FX指標カレンダー【8月第2週】経済指標・発言とトレード戦略

FX指標カレンダー【8月第2週】経済指標・発言とトレード戦略

FXで指標や発言などの経済イベントは、トレードにおいて重要な情報源となります。

そこで本記事では、8月第2週に予定されている経済指標や要人発言に注目し、

トレーダーが市場動向を正しく読み取るための手助けを提供します。

具体的には、経済指標の発表や重要人物の発言が、為替市場にどのような影響を与えるのか、

さらに、それがトレード戦略にどのような示唆を与えるのかを分析していきます。

8月第2週の全体像と戦略視点

8月第2週は、週の前半に

  • 米CPI
  • オーストラリアの政策金利
  • ユーロ圏GDPなど

グローバルに重要なイベントが集中しています。

さらに後半には

  • 米PPI
  • 日本GDP速報値
  • 小売売上高
  • ミシガン大学消費者信頼感指数

といった「景気とインフレをつなぐデータ」が並び、為替市場は再び神経質な展開となる可能性が高まります。

特に注目したいのは、米CPIとPPIです。

結果次第で「FRBの利下げ時期」に関するマーケットの思惑が動く点で、前週の雇用統計などと組み合わせて全体のストーリーを再構築する流れが見られやすいです。

夏枯れ相場の中でも、突発的な値動きが起きる材料が多く、イベント時の瞬間的な反応だけでなく、発表後にどう解釈されるかという“地合いの流れ”にも注意が必要な週になりそうです。

【FX週間カレンダー】主要イベントと経済指標・発言一覧

日付 時間 主なイベント内容 注目度
8月11日(月) 🇯🇵 山の日(祝日):東京市場休場 ★★
8月12日(火) 13:30 🇦🇺 豪準備銀行政策金利発表 ★★★
21:30 🇺🇸 CPI(米消費者物価指数) ★★★★★
8月13日(水) 15:00 🇩🇪 CPI(独消費者物価指数) ★★
18:00 🇪🇺ユーロ圏GDP ★★★
20:00 🇺🇸 MBA住宅ローン申請件数 ★★
8月14日(木) 21:30 🇺🇸 PPI(卸売物価指数) ★★★★
21:30 🇺🇸 新規失業保険申請件数 ★★★
8月15日(金) 08:50 🇯🇵 GDP速報値(4-6月期) ★★★
21:30 🇺🇸 小売売上高 ★★★★★
21:30 🇺🇸 NY連銀製造業景気指数 ★★★
23:00 🇺🇸 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報) ★★★★

【FX指標|8月11日(月)】山の日で東京市場は休場

8月11日(月)は、日本の祝日「山の日」にあたり、東京市場は休場となります。

アジア時間は流動性が通常より低下する可能性があり、大きなポジション調整などが入ると、値動きが普段より過敏に反応する場面もあるかもしれません。

一方で、世界的には目立った経済指標の予定はなく、全体的に様子見ムードが漂いやすい1日になりそうです。

トレードをお休みするのも選択肢のひとつです。

【FX指標|8月12日(火)】米CPI/RBA政策金利に注目

8月12日(火)は、アメリカの消費者物価指数(CPI)と、オーストラリア準備銀行(RBA)の政策金利発表という、為替相場にとって非常に重要なイベントが同日に控えています。

まずCPIですが、FRBがインフレ動向を見る上で最も注視している指標の一つであり、特にコアCPIの前年比・前月比の変化に注目が集まります。

インフレの鈍化が確認されれば「利下げ接近」の見方が強まりドル売り、逆に予想を上回る上昇があればドル買いの反応が出るでしょう。

一方、RBA政策金利はオセアニア通貨に直結し、サプライズがあれば豪ドル(AUD)を中心としたクロス通貨の値動きが激しくなる可能性があります。

豪州の利上げ停止観測と米国のインフレ懸念が交錯する場面となり、トレードチャンスも多い日です。

【FX指標|8月13日(水)】ユーロ圏GDP/ドイツCPI速報/MBA住宅ローン申請件数

13日(水)は欧州とアメリカの経済指標が複数発表されるため、ドルとユーロの動きが注目される一日です。

特にユーロ圏GDP速報値は、域内経済の度合いを確認する上で非常に重要で、仮にマイナス成長となればユーロ圏の景気後退懸念が再燃する可能性があります。

さらに、ドイツのCPI速報値も同日に控えており、ユーロに対するインフレ圧力がどの程度続いているかが注目されます。

一方で、米国のMBA住宅ローン申請件数も発表予定であり、住宅市場の冷え込み具合をチェックする材料としてトレーダーが意識しています。

大きなサプライズがなければ限定的な値動きにとどまるかもしれませんが、複数の材料が重なるため、相場の地合いが急変する可能性も念頭に置いておきたいところです。

【FX指標|8月14日(木)】新規失業保険申請件数/米PPI(卸売物価指数)発表

14日(木)は、アメリカの新規失業保険申請件数PPI(卸売物価指数)が市場の注目を集めます。

まず新規失業保険申請件数は、労働市場の「今の熱量」を測るリアルタイムの指標であり、週次で発表されるデータとしては珍しくマーケットインパクトのある存在です。

ここで申請件数が増加していれば雇用減速の兆しとされ、ドル売りにつながることがあります。

またPPIはCPIの“先行指標”として扱われるケースが多く、特にコアPPIの動向が注目されます。

PPIが強ければ、企業側のコスト増=消費者への価格転嫁が意識され、インフレ継続の思惑が強まることになります。

つまり、この日は「労働とインフレ」の二軸でFRBの次の一手を占う材料が揃っており、短期的な値動きが出やすいタイミングです。

【FX指標|8月15日(金)】日本GDP速報/小売売上高・NY連銀指数・ミシガン大学指数

週末の金曜日は、日米で重要な指標が連続して発表されるため、週を通して最もボラティリティが高まる可能性がある1日です。

まず朝方には日本のGDP速報が発表され、国内経済を確認するポイントとなります。

特に外需・内需の構成比や、個人消費の伸びなどが円相場に影響を与える材料となる可能性があります。

夜には米国の小売売上高が控えており、これはアメリカ経済の“実需”を測る極めて重要な指標です。

加えて、

  • NY連銀製造業景況指数
  • ミシガン大学消費者信頼感指数

といった“心理・先行系”のデータも発表されるため、短期トレードにおいてはイベントドリブンな値動きが活発になるかもしれません。

週末のポジション調整も重なることで、相場が上下に振れやすい1日になりそうです。

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執筆者 西村大樹

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