「仮想通貨Reef(REEF)は今後どうなっていくの?」
「仮想通貨Reef(REEF)の基本的な情報を簡潔に教えて欲しい」
「仮想通貨Reef(REEF)を買っても損はしない?」
といった悩みをお抱えの方は多数いらっしゃるのではないでしょうか。本記事ではそういった方達の参考になるよう、Reef(REEF)について解説いたします。
基本情報はもちろん、特徴や将来性などを簡潔に解説いたしますので、Reef(REEF)に興味がある方や購入を検討されている方はぜひ最後まで目を通していってください。
目次
Reef(REEF)とは
通貨名称 | Reef(リーフ) |
シンボル | REEF |
公開日 | 2020年12月29日 |
最大供給量 | 20,000,000,000枚 |
公式サイト | https://reef.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/ReefDeFi |
Telegramコミュニティ | https://t.me/reefdefi |
Reef(REEF)は、多種多様なDeFi(分散型金融)アプリケーションを一か所にまとめ、DeFiへのユーザアクセスを容易にするために開発されたプラットフォームです。
そのため、Reefを利用することにより、一つのプラットフォームで様々な資産を購入できる他、トレード・ステーク・ローン・借り入れと言ったことも可能となります。
こうしたプラットフォームを開発するに至ったのは、DeFiがブームになったことが大きな要因です。
実際2021年にはブームの影響によって様々な種類のDeFiアプリケーションが誕生しました。
それによってアプリケーション同士の競争が激化し、とても質の高いアプリケーションが次々に発表されるという業界が発展する上で必要な良い流れを生み出しましたが、同時に問題も発生しています。
その問題が、DeFiアプリケーションを利用するためには専用のソフトウェアをインストールしなければならないことです。また、それに影響して、複数のDeFiアプリケーションを利用すると、多数の専用ソフトが必要になってしまうのもまた問題視されています。
こうした問題を解決するため、複数のDeFiアプリケーションにアクセスできる1つのインタフェースの開発・運用をReefは行っております。
Reef(REEF)の特徴
Reefは異なるチェーンをつなぐことが出来るPolkadotをベースにしたエコシステムを開発しています。そして、セキュリティモデルを共有することによって、DeFiプロトコル間のクロスチェーン統合を可能にしている仮想通貨です。
その結果何が出来るかというと、個人投資家の参入障壁を下げることが出来ます。それにより、DeFiに簡単にアクセスできるようになると同時に、ユーザーのリスクレベルに基づいた意思決定プロセスを強化できます。
そんな特徴のあるReefの性能や魅力をより多くの方に知っていただき、購入の際に参考と出来るよう、この項目ではReefの大きな特徴を三つほど解説いたします。
特徴①polkadot上で構築されたプラットフォーム
一つ目の特徴はpolkadot上でプラットフォームを構築している点です。
現在発表されているDeFiプロジェクトの多くはEthereumネットワーク上で構築・実行されています。
EthereumにはEthereumのメリットがあるのですが、それと同時にいくつかの問題点もあります。そのため、Reefはスピードと取引コスト面を重視し、ユーザーベースにより利益をもたらす方法を考えた結果、Ethereumではなくpolkadotを選択しました。
何故なら、polkadotにはEthereumネットワークで常識となりつつある手数料の高騰や、取引時間の超過といったスケーラビリティ問題を回避できるからです。
Ethereumはこの問題を解決するためEthereum2.0を開発していますが、Ethereum2.0開発され、問題なく展開するにはまだ時間がかかると予想されます。
そのため、Reefはpolkadot技術を利用して、高騰する手数料や過剰な取引時間の問題を解決する手段を選んだのだと思われます。
また、Reefはpolkadotを利用することでこうした問題を解決するだけではなく、Reefが必要としている相互運用性の向上にも活用しています。その結果、様々なネットワークからサービスや製品を取り込む機能を実現しています。
特徴②高い流動性
Reefの二つ目の特徴として、高い流動性能が挙げられます。
こうした高い流動性はCEXとDEXの両方から得ています。
ちなみに、CEXとはCentralized Exchange(中央集権型の取引所)の略称であり、法人をはじめとする中央組織が管理・運営する取引所のことを指します。
また、DEXはDecentralized Exchange(分散型の取引所)の略称で、管理母体が存在せず、スマートコントラクトと呼ばれるソフトウェアで運用がされている取引所のことを指します。
ReefはこうしたCEXとDEXの両方を活用して流動性を高めています。具体的には、中央集権的な取引所の流動性はブローカーサービスを通じてアクセスが行われ、分散型の取引所の流動性はオンラインのAMMやオーダーブックから得られるようになっています。
さらに、流動性を集約することによって、フロントランニングや市場操作といった問題からReefユーザーを守っています。
またReefはエコシステム内の流動性を集約するため、polkadotアトミックブリッジを使用しています。これには、Binaceをはじめとした世界有数の仮想通貨取引所が含まれています。
これにより、非中央集権的な取引所と中央集権的な取引所が含まれ、ユーザーは快適な流動性にアクセスできるようになります。そして、スリッページやスプレッドを低く抑えることも可能になります。
こうした機能によって、Reefを使った取引は、簡単で多様性があるだけではなく、手ごろな価格で行えるようになります。
特徴③DeFiエコシステム
三つ目の特徴はReefが開発・運用しているDeFiエコシステムの存在です。
Reefは全てのユーザーが快適にアクセスできるプラットフォームを作るため、DeFiのエコシステムの簡素化を使命と掲げ、開発や運用を行っています。
