Ultraという仮想通貨をご存じでしょうか?Ultraとはブロックチェーンを利用したゲーム配信プラットフォームを構築している仮想通貨で、ゲーム系仮想通貨のジャンルは現在とても注目度の高いジャンルとなっています。
eスポーツの台頭や、プロゲーマーといった職業が認知され、近年のゲームを取り巻く環境は劇的に進化しています。本記事ではゲーム系仮想通貨であるUltraについて特徴や将来性について詳しく解説し、「Ultraとゲームはどう関わっているのか知りたい」「投資先として将来性はあるの?」といったUltraに関する疑問を解決します。
ぜひ最後まで読んでいってください。
目次
Ultra(UOS)とは
名称 | Ultra |
トークン名称 | UOS |
過去最高値 | 281.56円(2021/11/25) |
過去最安値 | 2.26円(2019/9/30) |
公式ホームページ | https://ultra.io/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/Ultra_io |
Ultraはブロックチェーン上でゲーム配信サービスを提供するエンターテイメントプラットフォームです。主に提供するサービスはゲームの紹介、販売、プレイ環境の提供、実況プレイのライブストリーミング配信などとなっています。
それ以外にもUltra内のコミュニティではプレイヤー同士で会話をしたりゲームコンテストの開催、競技プレイの実施などゲームに関わるすべてのコンテンツを提供し、ブロックチェーンゲームのプラットフォームの規模としては最大のものとなっています。
Ultra(UOS)の特徴
それではUltraの特徴を見ていきましょう。Ultraの注目のポイントは以下の通りです。
- ゲーム配信プラットフォーム
- Ultraに関わる開発者へ大きなリターンを提供する
- デジタル商品の販売が可能
それぞれ詳しく解説していきます。
特徴①ゲーム配信プラットフォーム
Ultraは開発者が作成したゲームを配信するプラットフォームを構築します。ゲーム配信プラットフォームと言われてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。簡単に言えばニンテンドーeショップやGoogle playストアをブロックチェーン上で展開するサービスだと思っていただければ問題ありません。
ゲーム配信をするにあたってUltraは大きなサイズのデータ通信が必須となります。その為、Ultraのブロックチェーン(Ultraネットワーク)では高速スマートコントラクトを実装しています。高速スマートコントラクトのトランザクションスピードは1秒間に数万件という速度を実現し、Ultraネットワークへの参加者が増えたとしても処理の遅延が発生しにくい環境を整えました。
ブロックの処理速度を向上させることが難しいブロックチェーンにおいて、これだけの処理速度を持っている仮想通貨はそれほど多くはないでしょう。この技術によってUltraのゲーム配信プラットフォームだけができるサービスや特徴がいくつもあります。
Ultraの公式ページでは他のゲーム配信プラットフォームとの違いをまとめたデータがありますので一部抜粋して紹介します。
Ultra | The Adyss | Robot Cache | |
独自プロトコル | 〇 | × | × |
ダウンロード途中でのゲームスタート | 〇 | × | × |
独自のゲーム開発 | 〇 | × | × |
独自のゲームアイテム | 〇 | × | 〇 |
広告プラットフォーム | 〇 | × | × |
この表からもUltraのプラットフォームが特別だということが分かります。
【用語補足】
スマートコントラクト:取引を行う際、最初に決めた条件に合致する限り自動で取引処理を行う仕組みのこと
トランザクション:取引などの通信処理全般のこと
特徴②Ultraはゲーム開発者へ大きなリターンを提供する
Ultraではゲーム開発者へのリターンも重要視しています。現在のゲーム市場のシステムは開発者にとって厳しい環境になっています。一般的なゲーム配信サービスを利用した販売手数料は売り上げの30パーセントも発生し、開発コストを考えると開発者の収益はとても低いのが現状です。
Ultraではこういった開発者に不利なシステムを撤廃し、リターンを大きくすることにも力を入れています。
- 効果的なマーケティングツールの提供
