副業が当たり前になりつつある昨今、仮想通貨を稼ぐこともまた、副業の選択肢の1つとして選ばれています。
仮想通貨が値上がりした際に売却することで利益を得られることもあれば、マイニング(仮想通貨が移動する時の決済を許可する計算)の報酬として得られることもあります。
しかしマイニングにはPCの知識も必要になりますし、通貨の売却で利益を得るには分析も必要になります。
ところが中には、ブロックチェーン上のゲームで遊んで仮想通貨を手に入れることができるんです。
しかも、その通貨を日本円に変えることもできます。
様々な仮想通貨を得られるゲームがある中で、今回はPegaxy(ペガクシー)というゲームで稼ぐ方法をご紹介します。
仮想通貨を手に入れたいと思っている人は、ぜひ最後まで見てください。
目次
Pegaxyとは
Pegaxyとは、2021年11月にリリースされたPolygonネットワーク上にあるGameFiです。
「ペガ」というペガサスの子孫である馬を走らせるレーシングゲームで、最高12匹のペガを走らせる中で、上位3位までに入賞するとVigorus(VIS)がもらえます。
Pegaxyの始め方5ステップ
それでは早速、Pegaxyの始め方をお伝えします。
こちらの5つのステップで開始できますので、安心してください。
- 仮想通貨を購入する
- MetaMaskを開設する
- 取引所からMetaMaskに送金する
- 通貨を変換する
- ペガをレンタルもしくは購入する
ステップ①仮想通貨を購入する
ペガを手に入れるために、まずはPolygon(MATIC)を購入する必要があります。
日本国内での取り扱いはないため、下記の2通りの方法で手に入れましょう。
- 国内の仮想通貨取引所でBitcoin(BTC)購入後、海外取引所へ送金してPolygon(MATIC)を購入
- 海外取引所から直接Polygon(MATIC)を購入
Polygon(MATIC)はPolygonネットワークで使える仮想通貨で、主にこちらの取引所で購入可能です。
- Binance(バイナンス)
- Coinbase(コインベース)
- Huobi Global(フォビグローバル)
上記の取引所も全て海外のものですが、ユーザー数も多いので信頼できる取引所です。
中でも、Binance(バイナンス)は日本語対応しているのでおすすめです。
ステップ②MetaMaskを開設する
次に、Pegaxyに対応しているウォレット(仮想通貨の保管場所)であるMetaMaskを開設しましょう。
先ほどもお伝えしましたが、ペガを手に入れるための決済が必要なので、Pegaxyを始めるにはMetaMask(メタマスク)の開設が必要です。
開設ができれば、ネットワークの設定からPolygonネットワークを選択しておきましょう。
ネットワーク | Matic mainnet |
RPC URL | https://rpc-mainnet.maticvigil.com/ |
チェーンID | 137 |
シンボル名 | MATIC |
ブロックエクスプローラーのURL | https://polygonscan.com/ |
ステップ③取引所からMetaMaskに送金する
MetaMaskを開設できれば、購入したPolygon(MATIC)を取引所から送金します。
取引所にはウォレットを登録できる機能がありますので、ウォレットアドレス(銀行の通帳番号のようなもの)を入力して送金を完了させましょう。
少し、反映に時間がかかる場合もあります。
ステップ④通貨を変換する
無事に送金ができれば、次はPolygon(MATIC)をTether(USDT)に変換します。
変換する際には画面が見やすいkyberswapがおすすめです。
kyberswapに移動してウォレットを接続し、変換する通貨を選んで決定をすれば簡単に変換できます。
Tether(USDT)は、1ドル=1USDTになるように固定された仮想通貨です。
そのため、値動きがほとんどないことから決済通貨として広く使われています。
ペガのレンタルや購入には、こちらのTether(USDT)を利用します。
ただし、購入決済の手数料としてPolygon(MATIC)が少し必要になりますので、5~10MATICほどはウォレットに残しておいてください。
ステップ⑤ペガをレンタルもしくは購入する
Tether(USDT)を手に入れることができれば、次はペガをレンタルもしくは購入しましょう。
PEGAXYに行き、「Connect」からMetaMaskを登録します。
その後、レンタルする人は「RENTING」でペガを探し、購入する人は「MARKETPLACE」のボタンを押してペガを探します。
他のNFTレーシングゲームについてはこちら
レンタルと購入の違い
次に、レンタルと購入の違いについてお伝えします。
これから始める人にとって、どちらの方が自分にとって安心して取り組めるのか考えてみてください。
RENTING
レンタルには2種類あります。
- レンタル料を支払う「PAY RENT FEE」
- 無料でレンタルできる代わりにレースで勝った時の利益の数%を支払う「SHARE PROFIT」
どちらのレンタルも、ペガの持ち主(プレイヤー)が貸し出しをしてくれます。
成功報酬型の「SHARE PROFIT」の方が、初心者には人気です。
しかしその分、報酬の半額ほどの価格設定をされていることもあって、稼ぐという観点からみるとあまりお得ではないというメリットがあります。
一方レンタル料のかかる「PAY RENT FEE」は、先払いではあるものの、支払い金額は少ない傾向にあります。
MARKETPLACE
MARKETPLACEは、その名前の通りペガの購入をするところです。
金額は、その時の通貨の価値によって変わります。
また様々な特徴をもったペガがいるので、気に入ったペガをTether(USDT)を使って購入しましょう。
ペガとは?
