Nexo(NEXO)とは? 特徴や将来性について解説

Nexo(NEXO)とは? 特徴や将来性について解説

高金利を強みとしている仮想通貨Nexo(NEXO)。

「Nexo(NEXO)ってどんな特徴があるの?」

「Nexo(NEXO)の将来性は期待できるの?」

そんな人に向けて、この記事では仮想通貨Nexo(NEXO)の特徴や将来性を詳しく解説していきます。この記事を読めば、Nexo(NEXO)についての知識が深まり、Nexo(NEXO)を保有するべきか否かの大きな判断材料となるでしょう。
また、チャートを交えた解説もしていきますので、Nexo(NEXO)の購入を迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

仮想通貨取引所ってたくさんあって、比較しないとどれが自分に合うのか、おすすめなのはどこなのか、わかりませんよね。そこで、ビットライフ調査部隊が仮想通貨取引所を徹底比較しました。あなたにおすすめの仮想通貨取引所はこれを見れば丸わかりです。

Nexo(NEXO)とは?

NEXO(NEXO)とは、ブロックチェーンベースのレンディングプラットフォームで、仮想通貨界の銀行のようなシステムをユーザーに提供している会社です。元は「Credissimo」という分散型金融を生業としていた会社が「仮想通貨を専門とした金融サービス」を展開する会社を作りました。

投資・ローン・融資・借入、当時、様々な金融サービスがある中、仮想通貨を用いてそれらのサービスを利用出来るようにと立ち上げられた会社、それがNEXOです。元会社の「Credissimo」が10年以上の経験を持つ会社であることやNEXOの監査を世界四大会計事務所のデロイトが担当している点。また、2017年には、「金融分野の技術革新」と「サービスの質」部門でForbes Business Awardsの受賞していることから、ユーザーの人気が高い会社です。

仮想通貨NEXOは、NEXOのネイティブトークンとして2017年12月に発表、2018年4月に公開されました。仮想通貨を担保とした金融サービスとレンディングプラットフォーム特有の高い利率を売りにしています。
Nexo(NEXO)がどんなものなのか?ざっくりと言ってしまえば、
仮想通貨を用いたローンや貸付をやっている民間会社が発行している通貨です。

レンディングプラットフォームとは?
・仮想通貨の融資を仲介するサービスのこと。

ネイティブトークンとは?
・その会社独自のトークン、ブロックチェーンの堅牢性を保つ為用意される。 

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仮想通貨NEXOの基本情報

仮想通貨名 ネクソ
トークン名 NEXO
公開日 2018/4/29
開発国 スイス
開発チーム Credissimo
発行上限 1,000,000,000 NEXO
発行枚数 560,000,011 NEXO
現在の価格 約252円
時価総額 約147,697,039,957円
市場ランキング 81位

2021年12月18日時点

仮想通貨Nexoはデジタル資産の世界で専門的な金融サービスを行う為に開発された仮想通貨です。2018年4月に「Credissimo」という個人向け貸付を行う金融会社が開発、公開しました。仮想通貨を担保に金融サービスを利用できると話題と成り、200万人以上のユーザーを取得しました。

それに伴い、発行枚数約5億6千万NEXOに上る仮想通貨となり、市場ランキングも年々上がって、2021年12月現在では81位です。

仮想通貨NEXOの特徴

特徴①仮想通貨を担保としてローンが出来る

Nexo(NEXO)の一番の特徴として、仮想通貨を担保としてローンが出来るという点が挙げられます。

これは、仮想通貨を保有しているユーザーが、何かの理由で現金を必要としたとき、保有している仮想通貨を担保として、融資を受けられるというサービスで、現金が欲しいが手持ちの仮想通貨を手放したくないという場合にとても便利です。

Nexoで現金を借りたい場合は、あらかじめNexoで取り決めされている資産比率に応じて借りられます。この比率を超えた額は借られません。

 各通貨の資産比率は以下のとおりです。 

  • ビットコイン 50%
  • イーサリアム 50%
  • リップル 40%
  • Nexo 30%
  • バイナンスコイン 20%
Nexoに関しては、今後上昇する可能性があるとNEXOホームページ内で記載があります。