- 収益面での優遇
- スピーディな報酬支払
詳しく見ていきましょう。
効果的なマーケティングツールの提供
ゲームを公開販売するにあたって、広告や宣伝といったマーケティングは必須の業務と言えます。従来、開発者は新規ゲームのマーケティングは自分で行うか、業者に外注するなどして広告を出していました。
しかしこれでは広告費がかかるばかりではなく、開発者の業務負担も大きいものになります。Ultraでは開発者の負担を減らすため、開発者用のマーケティングやPRツールを用意し、Ultraネットワークの参加者であれば自由に利用することが出来るようになっています。
収益面での優遇
Ultraではゲーム開発者の正当な報酬が得られる仕組みにも力を入れています。開発者の中にはメーカーから不当な評価をされ、低い報酬で開発を強いられることもありましたがUltraの開発環境ではそのようなことは一切ありません。
Ultraとの revenue share(パートナーシップ契約のひとつ)の報酬は他のサービスに比べて50パーセント以上高い報酬を得ることが可能です。なのでUltraと提携してゲーム開発をするだけで今まで以上の報酬を得ることが出来ますし、マーケティングツールでさらなるユーザーの拡大を目指すことも可能です。
マーケティングに関してUltraでは広告プラットフォームが用意されているので、ゲーム内での広告表示、中古ゲームの販売などを展開することで開発者にはゲーム販売以外の収益も発生します。
スピーディな支払い
ゲームの販売や他社との提携によって発生した報酬は通常30日以内や60日以内など一定期間が経過してから振り込まれてきます。
Ultraでは発生した報酬は即座に支払われるため、開発者は資金繰りに困ることが少なくなります。報酬がスピーディに振り込まれることで開発者はそのお金をすぐに次のゲームの開発資金に回したり、マーケティング費用に利用することが出来るため、開発者たちは質の高いゲームを次々に創り出すことが可能になります。
この様にして開発者たちは報酬面はもちろんサービス面でもUltraから大きなリターンが得られる仕組みになっています。これだけの環境が整っているのであれば必然的に開発者たちはUltraで開発するようになり、配信されるゲームのクオリティ向上にもつながるでしょう。
特徴③デジタル商品の販売が可能
Ultraネットワーク内ではNFTにとどまらず、サービスのサブスクリプションプラン、ユーザーのゲームのライブ動画の配信などあらゆるものがデジタル商品として販売可能になっています。これはUltraの構築するクロスプラットフォームSDKによって実現され、購入したデジタル商品はほとんどのプラットフォームで利用可能になります。
クロスプラットフォームとは
クロスプラットフォームとは異なるプラットフォームで同じ仕様のアプリケーションを動作させるプログラムのことを言います。
例えばアンドロイドOSのスマートフォンとMacOSのアイフォンではアプリケーションを動作させるプラットフォームが異なるので、アプリケーションをダウンロードするときはアンドロイドOS対応かMacOS対応のどちらかを選択してダウンロードする必要がありました。
しかしこのアプリケーションにクロスプラットフォームを対応させると、あらゆるプラットフォームで動作できるようになるので、ダウンロードするアプリケーションの選択が不要になります。
これによるメリットはアプリケーションの開発にプラットフォームの仕様を考慮しなくて良くなる点と、アプリケーションの動作環境が広がり拡張性能が向上する点の2つがあります。
ゲームに関する仮想通貨の記事はこちら
Ultra(UOS)の現在の推移価格
チャートはUOS/米ドルの日足チャートです。
2022年11月13日の価格は1.33ドルほど、直近最高値は2021年11月30日の2.38ドル、安値は2021年5月24日の0.181ドルを最後に更新していません。大きな目線でチャートを見ると0.181ドルから順調な上昇トレンドを形成し2.38ドルから押し目を付けている形になっています。
1.118ドル付近に少しサポートラインが確認できるので、現在の価格がこのトレンドの底値圏ではないかと推測ができます。このことから長期投資目線の戦略なら損切を浅くした買いポジションを大きめに入れるか、0.5ドルが今回の上昇トレンドの起点に位置しているので、ここまでの下落を考慮してポジションサイズを調整した買いエントリーを入れるかのどちらかがいいでしょう。