それでは次に、ペガについてお伝えします。
ペガには下記の項目があり、それらが個体の特徴を表していきます。
- 血統
- レア度
- ステータス
血統
血統には4つの種類があります。
- Zan
- Klin
- Campona
- Hoz
下にいくほど、血統としてのランクは上がります。
ペガは繁殖させることができ、その際に血統も重要なポイントになってきます。
仮に高い血統であるHozとZanを交配させた場合、生まれてくるペガはzanの血統になるようです。
血統のランクは、下の方に合わせられますので上記のようなペガが生まれます。
レア度
こうした、アバターを使うゲームによくある特徴ですが、ペガにもレア度というものが存在します。
- FOUNDING
- LEGENDRAY
- EPIC
- RARE
- PACER
下にいくほどレア度は低くなります。
また、これとは別にClowndペガという最もレア度の高いペガもいます。
このペガは伝説のトークンとも呼ばれています。
1番最初にFOUNDINGペガが販売された時に、既にゲームを始めていた人(A)がPegaxyの紹介システムを通して新たにメンバー(B)を招待し、招待を受けた人(B)が1匹以上のペガを購入することで、招待した人(A)が1つトークンを得られます。
このトークンを5つ得ることで、Clowndペガに進化させるチャンスを得ることができます。
確実に進化させることが保証されていないからこそ、伝説と呼ばれレア度が高いのです。
ステータス
ペガには6つのステータスがあります。
- Speed
- Strength
- Lightning
- Wind
- Water
- Fire
上記の項目がレースにどのような影響があるのかは、具体的には明かされていないようです。
しかし、勝率の高いペガはステータスも高い傾向にあると感じます。
もし購入する際は、勝率を確認してできるだけ勝率の良いペガを購入することがおすすめです。
ペガはNFTトークンですので、アバターを購入するような感覚で購入します。
ステータスを上げるアイテム
ペガが走るトラックには、属性が存在します。
レースに合わせて属性を変えることが望ましいとされており、そのためのアイテムとして「ギア」というものがあります。
- Head Wear
- Knee Wear
- Chest Wear
- Backside Wear
しかし、1つの属性を上げると他の属性が代わりに下がる仕組みになっています。
バランスを考えて使うようにしましょう。
先ほどご紹介した属性(ステータス)を日本語で表すとこちらです。
- 速度
- 強さ
- 火
- 水
- 風
- 光
また、食べ物を使えば7日間限定で属性を強化することができます。
Pegaxyでレースを始める方法
「RACING」のボタンを押して、試合にエントリーします。
最大12匹のペガが揃うまで、マッチング中という表示が出るので待機をします。
レースが始まれば、特に何もすることはありません。
2分ほどで結果がでますので待ちましょう。
入賞順位によってこちらの報酬がもらえます。
- 1位 100VIS
- 2位 55VIS
- 3位 25VIS
- 4位以下 0VIS
VISの価格レートによって稼ぐ額も変わるのですが、2022年2月16日時点では1VIS=20円です。
そのため、1回のレースで2,000円ほど稼ぐことができます。
Pegaxyのレース以外でお金を稼ぐ方法
それでは次に、レース以外で稼ぐ方法についてお伝えします。
稼ぐ方法は2つあります。
- スカラーシップ制度を利用してペガを貸し出す
- ブリーダーになってペガを販売する
先ほど、ゲームを始めるためにペガをレンタルしたり購入することが必要だとお伝えしました。
レース以外に稼ぐ方法はペガをレンタルに出す、もしくは販売する方になることです。
そのためのシステムについて、ご紹介します。
スカラーシップ制度
スカラーシップ制度とは、自分のペガを一時的に貸し出すことができる制度です。
貸し出した見返りとして、報酬を受け取ることができます。
報酬額は自分で設定でき、自動で貸し出しできるので大きな手間もかかりません。
ブリーダー
簡単に言えば、ペガを繁殖させてペガを売ることです。
ただし1匹のペガからは7匹までしか子供が生まれません。
初期投資として雌雄1匹ずつのペガと、繁殖手数料のようなものがかかります。
品種数 | 品種番号 | VISコスト | PGXコスト |
(0/7) | 1 | 2000vis | 30 |
(1/7) | 2 | 4000vis | 30 |
(2/7) | 3 | 6000vis | 30 |
(3/7) | 4 | 10000vis | 30 |
(4/7) | 5 | 16000vis | 30 |
(5/7) | 6 | 26000vis | 30 |
(6/7) | 7 | 42000vis | 30 |
例えば、ブリード回数が3回の雌と0回の雄が新たに交配するには10000VIS+2000VIS+30PGXかかります。
また交配後は、一定時間の休憩が必要になります。
- Hozは24時間
- Camponaは48時間
- Klineは72時間
- Zanは96時間
血統によって時間は違ってきますが、どのペガも連続して繁殖することができません。
また、生まれたてのペガがさらに繁殖できるようになるには、どの血統であっても96時間が必要です。
コストはかかりますが、1匹だけレンタルに出すよりも、何匹も同時にレンタルや販売をしてお金を稼ぐことができるので、コスト以上の見返りを狙うこともできます。
ただ、売却時には3%の手数料を運営に支払わなくてはいけないので注意してください。
有名なNFTゲームSorareについてはこちら
まとめ
Pegaxyはペガという馬をレースに出場させて、最大12匹の中で上位3位に入ることができれば報酬としてVISを受け取ることができます。
レースへの参加は無料ですが、ペガのレンタルや購入にはペガ代と決済にかかる仮想通貨が必要になります。
Pegaxyで稼ぐ方法として、レースの報酬の他にもペガのレンタルや、ペガを繁殖させて販売する方法があります。
レース自体は何も操作が必要ないので、ペガの購入とレースへの出場ができればあとは結果が出るまで待機します。
近々、3D版のリリースを予定するなど、まだまだ盛り上がりを見せているゲームですので、興味のある方はぜひ体験してみてください。
執筆者 西村大樹