現在、融資可能な通貨は米ドルとユーロの2通貨です。

今後は人民元、英ポンド、韓国ウォン、日本円にも拡大していくとホワイトペーパーで書かれています。

通常通りに仮想通貨をそのまま現金化すると、その都度税金がかかってしまうので、金銭的にも大きなメリットがあります。

これらの審査が早く、借り入れを24時間以内に行えるのがNexo(NEXO)の強みです。

特徴②レンディングプラットフォームによる高金利

Nexo(NEXO)の売りの一つが、長期保有による高金利があります。
NEXO公式ホームページでは
年間利息が最大20%と記載されており、仮想通貨の担保と合わせ、大きな強みとしています。銀行の定期預金と異なり預け入れた資産はいつでも好きな時に解約し引き出せるのも大きな強みです。

また、NEXO社は、利益の30%をNEXOの保有者に配当金として分配しており、仮想通貨「NEXO」を口座に入れているユーザーには、ローンの金利を優遇したり、貯金の利回りを高めたりとNEXO社のプラットフォームを使い続けてくれるユーザーへのサービスが充実しています。

仮想通貨「NEXO」を長期保有することで、「ベース・シルバー・ゴールド・プラチナ」とレベルが上がっていき、そのレベルに合わせて利率や月額の無料引き出し回数が上がります。また、仮想通貨を担保とした融資を受けている場合、借入金利が下がるという特典もあります。

特徴③高いセキュリティー面

Nexo(NEXO)はハッカー対策として、「BitGo」や「Ledger」という規制当局から認可されている仮想通貨の保管業者と数多く提携しており、それらに管理保管を任せることで、最先端のセキュリティを兼ね備えています。「BitGo」では最大1億ドルまで保護・保証がされており、発行上限も10億Nexoと、現在の発行数約5億6千万Nexoに対して余裕があります。

また、元会社の「Credissimo」が10年以上の経験を持つ会社であることも、人気の理由となっています。

Nexo(NEXO)の現在の推移価格

Nexo(NEXO)は仮想通貨NEXO以外にもビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・バイナンスコイン(BNB)などの主要仮想通貨による金融取引も行っている為、Nexo(NEXO)のチャートも主要通貨による変動の影響が大きくなります。

大幅な下落している2021年5月はビットコイン(BTC)の値崩れ時期と重なる。

Nexo(NEXO)が仮想通貨界の金融業のような立ち位置にいる為、他の仮想通貨が原因による価格の変動がよく見られます。Nexo(NEXO)のチャートを確認すると、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった主要な仮想通貨のチャートに追従する傾向があるようです。

現在の価格動向

12月現在、Nexo(NEXO)の価格は2.11ドル、直近一週間の高値が2.3013ドル、安値が2.1051ドルとおよそ2.3ドルから2.1ドルの間の短期的な下向きのトレンドを形成しています。

チャートを確認すると10月20日を境に2.1ドルのレジスタンスラインを上向きにブレイクしてから、およそ2カ月かけて再び2.1ドルのレジスタンスラインまで下がってきました。
12月に入ってから現在までは、2.1ドルをラインにもみ合いが起きている状態です。

レジスタンスラインとは?

「上値抵抗線」とも呼ばれる、相場が上昇した時に、上げ止まる(その水準よりも上昇しない)と思われるポイント(価格帯)のこと、これをブレイクした時、このラインは「下値抵抗線」相場が下降した時に、下げ止まる(その水準よりも下降しない)と思われるポイント(価格帯)に代わることが多い。

理想的な購入タイミングは?