また、初心者の方でも仮想通貨の管理が簡単にできるよう、ReefのプラットフォームにはAI駆動のシステムを搭載している他、様々なリスクレベルに対応できるよう柔軟にカスタマイズが出来るようにもなっています。
それにより、個々のユーザーのポートフォリオに合わせて、設定が出来ます。
また、こうしたエコシステムを利用する際、簡単にエコシステム内の手数料の支払いができるよう、ユーティリティー・トークン「REEF」が存在します。
このトークンはエコシステム内の手数料を支払うのに使用できるのはもちろん、ガバナンストークンとしての機能や、利益の支払いにも使用されています。
こうしてReefのエコシステムの利便性を説明しましたが、もちろんエコシステムの強みは利便性だけではありません。
例えば、Reefは非親告罪のプラットフォームとしても作られているため、ユーザーは自分の秘密鍵へのアクセスを放棄する心配はありません。
他にもPolkadotを使用していることによって、プラットフォーム全体が悪意ある存在からの攻撃から守られています。
その結果、プラットフォームからの盗難による資金の損失の可能性はかなり低くなっていますので、Reefユーザーは安心して利用することが出来ます。
Reef(REEF)の現在の推移価格
ReefはDenko ManCheskiという方によって創設されました。
またReefは開発を促進するために2020年9月にICOを実施し、資金調達を行ったことで、一躍有名になりました。
ICOの結果は、実施後の2020年12月にREEFの取引が出来るようになるなど、取引開始時に訳27倍になりました。こうして十分な資金調達や投資家達への広報にも成功しました。
そんなReefの現在の価格ですが、現在下がり調子です。
ICOに施工し、しかも取引所に上場した時は、順調に価値を高めていたのですが、活発化していた仮想通貨市場が落ち着きを見せると動じに徐々に価格は下がっていきました。
その後一度上がり調子には戻ったのですが、現在は再び下がり調子となっています。
ただ、今後もずっと価格が下がっていくのかと言われると、素直にうなずくことはあまり出来ません。
何故なら今後DeFiアプリケーソンはどんどん誕生していくことが予想され、それに伴いReefの需要は増していく可能性があるからです。
そのため、再び価格が高騰していく未来もあるかもしれません。
Reef(REEF)の今後と動向
次にReefの今後や将来性について解説いたします。
まず結論から言うと「長期的に見れば将来性は十分にある」です。
というのも、Reefにはいくつか将来性を語る上でプラス評価となるポイントがいくつかあるからです。この項目では、そのプラス評価となるポイントをいくつか解説していきます。
まず一つ目のポイントが、「Steamとの提携」です。
Reefは2021年4月にてゲーム通信販売大手であるSteamと提携するプロジェクトの発表をしています。具体的な情報こそあまりないですが、発表した以上提携の話は確実です。
もしこの提携が途中で失敗することなく提携完了が発表された場合、Steam内で使用できるNFTの役割をReefが担うことになり、Reefの価格は大幅に上昇することになるでしょう。
二つ目のポイントは、「DeFiの発展がそのままReefの需要に繋がる」点です。
DeFiには様々なメリットがあるため、今後発展して行くであろうと多くの人から予想されています。実際、最近ではDeFiは多数開発され、どんどん新しい存在が生み出されています。
そんな将来性が高いDeFiが発展すれば、DeFiアプリケーションをまとめ、アクセスを簡単にするプラットフォームであるReefの需要もまた増していく可能性が高いです。
そして最後のポイントですが、創設者であるDenko Mancheskiという存在です。
彼は、以前はブロックチェーンイノベーションのための暗号通貨インキュベーターであるAdelの最高技術責任者として働いていた実績がある他、先見の明があるなど、有望な人物として多くの人から高く評価されています。
こうしたポイントから、現在は価格が下がり調子ですが、また価格が高騰するだけの下地はあると判断し、将来性はあるという結論に至りました。
Reef(REEF)の購入方法
Reef(REEF)の購入方法ですが、残念なことに日本国内の取引所で扱っている場所は現状存在しません。
そのため、ちょっと面倒ですが、購入する際は海外にある仮想通貨取引所を利用する必要があります。
取り扱っている取引所は、世界でもトップクラスの規模を誇る取引所のBINANCEをはじめ、Gate.ioやHoubi Globalなどがあります。
もし取引所選びに悩んでいるのでしたら、BINANCEを利用することをお勧めします。
BINANCEは世界一位の取引量があり、サポートも充実している取引所ですので、スムーズに売買が行えるのが特徴です。
また、デフォルトで日本語に対応している他、サポートは即レス即対応かつ日本語で返信をしてくれます。そのため、海外の取引所を使い慣れていない方も安心して取引が行えます。
Reef(REEF)のまとめ
今回はReef(REEF)について知っていただけるよう、基本的な情報から将来性まで幅広く解説いたしました。
そんな本記事の内容を簡潔にまとめると、
- ReefはDeFiアプリケーションをまとめ、アクセスしやすくするためのプラットフォーム
- Ethereumではなくpolkadot上で構築されている
- 高い流動性を有している
- 初心者の方でも仮想通貨の管理が簡単に行えるDeFiエコシステム
- Steemとの提携を行っている
となります。
こうした要点から「現在価格は下がり調子だが、長期的に見れば再び価格が高騰する可能性がある仮想通貨」となります。
そのため、今後REEFの価格が上がると読んだ方は、価格が低いうちに買い、高くなった際に売るのが良いかもしれません。
しかし、必ず価格が上昇するというわけではありませんので、あくまで自己判断の上で、無理をしない程度に買うのをおすすめします。
また、少しでも不安を感じて悩んでいる場合は動向に注目する程度でとどめ、価格が上昇する兆候が見えてから購入するといった安全な手段をとるのが良いでしょう。
執筆者 西村大樹