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執筆者 西村大樹

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