具体的な戦略
では具体的な戦略を考えるために注目の価格帯をピックアップしていきましょう。
- 上昇トレンド継続ならこのまま1.3ドルを下回らず上昇する可能性が高い
- 短期的な上昇はあるものの2ドルを抜けなければ下降トレンドの始まり示唆
- 2.38ドルをピークに強い下降トレンドのラインが確認できるので短期的には売り基調
投資戦略を考えるなら上記のポイントは押さえておくといいでしょう。長期戦略は先ほど触れたので割愛しますが、短期では売りポジションが優勢とみています。2ドルと1.5ドルに上ヒゲが頻発していることから一定の売り圧力がこのあたりの価格帯にあるのではないかと推測できます。
今後価格が一時的に上昇してもここを超えられないのであれば売り圧力による下落が早そうなので急上昇後の1.5ドルもしくは2ドルタッチで短期の売りというのも戦略としては十分に機能しそうです。
値動きが活発な仮想通貨は「bitcastle」での取引がおすすめ
仮想通貨取引所「bitcastle」は最も安く、最も早く、最も安全な仮想通貨取引所です。
価格の値動きを予想するバイナリーオプション、Lightning Spreadは最短で5秒で結果が分かる超高速バイナリーオプションです。瞬間のタイミングを狙ってエントリーするだけで高効率で資金が増えていきます。Ultraのように活発な値動きがある仮想通貨はバイナリーオプションとの相性が抜群です。
まだUltraの取り扱はありませんが今後取り扱いが始まる可能性は十分あります。
今なら仮想通貨が最大$50プレゼントキャンペーン中!
Ultra(UOS)の今後と動向
Ultraの今後はどうなっていくのでしょうか、Ultraと結びつきの強いゲーム業界の今後から予測してみましょう。現在海外のPCゲームはSteamと呼ばれるサービスによってダウンロード販売されています。以下のグラフを見てください。
引用:Ultraのホワイトペーパー
デジタル(ダウンロード版)のゲームの売り上げが右肩上がりになっているのが分かります。これだけの売り手市場にブロックチェーン技術を持ち込んだUltraの今後の成長性は無限大の可能性を秘めているのではないかと考えられます。
ゲーム系の仮想通貨は現在ものすごい速さで新しいものが開発されており、NFTとの相性もいいことから今後最も成長する仮想通貨のジャンルの一つになっています。
ゲーム配信をメインに行うUltraは将来的にはPCゲームをプレイする際にはなくてはならないプラットフォームになるかもしれません。今後はどのようなサービスを展開していくのか要注目です。
NFTに関する記事はこちら
Ultra(UOS)の購入方法
Ultraは現在国内の仮想通貨取引所では取り扱っておりません。
購入できる海外の仮想通貨取引所は以下の通りです
- COINEX
- KUCOIN
- BITFINEX
これらの取引所でも購入可能なのですがUltraのプラットフォーム内で直接購入することもできます。
簡単な購入の流れは
- Ultraをダウンロード、アカウント作成
- プラットフォーム内のウォレットにアクセス
- UOSコインの購入をクリック
- ドロップダウンメニューからUOSを選択
- 購入したいUOSの金額とウォレットのアドレスを入力
- 購入実行
たったこれだけです。購入画面はシンプレックスと呼ばれるプラットフォームを使用しているので外部ページに見えますが間違いなくUOSを購入できるので安心して利用できます。
【まとめ】Ultraはゲーム市場に革命を起こすかもしれない
仮想通貨Ultraについて紹介しましたUltraについてもう一度振り返ると
- ゲーム配信プラットフォームを提供する
- ゲーム開発者にも配慮したプラットフォーム
- ダウンロードゲームはとても売れている
簡単にまとめるとこのようになります。 既にUltraを利用したゲームのダウンロード件数はかなりの本数になります、今後も利用の増加が見込まれますし、Ultraネットワーク内のコミュニティもアップデートが進んでいくでしょう。 いまはまだ全サービス公開の段階ではありませんが、順調に開発が進めばUltraのプラットフォームにメタバースが誕生する日も近いかもしれません。
ゲームが好きな方は投資目的としてではなく純粋にその仮想通貨を楽しむためにUltraを購入してみる選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
執筆者 西村大樹