「BakeryToken(BAKE)って仮想通貨なの?」
「BakeryToken(BAKE)やBakerySwapに将来性はある?」
BakeryToken(BAKE)<ベーカリートークン>といえば、DEX(分散型取引所)のBakerySwap(ベーカリースワップ)で使われている仮想通貨(暗号資産)です。
2019年~2020年にDeFi(分散型金融)ブームや食べ物系トークンブームが起こったこともあって、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
この記事では、BakeryTokenの特徴や将来性について解説します。BakerySwapについても説明しているので、DeFiに興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
目次
BakeryToken(BAKE)とは
通貨名 | BakeryToken |
単位 | BAKE |
DEX(分散型取引所) | BakerySwap |
ブロックチェーン | Binance Smart Chain(BEP-20) |
現在の価格 | 約108円 |
時価総額 | 約21,024,870,919円 |
市場ランキング | 307位 |
公式サイト | https://www.bakeryswap.org/#/home |
公式Twitter | https://twitter.com/bakery_swap |
公式Telegramコミュニティ | https://t.me/bakeryswap |
※2022年1月14日時点。
BakeryToken(BAKE)<ベーカリートークン>は、DEX(分散型取引所)のBakerySwap(ベーカリースワップ)で発行・利用される独自トークンです。単位は「BAKE(ベイク)」で、仮想通貨(暗号資産)として扱われています。
BakerySwapは、世界最大の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)から出資を受けた、DeFi系プロジェクトの一つとして有名です。この他にもPancakeSwap(パンケーキスワップ)や、AnySwap(エニースワップ)といったDEXがBinanceの出資を受けています。
なかでもBakerySwapは、AMM(自動マーケットメーカー)形式のDEXとして大きな期待を背負った仮想通貨プロジェクトです。
「Decentralized Finance」の略称。ブロックチェーン技術を利用した金融サービスのこと。仲介者や管理者が不要のうえ、最小限のコストで運営が可能な仕組みとなっている。
「Decentralized EXchange」の略称。特定の管理者を持たず、ユーザーがシークレットキー(秘密鍵)や仮想通貨を管理する仮想通貨取引所のこと。Binanceのような特定の組織や会社が運営する取引所は、CEX(中央集権型取引所)と呼ばれる。
「Automated Market Maker」の略称。CEX(中央集権型取引所)を利用することなく、自分のウォレットから直接取引ができる仕組み。流動性プールに預けられた仮想通貨(トークン)とスピーディに交換・取引ができる。
【関連記事】DeFi(分散型金融)についての詳しい解説はこちら。
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BakeryToken(BAKE)の特徴
BakeryToken(BAKE)<ベーカリートークン>は、DEX(分散型取引所)のBakerySwap(ベーカリースワップ)で発行・利用されるため、それにあわせた機能を備えています。
仮想通貨(暗号資産)としての価値を持ちながら、エコシステムの一部としてプラットフォームを支えるBAKEトークン。BakerySwapでは一体どのように使われているのでしょうか。
ここでは、BakeryToken及び、BakerySwapの主な特徴を3つご紹介します。
特徴① バイナンスのブロックチェーンで手数料が安い
BakerySwap(ベーカリースワップ)は、Binance Smart Chain(BSC)<バイナンススマートチェーン>上に構築されたDEXです。
Binance Smart Chainとは、仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が開発した独自のブロックチェーン。このチェーン上で発行されるトークン「BAKE」は、BSCの規格であるBEP-20に対応しています。
BSCの大きな特徴は、手数料が数十円と安くすむこと。仮想通貨を移動させるときにはどうしても必要になるため、取引回数が多い場合や少額での取引にオススメです。
ちなみにイーサリアムチェーン上に構築されたDEXは、手数料(ガス代)が数千円ほどかかります。利用する際は、充分に注意しましょう。
イーサリアム(ETH)のガス代について、詳しく知りたい方はこちら。
特徴② 通貨ペアを預けて利息をゲット
BakeryToken(BAKE)は、BakerySwap(ベーカリースワップ)でイールドファーミング(流動性マイニング)を行なうことにより、入手することができます。
イールドファーミングとは、DEX内の流動性プールに仮想通貨(トークン)を預けて流動性を提供することで、利息を得ること。これは、AMM(自動マーケットメーカー)を支える重要な仕組みです。
DEXでは特定の通貨ペアを一定期間預けて、高い利率で運用できる点が大きな魅力。一般的には、ボラティリティ(価格変動率)の低いステーブルコインが低リスクとされるので、よく利用されます。
年利300%以上のなどの高い利回りとなっている通貨ペアは基本的にハイリスクハイリターンなので、慣れないうちは控えた方が良いかもしれません。
【関連記事】高APRに注意!魔界DeFiや魔界コインについて解説。
特徴③ BSCを利用したNFTに力を入れている