Nexo(NEXO)の特徴で記載したように、仮想通貨Nexoは高い金利と仮想通貨を担保としたローンを売りとした通貨です。よって、Nexoのユーザーは長期トレンドで資産運用を考えている人が多くなります。なので、確認するチャートは日足や週足で十分です。

(今回はテクニカル分析を用いて日足のチャートで分析していきますが、年単位での保有をお考えの際には、Nexo(NEXO)の公式ホームページからブログのチェックをお勧めします。数年、数十年かけて資産運用するには、ファンダメンタル分析を必ず取り入れましょう。)

・テクニカル分析
 チャートを用いた分析方法、主にデイトレードなどの短い期間での分析に利用される。

ファンダメンタル分析
 経済指標などを用いた分析方法、主に金利による資産運用を目的とする、長期保有での分析の際に利用される。

今回、日足のチャートを用いての分析をした場合、買いのタイミングは上記した2.1ドルのレジスタンスラインを下抜けするか反発するかによって変わってきます。

レジスタントラインを下抜けした場合、10月の安値である1.6ドルまでは様子を見ることをお勧めします。レジスタンスラインを少し下回った所で、仮想通貨を保有するユーザーの損切りが入る可能性がある為です。

レジスタンスラインでの損切りは、おおよそラインから少し下の価格帯で入れるので、下抜けした数日は強力な下降トレンドが形成されることが多いのです。
逆に2.1ドルのレジスタンスラインで反発した場合、これが購入タイミングです。ここで反発すると3.0ドル以上の上昇が見込めます。

次に見えてくる3.4ドルのレジスタントラインの手前で利益を確定するユーザーの売りが入り、今度は3.4ドルのレジスタンスラインを超えられるかどうかになってくるので、よい購入タイミングといえるでしょう。

これは、チャートのテクニカル分析を元にした考え方になります。
レジスタンスラインではラインを超えてすぐに引っ込む、もしくは、
少し反発してからラインを突き抜けるだましと呼ばれる現象もよくおこるので、
ブレイクや反発のタイミングは確実に観測してから反応しましょう。

Nexo(NEXO)の購入方法

仮想通貨NEXOは、Nexo(NEXO)プラットフォーム内のNexo交換または、第三者取引所Huobi GlobalUPEXHooBitrueなどの仮想通貨取引所で購入できます。
また、Nexo(NEXO)プラットフォーム内では『Interest payout in NEXO tokens(NEXOトークンで利息支払い)』を選択することで、金利として発生した利息分をNEXOトークンで受け取れます。

Nexo(NEXO)が購入できる取引所一覧

NEXO公式ホームページ

代表的な第三者取引所

  • Huobi Global
  • UPEX
  • Hoo
  • Bitrue

仮想通貨NEXO購入の流れ

  • STEP.01アカウントの登録
    Nexo(NEXO)にアカウントを登録利用時にはGoogle認証アプリが必要
  • STEP.022段階認証の設定
    Google認証アプリを用いた二段階認証の設定「BitGo」による最大1億ドルまで保護・保証を受けるために必要。
  • STEP.03利息シュミレーション
    「計算機」による得られる利息のシュミレーション。必須ではないがオススメ。これを行うことで年間発生する金利分の計算ができる。
  • STEP.04購入
    NEXOトークン購入ボタンで購入

【まとめ】Nexo(NEXO)は主要な仮想通貨の影響を受けやすいが将来性ある

Nexo(NEXO)はンディングによる高金利高いセキュリティー面や1億ドルの保証という観点から、仮想通貨による資金運用を目的とするユーザーに一定の人気がある通貨です。
また、仮想通貨での金融サービスという利便性の高いサービスを売りにしていることから、Nexo(NEXO)は将来性があると言えます。

ただし、提供しているサービスの性質上、主要な仮想通貨に伴う価値の変動には、十分な注意が必要です。とはいえ、仮想通貨による売買方法が増えてきた現在、いち早く仮想通貨によるローンというサービスに目を付けたNexo(NEXO)は注目すべき通貨の一つではないかと筆者は考えます。

もし、あなたがどの仮想通貨を購入するかお迷いなら、一考する価値のある通貨ではないでしょうか。

執筆者 西村大樹

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