BakerySwap(ベーカリースワップ)では、NFTマーケットプレイスが備えられているため、Binance Smart Chain(BSC)上でNFT(非代替性のトークン)の発行や販売ができます。また、NFTをゲーミフィケーションに繋げる試みも行なわれているようです。
ただし、BakerySwapでは公式による詳しい解説などを用意しないスタンスのため、操作手順は手探りになってしまうのが難点。それでも、もし使いこなせることができれば、NFT分野で稼げる可能性も広がりそうです。
「Non-Fungible Token」の略称。唯一無二であることが証明されたオリジナルデータであり、且つ誰が所有するものなのか証明されたデジタル資産のこと。
ゲームの要素や仕組みを他の分野で利用すること。日本語では「ゲーム化」と訳されることもある。
【関連記事】NFTについての詳しい解説はこちら。
BakeryToken(BAKE)の現在の推移価格
2020年9月に登場したBakeryToken(BAKE)。特に、BakerySwap(ベーカリースワップ)は、“Binance Smart Chainを利用して構築されたAMM形式のDEX”としては初めての試みです。そのため、当初はとても人気のあるDEXの一つでした。
しかし、現在では同じBSCでAMM形式のDEXであるPancakeSwap(パンケーキスワップ)が圧倒的なシェアを占めています。その理由はポップなデザインによる、見やすさと親しみやすさ。DEXの入門としても、その地位を確立しています。
そのため、長らく価格が下がったままのBakeryToken(BAKE)が、以前のような価格に戻るのは難しいでしょう。
【関連記事】PancakeSwap(パンケーキスワップ)のCAKE(ケーキ)を解説。
BakeryToken(BAKE)の今後と動向
特定のDEX及びそのトークン(仮想通貨)には熱狂的なファンがついていることも多く、特にインフルエンサーによるネット上の発言は影響力が大きいようです。
そういった意味では、ミームコイン(ネタとして生まれたジョーク通貨)のように、価格が急騰するような値動きが期待できるかもしれません。
実際にSNSでは「PancakeSwap(パンケーキスワップ)でCAKE(ケーキ)を焼いてる」「SushiSwap(スシスワップ)でSUSHI(スシ)を握ってる」といったネタが頻繁に飛び交っています。
なかにはDEXのトークンを定期的にプレゼントする人なども現れ、仮想通貨に馴染みのない人にも広く認知されるようになってきました。
今後もしインフルエンサーの発言によってBakerySwap(ベーカリースワップ)の注目度が上がることがあれば、利用者が増えるだけでなく、BakeryToken(BAKE)の価値が上がる可能性も高くなるのではないでしょうか。
【関連記事】犬系ならコレ!ShibaSwap(シバスワップ)のSHIB(シバ)を解説。
BakeryToken(BAKE)の購入方法
BakeryToken(BAKE)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っていません。そのため、海外の仮想通貨取引所やDEX(分散型取引所)などで購入する必要があります。
ただし、取引所によっては日本人向けサービスを停止しているところもあるようです。また、海外取引所は日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクも踏まえたうえで利用しましょう。
- Binance(バイナンス)
- KuCoin(クーコイン)
- Gate.io(ゲート)
- Hotbit(ホットビット)
- Bithumb(ビッサム)
- BakerySwap(ベーカリースワップ)
- Pancakeswap(パンケーキスワップ)
- Anyswap(エニースワップ)
- ApeSwap (エイプスワップ)
海外の仮想通貨取引所でBakeryToken(BAKE)を購入する手順は下記の通りです。
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- STEP.01口座開設
- 日本と海外、それぞれの仮想通貨取引所に口座を開設。
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- STEP.02取引ペア
- 国内取引所でBakeryToken(BAKE)の取引ペアとなっている仮想通貨を購入。
※取引ペアとして一般的なのは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)です。
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- STEP.03海外送金
- 国内取引所から取引ペアの仮想通貨を海外取引所に送金して、BakeryToken(BAKE)を購入。
【関連記事】取引所を選ぶ際は、こちらも参考にしてみてください。
日本語対応の「bitcastle」で海外取引所に慣れよう
海外の仮想通貨取引所を利用することに不安を感じている人は、まず「bitcastle(ビットキャッスル)」に登録してみてはいかがでしょうか。bitcastleは日本語に対応しているので、まずはこちらで海外の取引所の雰囲気に慣れておくのもオススメです。
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【まとめ】仮想通貨BakeryToken(BAKE)の将来性は今後の改善次第
BakeryToken(BAKE)<ベーカリートークン>は、DEXのBakerySwap(ベーカリースワップ)で発行・利用される仮想通貨(暗号資産)です。
DeFi関連銘柄でありながらNFT関連銘柄でもあるため、充分なポテンシャルを秘めているように思われます。
現状はユーザビリティの弱さで競合に差を付けられているので、今後の改善によってはBAKEトークンの価値が大きく上昇する可能性もあるかもしれません。
執筆者 西村大樹